テレビ東京に抗議を!メディアは中国製「中国地図」を使用するな(付:番組動画)
2009/02/04/Wed
テレビ東京系の番組「よろセン!」のなかで、「モーニング娘。」のメンバーで中国出身のリンリンさんが広げる中華人民共和国地図が問題となっている。

メールマガジン「台湾の声」は二月四日、台湾人留学生が同局と番組の制作会社株式会社エス・エス・エムに宛てた次の抗議文を配信した。
理由並びにテレビ東京への抗議文:
貴局で平成21年1月30日夜25時53分(1月31午前1時53分)に放送された番組「よろセン!」 において、「中国最新情報」を紹介する際に、「台湾を含む中華人民共和国地図」を何回も映られていた。あの地図の周りの日本列島、朝鮮半島など土地に白地図の形で表示されているが、台湾と中華人民共和国の国土のみ色が塗っている。また、地図のタイトル文字も中国語で「中華人民共和国地図」と書いているので、明らかにその地図は「台湾を含む中華人民共和国地図」である。つまり、当該番組は「台湾は中華人民共和国の領土の一部」と認めている。
しかし、中華人民共和国は台湾を実際に領有していない。日本政府も台湾を中華人民共和国の領土とは認めておらず、この放送内容は明らかに事実と日本政府の政策と反している。また、当該番組の趣旨とは「教育者として、立ち上がる」である。教育者とは、正しい情報を教育受ける者へ伝う者である。これに対し て、視聴者に誤った情報を伝わることとは、番組の精神と反している。
そして、「台湾は中華人民共和国の領土の一部」との誤った情報によって、台湾人は中国国民と誤解されている。そのため、在日台湾人の日常生活、学校や職場などさまざまな不便と障害が発生している。この台湾人に誤解を招きかねない情報を流さないで下さいと請求する。また、「台湾は中華人民共和国の領土の 一部」と言う内容は、台湾国籍の否定することと中国籍の混同に対して、在日台湾人だけではなく、台湾国民の人権や尊厳を蹂躙すること他ならない。
平成20年12月8日に貴局と当該番組の制作会社のホームページで当日放送分の番組内で、平成20年12月4日の放送内容に対して謝罪し、「今後同様の事態 が起きないように注意する」と掲載されていたが、再び誤った情報を流すこと、大変残念でした。また、同じことを2回も発生したのは、貴局と当該番組の制作 会社は番組内容のチェックに対して無責任の態度と感じられる。
よって、貴局と当該番組の制作会社に対し、平成21年1月30日夜25時53分(1月31午前1時53分)に放送された番組「よろセン!」の内容、速やかに訂正と今後の番組内容のチェックは慎重な態度で行うよう強く要請する
平成21年1月31日
台湾を中国と同一色で塗ってその国の領土として表示した地図が、日本の茶の間に延々と映し出され続けたと言うわけだ。これは台湾人にとっては屈辱だろう。何しろ祖国の存在を否定され、自分自身を否定されたようなものだ。逆に中国としては嬉しいはずだ。日本の視聴者に「台湾は中国の一部」と刷り込むことができる。

日本政府は日中共同声明で「台湾は中国の一部」との主張を受け入れてい
ない。なぜならそれは事実捏造した中国の宣伝だからだ
私は三日、「台湾の声」編集部からこの話を聞かされ、テレビ東京に電話することとなった。番組担当者が応対した。留学生からの抗議については承知している様子で、「番組内容を確認の上、折り返し電話をする」と言われた。それから間もなく、テレビ東京ミュージック(テレビ東京の子会社。この番組の制作・著作)から連絡があた。「もう一度話を聞かせて欲しい」と言う。
そこで「あの地図は誤っている。台湾は中国の領土ではない」と伝えると、「市販の地図を使ったもので…」と釈明するので、「テロップを見ればわかるが、あの地図を製作したのは中国地図出版社。中国の政府機関(国土資源部の国家測絵局に属する機関)だ」と話すと、事の深刻さに気付き始めた模様。「わかりました。テレビ東京に伝えます。またご連絡します」と答えた。
ところで二日に英国のケンブリッジ大学で発生した温家宝首相への靴投げ事件だが、実行者は「なぜ大学は独裁者に屈したのか。彼が語る嘘を聞くことはできない」と叫んだそうだが、まさにそれと同じことなのだ。
温家宝首相への靴投げ事件が教えるものとは
政権に有利なようにあらゆる面で事実を捻じ曲げる国の情報を、無批判で伝達すること危険性を、日本のメディアももっと認識しなければならないのである。今回の中国製地図などは明らかに、中国の台湾侵略を正当化するために作られたものなのである。
さてテレビ東京ミュージックとの電話で、「間違った情報を何十万人もの視聴者に伝えた以上、訂正を」と要請すると、相手の声にどことなく困惑の色が…。
実はテレビ東京は二〇〇五年十一月、報道番組「朝は楽しく!」で、世界地図に鳥インフルエンザの感染国を表示した際、未感染国の台湾を感染国である中国と同一色にするとの誤報を行ったことがある。

同一色は明らかな誤報だった
そのときは番組側は抗議を受けて非を認め、「今後は局内で注意を促す」と誓約したが、その数日後、他の報道番組で再度同一色の地図を映した。それに抗議を行うと、「台湾は中国の領土ではないのか」と毒づかれ(韓国人スタッフだった)、「後で連絡する」と言いながら、そのまま有耶無耶にされたことがある。何しろ番組にとって「訂正」は局の面子(利益)に関わる一大事なのだ。
では今回はどうか。四日午前に確認したところ、テレビ東京の審査部は、訂正するかどうかも含めて協議を始めるらしい。
抗議を行った留学生は「一人の力には限りがある。多くの台湾人が力を合わせて欲しい」と呼びかけているそうだが、本来ならこれは日本人がやるべきことだ。
ぜひ電話、メールで抗議を行い、独裁侵略国家が作った地図など、二度と使わないよう、テレビ東京、そしてメディア界全体に訴えよう。このようなアクションの積み重ねが重要なのだ。
テレビ東京に抗議・訂正要求を!
「台湾は中国の領土ではない」と!
視聴者センター 03-5470-7777
意見・要望 https://www3.tv-tokyo.co.jp/enq/subscribe.do?id=00000B5
中国製地図が問題となっている番組動画
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台湾研究フォーラム(台湾研究論壇) 第119回定例会
■講師 古市利雄氏(台湾研究フォーラム事務局長、まどか出版編集部)
■演題 「台湾・チベット・ウイグル・モンゴルから、日本の歩む道を考える」
2008年、チベット騒乱を契機として、中国が推し進めるチベット・ウイグル・モンゴルへの民族弾圧が、国際社会の白日の下にさらされました。台湾では「親中派」の馬英九政権が誕生しました。いまここで、四民族(台湾・チベット・ウイグル・モンゴル)について、日本人は新たに考えなくてはいけないのではないでしょうか。それぞれの国が古来より中国の一部だとする主張について検証し、またそれぞれの国の歴史を簡潔に振り返ることから見えてくる、東アジアの姿について考えたいと思います。
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台湾研究フォーラム事務局長。昭和55年、千葉県生まれ。國學院大學史学科を卒業後、台湾・淡江大学華語班へ語学留学。3月初旬に刊行される、チベット・ウイグル・モンゴル・台湾が、中国から受けた民族弾圧の実態を綴った『中国の狙いは民族絶滅――チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い』(まどか出版)の編集を担当。
【日 時】 平成21年2月14日(土) 午後5時45分~8時
【場 所】 文京シビックセンター 3F会議室
JR「水道橋駅」徒歩10分
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円 一般1000円
【懇親会】 閉会後、会場付近にて。(会費3000円、学生1000円)
【申込み】 2月13日までに下記へ。Eメール taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
【問合せ】 090-4138-6397
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氏名 懇親会 参加 不参加 (○をお付けください)
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メールマガジン「台湾の声」は二月四日、台湾人留学生が同局と番組の制作会社株式会社エス・エス・エムに宛てた次の抗議文を配信した。
理由並びにテレビ東京への抗議文:
貴局で平成21年1月30日夜25時53分(1月31午前1時53分)に放送された番組「よろセン!」 において、「中国最新情報」を紹介する際に、「台湾を含む中華人民共和国地図」を何回も映られていた。あの地図の周りの日本列島、朝鮮半島など土地に白地図の形で表示されているが、台湾と中華人民共和国の国土のみ色が塗っている。また、地図のタイトル文字も中国語で「中華人民共和国地図」と書いているので、明らかにその地図は「台湾を含む中華人民共和国地図」である。つまり、当該番組は「台湾は中華人民共和国の領土の一部」と認めている。
しかし、中華人民共和国は台湾を実際に領有していない。日本政府も台湾を中華人民共和国の領土とは認めておらず、この放送内容は明らかに事実と日本政府の政策と反している。また、当該番組の趣旨とは「教育者として、立ち上がる」である。教育者とは、正しい情報を教育受ける者へ伝う者である。これに対し て、視聴者に誤った情報を伝わることとは、番組の精神と反している。
そして、「台湾は中華人民共和国の領土の一部」との誤った情報によって、台湾人は中国国民と誤解されている。そのため、在日台湾人の日常生活、学校や職場などさまざまな不便と障害が発生している。この台湾人に誤解を招きかねない情報を流さないで下さいと請求する。また、「台湾は中華人民共和国の領土の 一部」と言う内容は、台湾国籍の否定することと中国籍の混同に対して、在日台湾人だけではなく、台湾国民の人権や尊厳を蹂躙すること他ならない。
平成20年12月8日に貴局と当該番組の制作会社のホームページで当日放送分の番組内で、平成20年12月4日の放送内容に対して謝罪し、「今後同様の事態 が起きないように注意する」と掲載されていたが、再び誤った情報を流すこと、大変残念でした。また、同じことを2回も発生したのは、貴局と当該番組の制作 会社は番組内容のチェックに対して無責任の態度と感じられる。
よって、貴局と当該番組の制作会社に対し、平成21年1月30日夜25時53分(1月31午前1時53分)に放送された番組「よろセン!」の内容、速やかに訂正と今後の番組内容のチェックは慎重な態度で行うよう強く要請する
平成21年1月31日
台湾を中国と同一色で塗ってその国の領土として表示した地図が、日本の茶の間に延々と映し出され続けたと言うわけだ。これは台湾人にとっては屈辱だろう。何しろ祖国の存在を否定され、自分自身を否定されたようなものだ。逆に中国としては嬉しいはずだ。日本の視聴者に「台湾は中国の一部」と刷り込むことができる。

日本政府は日中共同声明で「台湾は中国の一部」との主張を受け入れてい
ない。なぜならそれは事実捏造した中国の宣伝だからだ
私は三日、「台湾の声」編集部からこの話を聞かされ、テレビ東京に電話することとなった。番組担当者が応対した。留学生からの抗議については承知している様子で、「番組内容を確認の上、折り返し電話をする」と言われた。それから間もなく、テレビ東京ミュージック(テレビ東京の子会社。この番組の制作・著作)から連絡があた。「もう一度話を聞かせて欲しい」と言う。
そこで「あの地図は誤っている。台湾は中国の領土ではない」と伝えると、「市販の地図を使ったもので…」と釈明するので、「テロップを見ればわかるが、あの地図を製作したのは中国地図出版社。中国の政府機関(国土資源部の国家測絵局に属する機関)だ」と話すと、事の深刻さに気付き始めた模様。「わかりました。テレビ東京に伝えます。またご連絡します」と答えた。
ところで二日に英国のケンブリッジ大学で発生した温家宝首相への靴投げ事件だが、実行者は「なぜ大学は独裁者に屈したのか。彼が語る嘘を聞くことはできない」と叫んだそうだが、まさにそれと同じことなのだ。

温家宝首相への靴投げ事件が教えるものとは
政権に有利なようにあらゆる面で事実を捻じ曲げる国の情報を、無批判で伝達すること危険性を、日本のメディアももっと認識しなければならないのである。今回の中国製地図などは明らかに、中国の台湾侵略を正当化するために作られたものなのである。
さてテレビ東京ミュージックとの電話で、「間違った情報を何十万人もの視聴者に伝えた以上、訂正を」と要請すると、相手の声にどことなく困惑の色が…。
実はテレビ東京は二〇〇五年十一月、報道番組「朝は楽しく!」で、世界地図に鳥インフルエンザの感染国を表示した際、未感染国の台湾を感染国である中国と同一色にするとの誤報を行ったことがある。

同一色は明らかな誤報だった
そのときは番組側は抗議を受けて非を認め、「今後は局内で注意を促す」と誓約したが、その数日後、他の報道番組で再度同一色の地図を映した。それに抗議を行うと、「台湾は中国の領土ではないのか」と毒づかれ(韓国人スタッフだった)、「後で連絡する」と言いながら、そのまま有耶無耶にされたことがある。何しろ番組にとって「訂正」は局の面子(利益)に関わる一大事なのだ。
では今回はどうか。四日午前に確認したところ、テレビ東京の審査部は、訂正するかどうかも含めて協議を始めるらしい。
抗議を行った留学生は「一人の力には限りがある。多くの台湾人が力を合わせて欲しい」と呼びかけているそうだが、本来ならこれは日本人がやるべきことだ。
ぜひ電話、メールで抗議を行い、独裁侵略国家が作った地図など、二度と使わないよう、テレビ東京、そしてメディア界全体に訴えよう。このようなアクションの積み重ねが重要なのだ。
テレビ東京に抗議・訂正要求を!
「台湾は中国の領土ではない」と!
視聴者センター 03-5470-7777
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■講師 古市利雄氏(台湾研究フォーラム事務局長、まどか出版編集部)
■演題 「台湾・チベット・ウイグル・モンゴルから、日本の歩む道を考える」
2008年、チベット騒乱を契機として、中国が推し進めるチベット・ウイグル・モンゴルへの民族弾圧が、国際社会の白日の下にさらされました。台湾では「親中派」の馬英九政権が誕生しました。いまここで、四民族(台湾・チベット・ウイグル・モンゴル)について、日本人は新たに考えなくてはいけないのではないでしょうか。それぞれの国が古来より中国の一部だとする主張について検証し、またそれぞれの国の歴史を簡潔に振り返ることから見えてくる、東アジアの姿について考えたいと思います。
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台湾研究フォーラム事務局長。昭和55年、千葉県生まれ。國學院大學史学科を卒業後、台湾・淡江大学華語班へ語学留学。3月初旬に刊行される、チベット・ウイグル・モンゴル・台湾が、中国から受けた民族弾圧の実態を綴った『中国の狙いは民族絶滅――チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い』(まどか出版)の編集を担当。
【日 時】 平成21年2月14日(土) 午後5時45分~8時
【場 所】 文京シビックセンター 3F会議室
JR「水道橋駅」徒歩10分
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円 一般1000円
【懇親会】 閉会後、会場付近にて。(会費3000円、学生1000円)
【申込み】 2月13日までに下記へ。Eメール taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
【問合せ】 090-4138-6397
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