中国の「麻生=親中論」に見られるヤクザな自信
2008/10/04/Sat
■日本は盾突かないとの確信
麻生首相の誕生を受け、香港紙「文匯報」は九月二十五日、「麻生登場、中日関係は逆転するか」と題する社説を掲げた。つまり右翼政治家と見られる麻生首相によって良好な日中関係は逆転するかどうかを分析するのだが、社説の結論は「すでに逆転できなくなっている」だった。

「右翼」の首相でも中国は楽観視
それによると、「対中友好の福田首相が辞任し、麻生が首相に就任して中日関係はどうなるかに注目が集まるが、すでに両国関係は小泉時代の行き詰まり状態からの脱却に成功している。しかも日米は経済問題で中国の協力を求めており、麻生は対中の理念、態度は福田とは違うが、国益重視と言う右派の立場上、両国関係を硬直させる政治的必要はなくなっている」と言う。
このような楽観的な予測は、他にもよく見られる中国御用メディア「公式論調」のようなもので、日本の資本と技術をどうしても引き込みたい中国の親日政策が反映され、国内の反日世論を抑制するとの思惑もあろうが、おそらく「政冷」の「小泉時代」には戻らないとする日中間の合意への自信の表れでもあるのだろう。
■日本の右派など怖くない
社説によると麻生氏は、何度も公の場で日本の侵略の歴史を美化し、南京大虐殺を否定し、閣僚の身分で靖国神社を参拝し、しかも外相時代には「中国包囲」と見做される「自由と繁栄の弧」構想を打ち出したタカ派の代表的人物と言うから、中国に嫌われるさまざまな要素を持っているわけだが、しかしそれも今や問題ではないらしい。
なぜなら「日本の右派の代表的人物は、首相に就任し、あるいは中国に接触して理解をすると、反中の傾向を修正するという例は歴史上枚挙に暇がない」からだそうだ。
たとえば「何度も靖国神社を参拝した安倍晋三は、首相に就任して十三日目に『氷を砕く旅』と称された中国訪問を行い、両国関係を改善する希望の窓を開いており、従来頑固な反中の立場を貫いてきた東京都知事の石原慎太郎は、北京五輪の開会式に参加した後は、中国人民の偉大さと客へのもてなしを絶賛した」と言う。
■石原都知事すら「中国絶賛」と
石原氏の「中国人民の偉大さを絶賛」と言うのは、「(開会式に)十三億人のすごさを感じた」と言う発言を指すのだろう。発言の真意は知らないが、少なくとも中国が石原氏ですら中国の存在を無視できなくなっている日本側の事情に大きな自信を抱いていることは確かである。

石原訪中に中国側は大満足
かくして社説が導き出す結論は、日中関係が「すでに逆転できなくなっている」となるわけだ。
■「村山談話」の踏襲は今や当然
このように中国人は本当に自信満々に見える。そう言えば麻生氏は首相就任後、「村山談話」を踏襲すると表明したが、中国メディアはあまりそれを取り上げていない様子だ。昨年の福田政権発足のときはまだ、福田首相と麻生外相が「踏襲する」と発言したことを大きく報じていたが、今ではそれは当然のことと言うわけか。何と言っても日中は今、「戦略的互恵関係」にあるのだし。
ところで、自分の利益のためなら恫喝も暴力も辞さないヤクザ体質の中国と、「相手の嫌がることはやらない」をモットーとする臆病な小市民的体質の日本と言う不釣合いの両国間で、「互恵関係」が実現できたのはなぜか。
それは微笑攻勢で日本から利益を吸収したい中国と、それとのトラブルだけを恐れる日本との利害が一致したと言うだけの話で、基本的には日本側の一方的な譲歩の賜物である。それに雄雄しくも「戦略」と付くのは、そうした日中の不平等関係を粉飾するためではないだろうか。
■ヤクザ国家の微笑みにすがる
思い出そう。そもそも「戦略的互恵関係」など、日本側の主権放棄、つまり首相が「小泉時代」のような靖国神社参拝をしないことを前提条件にして成り立つものである。仮に日本の首相が参拝したとしよう。たったそれだけでこの関係はご破算となるだろう。
いかに微笑み攻勢に出ようとも、中国のヤクザ体質は変わらないのである。それよりむしろヤクザが微笑むときほど後が怖い。それに対して小市民は、ヤクザの本質には敢えて目をつぶり、その微笑だけに期待をかけ、やがてヤクザのペースにズルズルと引きずられ、その影響下から抜け出せなくなる運命だ。
■明るく強い靖国参拝があれば
中国が求めるのは「日中互恵」ではなく「中華振興」、つまり日本を含む東アジア全体を自国の影響下に置くことだ。だから日本はそのような国のペースに乗ってはならないはずなのだ。
それを防ぐにはどうすればいいのか。
吸血鬼には十字架を、中国には「靖国」を、である。麻生首相がやるべきは、今月の秋季例大祭、あるいは来年の終戦の日に堂々と参拝し、それを待望する国民を励まし、中国の影響下などに転げ落ちることのない「明るく強い日本」の姿を見せ付けて、大いに中国を牽制、抑制し、大いに困らせてやることではないだろうか。
中国に「小泉時代」の「悪夢」をもう一度!いやむしろそれ以上のものを!

中国に「悪夢」をもう一度! 「政冷」でヤクザ国家と距離をとれ
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麻生首相の誕生を受け、香港紙「文匯報」は九月二十五日、「麻生登場、中日関係は逆転するか」と題する社説を掲げた。つまり右翼政治家と見られる麻生首相によって良好な日中関係は逆転するかどうかを分析するのだが、社説の結論は「すでに逆転できなくなっている」だった。

「右翼」の首相でも中国は楽観視
それによると、「対中友好の福田首相が辞任し、麻生が首相に就任して中日関係はどうなるかに注目が集まるが、すでに両国関係は小泉時代の行き詰まり状態からの脱却に成功している。しかも日米は経済問題で中国の協力を求めており、麻生は対中の理念、態度は福田とは違うが、国益重視と言う右派の立場上、両国関係を硬直させる政治的必要はなくなっている」と言う。
このような楽観的な予測は、他にもよく見られる中国御用メディア「公式論調」のようなもので、日本の資本と技術をどうしても引き込みたい中国の親日政策が反映され、国内の反日世論を抑制するとの思惑もあろうが、おそらく「政冷」の「小泉時代」には戻らないとする日中間の合意への自信の表れでもあるのだろう。
■日本の右派など怖くない
社説によると麻生氏は、何度も公の場で日本の侵略の歴史を美化し、南京大虐殺を否定し、閣僚の身分で靖国神社を参拝し、しかも外相時代には「中国包囲」と見做される「自由と繁栄の弧」構想を打ち出したタカ派の代表的人物と言うから、中国に嫌われるさまざまな要素を持っているわけだが、しかしそれも今や問題ではないらしい。
なぜなら「日本の右派の代表的人物は、首相に就任し、あるいは中国に接触して理解をすると、反中の傾向を修正するという例は歴史上枚挙に暇がない」からだそうだ。
たとえば「何度も靖国神社を参拝した安倍晋三は、首相に就任して十三日目に『氷を砕く旅』と称された中国訪問を行い、両国関係を改善する希望の窓を開いており、従来頑固な反中の立場を貫いてきた東京都知事の石原慎太郎は、北京五輪の開会式に参加した後は、中国人民の偉大さと客へのもてなしを絶賛した」と言う。
■石原都知事すら「中国絶賛」と
石原氏の「中国人民の偉大さを絶賛」と言うのは、「(開会式に)十三億人のすごさを感じた」と言う発言を指すのだろう。発言の真意は知らないが、少なくとも中国が石原氏ですら中国の存在を無視できなくなっている日本側の事情に大きな自信を抱いていることは確かである。

石原訪中に中国側は大満足
かくして社説が導き出す結論は、日中関係が「すでに逆転できなくなっている」となるわけだ。
■「村山談話」の踏襲は今や当然
このように中国人は本当に自信満々に見える。そう言えば麻生氏は首相就任後、「村山談話」を踏襲すると表明したが、中国メディアはあまりそれを取り上げていない様子だ。昨年の福田政権発足のときはまだ、福田首相と麻生外相が「踏襲する」と発言したことを大きく報じていたが、今ではそれは当然のことと言うわけか。何と言っても日中は今、「戦略的互恵関係」にあるのだし。
ところで、自分の利益のためなら恫喝も暴力も辞さないヤクザ体質の中国と、「相手の嫌がることはやらない」をモットーとする臆病な小市民的体質の日本と言う不釣合いの両国間で、「互恵関係」が実現できたのはなぜか。
それは微笑攻勢で日本から利益を吸収したい中国と、それとのトラブルだけを恐れる日本との利害が一致したと言うだけの話で、基本的には日本側の一方的な譲歩の賜物である。それに雄雄しくも「戦略」と付くのは、そうした日中の不平等関係を粉飾するためではないだろうか。
■ヤクザ国家の微笑みにすがる
思い出そう。そもそも「戦略的互恵関係」など、日本側の主権放棄、つまり首相が「小泉時代」のような靖国神社参拝をしないことを前提条件にして成り立つものである。仮に日本の首相が参拝したとしよう。たったそれだけでこの関係はご破算となるだろう。
いかに微笑み攻勢に出ようとも、中国のヤクザ体質は変わらないのである。それよりむしろヤクザが微笑むときほど後が怖い。それに対して小市民は、ヤクザの本質には敢えて目をつぶり、その微笑だけに期待をかけ、やがてヤクザのペースにズルズルと引きずられ、その影響下から抜け出せなくなる運命だ。
■明るく強い靖国参拝があれば
中国が求めるのは「日中互恵」ではなく「中華振興」、つまり日本を含む東アジア全体を自国の影響下に置くことだ。だから日本はそのような国のペースに乗ってはならないはずなのだ。
それを防ぐにはどうすればいいのか。
吸血鬼には十字架を、中国には「靖国」を、である。麻生首相がやるべきは、今月の秋季例大祭、あるいは来年の終戦の日に堂々と参拝し、それを待望する国民を励まし、中国の影響下などに転げ落ちることのない「明るく強い日本」の姿を見せ付けて、大いに中国を牽制、抑制し、大いに困らせてやることではないだろうか。
中国に「小泉時代」の「悪夢」をもう一度!いやむしろそれ以上のものを!

中国に「悪夢」をもう一度! 「政冷」でヤクザ国家と距離をとれ
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