続・台湾で「麻生首相」待望の声―そして親台派・小池氏にも
2008/09/04/Thu
「一夜にして小泉時代に逆戻りするとは言えない」としながらも、「福田の辞職は中国にとっても、そして中日関係にとっても重大な損失だ」と書くのは香港の中国評論新聞(三日、社評)。福田首相の辞任を惜しむ中国人の声を代表するものだ。
そこでは「福田は一年に満たない首相任期中、中日関係を大発展させた」とし、その例として「中日高官による不断の相互訪問」を挙げている。たとえば昨年末の福田氏の訪中、そして今年五月の胡錦濤氏による「暖春の旅」(訪日)を通じ、「中日関係の歴史性ある発展」を実現したのだと言う。そしてもう一つは戦略的日中互恵関係に関する共同声明への署名。
「福田氏が首相でなければ、このような中日関係史上における二つの大事はここまで急速には達成できなかっただろう」とし、「福田時代、それはまさに中日関係の黄金時代。永遠に懐かしむに値する!」と強調するのだが、じっさいには何と言うことではない。
靖国問題での「中国の嫌がることはしない」や、毒餃子事件での「中国は前向き」と言った発言に象徴されるように福田氏が、主従関係とも言うべき中国が望むとおりの両国関係を「発展」させたことを評価しているだけなのであり、日本人にとっては「懐かしむにまったく値しない」ものだ。
一方、次期首相と目される麻生氏に対しては、「麻生太郎と言えば中国には不愉快な記憶がたくさんある。日本で有名なタカ派で、過去には激しい日本右派言論が何度も見られた」と警戒してみせる。
それに対して台湾では、麻生氏の首相就任への期待が高まっている。「麻生は言動に慎みが求められる日本の政界にあっては独特な部類に入る。そして対中国事務ではタカ派と目され、台湾とは親しい関係だ」と言った台湾紙中国時報(九月二日)の麻生観は、この国では一般的だ。
同紙は麻生氏について「二〇〇六年二月、日本人は台湾を殖民地にしていた当時、義務教育を進めると言ういいことをしたと発言。三月には台湾は法治国家だと発言し、『国』と言う言葉を用いるなどで中共を不愉快にさせ、抗議を受けている。また、二〇〇五年十一月には十数億の人口を持つ中共は日本の隣人だが、強大な核兵器を配備し、十七年連続で国防費の二桁成長を遂げており、日本の大脅威だと述べた」と書いているが、これらも台湾では有名な麻生氏の「プロフィール」だ。
さて台湾では、次期首相候補として小池百合子氏の名も浮上し始めると、同氏にも注目が集まりつつある。
小池氏も台湾では台湾支持の政治家として有名だ。彼女が防衛大臣に就任した当時は、歓迎の論調が際立っていた。
自由時報(三日)は「今月下旬に誕生予定の日本の新首相は誰かに関しては目下混沌としている。しかし麻生であれ小池であれ、両者がともに親台派であることは、日本の政界では常識だ」と報じている。
ところで「親台派」と言う言葉だが、中国はよく、独特の意味を込めてこれを用いていているようだ。たとえば日本の政治家を評価する際、「親華派」と「親台派」に二分する。前者は言うまでもなく親中派、つまり中国の言うことを聞きいれる人々で、中国にノーを言うことができるそれ以外の者を「親台派」と呼ぶのである。
それはそうだろう。中国が日本に最も強く求めているのは、「台湾問題は慎重に処理せよ」(中国統一=台湾併呑の邪魔をするな、協力せよ)だ。それに対して、「冗談ではない。それでは日本が危ない」と中国の軍拡を快く思わない人々は、すなわち「親台派」となるわけだ。
かつて「親台派」と言えば、反共の立場から、「中国の正統政権」として中共ではなく国府を支持する政治勢力を指していたが、それがすでに昔の話になっていることを知らない日本人は意外と多い。今では中国の脅威から台湾と言う生命線を防衛するとの戦略思考を持つ良識派が「親台派」となっているとの認識が必要だろう。
そして麻生氏はその良識派に属している。「親台派」と呼んで台湾が期待し、そして中国が警戒しているのだから間違いないのではないだろうか。
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理由は「中国との友好関係への配慮」。
看過するな!中国の影響力はここまで地方自治体に浸透している。
【抗議先】
長崎県国際課・杉光正弘課長
電話 095−895−2087 *電話が好ましい。
ファックス 095−827−2487
メール s00740@pref.nagasaki.lg.jp
金子原二郎長崎県知事:
https://www.pref.nagasaki.jp/koho/goiken/goiken_form.php?nshu=2
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そこでは「福田は一年に満たない首相任期中、中日関係を大発展させた」とし、その例として「中日高官による不断の相互訪問」を挙げている。たとえば昨年末の福田氏の訪中、そして今年五月の胡錦濤氏による「暖春の旅」(訪日)を通じ、「中日関係の歴史性ある発展」を実現したのだと言う。そしてもう一つは戦略的日中互恵関係に関する共同声明への署名。
「福田氏が首相でなければ、このような中日関係史上における二つの大事はここまで急速には達成できなかっただろう」とし、「福田時代、それはまさに中日関係の黄金時代。永遠に懐かしむに値する!」と強調するのだが、じっさいには何と言うことではない。
靖国問題での「中国の嫌がることはしない」や、毒餃子事件での「中国は前向き」と言った発言に象徴されるように福田氏が、主従関係とも言うべき中国が望むとおりの両国関係を「発展」させたことを評価しているだけなのであり、日本人にとっては「懐かしむにまったく値しない」ものだ。
一方、次期首相と目される麻生氏に対しては、「麻生太郎と言えば中国には不愉快な記憶がたくさんある。日本で有名なタカ派で、過去には激しい日本右派言論が何度も見られた」と警戒してみせる。
それに対して台湾では、麻生氏の首相就任への期待が高まっている。「麻生は言動に慎みが求められる日本の政界にあっては独特な部類に入る。そして対中国事務ではタカ派と目され、台湾とは親しい関係だ」と言った台湾紙中国時報(九月二日)の麻生観は、この国では一般的だ。
同紙は麻生氏について「二〇〇六年二月、日本人は台湾を殖民地にしていた当時、義務教育を進めると言ういいことをしたと発言。三月には台湾は法治国家だと発言し、『国』と言う言葉を用いるなどで中共を不愉快にさせ、抗議を受けている。また、二〇〇五年十一月には十数億の人口を持つ中共は日本の隣人だが、強大な核兵器を配備し、十七年連続で国防費の二桁成長を遂げており、日本の大脅威だと述べた」と書いているが、これらも台湾では有名な麻生氏の「プロフィール」だ。
さて台湾では、次期首相候補として小池百合子氏の名も浮上し始めると、同氏にも注目が集まりつつある。
小池氏も台湾では台湾支持の政治家として有名だ。彼女が防衛大臣に就任した当時は、歓迎の論調が際立っていた。
自由時報(三日)は「今月下旬に誕生予定の日本の新首相は誰かに関しては目下混沌としている。しかし麻生であれ小池であれ、両者がともに親台派であることは、日本の政界では常識だ」と報じている。
ところで「親台派」と言う言葉だが、中国はよく、独特の意味を込めてこれを用いていているようだ。たとえば日本の政治家を評価する際、「親華派」と「親台派」に二分する。前者は言うまでもなく親中派、つまり中国の言うことを聞きいれる人々で、中国にノーを言うことができるそれ以外の者を「親台派」と呼ぶのである。
それはそうだろう。中国が日本に最も強く求めているのは、「台湾問題は慎重に処理せよ」(中国統一=台湾併呑の邪魔をするな、協力せよ)だ。それに対して、「冗談ではない。それでは日本が危ない」と中国の軍拡を快く思わない人々は、すなわち「親台派」となるわけだ。
かつて「親台派」と言えば、反共の立場から、「中国の正統政権」として中共ではなく国府を支持する政治勢力を指していたが、それがすでに昔の話になっていることを知らない日本人は意外と多い。今では中国の脅威から台湾と言う生命線を防衛するとの戦略思考を持つ良識派が「親台派」となっているとの認識が必要だろう。
そして麻生氏はその良識派に属している。「親台派」と呼んで台湾が期待し、そして中国が警戒しているのだから間違いないのではないだろうか。
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理由は「中国との友好関係への配慮」。
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【抗議先】
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電話 095−895−2087 *電話が好ましい。
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