北京五輪で媚中派の本質を見極めよう
2008/08/11/Mon
読売新聞社と新華社系週刊誌「瞭望東方週刊」が七月に実施した「日中共同世論調査」では、以下のような結果が出たそうだ。
「現在の日中関係への評価」
日本 良いー36%、悪いー57%
中国 良いー67%、悪いー29%
「互いの国を信頼できるかどうか」
日本 信頼できるー19%、信頼できないー78%
中国 信頼できるー56%、信頼できないー42%
「日中関係は今後どうなると思うか」
日本 良くなるー38%、変わらないー51%、悪くなるー8%
中国 良くなるー75%、変わらないー21%、悪くなるー3%
読売新聞によると、これは「『厳しい視線の日本、楽観的な中国』との構図」であり、「胡錦濤国家主席が5月に来日し、福田首相と『戦略的互恵関係の包括的推進』をうたった共同声明に署名するなど、日中外交には一定の前進が見られるものの、日本の国民レベルの評価は逆に低下したことになる」のだそうだ。
言い方を変えれば、日本の資本と技術を経済成長の支柱とし、また中国のイメージアップのためには日中友好を演じて世界に見せなければならない胡錦濤の中国政府が、高まる日本の反中感情を抑制するために行っている対日宥和の政治宣伝工作が、国内ではある程度は奏功したものの、日本に対しては失敗していると言うことになるだろう。
要するに日本国民が中国の「現実」を直視するようになったと言うことだ。これまでは主に「中国侵略」への贖罪意識から、実質的には日中主従関係を言い表す「日中友好」を金科玉条とし、「中国の嫌がることはあえてしない、言わない」を良しとして、その結果この国の悪しき「現実」から目を背けてきたが、それが変わりつつあるわけで、実に喜ばしい傾向だ。
思えば「中国侵略」も「日中友好」も、根本的には中国の宣伝工作がもたらしてきたもの。だからこうした日本人の変化には、中国の宣伝攻勢を跳ね返し、従来の日中関係のあり方を覆す可能性を見て取ることができるのではないだろうか。
もっともそうした情勢に慌てふためくのが、中国の傀儡と言うべき日本国内の媚中派勢力だ。チベット亡命政府と中国政府の形だけの対話実現を口実に、嬉々として北京五輪の開会式に出席した福田首相もその代表格だが、日本選手団に中国国旗を持て入場させたのも、その手の人間たちなのだろう。

明らかな媚中。中国国旗を手にし、自ら晴れの舞台を台無しにした日本選手団
あのような入場の結果、中国国内では親日感情が高まったそうだが、これで胡錦濤はさぞ喜んだに違いない。聖火リレーに抗議を行い、国際社会にチベット人救援を訴えた日本国民の努力も、これでは空しいものとなりかねない。
香港における北京五輪の馬術競技場では、チベットの旗を掲げようとした現地の女子大生が、大勢の警察官に抑えつけられ、強制退去された。

多数の警官に取り押さえらる香港の女子大生。これが「北京五輪」だ
馬術競技の組織委員会によると、政治的スローガンや人種的憎悪を広めることを禁じたIOCの規則に違反しているからだと言うが、そのような言い分を押し通そうとする中国に疑問を持とう。半世紀にもわたるチベット人への弾圧、虐殺を批判することすら許さないのが「北京五輪」と言うものなのだ。
あの日本選手団の入場の光景に違和感を抱いた国民は少なくないはずだが、あれこそが日中異常関係の象徴であり、中国覇権主義への批判能力を失った無様な日本人の典型的な姿であることを強調したい。
中国は現在、日本への攻撃を想定し、中距離弾道ミサイル「東風3号」の改良型を導入するなどで山東省のミサイル部隊の基地を強化中だと報じられている。これだけを見ても、中国が絶対に「信頼できない国」であることは明らかなのだ。
ところがこのように何も変わらない中国を、日本国民の前で「信頼できる国」に仕立て上げようとするのが媚中派勢力だ。中国と一心同体である彼らの存在にも警戒心を高めよう。
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「現在の日中関係への評価」
日本 良いー36%、悪いー57%
中国 良いー67%、悪いー29%
「互いの国を信頼できるかどうか」
日本 信頼できるー19%、信頼できないー78%
中国 信頼できるー56%、信頼できないー42%
「日中関係は今後どうなると思うか」
日本 良くなるー38%、変わらないー51%、悪くなるー8%
中国 良くなるー75%、変わらないー21%、悪くなるー3%
読売新聞によると、これは「『厳しい視線の日本、楽観的な中国』との構図」であり、「胡錦濤国家主席が5月に来日し、福田首相と『戦略的互恵関係の包括的推進』をうたった共同声明に署名するなど、日中外交には一定の前進が見られるものの、日本の国民レベルの評価は逆に低下したことになる」のだそうだ。
言い方を変えれば、日本の資本と技術を経済成長の支柱とし、また中国のイメージアップのためには日中友好を演じて世界に見せなければならない胡錦濤の中国政府が、高まる日本の反中感情を抑制するために行っている対日宥和の政治宣伝工作が、国内ではある程度は奏功したものの、日本に対しては失敗していると言うことになるだろう。
要するに日本国民が中国の「現実」を直視するようになったと言うことだ。これまでは主に「中国侵略」への贖罪意識から、実質的には日中主従関係を言い表す「日中友好」を金科玉条とし、「中国の嫌がることはあえてしない、言わない」を良しとして、その結果この国の悪しき「現実」から目を背けてきたが、それが変わりつつあるわけで、実に喜ばしい傾向だ。
思えば「中国侵略」も「日中友好」も、根本的には中国の宣伝工作がもたらしてきたもの。だからこうした日本人の変化には、中国の宣伝攻勢を跳ね返し、従来の日中関係のあり方を覆す可能性を見て取ることができるのではないだろうか。
もっともそうした情勢に慌てふためくのが、中国の傀儡と言うべき日本国内の媚中派勢力だ。チベット亡命政府と中国政府の形だけの対話実現を口実に、嬉々として北京五輪の開会式に出席した福田首相もその代表格だが、日本選手団に中国国旗を持て入場させたのも、その手の人間たちなのだろう。

明らかな媚中。中国国旗を手にし、自ら晴れの舞台を台無しにした日本選手団
あのような入場の結果、中国国内では親日感情が高まったそうだが、これで胡錦濤はさぞ喜んだに違いない。聖火リレーに抗議を行い、国際社会にチベット人救援を訴えた日本国民の努力も、これでは空しいものとなりかねない。
香港における北京五輪の馬術競技場では、チベットの旗を掲げようとした現地の女子大生が、大勢の警察官に抑えつけられ、強制退去された。

多数の警官に取り押さえらる香港の女子大生。これが「北京五輪」だ
馬術競技の組織委員会によると、政治的スローガンや人種的憎悪を広めることを禁じたIOCの規則に違反しているからだと言うが、そのような言い分を押し通そうとする中国に疑問を持とう。半世紀にもわたるチベット人への弾圧、虐殺を批判することすら許さないのが「北京五輪」と言うものなのだ。
あの日本選手団の入場の光景に違和感を抱いた国民は少なくないはずだが、あれこそが日中異常関係の象徴であり、中国覇権主義への批判能力を失った無様な日本人の典型的な姿であることを強調したい。
中国は現在、日本への攻撃を想定し、中距離弾道ミサイル「東風3号」の改良型を導入するなどで山東省のミサイル部隊の基地を強化中だと報じられている。これだけを見ても、中国が絶対に「信頼できない国」であることは明らかなのだ。
ところがこのように何も変わらない中国を、日本国民の前で「信頼できる国」に仕立て上げようとするのが媚中派勢力だ。中国と一心同体である彼らの存在にも警戒心を高めよう。
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