日本は再び中国を助ける気か―想起すべき天皇陛下の御訪中/習近平来日反対の声を!
2020/01/05/Sun
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世界を震撼させた1989年の天安門事件後、西側の経済制裁による孤立化に苦しんだ中国に対し、日中友好を演出して救いの手を差し伸べたのが日本だった。
当時の銭其琛副首相の回顧録『外交十記』には次のようにある。

「日本は西側の対中制裁の統一戦線の中で最も弱い部分であり、自ずと最良の突破口となった。当時、私たちは西側の制裁打破のためだけでなく、更に多くの戦略的考慮に基づき、双方のハイレベルの往来を実現し、更には天皇の初訪中を促進し、中日関係を新たな段階へと発展させようとした。……天皇訪中を実現させれば、西側各国は中国上層部との往来禁止令を停止するだけでなく、……日本の民衆も更に日中友好政策を支持することになる。……天皇訪中の実現には、多くの細かな工作が求められた。先ず両国の外相の接触による元首相互訪問の雰囲気作りが必要だった。1991年4月5日から中山太郎外相が訪中。……私は日本の努力を称賛するとともに、日本が主要な西側諸国の中で率先して対中関係を回復、改善しようとすることを高く評価した。……1991年8月10日、海部俊樹首相が北京へ来訪し、西側の対中制裁後初めて訪中した西側の政府首脳となり、対中制裁解除が名実相伴って示され、両国関係の修復工作は完成した。……1992年4月6日、江沢民総書記が日本を訪問し、……10月22日に天皇皇后が中国を公式訪問した。……天皇のこの時の訪中は西側の制裁打破に積極的な作用を及ぼし、その意義は明らかに中日関係の範囲を超越していた。中日関係の修復と突破に伴い、西側の制裁の別の部分、つまり欧州共同体も態度を緩和させ始めた」
皇室が血生臭い中国により政治利用されたことがわかる。
そしてこうした経緯を経て国際社会に復帰を果たした中国が、今や覇権主義国家の道を邁進し、その拡張政策、人権弾圧は再び世界を震撼せしめているのである。
日本もその脅威を直接受ける隣国の一つだ。かくして尖閣諸島をめぐる問題で対中警戒心は高まるばかり。今まさに世界に向け、中国覇権主義の危険な本質を世界に訴えなければならないという中の2018年、5月には李克強首相が来日し、10 月には安倍晋三首相が訪中した。そして「完全に正常な軌道へと戻った日中関係を新たな段階へと押し上げて行く」(安倍首相)などとして、今年4月には習近平主席が国賓として来日予定だ。
まさにかつてと同じような、世界を欺く日中友好の演出が進行中なのである。
米国が貿易戦争で中国を追い詰めつつあり、あるいは香港、ウイグルの人権問題で西側各国が中国非難を強化する中、日本はそうした流れに逆行し、自ら進んで習近平を宮中に招き入れ、そして更には畏れ多くも中国行幸へと繋げ、中国=悪のイメージを払拭させるとのシナリオが、今再び動き出している。
日中関係の「正常な軌道」とは何か。それは以上のような、中国覇権主義への日本の翼賛である。かつて朝貢貿易による利益に目が眩み、中華皇帝に臣従した周辺国さながらではないか。
習近平は現在、「中華民族の偉大なる復興」という国家目標を掲げ、中華帝国を中心とする国際秩序建設に邁進中だが、こうした覇権主義的な営みに、日本は歩調を合わせているのである。主権問題での対立より経済繁栄が優先という朝貢国心理とはこういうものなのだろう。
日本及び世界の平和と安定にとり、断じてあってはならない振る舞いである。政府がこの体たらくであるのなら、良識ある国民が国内外に向けて声を上げなくては。「習近平来日反対」の声をである。

■安倍首相宛「習近平来日反対」署名の協力を!
趣旨「香港・ウイグル・チベット・南モンゴル等、民族浄化と人権弾圧を繰り返し、アジアで軍事的な侵略行為を進める中華人民共和国 国家主席習近平氏の日本国国賓としての来日に強く反対します」
用紙→ http://www.ganbare-nippon.net/hantai.pdf
習近平国賓来日阻止!天皇陛下の政治利用を許さない!緊急国民行動
令和2年1月11日(土)14時00分~17時00分
場所 新宿駅西口
主催 頑張れ日本!全国行動委員会、国守衆
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当時の銭其琛副首相の回顧録『外交十記』には次のようにある。

「日本は西側の対中制裁の統一戦線の中で最も弱い部分であり、自ずと最良の突破口となった。当時、私たちは西側の制裁打破のためだけでなく、更に多くの戦略的考慮に基づき、双方のハイレベルの往来を実現し、更には天皇の初訪中を促進し、中日関係を新たな段階へと発展させようとした。……天皇訪中を実現させれば、西側各国は中国上層部との往来禁止令を停止するだけでなく、……日本の民衆も更に日中友好政策を支持することになる。……天皇訪中の実現には、多くの細かな工作が求められた。先ず両国の外相の接触による元首相互訪問の雰囲気作りが必要だった。1991年4月5日から中山太郎外相が訪中。……私は日本の努力を称賛するとともに、日本が主要な西側諸国の中で率先して対中関係を回復、改善しようとすることを高く評価した。……1991年8月10日、海部俊樹首相が北京へ来訪し、西側の対中制裁後初めて訪中した西側の政府首脳となり、対中制裁解除が名実相伴って示され、両国関係の修復工作は完成した。……1992年4月6日、江沢民総書記が日本を訪問し、……10月22日に天皇皇后が中国を公式訪問した。……天皇のこの時の訪中は西側の制裁打破に積極的な作用を及ぼし、その意義は明らかに中日関係の範囲を超越していた。中日関係の修復と突破に伴い、西側の制裁の別の部分、つまり欧州共同体も態度を緩和させ始めた」
皇室が血生臭い中国により政治利用されたことがわかる。
そしてこうした経緯を経て国際社会に復帰を果たした中国が、今や覇権主義国家の道を邁進し、その拡張政策、人権弾圧は再び世界を震撼せしめているのである。
日本もその脅威を直接受ける隣国の一つだ。かくして尖閣諸島をめぐる問題で対中警戒心は高まるばかり。今まさに世界に向け、中国覇権主義の危険な本質を世界に訴えなければならないという中の2018年、5月には李克強首相が来日し、10 月には安倍晋三首相が訪中した。そして「完全に正常な軌道へと戻った日中関係を新たな段階へと押し上げて行く」(安倍首相)などとして、今年4月には習近平主席が国賓として来日予定だ。
まさにかつてと同じような、世界を欺く日中友好の演出が進行中なのである。
米国が貿易戦争で中国を追い詰めつつあり、あるいは香港、ウイグルの人権問題で西側各国が中国非難を強化する中、日本はそうした流れに逆行し、自ら進んで習近平を宮中に招き入れ、そして更には畏れ多くも中国行幸へと繋げ、中国=悪のイメージを払拭させるとのシナリオが、今再び動き出している。
日中関係の「正常な軌道」とは何か。それは以上のような、中国覇権主義への日本の翼賛である。かつて朝貢貿易による利益に目が眩み、中華皇帝に臣従した周辺国さながらではないか。
習近平は現在、「中華民族の偉大なる復興」という国家目標を掲げ、中華帝国を中心とする国際秩序建設に邁進中だが、こうした覇権主義的な営みに、日本は歩調を合わせているのである。主権問題での対立より経済繁栄が優先という朝貢国心理とはこういうものなのだろう。
日本及び世界の平和と安定にとり、断じてあってはならない振る舞いである。政府がこの体たらくであるのなら、良識ある国民が国内外に向けて声を上げなくては。「習近平来日反対」の声をである。

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趣旨「香港・ウイグル・チベット・南モンゴル等、民族浄化と人権弾圧を繰り返し、アジアで軍事的な侵略行為を進める中華人民共和国 国家主席習近平氏の日本国国賓としての来日に強く反対します」
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習近平国賓来日阻止!天皇陛下の政治利用を許さない!緊急国民行動
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