まもなく東京五輪!「台湾正名」訴え「一つの中国」宣伝を覆そう
2019/12/31/Tue
ブログランキング参加中
台湾支持運動拡大のため、よければクリックをお願いします。→
モバイルはこちら→http://blog.with2.net/link.phplink.php
*****************************************************************
先日、台北で李登輝民主協会の張燦鍙理事長とお会いした。
戒厳令時代、米国で台湾独立建国連盟の主席を務め、帰国後は台南市長にもなった張燦鍙氏は現在、李登輝民主協会理事長。2020東京五輪で台湾選手団の名称を「チャイニーズ・タイペイ(中国台北)」から「台湾」へ改めようと訴える東京五輪台湾正名運動の司令塔の一人でもある。

2020東京五輪台湾正名運動のリーダーの一人、張燦鍙氏・李登輝民主協会理事長(中)
2017年、日本で2020東京五輪台湾正名推進協議会を発足させ、東京都議会に対する東京五輪台湾正名請願署名活動を開始した我々親台派の日本人は、台湾で独立建国運動を進める諸団体、諸政党との提携がなり、そこでその年に私が台北を訪問すると、張燦鍙氏から台湾国内で「台湾名義での東京五輪参加申請」の可否を問う公民投票(国民投票)を行うとの壮大な計画を打ち明けられ、思わず興奮したのを憶えている。
もしそれが実施され、そして可決されれば、「台湾はチャイナではない」「チャイニーズ・タイペイの呼称は中国が政治的に押し付けたもので、台湾の名ではない」という台湾人の声が世界に轟き、台湾併呑を正当化するための「台湾は中国だ」とする中国の「一つの中国」宣伝に大打撃を与えることになるはずだ。

台湾独立派諸団体との間で台湾正名運動での提携が実現した。
写真は2017年8月、台北市内で行われた日台合同記者会見
そして張燦鍙氏らは2018年に入り、公民投票の実現に向け動き出すと、中共、国民党、そしてそれらの影響下にある台湾の五輪委員会やマスメディアが早速潰しにかかり、「公民投票を行えば台湾は五輪に参加できなくなる」とのデマ宣伝を流した。中共に至っては見せしめとばかりに、台中で開催予定の東アジア・ユース協議会を中止に追い込むことまでしている。

台湾では一大国民運動に発展したが、その分、「敵」の妨害も深刻だった
ところがこうした中共の不当な圧力が台湾国民を憤激させ、公民投票実施に必要な29万人の署名は一気に集まった。しかしここにきて何と与党民進党までもが、中共、国民党と歩調を合わせ、「五輪での選手の参加の権利が大事」などと妨害宣伝に乗り出した。おそらく中共、国民党との摩擦、対立を恐れたのではないか。
そうした状況の中の11月、投票が行われた。結果は「台湾」名義の参加申請に賛成が476万人、反対が577万人。投票直前の世論調査では、賛成は7割に達していたのだが、残念ながら最後は妨害活動が勝利した。世界に「台湾は台湾」と訴える千載一遇の機会は失われた。
ついで2019年、日本では我々が東京都議会に対し、「台湾」名義に切り替えるよう求める請願書名を提出した。これには都議会議員の「紹介」が必要で、都民ファーストの会、自民党には協力してくれる議員もいたが、しかしこれら政党がそうした議員の支援を許さなかった。最終的には請願は行えたが、9月の本会議への送付に先立つ文教委員会の審査で不採択と決まった。実際には「審査」とは名ばかりで。異常なことにわずか24秒で終了した。最初から握りつぶす魂胆だったことは一目瞭然。委員会がそこまでしたのは外部から圧力があったから以外に考えられない。
我々が署名活動を始めた直後、中国政府が東京五輪の主催者である日本五輪委員会に正名の要求に応じないよう求める脅しのコメントを発表したのを、その時思い出した。日本五輪委員会とともに東京五輪を主催する東京都にも、同様の圧力が掛かっていないはずがない。特に請願を直接受けることになる東京都議会に対しては尚更だ、と私は考えている。
さて、これまでの活動の経緯に関してはこれくらいにして、今回張燦鍙氏とお会いし、何を話し合ったかをここで報告しなければならない。
要するに、いよいよ世界の注目の下で2020東京五輪が開催される訳なので、これを機に我々日台の有志は再び連帯を強化し、アピール活動を推し進めることを確認し合ったのである。これまでの日台両国における活動への中共やその影響下にある勢力の過剰、異常とも言える反応からもわかるように、「台湾は台湾だ」との真実を訴える声の力はとてつもなく大きい。そこでこの力を再び発揮しようと。
それでは何をどのようにするかだが、これについては現段階では、中共やそれに連なるような勢力の妨害を警戒しなければならず、具体的な話は差し控えたい。
ただ台湾を支持する親台派諸氏には、今なお我々は継戦中であることを報告し、引き続きご指導ご協力をお願いする次第である。
なおこの日台共同の戦いは、東京五輪台湾正名だけを求めるものではなく、五輪閉幕後も続くことになる。中共の台湾併呑の野望を打ち砕き、アジア太平洋地域の平和を守るために。

習近平国賓来日阻止!天皇陛下の政治利用を許さない!署名活動&チラシ配布
令和2年1月2日(木) 11時00分~15時00分
場所 九段坂 (「九段下駅」1番出口すぐ、靖国神社方面)
注意事項
・プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
・国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい。
主催・連絡先 国守衆、頑張れ日本!全国行動委員会
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!2020東京五輪「台湾正名」街宣署名活動

令和2年1月3日(金)10時00分~15時00分
場所 靖国神社第一鳥居前(東京メトロ・都営「九段下駅」1番出口前)
主催 台湾研究フォーラム
協力:2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
【ご登録を】 メルマガ「台湾は日本の生命線!」を創刊
このほど、無料メルマガ「台湾は日本の生命線!」を「まぐまぐ!」にて創刊しました。
これまで「メルマ!」で配信していましたが、年末にサービスが停止されるため、配信元を切り替えた次第です。「メルマ!」で登録されている方は、ご面倒ですがこちらへご移行ください。
本ブログの記事のほか、台湾支持運動などの情報もお届けしますので、ぜひご登録のほどお願いいたします。
台湾支持運動拡大のため、よければクリックをお願いします。→

モバイルはこちら→http://blog.with2.net/link.phplink.php
*****************************************************************
先日、台北で李登輝民主協会の張燦鍙理事長とお会いした。
戒厳令時代、米国で台湾独立建国連盟の主席を務め、帰国後は台南市長にもなった張燦鍙氏は現在、李登輝民主協会理事長。2020東京五輪で台湾選手団の名称を「チャイニーズ・タイペイ(中国台北)」から「台湾」へ改めようと訴える東京五輪台湾正名運動の司令塔の一人でもある。

2020東京五輪台湾正名運動のリーダーの一人、張燦鍙氏・李登輝民主協会理事長(中)
2017年、日本で2020東京五輪台湾正名推進協議会を発足させ、東京都議会に対する東京五輪台湾正名請願署名活動を開始した我々親台派の日本人は、台湾で独立建国運動を進める諸団体、諸政党との提携がなり、そこでその年に私が台北を訪問すると、張燦鍙氏から台湾国内で「台湾名義での東京五輪参加申請」の可否を問う公民投票(国民投票)を行うとの壮大な計画を打ち明けられ、思わず興奮したのを憶えている。
もしそれが実施され、そして可決されれば、「台湾はチャイナではない」「チャイニーズ・タイペイの呼称は中国が政治的に押し付けたもので、台湾の名ではない」という台湾人の声が世界に轟き、台湾併呑を正当化するための「台湾は中国だ」とする中国の「一つの中国」宣伝に大打撃を与えることになるはずだ。

台湾独立派諸団体との間で台湾正名運動での提携が実現した。
写真は2017年8月、台北市内で行われた日台合同記者会見
そして張燦鍙氏らは2018年に入り、公民投票の実現に向け動き出すと、中共、国民党、そしてそれらの影響下にある台湾の五輪委員会やマスメディアが早速潰しにかかり、「公民投票を行えば台湾は五輪に参加できなくなる」とのデマ宣伝を流した。中共に至っては見せしめとばかりに、台中で開催予定の東アジア・ユース協議会を中止に追い込むことまでしている。

台湾では一大国民運動に発展したが、その分、「敵」の妨害も深刻だった
ところがこうした中共の不当な圧力が台湾国民を憤激させ、公民投票実施に必要な29万人の署名は一気に集まった。しかしここにきて何と与党民進党までもが、中共、国民党と歩調を合わせ、「五輪での選手の参加の権利が大事」などと妨害宣伝に乗り出した。おそらく中共、国民党との摩擦、対立を恐れたのではないか。
そうした状況の中の11月、投票が行われた。結果は「台湾」名義の参加申請に賛成が476万人、反対が577万人。投票直前の世論調査では、賛成は7割に達していたのだが、残念ながら最後は妨害活動が勝利した。世界に「台湾は台湾」と訴える千載一遇の機会は失われた。
ついで2019年、日本では我々が東京都議会に対し、「台湾」名義に切り替えるよう求める請願書名を提出した。これには都議会議員の「紹介」が必要で、都民ファーストの会、自民党には協力してくれる議員もいたが、しかしこれら政党がそうした議員の支援を許さなかった。最終的には請願は行えたが、9月の本会議への送付に先立つ文教委員会の審査で不採択と決まった。実際には「審査」とは名ばかりで。異常なことにわずか24秒で終了した。最初から握りつぶす魂胆だったことは一目瞭然。委員会がそこまでしたのは外部から圧力があったから以外に考えられない。
我々が署名活動を始めた直後、中国政府が東京五輪の主催者である日本五輪委員会に正名の要求に応じないよう求める脅しのコメントを発表したのを、その時思い出した。日本五輪委員会とともに東京五輪を主催する東京都にも、同様の圧力が掛かっていないはずがない。特に請願を直接受けることになる東京都議会に対しては尚更だ、と私は考えている。
さて、これまでの活動の経緯に関してはこれくらいにして、今回張燦鍙氏とお会いし、何を話し合ったかをここで報告しなければならない。
要するに、いよいよ世界の注目の下で2020東京五輪が開催される訳なので、これを機に我々日台の有志は再び連帯を強化し、アピール活動を推し進めることを確認し合ったのである。これまでの日台両国における活動への中共やその影響下にある勢力の過剰、異常とも言える反応からもわかるように、「台湾は台湾だ」との真実を訴える声の力はとてつもなく大きい。そこでこの力を再び発揮しようと。
それでは何をどのようにするかだが、これについては現段階では、中共やそれに連なるような勢力の妨害を警戒しなければならず、具体的な話は差し控えたい。
ただ台湾を支持する親台派諸氏には、今なお我々は継戦中であることを報告し、引き続きご指導ご協力をお願いする次第である。
なおこの日台共同の戦いは、東京五輪台湾正名だけを求めるものではなく、五輪閉幕後も続くことになる。中共の台湾併呑の野望を打ち砕き、アジア太平洋地域の平和を守るために。

習近平国賓来日阻止!天皇陛下の政治利用を許さない!署名活動&チラシ配布
令和2年1月2日(木) 11時00分~15時00分
場所 九段坂 (「九段下駅」1番出口すぐ、靖国神社方面)
注意事項
・プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
・国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい。
主催・連絡先 国守衆、頑張れ日本!全国行動委員会
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!2020東京五輪「台湾正名」街宣署名活動

令和2年1月3日(金)10時00分~15時00分
場所 靖国神社第一鳥居前(東京メトロ・都営「九段下駅」1番出口前)
主催 台湾研究フォーラム
協力:2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
【ご登録を】 メルマガ「台湾は日本の生命線!」を創刊
このほど、無料メルマガ「台湾は日本の生命線!」を「まぐまぐ!」にて創刊しました。
これまで「メルマ!」で配信していましたが、年末にサービスが停止されるため、配信元を切り替えた次第です。「メルマ!」で登録されている方は、ご面倒ですがこちらへご移行ください。
本ブログの記事のほか、台湾支持運動などの情報もお届けしますので、ぜひご登録のほどお願いいたします。