中共の産経取材拒否が暗示する日中関係の今後-習近平の来日に反対する
2019/12/09/Mon
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北村滋国家安全保障局長は12月6日、来年に予定の習近平主席の訪日に関する意見交換のため、北京で中国の王岐山副主席や楊潔篪中央政治局員と会談。これについて産経新聞は7日、二本の記事を掲載。
見出しはそれぞれ“習氏訪日「重大な意義」”、そして“本紙など3社の取材認めず”。これらの見出しが並んでいるのがとても印象深かった。

12月7日の産経新聞。二つ立ち並ぶ見出しが暗示するものとは・・・
前者は、王氏が、「成功裏に実現するなら、今後の中日関係に重大な影響と意義がある」と発言したという記事だ。
後者は、楊潔篪氏との会談の際、「日本メディア5社による代表取材をめぐって中国側が『参加を認められない社がある』と主張、産経新聞など3社が取材できなくなる混乱があった」という内容。中共の嫌がることを書いて、向こうから「右翼媒体」とのレッテルを張られる産経が、またも取材を拒否された訳だ。
4日には香港で王志民中央政府駐香港連絡弁公室や林鄭月娥行政長官が出席する座談会で、当局から睨まれる民主派メディア2社が取材を拒否されたばかり。中共による一種の言論統制の手法である。このようにして海外メディア、香港メディアに屈従を求め、あるいは見せしめにするのである。

習近平主席の訪日について意見交換する王岐山副主席(右)と北村滋国家安全保障局長

産経新聞が取材拒否を受けた楊潔篪氏(右)との会談
菅義偉官房長官はこれに関し、「表現の自由と基本的人権の尊重、法の支配は国際社会の普遍的価値で、いかなる国でもその保障は重要だ」などと不満を述べた様子だが、もし中共が「普遍的価値」などを受け入れれば、あの独裁政権は直ちに崩壊しかねない。
だから日中関係の改善を急ぐ菅氏が、本気で中共を批判したとは思えない。
むしろ習氏訪日を成功させるため、色んな面で中共に妥協しようとしているはずだ。「相手に嫌がることはしない・言わない」という福田康夫路線、鳩山由紀夫路線でだ。
そのように日本側が、たとえ中共から不条理な要求を受けても、それを受け入れ、耐え忍び、それで初めて習氏訪日は「成功裏に実現」するのだろう。そしてそれにより日中関係は改善に向かうという「重大な影響と意義」が生まれるのだろう。
上記の産経紙面の二つの見出しが立ち並ぶ様は、そういった良からぬ未来を暗示しているようで、印象に強く残った次第である。
日本の中国への従属を阻止するため、習近平来日阻止を訴えて行かなくてはならないと思う。
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12月7日の産経新聞。二つ立ち並ぶ見出しが暗示するものとは・・・
前者は、王氏が、「成功裏に実現するなら、今後の中日関係に重大な影響と意義がある」と発言したという記事だ。
後者は、楊潔篪氏との会談の際、「日本メディア5社による代表取材をめぐって中国側が『参加を認められない社がある』と主張、産経新聞など3社が取材できなくなる混乱があった」という内容。中共の嫌がることを書いて、向こうから「右翼媒体」とのレッテルを張られる産経が、またも取材を拒否された訳だ。
4日には香港で王志民中央政府駐香港連絡弁公室や林鄭月娥行政長官が出席する座談会で、当局から睨まれる民主派メディア2社が取材を拒否されたばかり。中共による一種の言論統制の手法である。このようにして海外メディア、香港メディアに屈従を求め、あるいは見せしめにするのである。

習近平主席の訪日について意見交換する王岐山副主席(右)と北村滋国家安全保障局長

産経新聞が取材拒否を受けた楊潔篪氏(右)との会談
菅義偉官房長官はこれに関し、「表現の自由と基本的人権の尊重、法の支配は国際社会の普遍的価値で、いかなる国でもその保障は重要だ」などと不満を述べた様子だが、もし中共が「普遍的価値」などを受け入れれば、あの独裁政権は直ちに崩壊しかねない。
だから日中関係の改善を急ぐ菅氏が、本気で中共を批判したとは思えない。
むしろ習氏訪日を成功させるため、色んな面で中共に妥協しようとしているはずだ。「相手に嫌がることはしない・言わない」という福田康夫路線、鳩山由紀夫路線でだ。
そのように日本側が、たとえ中共から不条理な要求を受けても、それを受け入れ、耐え忍び、それで初めて習氏訪日は「成功裏に実現」するのだろう。そしてそれにより日中関係は改善に向かうという「重大な影響と意義」が生まれるのだろう。
上記の産経紙面の二つの見出しが立ち並ぶ様は、そういった良からぬ未来を暗示しているようで、印象に強く残った次第である。
日本の中国への従属を阻止するため、習近平来日阻止を訴えて行かなくてはならないと思う。
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