「国民的辞書」に中国製インチキ地図!―岩波『広辞苑』に訂正要求!(4)
2017/11/22/Wed
公立図書館から学校図書室(館)に至るまで、岩波書店発行の『広辞苑』を備えていないところはないのではないか。多くの職場、家庭もこれを使用しているはずである。それほ社会に大きな影響力を有する国語辞典であり百科事典でもあるわけだが、だからこそ記述内容には正確さが求められている。しかしその台湾に関わる記述には問題がある。なぜならそこには中国の「一つの中国」の宣伝、つまり「台湾は中国領土の不可分の一部」と強調し、台湾侵略という国家目標を正当化するための虚構宣伝が投影された。完全なる誤記だからである。来年一月に発行予定の第七版では、是非訂正してもらいたいところだーーー。
【事例4】「中華人民共和国」の項目における誤記
中国の「行政区画(区分)」の規定によれば、省級行政区には三十四省、四直轄市、五自治区、二特別行政区があるとされるが、こうしたところにも、あの国の「一つの中国」の虚構宣伝が反映されている。なぜならその三十四省には「台湾省」なるものが含まれているからだ。
領土的野心を滾らせながら、ここまで平然と事実捏造をやってのけるその民族性に、我々は違和感、嫌悪感、あるいは恐怖感すら抱いてしまうが、しかしこうした大胆な捏造宣伝工作を進んで受け入れ、日本社会に拡散、定着せしめようとするのが『広辞苑』第六版だ。
何となればその「中華人民共和国」に項目で「中華人民共和国行政区分」と題する地図を載せ、そこに台湾の島をはっきりと組み込み、「台湾省」と明記しているからだ。

『広辞苑』の「中華人民共和国」の項目に載るその国の地図には何と台湾が含まれている

こちらは中国政府のHPに載る台湾入りの「中国行政区分」図。『広辞苑』はこれと
全く同じものを敢えて掲載したのだ
これまで見てきたように、台湾を中国領土とは認めない現実に即した日本政府の見解ではなく、欺瞞に満ちた中国政府の捏造宣伝に従う『広辞苑』。本ブログでは「一つの中国」宣伝の定型表現をそのまま引用するが故の誤記述を複数指摘して来たが、そうした文字よりもこちらの図版の方が、『広辞苑』利用者には印象に残りやすいのではないか。「台湾は中国の一部だ」との誤った印象がである。
日本の生徒達が「中華人民共和国」について調べたいとき、おそらく多くは図書室に備わる『広辞苑』を開くはずだが、その時、この地図によってあの国の政治宣伝が刷り込まれることになるのである。もしこうした被害者が一人でも出たら、岩波書店はどのように責任を取るのか。ある意味ではこれも青少年の健全な育成を妨げる有害図書と呼んでいい。
またこれらの『広辞苑』の誤記は、目下台湾でもネット上で問題視されつつあるが、日本語を解さない人々にも、やはりこの地図だけはその誤りが一目瞭然のようで、多くの怒りの声がぶつけられている。このようにして台湾における日本の呼び日本人への信頼は損なわれて行くのである。
そして喜ぶのは台湾の隣国の日本に「一つの中国」宣伝工作を展開して来た中国だろう。
もしや『広辞苑』はその中国の歓心を買うために、あの国の宣伝をここまで受け入れているのだろうか。
中国の教育部(教育省)管轄下の上海外語出版社は現地で『広辞苑』を再印刷しているが、そうした岩波書店と中国間での出版交流は第五版から。ちょょうどそのあたりから『広辞苑』の中国傾斜(あの国の宣伝に基づく誤記)が深刻化しているようだ。それ以前は上の如きインチキ中国地図など掲載されていなかったのである。
「国民的辞書」「信頼」等々を『広辞苑』のキャッチフレーズにしている岩波書店。そんなにこの商品を誇りにしたいなら、まずは事実に符合しない中国地図の修正を。そこから「台湾省」なる架空の省を抜き取ればいいだけだ。
■『広辞苑』第6版の誤りを第7版(1月発行)で訂正するよう求めよう!
「台湾」の項目―「一九四五年日本の敗戦によって中国に復帰」は誤り!
「日中共同声明」の項目―「日本は台湾が台湾が中華人民共和国に帰属することを実質的に認めた」は誤り!
・岩波書店『広辞苑』編集部
電話03-5210-4178
フェイスブックメッセージ https://www.facebook.com/iwanami.kojien/?fref=ts
・岩波書店問合せ https://www.iwanami.co.jp/contact/
【過去の関連記事】
岩波『広辞苑』に訂正要求!(1)―日本は台湾を中国領土と認めていない 17/11/16
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3236.html
岩波『広辞苑』に訂正要求!(2)―これでは中国公定の捏造史観と変わらない 17/11/18
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3237.html
岩波『広辞苑』に訂正要求!(3)―台湾が「中国に復帰した」は全く根拠なき中国の宣伝 17/11/20
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3238.html
岩波『広辞苑』は中国の宣伝媒体になるなー懸念されるその影響力 08/02/20
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-299.html
岩波『広辞苑』は十年来の誤情報散布の責任を取れ 08/02/26
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-304.html
岩波『広辞苑』は媚中誤記を訂正したかー第七版刊行前に確認したい 17/11/11
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3233.html
*******************************************
ブログランキング参加中
よろしければクリックをお願いします。 運動を拡大したいので。
↓ ↓

モバイルはこちら
↓ ↓
http://blog.with2.net/link.php
link.php
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!
協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
【事例4】「中華人民共和国」の項目における誤記
中国の「行政区画(区分)」の規定によれば、省級行政区には三十四省、四直轄市、五自治区、二特別行政区があるとされるが、こうしたところにも、あの国の「一つの中国」の虚構宣伝が反映されている。なぜならその三十四省には「台湾省」なるものが含まれているからだ。
領土的野心を滾らせながら、ここまで平然と事実捏造をやってのけるその民族性に、我々は違和感、嫌悪感、あるいは恐怖感すら抱いてしまうが、しかしこうした大胆な捏造宣伝工作を進んで受け入れ、日本社会に拡散、定着せしめようとするのが『広辞苑』第六版だ。
何となればその「中華人民共和国」に項目で「中華人民共和国行政区分」と題する地図を載せ、そこに台湾の島をはっきりと組み込み、「台湾省」と明記しているからだ。

『広辞苑』の「中華人民共和国」の項目に載るその国の地図には何と台湾が含まれている

こちらは中国政府のHPに載る台湾入りの「中国行政区分」図。『広辞苑』はこれと
全く同じものを敢えて掲載したのだ
これまで見てきたように、台湾を中国領土とは認めない現実に即した日本政府の見解ではなく、欺瞞に満ちた中国政府の捏造宣伝に従う『広辞苑』。本ブログでは「一つの中国」宣伝の定型表現をそのまま引用するが故の誤記述を複数指摘して来たが、そうした文字よりもこちらの図版の方が、『広辞苑』利用者には印象に残りやすいのではないか。「台湾は中国の一部だ」との誤った印象がである。
日本の生徒達が「中華人民共和国」について調べたいとき、おそらく多くは図書室に備わる『広辞苑』を開くはずだが、その時、この地図によってあの国の政治宣伝が刷り込まれることになるのである。もしこうした被害者が一人でも出たら、岩波書店はどのように責任を取るのか。ある意味ではこれも青少年の健全な育成を妨げる有害図書と呼んでいい。
またこれらの『広辞苑』の誤記は、目下台湾でもネット上で問題視されつつあるが、日本語を解さない人々にも、やはりこの地図だけはその誤りが一目瞭然のようで、多くの怒りの声がぶつけられている。このようにして台湾における日本の呼び日本人への信頼は損なわれて行くのである。
そして喜ぶのは台湾の隣国の日本に「一つの中国」宣伝工作を展開して来た中国だろう。
もしや『広辞苑』はその中国の歓心を買うために、あの国の宣伝をここまで受け入れているのだろうか。
中国の教育部(教育省)管轄下の上海外語出版社は現地で『広辞苑』を再印刷しているが、そうした岩波書店と中国間での出版交流は第五版から。ちょょうどそのあたりから『広辞苑』の中国傾斜(あの国の宣伝に基づく誤記)が深刻化しているようだ。それ以前は上の如きインチキ中国地図など掲載されていなかったのである。
「国民的辞書」「信頼」等々を『広辞苑』のキャッチフレーズにしている岩波書店。そんなにこの商品を誇りにしたいなら、まずは事実に符合しない中国地図の修正を。そこから「台湾省」なる架空の省を抜き取ればいいだけだ。
■『広辞苑』第6版の誤りを第7版(1月発行)で訂正するよう求めよう!
「台湾」の項目―「一九四五年日本の敗戦によって中国に復帰」は誤り!
「日中共同声明」の項目―「日本は台湾が台湾が中華人民共和国に帰属することを実質的に認めた」は誤り!
・岩波書店『広辞苑』編集部
電話03-5210-4178
フェイスブックメッセージ https://www.facebook.com/iwanami.kojien/?fref=ts
・岩波書店問合せ https://www.iwanami.co.jp/contact/
【過去の関連記事】
岩波『広辞苑』に訂正要求!(1)―日本は台湾を中国領土と認めていない 17/11/16
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3236.html
岩波『広辞苑』に訂正要求!(2)―これでは中国公定の捏造史観と変わらない 17/11/18
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3237.html
岩波『広辞苑』に訂正要求!(3)―台湾が「中国に復帰した」は全く根拠なき中国の宣伝 17/11/20
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3238.html
岩波『広辞苑』は中国の宣伝媒体になるなー懸念されるその影響力 08/02/20
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-299.html
岩波『広辞苑』は十年来の誤情報散布の責任を取れ 08/02/26
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-304.html
岩波『広辞苑』は媚中誤記を訂正したかー第七版刊行前に確認したい 17/11/11
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3233.html
*******************************************
ブログランキング参加中
よろしければクリックをお願いします。 運動を拡大したいので。
↓ ↓

モバイルはこちら
↓ ↓
http://blog.with2.net/link.php
link.php
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!
協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
スポンサーサイト