台湾正名運動に参加する日本人の素晴しさ―これもまた真の日台交流 (附:8・26神戸「東京五輪台湾正名活動」のご案内)
2017/08/21/Mon
台湾は親日国として有名だが、日本も東日本大震災で台湾から多大な被災地支援を受けて感動して以来、すでにたいへんな親台国だ。そこで日台交流活動をやってみたいと言う人もどんどん増えている感じで何よりだが、しかし親中派だけではなく、そのような親台派の間でも、我々が推進する東京五輪台湾正名運動に共鳴しない人は結構いるのではないか。
この運動は東京五輪での台湾代表の呼称を、「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)から「台湾」に改めようと、日本人と台湾人が一緒になって訴えるもので、これもまた立派な日台交流活動なのだが…。我々の「台湾は台湾だ。中国ではない」との主張に政治的な臭いを感じ取り、敬遠し、あるいは嫌悪するようでもある。実際にそういった感じの批判を、我々は何度か聞かされている。
このように多くの日本人には政治的な活動を嫌ったり、見下したりする傾向があるが、それはなぜか。

東京五輪「台湾正名」運動の政治性を嫌う人々がいるが、それはなぜ?
それにはきっと、活動に参加することで、政治的意見を異にする他者と不和が生じるのが怖いというのもあろう。また、そうした活動には何か不純な政治的野心が裏に隠されているとの猜疑心が働いているようにも見受けられる。たとえば「台湾を愛している顔をして、反中運動に利用している」といった類の批判も聞かされたことがある。
ただここで断わっておきたいのは、我々の活動にそうした台湾を裏切るような「不純さ」など、微塵も見られないということだ。
たとえば八月の初めのことである。
我々は都内の街頭で演説・署名活動を実施し、台湾で正名運動を推進する団体の訪日団がこれに合流した。現場では四、五十名もの日本のおじさんやおばさん(若い層はあまりいない)が数時間にわたり、横一列で立ち並び、道往く人々に署名の呼び掛けたのだが、そうした姿を目にした訪日団の反応が面白かった。
団員の一人は私に対し、「あなたたちのスポンサーはどこか」と聞いてきたのだ。みな日当か何かをもらっているから、ここまで台湾のために頑張れるのだろうと推測したようだ。
私は思わず噴き出して、「金なんかもらっていない。誰もが台湾を応援するため、自発的に参加している」と説明すると、相手はびっくりし、我々には感謝感激の様子だったが、我々自身もそのように疑われてびっくりしたのである。こうした活動は手弁当であるのは、我々にとっては当たり前だからだ。
まあ、だいたいこんな次第である。我々の仲間はみな、不純どころか高潔の士ばかりだと私は断言する。そうでなければ、夏の暑い日にわざわざ家から出てきて、汗水たらしながら街頭に立ち続ける訳がないではないか。

頑張り精神を発揮する日本人ボランティアの姿に感動する台湾人は少なくない
だからその日は、訪日団員の何人もが感涙を流したそうだ。そしてそのうち一人は帰国後にテレビ出演し、活動現場の状況をおよそ次のように話した。
「日本人が台湾のために頑張ってくれたのには誰でも感動するが、しかし本当の感動は現場で直接見なければ味わえない。みんな本当に長い時間がんばっていた」
今度はその番組を見ていた私が感極まった。「日本人の台湾への友情をそこまで理解してくれたのか」と(このことは、他の仲間たちに伝えたいと思う)。
活動現場で日本人メンバーの何人かは、「東日本大震災の時の恩返しのつもりで台湾を応援している」と訪日団に話していたそうだ。また日本人の間では昔から大国の圧迫に苦しむ諸民族の解放支援を好む気風があるが、そういった民族的な義侠心にも、こうした運動は支えられているのではないかと思うこともある。
以上が我々の正名運動における、友情溢れる「日台交流」の状況である。「台湾は台湾だ」と訴えるのは、中国覇権主義の「政治的圧力」への抵抗だから、活動は自然と政治的色彩を帯びることとなるが、しかしだから何だと言うのだ、というのが私の意見である。

台湾で製作された台湾正名運動の横断幕。日台友情に基づく運動だと台湾では認識されている
こういった活動に参加するには、それなりの勇気、あるいはその勇気が生みだす使命感などが必要だが、それは必ずしも誰もが持てるものではないのである。
だからそういったことからも、人によって我々の活動は理解しにくいのかも知れない。
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台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!
協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
この運動は東京五輪での台湾代表の呼称を、「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)から「台湾」に改めようと、日本人と台湾人が一緒になって訴えるもので、これもまた立派な日台交流活動なのだが…。我々の「台湾は台湾だ。中国ではない」との主張に政治的な臭いを感じ取り、敬遠し、あるいは嫌悪するようでもある。実際にそういった感じの批判を、我々は何度か聞かされている。
このように多くの日本人には政治的な活動を嫌ったり、見下したりする傾向があるが、それはなぜか。

東京五輪「台湾正名」運動の政治性を嫌う人々がいるが、それはなぜ?
それにはきっと、活動に参加することで、政治的意見を異にする他者と不和が生じるのが怖いというのもあろう。また、そうした活動には何か不純な政治的野心が裏に隠されているとの猜疑心が働いているようにも見受けられる。たとえば「台湾を愛している顔をして、反中運動に利用している」といった類の批判も聞かされたことがある。
ただここで断わっておきたいのは、我々の活動にそうした台湾を裏切るような「不純さ」など、微塵も見られないということだ。
たとえば八月の初めのことである。
我々は都内の街頭で演説・署名活動を実施し、台湾で正名運動を推進する団体の訪日団がこれに合流した。現場では四、五十名もの日本のおじさんやおばさん(若い層はあまりいない)が数時間にわたり、横一列で立ち並び、道往く人々に署名の呼び掛けたのだが、そうした姿を目にした訪日団の反応が面白かった。
団員の一人は私に対し、「あなたたちのスポンサーはどこか」と聞いてきたのだ。みな日当か何かをもらっているから、ここまで台湾のために頑張れるのだろうと推測したようだ。
私は思わず噴き出して、「金なんかもらっていない。誰もが台湾を応援するため、自発的に参加している」と説明すると、相手はびっくりし、我々には感謝感激の様子だったが、我々自身もそのように疑われてびっくりしたのである。こうした活動は手弁当であるのは、我々にとっては当たり前だからだ。
まあ、だいたいこんな次第である。我々の仲間はみな、不純どころか高潔の士ばかりだと私は断言する。そうでなければ、夏の暑い日にわざわざ家から出てきて、汗水たらしながら街頭に立ち続ける訳がないではないか。

頑張り精神を発揮する日本人ボランティアの姿に感動する台湾人は少なくない
だからその日は、訪日団員の何人もが感涙を流したそうだ。そしてそのうち一人は帰国後にテレビ出演し、活動現場の状況をおよそ次のように話した。
「日本人が台湾のために頑張ってくれたのには誰でも感動するが、しかし本当の感動は現場で直接見なければ味わえない。みんな本当に長い時間がんばっていた」
今度はその番組を見ていた私が感極まった。「日本人の台湾への友情をそこまで理解してくれたのか」と(このことは、他の仲間たちに伝えたいと思う)。
活動現場で日本人メンバーの何人かは、「東日本大震災の時の恩返しのつもりで台湾を応援している」と訪日団に話していたそうだ。また日本人の間では昔から大国の圧迫に苦しむ諸民族の解放支援を好む気風があるが、そういった民族的な義侠心にも、こうした運動は支えられているのではないかと思うこともある。
以上が我々の正名運動における、友情溢れる「日台交流」の状況である。「台湾は台湾だ」と訴えるのは、中国覇権主義の「政治的圧力」への抵抗だから、活動は自然と政治的色彩を帯びることとなるが、しかしだから何だと言うのだ、というのが私の意見である。

台湾で製作された台湾正名運動の横断幕。日台友情に基づく運動だと台湾では認識されている
こういった活動に参加するには、それなりの勇気、あるいはその勇気が生みだす使命感などが必要だが、それは必ずしも誰もが持てるものではないのである。
だからそういったことからも、人によって我々の活動は理解しにくいのかも知れない。
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