日本のテレビ局は台湾の旗を映せるか
2017/06/15/Thu
先日どこかの民放テレビ局が放送していた外国人の日本語歌ののど自慢の番組では、出場者の出身国を表示するに盛んに国旗を用いていたのだが、それを見ていて感じたことが二つあった。
一つは、隔世の感というべきか。
会場には出演者の国の大きな旗とともに、同じ大きさの日章旗が高々と掲げられていた。二十年ほど前なら考えられない光景だろう。当時であれば全国の国旗アレルギー患者から抗議の電話が殺到したはず。いや、テレビ局内部自体も「患者」だらけだったのではないだろうか。それを思えば今や、国民の「体質改善」は確実に進んでいることがわかり、何よりだ。

先日放送された外国人ののど自慢。出場者の出身国旗と日章旗が見える
そしてもう一つは、これはあくまでも私の想像だが、きっとこの番組は台湾人の出場をあまり歓迎していないのではないかということだ。
この日、台湾人が出ていなかったからという訳ではないが、テレビ局を含む日本のマスメディアは、できることなら台湾の国旗(中華民国旗)を出したくないと思っているはずだからだ。なぜならもしそれをやれば、台湾併呑の野心を正当化することに余念ない中国から、「台湾を国と認めるのか。台湾は中国の一部である」と抗議される可能性が大である。そうした揉め事を恐れていないはずはないと思うのだ。
たとえば東日本大震災当時、マスメディアはよく被災地に対する各国からの支援内容を示すべく、国旗付きの一覧表を作成した。そしてその際、産経新聞だけは台湾国旗を使用したが、毎日新聞はそれを使う勇気がなく、何を血迷ったかオリンピック方式に従って、チャイニーズタイペイ旗(台湾のオリンピック委員会旗!)を用いていた。NHKに至っては、いずれの旗も用いることなく、中国の国旗が表示される中国の項目欄に台湾を含めてしまった。

毎日新聞が被災地支援を行った各国への感謝の意を
込めて掲載した一覧表で台湾の国旗だけが別の旗に。
感謝が一転して侮辱となった
このように産経以外は、明らかに中国に配慮していたのだ。こうしたマスメディアの臆病さは、台湾では「恐共症」などと呼ばれているが、この「恐共症」が人からどれほど良心、良識を奪うものかはこれで明らかだ。
「台湾は中国の一部である」というのは中国の台湾侵略を正当化するためのフィクションだが、そうした誤った情報(政治宣伝)を視聴者、読者に押し付けるとともに、台湾及び台湾に加え、中国覇権主義を喜ばせようというのだから、人として決してやってはいけないことなのである。
せっかく国民もテレビ局も日本人としての自信と誇りを取り戻し、堂々と日章旗を掲げることができるようになったのだから、次は「恐共症」も治すべきだなどと考えた次第である。
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一つは、隔世の感というべきか。
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先日放送された外国人ののど自慢。出場者の出身国旗と日章旗が見える
そしてもう一つは、これはあくまでも私の想像だが、きっとこの番組は台湾人の出場をあまり歓迎していないのではないかということだ。
この日、台湾人が出ていなかったからという訳ではないが、テレビ局を含む日本のマスメディアは、できることなら台湾の国旗(中華民国旗)を出したくないと思っているはずだからだ。なぜならもしそれをやれば、台湾併呑の野心を正当化することに余念ない中国から、「台湾を国と認めるのか。台湾は中国の一部である」と抗議される可能性が大である。そうした揉め事を恐れていないはずはないと思うのだ。
たとえば東日本大震災当時、マスメディアはよく被災地に対する各国からの支援内容を示すべく、国旗付きの一覧表を作成した。そしてその際、産経新聞だけは台湾国旗を使用したが、毎日新聞はそれを使う勇気がなく、何を血迷ったかオリンピック方式に従って、チャイニーズタイペイ旗(台湾のオリンピック委員会旗!)を用いていた。NHKに至っては、いずれの旗も用いることなく、中国の国旗が表示される中国の項目欄に台湾を含めてしまった。

毎日新聞が被災地支援を行った各国への感謝の意を
込めて掲載した一覧表で台湾の国旗だけが別の旗に。
感謝が一転して侮辱となった
このように産経以外は、明らかに中国に配慮していたのだ。こうしたマスメディアの臆病さは、台湾では「恐共症」などと呼ばれているが、この「恐共症」が人からどれほど良心、良識を奪うものかはこれで明らかだ。
「台湾は中国の一部である」というのは中国の台湾侵略を正当化するためのフィクションだが、そうした誤った情報(政治宣伝)を視聴者、読者に押し付けるとともに、台湾及び台湾に加え、中国覇権主義を喜ばせようというのだから、人として決してやってはいけないことなのである。
せっかく国民もテレビ局も日本人としての自信と誇りを取り戻し、堂々と日章旗を掲げることができるようになったのだから、次は「恐共症」も治すべきだなどと考えた次第である。
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