台湾人スチュワーデスへの「中国国旗」強要事件に見る臆病・卑怯な媚中行動
2017/06/02/Fri
胸にそれぞれの出身国の旗のバッジを付けてきたエミレーツ航空(アラブ首長国連邦)のスチュワーデスたち。もちろん台湾出身者は台湾の中華民国旗を付けてきた訳だが、それを中華人民共和国旗に取り換えよとの社内通達が出たことが五月末に明らかになった。

エミレーツ航空の台湾人スチュワーデス。これまで胸には中華民国旗のバッジを付けてきたが・・・
台湾を自国領土の一部だとする虚構の「一つの中国」原則を掲げ、台湾併呑政策の正当化宣伝に余念がないのが中華人民共和国だが、その中国から「一つの中国」原則に従うよう求められた旨が、内部通達メールにはっきりと書かれていた。要するに中国の圧力に屈したのだ。
これを受け、台湾の外交部は同航空に対して「最も厳重な不満と抗議の意」を表明。これに慌てた同航空は、「社内の連絡ミスだった」としてバッジ付け変えの指示はないと説明し、謝罪した。
それでは本当に中国からの要請はなかったか。英BBCからそう聞かれたが、同航空は何も答えなかった。
きっと要請はあったはずだ、と私は見ている。なぜなら同航空は、「全ての乗組員の国旗バッジを取り外す」とも声明しているからだ。
なぜそこまでやるのだろうか。実はこうした過剰な反応こそ、中国の非難に脅える者がよく見せるものなのである。
要するに、台湾の国旗を排除すれば台湾の官民から批判されるが、しかしそれを復活させれば中国の逆鱗に触れるため、いっそ全ての国旗バッジを廃止してしまい、どこからも文句を言われないようにしようという、その場しのぎの策なのである。
せっかく国旗バッジを作ったのに実に勿体なく、そして滑稽である。また傷付けられた台湾の尊厳、台湾人民の感情も放置されたまま。これでは何の解決にもなってはいないではないか。
実はこうした姑息、臆病な振る舞いは、中国迎合の日本人もよく見せるのだ。
以下の私の目撃談を書こう。
たとえば先日、東京都教育委員会の「東京オリンピック教育」なるサイトが、五輪に参加する各国紹のページを作成したが、そこには「チャイニーズタイペイ」のページが。そこで私が「台湾は中国の一部ではないので、『台湾』へと改称するべきだ」と求めたところ、「チャイニーズタイペイ」のページばかりか、その他二百に近いすべての国のページをも削除してしまった。エミレーツ航空とまったく同じことをやったわけだ。
そのほか、日本航空が機内誌で、東アジアの中で中国と台湾だけに色を付ける「一つの中国」地図を掲載したので、「台湾人の乗客がこれを見たらどう思うか。台湾から色を取るべきだ」と求めたところ、同航空は台中いずれも無色にしてしまった。このようにすれば台中を一緒にしたことにもならないし、切り離したことにもならない。これで「万事めでたし」と考える卑しさである。
同じように外務省、NHK、某出版大手(社名失念)も、「一つの中国」地図の無色化で逃げたことがあったが、最後まで「一つの中国」を否定しないところが、エミレーツ航空と同じだ。
中国の圧力が怖いあまりに、「一つの中国」宣伝を容認し、そして容認は誤りだと指摘、非難されても「台湾は台湾だ」との現実を認める勇気がないという国、企業がいかに多いことか。そういった現状を、「エミレーツ航空」事件を通じて広く認識されたらいいと思う。
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南モンゴル虐殺に抗議する! 6.3東京デモ行進
平成29年6月3日(土)
内容
1. 中国大使館前での抗議
11時00分 麻布税務署前 集合
https://www.nta.go.jp/tokyo/guide/zeimusho/tokyo/azabu/data.htm
中国大使館前にて抗議活動 開始
2. デモ行進
14時30分 新宿柏木公園 集合
http://www.city.shinjuku.lg.jp/shisetsu/map6-7.html
15時00分 デモ行進 出発
※ 民族差別的なスローガンやプラカードはお控えください。デモ行進中は、主催者の指示に従ってください。
詳細 http://southmongolia.org/archives/138
主催 南モンゴルクリルタイ(世界南モンゴル会議)
http://southmongolia.org/
TEL 090-9965-1258 TEL 080-9129-2872
共催 頑張れ日本!全国行動委員会
応援団体 日本ウイグル連盟 日本中国民主化運動団体協調会 台湾研究フォーラム
■台湾は台湾!中国ではない!「Chinese Taipei」を「台湾」に!2020東京五輪「台湾正名」街宣・署名活動

東京オリンピックで台湾代表団の名称を「チャイニーズタイペイ」から「台湾」へと正すための請願署名活動を実施中ですが、6月4日には在日台湾人グループ「美麗島交流会」が東京上野で街頭活動を行います。
是非ご協力下さい。皆様の参加をお待ちしております。ーーー2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
日時 6月4日(日)13時00分~16時00分
場所 JR上野駅公園口前
主催 美麗島交流会
後援 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
問合せ 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
03-5468-9222(頑張れ日本!全国行動委員会内)
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!

協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html

エミレーツ航空の台湾人スチュワーデス。これまで胸には中華民国旗のバッジを付けてきたが・・・
台湾を自国領土の一部だとする虚構の「一つの中国」原則を掲げ、台湾併呑政策の正当化宣伝に余念がないのが中華人民共和国だが、その中国から「一つの中国」原則に従うよう求められた旨が、内部通達メールにはっきりと書かれていた。要するに中国の圧力に屈したのだ。
これを受け、台湾の外交部は同航空に対して「最も厳重な不満と抗議の意」を表明。これに慌てた同航空は、「社内の連絡ミスだった」としてバッジ付け変えの指示はないと説明し、謝罪した。
それでは本当に中国からの要請はなかったか。英BBCからそう聞かれたが、同航空は何も答えなかった。
きっと要請はあったはずだ、と私は見ている。なぜなら同航空は、「全ての乗組員の国旗バッジを取り外す」とも声明しているからだ。
なぜそこまでやるのだろうか。実はこうした過剰な反応こそ、中国の非難に脅える者がよく見せるものなのである。
要するに、台湾の国旗を排除すれば台湾の官民から批判されるが、しかしそれを復活させれば中国の逆鱗に触れるため、いっそ全ての国旗バッジを廃止してしまい、どこからも文句を言われないようにしようという、その場しのぎの策なのである。
せっかく国旗バッジを作ったのに実に勿体なく、そして滑稽である。また傷付けられた台湾の尊厳、台湾人民の感情も放置されたまま。これでは何の解決にもなってはいないではないか。
実はこうした姑息、臆病な振る舞いは、中国迎合の日本人もよく見せるのだ。
以下の私の目撃談を書こう。
たとえば先日、東京都教育委員会の「東京オリンピック教育」なるサイトが、五輪に参加する各国紹のページを作成したが、そこには「チャイニーズタイペイ」のページが。そこで私が「台湾は中国の一部ではないので、『台湾』へと改称するべきだ」と求めたところ、「チャイニーズタイペイ」のページばかりか、その他二百に近いすべての国のページをも削除してしまった。エミレーツ航空とまったく同じことをやったわけだ。
そのほか、日本航空が機内誌で、東アジアの中で中国と台湾だけに色を付ける「一つの中国」地図を掲載したので、「台湾人の乗客がこれを見たらどう思うか。台湾から色を取るべきだ」と求めたところ、同航空は台中いずれも無色にしてしまった。このようにすれば台中を一緒にしたことにもならないし、切り離したことにもならない。これで「万事めでたし」と考える卑しさである。
同じように外務省、NHK、某出版大手(社名失念)も、「一つの中国」地図の無色化で逃げたことがあったが、最後まで「一つの中国」を否定しないところが、エミレーツ航空と同じだ。
中国の圧力が怖いあまりに、「一つの中国」宣伝を容認し、そして容認は誤りだと指摘、非難されても「台湾は台湾だ」との現実を認める勇気がないという国、企業がいかに多いことか。そういった現状を、「エミレーツ航空」事件を通じて広く認識されたらいいと思う。
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平成29年6月3日(土)
内容
1. 中国大使館前での抗議
11時00分 麻布税務署前 集合
https://www.nta.go.jp/tokyo/guide/zeimusho/tokyo/azabu/data.htm
中国大使館前にて抗議活動 開始
2. デモ行進
14時30分 新宿柏木公園 集合
http://www.city.shinjuku.lg.jp/shisetsu/map6-7.html
15時00分 デモ行進 出発
※ 民族差別的なスローガンやプラカードはお控えください。デモ行進中は、主催者の指示に従ってください。
詳細 http://southmongolia.org/archives/138
主催 南モンゴルクリルタイ(世界南モンゴル会議)
http://southmongolia.org/
TEL 090-9965-1258 TEL 080-9129-2872
共催 頑張れ日本!全国行動委員会
応援団体 日本ウイグル連盟 日本中国民主化運動団体協調会 台湾研究フォーラム
■台湾は台湾!中国ではない!「Chinese Taipei」を「台湾」に!2020東京五輪「台湾正名」街宣・署名活動


東京オリンピックで台湾代表団の名称を「チャイニーズタイペイ」から「台湾」へと正すための請願署名活動を実施中ですが、6月4日には在日台湾人グループ「美麗島交流会」が東京上野で街頭活動を行います。
是非ご協力下さい。皆様の参加をお待ちしております。ーーー2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
日時 6月4日(日)13時00分~16時00分
場所 JR上野駅公園口前
主催 美麗島交流会
後援 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
問合せ 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
03-5468-9222(頑張れ日本!全国行動委員会内)
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!

協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
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