中国覇権主義への反撃としての東京五輪「台湾正名」運動 (附:5・5「JR池袋駅前」街宣・署名活動の参加呼びかけ)
2017/05/03/Wed
「一つの中国」原則(一中原則)とやらを強調し、「台湾は中国領土の一部だ」との宣伝で台湾侵略の野心の正当化に余念ない中共がいま、憤りを禁じ得ないのが、「一つの台湾・一つの中国」「台湾は台湾だ」との現状を強調し、一中なる虚構を容認しない台湾の蔡英文総統率いる民進党政権及び台湾の人々だ。

国際法上、「一つの台湾・一つの中国」が現実であり、世界各国の認めるところだ。中国の主張
する「一つの中国」は、台湾侵略を正当化するための虚構宣伝に過ぎない。「チャイニーズタイ
ペイ」の呼称もそうした危険な宣伝に基づくものである
中共はこれを「台独」(台湾独立勢力)などと呼び、国際社会の緊張を高めるトラブルメーカーに仕立て上げるのである(中国の支配を受けない台湾がどうやって中国から独立するというのか)。
そうした身勝手きわまりない苛立ちを伝える者に、中共機関紙人民日報系の環球時報が昨年十二月二十六日に掲げた社説がある。
そこには「指摘しなければならないのは、大陸(※中国)社会はすでに“台湾だとの叫び”に我慢できなくなっており、台独に懲罰を加えようと、手ぐすねを引いて待ちかまえていることだ」などとある。
また次のようにも。
―――民進党当局は台湾を独立主権国家だと証明したいらしいが、それなら大陸がはっきりと証明してみせよう。台湾とはいったい何なのかをだ。
―――台湾当局は「チャイニーズタイペイ」の名で、国際社会で活動することに不満なようだが、それならば好きに「台湾」の名を用いたらいい。その代わり、国際機関に参加する資格はみな剥奪されることだろう。
たしかにその恐れはある。たとえばIOC(正確には国際機関ではないが)がそうだ。中国の圧力に屈し、「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)の名称を用いることを台湾のオリンピック参加の条件としている。
しかしそのような台湾に対する不当な扱いは許されることなのか。これでは台湾に対する差別であり、台湾人民の人権に対する侵害と言わざるを得ない。世論調査でも明らかなように、台湾人のほとんどはその名称を嫌っているが、そうした感情をIOCは一度でも考慮したことがあるのか。そもそも台湾侵略を企む国家のお先棒を担ぐ真似自体が容認してはならないことだ。。
もっともその一方で民進党政権は、「満足ではないが受け入れられる」として、チャイニーズタイペイ名の使用を拒否していない。かくて国際社会では、この名称問題は議題にすらならなくなる訳である。
しかし台湾がこの名を「受け入れる」とするのは、そうしなければオリンピック参加の資格が取り消され、トラブルメーカーとのレッテルを貼られてますます国際的な孤立を深めるのを恐れてのことだ。
IOCを含め国際社会が中国に屈している以上、台湾政府がそう懸念するのは当然なことなのだ。中共が「国際機関に参加する資格はみな剥奪されることだろう」となどと豪語するのも、そのように各国を附き従わせることができるとの自信があるためなのだ。
しかし実際には、中共は決して自信満々ではないはずである。
なぜならいまや国際社会において、中国の覇権主義的姿勢への懸念、批判は従来にないほどまでに広がり、またそれと反比例するかの如く台湾の民主主義への評価は高まっており、そう簡単にトラブルメーカーのレッテルを台湾に貼ることができなくなっているためだ。
社説は言う。「民進党が九二年コンセンサス(※一中合意)の受け入れを拒絶し、さらには日米と結託して現状を破壊しようとしている」と。これはつまり、日米が中国覇権主義を警戒し、台湾との関係強化を重視していると、中共がはっきり見て取っている証だろう。
もちろんそこでは「それなら台湾海峡両岸関係を動揺させてみれば好い」などと、台湾への恫喝の文句も付け加えてはいるが、そのような暴言も警戒心の裏返しに見える。
しかし実際には日米政府は、たしかに一中原則は認めてはいないが、それを公然と否定し、中国の所謂レッドラインを踏み越えようとはしないというのも現状である。そしてそうした日米の中国への過剰な配慮が、一中という侵略正当化の宣伝に更なる説得力を与え続けるのである。
そこで立ち上がったのが我々日本と台湾の民間有志である。二〇二〇年の東京オリンピックという世界の注目を浴びる舞台で、「チャイニーズタイペイ」なる名称を「台湾」へ改めよう訴える運動を発動したところだ。
民間の運動だからと侮るなかれ。中共はこうした、自らの恫喝、操縦が効かない海外の反中世論を極度に恐れているのだ。もし台湾支持の国際世論が高まれば、一中の虚構宣伝の効力は大きく減退するため、当然なのだ。実際に向こうでは政府もメディアも我々の運動への批判を開始している。
一方、IOCはあくまでも中国に媚び、台湾差別を継続する構えだろう。そうした不条理な状況を「不条理だ」として糾弾する世論も、こうした運動を通じて形成して行きたい。真のトラブルメーカは台湾ではなく中国だ、との認識を世界に押し広げながらだ。
そうした考えで我々は、都内で街宣・署名活動を推進中である。ささやかな運動ではあるが効果がないわけではない。繰り返すが中共はこれだけでも困惑しているはず。だから更に影響力を高めて行きたいと思うのである。
そして五月五日には都内において、下記の街頭活動を実施するので、共に闘いたいと思う方の奮っての参加を待ちたい。
■5・5 東京オリンピックに「台湾」の名称で参加を!― 2020 東京五輪 「台湾正名」請願署名活動

「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で台湾選手団を歓迎しようと訴える演説と東京都議会宛の請願署名活動。毎回大勢の方の賛同をいただき感謝に堪えません。今回は初めて池袋の繁華街に進出し、日台の友情の力で、活動の輪をどんどん広げて行きたいと思いますので、まだ参加されていない方も当日はぜひ!お誘いあわせの上、お気軽に!
日時 平成29年5月5日(金/祝)
13時00分~18時00分
場所 JR 池袋駅 東口前・西口前
13時00分~16時00分 東口前で街頭演説・署名活動
16時30分~18時00分 西口前で街頭演説・署名活動
登壇者
水島総(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会会長)
永山英樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会幹事長)
三浦小太郎(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
鍜冶俊樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
土屋たかゆき(元都議会議員)
寺山美慧 (美麗島交流会共同代表)
林紋輝(基進党友の会日本関東支部会長)
その他 多数
主催 2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会
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台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!

協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html

国際法上、「一つの台湾・一つの中国」が現実であり、世界各国の認めるところだ。中国の主張
する「一つの中国」は、台湾侵略を正当化するための虚構宣伝に過ぎない。「チャイニーズタイ
ペイ」の呼称もそうした危険な宣伝に基づくものである
中共はこれを「台独」(台湾独立勢力)などと呼び、国際社会の緊張を高めるトラブルメーカーに仕立て上げるのである(中国の支配を受けない台湾がどうやって中国から独立するというのか)。
そうした身勝手きわまりない苛立ちを伝える者に、中共機関紙人民日報系の環球時報が昨年十二月二十六日に掲げた社説がある。
そこには「指摘しなければならないのは、大陸(※中国)社会はすでに“台湾だとの叫び”に我慢できなくなっており、台独に懲罰を加えようと、手ぐすねを引いて待ちかまえていることだ」などとある。
また次のようにも。
―――民進党当局は台湾を独立主権国家だと証明したいらしいが、それなら大陸がはっきりと証明してみせよう。台湾とはいったい何なのかをだ。
―――台湾当局は「チャイニーズタイペイ」の名で、国際社会で活動することに不満なようだが、それならば好きに「台湾」の名を用いたらいい。その代わり、国際機関に参加する資格はみな剥奪されることだろう。
たしかにその恐れはある。たとえばIOC(正確には国際機関ではないが)がそうだ。中国の圧力に屈し、「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)の名称を用いることを台湾のオリンピック参加の条件としている。
しかしそのような台湾に対する不当な扱いは許されることなのか。これでは台湾に対する差別であり、台湾人民の人権に対する侵害と言わざるを得ない。世論調査でも明らかなように、台湾人のほとんどはその名称を嫌っているが、そうした感情をIOCは一度でも考慮したことがあるのか。そもそも台湾侵略を企む国家のお先棒を担ぐ真似自体が容認してはならないことだ。。
もっともその一方で民進党政権は、「満足ではないが受け入れられる」として、チャイニーズタイペイ名の使用を拒否していない。かくて国際社会では、この名称問題は議題にすらならなくなる訳である。
しかし台湾がこの名を「受け入れる」とするのは、そうしなければオリンピック参加の資格が取り消され、トラブルメーカーとのレッテルを貼られてますます国際的な孤立を深めるのを恐れてのことだ。
IOCを含め国際社会が中国に屈している以上、台湾政府がそう懸念するのは当然なことなのだ。中共が「国際機関に参加する資格はみな剥奪されることだろう」となどと豪語するのも、そのように各国を附き従わせることができるとの自信があるためなのだ。
しかし実際には、中共は決して自信満々ではないはずである。
なぜならいまや国際社会において、中国の覇権主義的姿勢への懸念、批判は従来にないほどまでに広がり、またそれと反比例するかの如く台湾の民主主義への評価は高まっており、そう簡単にトラブルメーカーのレッテルを台湾に貼ることができなくなっているためだ。
社説は言う。「民進党が九二年コンセンサス(※一中合意)の受け入れを拒絶し、さらには日米と結託して現状を破壊しようとしている」と。これはつまり、日米が中国覇権主義を警戒し、台湾との関係強化を重視していると、中共がはっきり見て取っている証だろう。
もちろんそこでは「それなら台湾海峡両岸関係を動揺させてみれば好い」などと、台湾への恫喝の文句も付け加えてはいるが、そのような暴言も警戒心の裏返しに見える。
しかし実際には日米政府は、たしかに一中原則は認めてはいないが、それを公然と否定し、中国の所謂レッドラインを踏み越えようとはしないというのも現状である。そしてそうした日米の中国への過剰な配慮が、一中という侵略正当化の宣伝に更なる説得力を与え続けるのである。
そこで立ち上がったのが我々日本と台湾の民間有志である。二〇二〇年の東京オリンピックという世界の注目を浴びる舞台で、「チャイニーズタイペイ」なる名称を「台湾」へ改めよう訴える運動を発動したところだ。
民間の運動だからと侮るなかれ。中共はこうした、自らの恫喝、操縦が効かない海外の反中世論を極度に恐れているのだ。もし台湾支持の国際世論が高まれば、一中の虚構宣伝の効力は大きく減退するため、当然なのだ。実際に向こうでは政府もメディアも我々の運動への批判を開始している。
一方、IOCはあくまでも中国に媚び、台湾差別を継続する構えだろう。そうした不条理な状況を「不条理だ」として糾弾する世論も、こうした運動を通じて形成して行きたい。真のトラブルメーカは台湾ではなく中国だ、との認識を世界に押し広げながらだ。
そうした考えで我々は、都内で街宣・署名活動を推進中である。ささやかな運動ではあるが効果がないわけではない。繰り返すが中共はこれだけでも困惑しているはず。だから更に影響力を高めて行きたいと思うのである。
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■5・5 東京オリンピックに「台湾」の名称で参加を!― 2020 東京五輪 「台湾正名」請願署名活動

「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で台湾選手団を歓迎しようと訴える演説と東京都議会宛の請願署名活動。毎回大勢の方の賛同をいただき感謝に堪えません。今回は初めて池袋の繁華街に進出し、日台の友情の力で、活動の輪をどんどん広げて行きたいと思いますので、まだ参加されていない方も当日はぜひ!お誘いあわせの上、お気軽に!
日時 平成29年5月5日(金/祝)
13時00分~18時00分
場所 JR 池袋駅 東口前・西口前
13時00分~16時00分 東口前で街頭演説・署名活動
16時30分~18時00分 西口前で街頭演説・署名活動
登壇者
水島総(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会会長)
永山英樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会幹事長)
三浦小太郎(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
鍜冶俊樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
土屋たかゆき(元都議会議員)
寺山美慧 (美麗島交流会共同代表)
林紋輝(基進党友の会日本関東支部会長)
その他 多数
主催 2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会
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