日台関係の強化運動には夢と希望があるー台湾研究フォーラム・今年一年の総括とこれから
2016/12/04/Sun
我々台湾研究フォーラム(以下、本会)は十二月三日、都内で毎年恒例の忘年会を開催。日台交流に熱心な日本人や在日台湾人など六十数名の会員、会友が参加した。
台湾の食文化に触れてみるとの趣旨で、ここ数年は台湾料理店を会場としているが、今年の会場は歌舞伎町の「青葉」。味に定評がある老舗で、この日は多彩な客家料理で下鼓を打つことができた。

台湾料理の老舗で開かれた台湾研究フォーラムの忘年会。日台交流に熱心な日本人や台湾人が大勢集まった
さて台湾では今年、台湾本土勢力と中国傀儡勢力との天下分け目の総統選挙が行われ、前者の民進党が政権奪還に成功するなどで、日台関係の強化、深化にも期待がかかっているが、そうした中で本会は、先ずは日本にとっての台湾の重要性を日本国内に訴えることこそ自らの任務であると考えている。

台湾総統就任式に出席した台湾研究フォーラム代表団。日台新時代の到来に会自らの使命の重さを思うことしきり
そこで中国や、それに迎合する日本の政府、マスメディアによる「一つの中国」(台湾は中国の一部)の宣伝、印象操作の影響の払拭に努めながら、中国とは異なる台湾、あるいは中国人とは違う台湾人というものの真の姿を指し、言論戦を展開しているところである。つまり台湾及び台湾人が日本にとって世界で最も心が通い得る存在であり、日本がこれと提携せずしてアジアの真の平和の実現はあり得ないといったことを伝えているのだ。
もちろん本会は微々たる民間団体にすごないが、しかしこの存在意義は決して小さくないと自覚している。それはなぜなら、我々のような活動に真剣に取り組む日本人団体は残念ながら、いまだあまり見かけないからである。
そこでここにおいて、本会が今年取り組んできた活動を振り返ろう。
最初に挙げたいのは定例講演会で台湾歴史講座を開始した。

台湾史講座を開始。政治宣伝的な歴史観を排し、台湾理解を深めるのが目的
台湾を理解するには台湾史の知識が不可欠だからである。国共両党を策定し、NHK(JAPANデビュー「アジアの一等国」)も飛び付いたような「一つの中国」史観(政治宣伝)からは語りきれない真の歴史を、今後も明らかにしていきたいと考えている。
それと同時に小中高の学校教科書に台湾を中国領土と記載するよう指導する文部科学省の中国のプロパガンダへの加担を阻止するための言論戦、署名活動も展開。その間、五年間で集めた署名用紙を文科省に届けもした。

街頭での署名活動も

文科省に提出した署名用紙。今後も募集を継続する
これは日本の未来を担う子供達を守るため、国民全体が関心を持つべき重大問題であり、さらなる活動の拡大が求められている。
また、二〇二〇年の東京五輪で台湾代表を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で歓迎しようと訴える活動も活発化させてきた。今年始まった「台湾2020東京」アクションに参与し、IOC宛の電子署名活動も推進して来たが、それもきっかけとなり、本会と台湾国内の本土派、独立派勢力との繋がりが格段と強まったように感じている。

2020年東京五輪では「台湾」の名で台湾代表団を迎えようと訴える集会を開催
来年からは政府、東京都に対する東京五輪「台湾正名」要求運動も本格的に発動させる予定だ。
今回の忘年会では、以上のような報告や今後の方針などを参加者に伝え、協力を求めたところである。
それにしても賑やかな会ではあった。やはりみなの間では、日台のために何かやりたいとの共通の思いがあるからだと思う。「友情」がテーマであることもあって、当然のことながら夢や希望に燃えて来るのだろう。

日台の友情を信じるためか、会合はいつも朗らかだ
もしこれが台湾研究フォーラムではなく、反日媚中をキーワードとする「日中友好の会」といった感じの自虐的集団なら、もう少し陰湿、不健全な雰囲気になるかも知れない。
■台湾研究フォーラムは平成29年度会員を募集中です。

年会費は2000円。会員は毎月の定例会の参加費(1000円)が500円に。 郵便振替(口座記号番号 00100-2-708342 加入者名 台湾研究フォーラム)にお名前、ご連絡先(住所・電話・メールアドレス)をお書き添えの上お振込みを。なお定例会会場でも受け付けます。
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台湾の食文化に触れてみるとの趣旨で、ここ数年は台湾料理店を会場としているが、今年の会場は歌舞伎町の「青葉」。味に定評がある老舗で、この日は多彩な客家料理で下鼓を打つことができた。


台湾料理の老舗で開かれた台湾研究フォーラムの忘年会。日台交流に熱心な日本人や台湾人が大勢集まった
さて台湾では今年、台湾本土勢力と中国傀儡勢力との天下分け目の総統選挙が行われ、前者の民進党が政権奪還に成功するなどで、日台関係の強化、深化にも期待がかかっているが、そうした中で本会は、先ずは日本にとっての台湾の重要性を日本国内に訴えることこそ自らの任務であると考えている。


台湾総統就任式に出席した台湾研究フォーラム代表団。日台新時代の到来に会自らの使命の重さを思うことしきり
そこで中国や、それに迎合する日本の政府、マスメディアによる「一つの中国」(台湾は中国の一部)の宣伝、印象操作の影響の払拭に努めながら、中国とは異なる台湾、あるいは中国人とは違う台湾人というものの真の姿を指し、言論戦を展開しているところである。つまり台湾及び台湾人が日本にとって世界で最も心が通い得る存在であり、日本がこれと提携せずしてアジアの真の平和の実現はあり得ないといったことを伝えているのだ。
もちろん本会は微々たる民間団体にすごないが、しかしこの存在意義は決して小さくないと自覚している。それはなぜなら、我々のような活動に真剣に取り組む日本人団体は残念ながら、いまだあまり見かけないからである。
そこでここにおいて、本会が今年取り組んできた活動を振り返ろう。
最初に挙げたいのは定例講演会で台湾歴史講座を開始した。

台湾史講座を開始。政治宣伝的な歴史観を排し、台湾理解を深めるのが目的
台湾を理解するには台湾史の知識が不可欠だからである。国共両党を策定し、NHK(JAPANデビュー「アジアの一等国」)も飛び付いたような「一つの中国」史観(政治宣伝)からは語りきれない真の歴史を、今後も明らかにしていきたいと考えている。
それと同時に小中高の学校教科書に台湾を中国領土と記載するよう指導する文部科学省の中国のプロパガンダへの加担を阻止するための言論戦、署名活動も展開。その間、五年間で集めた署名用紙を文科省に届けもした。


街頭での署名活動も

文科省に提出した署名用紙。今後も募集を継続する
これは日本の未来を担う子供達を守るため、国民全体が関心を持つべき重大問題であり、さらなる活動の拡大が求められている。
また、二〇二〇年の東京五輪で台湾代表を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で歓迎しようと訴える活動も活発化させてきた。今年始まった「台湾2020東京」アクションに参与し、IOC宛の電子署名活動も推進して来たが、それもきっかけとなり、本会と台湾国内の本土派、独立派勢力との繋がりが格段と強まったように感じている。


2020年東京五輪では「台湾」の名で台湾代表団を迎えようと訴える集会を開催
来年からは政府、東京都に対する東京五輪「台湾正名」要求運動も本格的に発動させる予定だ。
今回の忘年会では、以上のような報告や今後の方針などを参加者に伝え、協力を求めたところである。
それにしても賑やかな会ではあった。やはりみなの間では、日台のために何かやりたいとの共通の思いがあるからだと思う。「友情」がテーマであることもあって、当然のことながら夢や希望に燃えて来るのだろう。

日台の友情を信じるためか、会合はいつも朗らかだ
もしこれが台湾研究フォーラムではなく、反日媚中をキーワードとする「日中友好の会」といった感じの自虐的集団なら、もう少し陰湿、不健全な雰囲気になるかも知れない。
■台湾研究フォーラムは平成29年度会員を募集中です。

年会費は2000円。会員は毎月の定例会の参加費(1000円)が500円に。 郵便振替(口座記号番号 00100-2-708342 加入者名 台湾研究フォーラム)にお名前、ご連絡先(住所・電話・メールアドレス)をお書き添えの上お振込みを。なお定例会会場でも受け付けます。
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