「TAIWAN」Tシャツ/目指すは「台湾」名での東京五輪出場!「チャイニーズ・タイペイ」ではない!
2016/05/30/Mon
台湾では五月二十日、総統府前広場で総統就任式が行われ、我々台湾研究フォーラム代表団も参列したところ、会場の外で台湾独立派の諸団体がアピール活動を行っているのを見た。そしてその中にはTシャツを販売する人々も。
独立運動家で、私の友人でもある林一方さんのグループだった。

総統就任式典会場の外でアピール活動を行う林さん(右1)ら
Tシャツの胸に部分には「TAIWAN」と書かれている。「中華民国」総統就任式の参列者に着用させ、「台湾」を内外にアピールするのを狙った模様だ。
ところでこのTシャツだが、これは二〇二〇年の東京オリンピックを視野に入れたものだそうだ。
台湾のスポーツ代表選手はオリンピックなどの国際競技会で、中国に迎合したIOCの規定により、「中華民国」でも「台湾」でもなく「チャイニーズ・タイペイ」(CHINESE TAIPEI=中華台北)の名義でしか出場できないのは周知の通り。
実に恐ろしい名義ではある。これを日本語に訳せば「中国領台北」となるのだから。スポーツを政治利用した中国の宣伝工作の産物と言えよう。
そこで林さんはこうした状況を打開したく、まずは二〇二〇年以前に台湾国内で行われる国際競技会で、観客席をこのTシャツで埋め、「台湾は台湾だ」という観念を内外に広めたいと考えている。
シャツは黒地で「TAIWAN」の文字には反射材が。試合会場の観客席でそれを浮かび上がらせようという作戦だ。

総統就任式が終ると、林さんはTシャツを携え、我々を尋ねてくれた。そしてこの活動の動機を次のように説明した。
「東京オリンピックで『チャイニーズ・タイペイ』ではなく『台湾』の名で台湾代表を応援しようと呼び掛ける運動が日本にあるとの噂を聞いた。それで我々自身も台湾で始めたのだ」と。
そこで私が「日本の誰がその運動を始めたか知っているか」と聞くと、「知らない」という。「我々だよ」と教えると、「何だ、お前らだったのか」という顔だ。思わずお互い笑い出した。

期せずしての同一運動目標を掲げていた台湾研究フォーラムメンバーと
我々の運動が何より期待するのが台湾側の呼応だが、身近な人間がいつの間にか、ここまで熱心に取り組んでいたとは…。
ところで林さんはTシャツを着た全国の人々、全世界の人々の写真をネット上で公開するというアピール活動に着手している。帰国後私も協力を求められたので、さっそく自分自身を撮影し、送り届けた。

早速日本で撮影。こんな形でも役立てばと
望むところだ。こんな形でも「TAIWAN」のために共闘し、微力を尽くせたらと思っている。
そして私と同じような思いの日本人は、実はまだまだ大勢いるはずだ。
■ネット署名「チャイニーズタイペイを台湾に」
http://chn.ge/1Q4zVg4
■台湾2020東京
ホームページ http://taiwan2020tokyo.org
メールマガジン http://melma.com/backnumber_199142/
お問い合わせ info@taiwan2020tokyo.org
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総統就任式典会場の外でアピール活動を行う林さん(右1)ら
Tシャツの胸に部分には「TAIWAN」と書かれている。「中華民国」総統就任式の参列者に着用させ、「台湾」を内外にアピールするのを狙った模様だ。
ところでこのTシャツだが、これは二〇二〇年の東京オリンピックを視野に入れたものだそうだ。
台湾のスポーツ代表選手はオリンピックなどの国際競技会で、中国に迎合したIOCの規定により、「中華民国」でも「台湾」でもなく「チャイニーズ・タイペイ」(CHINESE TAIPEI=中華台北)の名義でしか出場できないのは周知の通り。
実に恐ろしい名義ではある。これを日本語に訳せば「中国領台北」となるのだから。スポーツを政治利用した中国の宣伝工作の産物と言えよう。
そこで林さんはこうした状況を打開したく、まずは二〇二〇年以前に台湾国内で行われる国際競技会で、観客席をこのTシャツで埋め、「台湾は台湾だ」という観念を内外に広めたいと考えている。
シャツは黒地で「TAIWAN」の文字には反射材が。試合会場の観客席でそれを浮かび上がらせようという作戦だ。

総統就任式が終ると、林さんはTシャツを携え、我々を尋ねてくれた。そしてこの活動の動機を次のように説明した。
「東京オリンピックで『チャイニーズ・タイペイ』ではなく『台湾』の名で台湾代表を応援しようと呼び掛ける運動が日本にあるとの噂を聞いた。それで我々自身も台湾で始めたのだ」と。
そこで私が「日本の誰がその運動を始めたか知っているか」と聞くと、「知らない」という。「我々だよ」と教えると、「何だ、お前らだったのか」という顔だ。思わずお互い笑い出した。

期せずしての同一運動目標を掲げていた台湾研究フォーラムメンバーと
我々の運動が何より期待するのが台湾側の呼応だが、身近な人間がいつの間にか、ここまで熱心に取り組んでいたとは…。
ところで林さんはTシャツを着た全国の人々、全世界の人々の写真をネット上で公開するというアピール活動に着手している。帰国後私も協力を求められたので、さっそく自分自身を撮影し、送り届けた。

早速日本で撮影。こんな形でも役立てばと
望むところだ。こんな形でも「TAIWAN」のために共闘し、微力を尽くせたらと思っている。
そして私と同じような思いの日本人は、実はまだまだ大勢いるはずだ。
■ネット署名「チャイニーズタイペイを台湾に」
http://chn.ge/1Q4zVg4
■台湾2020東京
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