本日、総統選―日本人は善良なる台湾人の勝利を祈れ
2016/01/16/Sat
いよいよ本一月十六日、投開票が行われる台湾の総統選挙。
「中国との交流の拡大を訴える与党・国民党の朱立倫候補と、中国との急速な接近は台湾の自主性を損なうと批判する最大野党・民進党の蔡英文候補の、事実上2人の争い」(NHK)となっている中、両党は十五日夜、最後の大規模集会を開催。国民党は新北市で、民進党は台北市で、それぞれ数万人もの支持者を集めた(民進党集会は主催者発表で三十万人)。またその模様は、テレビ各局によって生中継もされた。

投票前夜の15日、国共両党はそれぞれ数万人規模の集会を開いて最後の訴え
さて、民進党の集会では、蔡英文氏と共に副総統候補として立候補する陳建仁氏も登壇した。
陳氏は世界的にも著名な疫学の権威で今年六十四歳。総統府直属の学術機関である中央研究院の副院長だったが、昨年十一月に辞職して出馬した。そしてこの日は壇上でこう話した。
「今回私は地方各地を歩いて回ったが、そこで感じたのは、台湾人が本当に愛すべき人々であるということ。大らかで勤勉、善良で慈悲深いということだ」
そして更に次のように語り、ちょうど生中継を見ていた私の心を打った。
「以前、私は日本人から『日本が津波に見舞われた時、台湾の人々があれほど支援してくれたことに感謝している』と聞かされた。このように台湾人は世界で最も慈悲深く善良な人々なのだ。そしてこれほど善良で慈悲深い人々が、知恵と勇気を備えたリーダーを持てないのはおかしなことだ」

民進党の正副総統候補である蔡英文(左)、陳建仁氏
これには私も日本人の一人としてまったく同感である。
なぜあれほど善良な人々が、台湾併呑を狙う中国に対し、いたずらに妥協、接近する国民党の支配を受けなくてはならないのかということだ。
おそらく選挙は民進党の蔡陳コンビが勝利し、同党政権が発足することとなるだろう。そして「台湾の自主性」を求める同党を「台湾独立の分裂勢力」と非難する中国が、今後不穏な言動を見せることも警戒されている。
もしそのように中国の拡張主義、侵略主義という「津波」が台湾が脅かすのであれば、今度は日本人が台湾を支持、応援し、連帯、共闘の態勢を築くべきだろう。
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「中国との交流の拡大を訴える与党・国民党の朱立倫候補と、中国との急速な接近は台湾の自主性を損なうと批判する最大野党・民進党の蔡英文候補の、事実上2人の争い」(NHK)となっている中、両党は十五日夜、最後の大規模集会を開催。国民党は新北市で、民進党は台北市で、それぞれ数万人もの支持者を集めた(民進党集会は主催者発表で三十万人)。またその模様は、テレビ各局によって生中継もされた。

投票前夜の15日、国共両党はそれぞれ数万人規模の集会を開いて最後の訴え
さて、民進党の集会では、蔡英文氏と共に副総統候補として立候補する陳建仁氏も登壇した。
陳氏は世界的にも著名な疫学の権威で今年六十四歳。総統府直属の学術機関である中央研究院の副院長だったが、昨年十一月に辞職して出馬した。そしてこの日は壇上でこう話した。
「今回私は地方各地を歩いて回ったが、そこで感じたのは、台湾人が本当に愛すべき人々であるということ。大らかで勤勉、善良で慈悲深いということだ」
そして更に次のように語り、ちょうど生中継を見ていた私の心を打った。
「以前、私は日本人から『日本が津波に見舞われた時、台湾の人々があれほど支援してくれたことに感謝している』と聞かされた。このように台湾人は世界で最も慈悲深く善良な人々なのだ。そしてこれほど善良で慈悲深い人々が、知恵と勇気を備えたリーダーを持てないのはおかしなことだ」

民進党の正副総統候補である蔡英文(左)、陳建仁氏
これには私も日本人の一人としてまったく同感である。
なぜあれほど善良な人々が、台湾併呑を狙う中国に対し、いたずらに妥協、接近する国民党の支配を受けなくてはならないのかということだ。
おそらく選挙は民進党の蔡陳コンビが勝利し、同党政権が発足することとなるだろう。そして「台湾の自主性」を求める同党を「台湾独立の分裂勢力」と非難する中国が、今後不穏な言動を見せることも警戒されている。
もしそのように中国の拡張主義、侵略主義という「津波」が台湾が脅かすのであれば、今度は日本人が台湾を支持、応援し、連帯、共闘の態勢を築くべきだろう。
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