台湾が見た「頑張れ日本!」の日台連帯運動/1・10集会は如何に報じられたか (附:チャンネル桜の関連報道動画)
2016/01/13/Wed
■総統選前に日台連帯アピールを行った理由

日台の連帯を訴えた国民集会。台湾メディアはこれをどうとらえたか
一月十六日の台湾で行われる総統選挙で民進党が国民党から政権を奪取する公算が強まっている。
台中は「一つの中国」に属するなどと中国と確認し合うのが中国系を中枢とする国民党だが、それに対して台湾は中国とは別の主権独立国家だとの実際の状況を維持しようとするのが台湾人主導の民進党だ。したがって同党政権が発足すれば台湾は、中国よりも日米など民主主義陣営の側に傾斜し、中国の脅威の前では生命共同体といえる日本との関係深化も期待されるわけだが、しかしそれを歓迎しないのが中国であり、おそらく日本の政界、メディアなどの親中勢力も、それに従属する可能性がある。
たとえば中国が二〇〇〇~〇八年の民進党政権に対して恫喝すら伴う批判宣伝を展開した際、それに呼応したり、見て見ぬふりをしたように…。
しかし中国の脅威がますます強大になる中、最早日本の中国に媚びた台湾軽視の姿勢は許されない。むしろ積極的に台湾との連帯に取り組むべきである。
日本がそれを行うのは容易だ。なぜなら国民党内部の一部中華民族主義者達(馬英九総統を含め)は別としても、一般の台湾国民は日本の対して信頼感と友情を抱いてくれている。
そこで我々「頑張れ日本!全国行動委員会」は十日、日本一歩行者の数が多いと言われる東京渋谷のハチ公前広場で「頑張れ台湾!日台連帯国民集会」を開催した(台湾研究フォーラム、台湾建国応援団などが後援)。
当日の目的は、日台連帯の必要性を日本国内と台湾に向けてアピールすることに尽きるだろう。
■集会開始早々速報を行った「自由時報」
そして日本人に対するアピールは成功したと信じている。なぜなら東日本大震災の際に台湾からの多大な支援が寄せられて以降、一般国民は若い世代をも含め、台湾に対するシンパシーを強くなっているからだ。かつて左翼などによく見られた媚中反台姿勢など今ではすっかり影を潜めている。
では台湾に対するアピールはどうか。今回の集会は台湾国民も見て理解できるよう、弁士に漢語通訳を付け、ユーチューブやニコニコ動画で実況生中継を行ったわけだが、開会早々多くの台湾国民が観賞した模様。
そしてその人々が台湾の掲示板サイトに好意的な感想を書き込み始めると、自由時報も中継が行われているのを確認したらしい。ただちにニュースサイトで「台湾の自由・民主を支持!日本の渋谷に巨大広告が出現」と見出しで報道した。集会開始から一時間も経たないうちでの速報である。

集会開始直後の自由時報の速報
■約三万人がフェイスブックにシェア
そこにはこんなことが。
――― 一月十六日に総統選が近付くにつれ、各政党の選挙活動には力がこもるが、これまで台湾に友好的な日本でも、「台湾頑張れ!台湾は台湾人の国!日本人は台湾の民主・自由・独立を支持する!」と書かれた大きな広告が現れた。
―――ネットユーザーがこの情報を掲示版に載せると、「台日友好!」「すごい!ありがとう日本」との声が上がった。
「広告」(横断幕)の写真入りでだ。
この記事は二万八千以上もフェイスブックにシェアされた。
ただすこし気になるのは次のようも書かれていたことだ。
―――渋谷駅前では「日台連帯国民集会」が開催され、多くの在日台湾人や一部の日本人が演題で講演を行っている。
この時点で自由時報は、まだ渋谷での状況を呑み込めていなかったようだ。つまり我々の多く在日台湾人と誤解していた訳なのだ。そう勘違いするのはやむを得ないとしても、しかしこれでは、日本人が連帯を求めていることが充分に伝わらない場合もあろう。
まあ、それほど気にする必要はないかもしれないが。
■「民間交流はホット」と伝えた三立テレビ
だがそれから約一時間後、今度は三立テレビのニュースサイトが報道した。

続いて三立テレビのサイトも速報
見出しは「若者よ!自分の国に責任を持て/日本人が渋谷で横断幕を広げて台湾支持」。
幸いなことにこちらは、集会の主体が日本人であることに気が付いたようだ。
―――台湾と日本は国交関係がないが、しかし民間交流には終始ホットなものがある。日本の民衆が台湾人による東日本大震災当時の義捐金に感謝していることは今も聞かれるが、今日はさらに日本人が自発的に東京渋谷の街頭で「台湾の自由、民主、独立を支持」と書いた横断幕を広げた。台湾総統選挙という敏感な時期にぶつかっており、多くのネットユーザーの注目を集めている。
―――横断幕は大勢のネットユーザーを興奮させ、「台日友好」といったコメントも次々に見られた。
―――この活動はネット中継も行われている。ある人は掲示板で支持を表明し、「台湾人は自分の一票で自分の道を選択しよう。特に若者は自分の国に責任を負うべきだ」と書いていた。
我々の集会は「敏感な時期」にたまたまぶつかったのではなく、敢えてぶつけたものだった。つまり我々日本人もまた、台湾の人々とともに台湾の未来のために戦いたがっているということであって、できればそのことも知ってくれればもっと嬉しかった。
■最大手紙が日本人の思いを写真入りで
そして集会が終了して翌十一日、自由時報が今度はニュースサイトと紙面で詳しい報道を行った。
記事のタイトルは「日本人が全力で台湾独立を支持」。現地の状況を十分に把握した上で書かれたもの。ここではニュースサイト版を下に抄訳しよう。

集会翌日、自由時報が再度報道
―――日本の民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の約三百人が十日、東京繁華街の渋谷駅前のハチ公前広場で「頑張れ台湾!日台連帯国民集会」を開催し、会場では「頑張れ台湾!台湾は台湾人の国家!日本人は台湾の民主・自由・独立を支持する!」「台湾魂」「台湾の学生は立ち上がり中国の侵略を阻止した」と書かれた看板を掲げた。
―――主催者の水島総は「台湾人民は長年にわたる国民党政権下で不公正な待遇を受け、それと同時に中国の武力恫喝にも脅かされて来た。そうした内憂外患の中で民主と自由を勝ち取ってきた台湾人に敬意を表する」と語った。また「日本は台湾人が自分たちの国家を打ち立てることを支持し、台湾の自由と民主を支持し、民進党が再び政権を取り、更に台日関係を強化することに期待する」とも強調した。
―――台湾の民主、自由、独立に声援を送ってきた台湾研究フォーラム会長の永山英樹は演説の中で、「台湾は中国ではない」と指摘。「多くの日本人は中国が統一という名目で台湾を併呑するという野心に反対している」とし、「日本は台湾の安全保障に協力せよ」と訴えた。
―――活動中、突然一人の中国女性騒ぎだし、「台湾は中国だ」と叫んだ。ちょうど演説中だった永山は、「舞台に上がって意見表明を」と誘ったが、女性は怒って立ち去った。
―――その他、大勢の弁士が登壇したが、多くは東日本大震災の時の台湾人の義挙に感謝を表明。また大勢の台湾からの観光客や留学生が日本人による台湾支持に感動し、現地にいた日本の民衆の訴えに賛同していた。
なお紙面の記事は、これより少し短め。だが演説風景の写真も掲載するなどでそれなりにインパクトあり。

自由時報の国際面で
発行部数最大の自由時報に載ったことで、日本人が台湾を応援しているということは、何万、何十万人もの台湾の人々に伝わったのではないか。
■「蘋果日報」が動画で紹介した参加者の声
そしてもう一つ、やはり十一日に、今度は 蘋果(リンゴ)日報のニュースサイトが「日本人が町中で台湾を応援/“台湾は中国ではない”と」との記事を載せ、次のように伝えた。
―――あるネットユーザーは東京を旅行中、渋谷駅前で集会に出くわした。それによると日本の議員が「将来台湾は今の香港のようになる可能性がある。台湾人は日本の被災地に義捐金を送り、新しい病院を建ててくれた。二〇二〇年のオリンピックでは『チャイニ―ズタイペイ』ではなく『台湾』の名で参加してもらおう」といった訴えを行っていたという。

蘋果日報も
―――「頑張れ台湾!」運動は「台湾支持」「日台関係強化」「中国の台湾侵略反対」のための運動で、台湾を日本の友邦、生命共同体と看做し、台湾では政権交代が行われれ場中国は台湾併呑の行動を開始する恐れがあるため、日本人は台湾を護り、台湾の自由、民主、独立を中国の脅威に曝させるなと訴えていた。
―――現地では一般民衆にも発言の機会が与えられ、それに中国語通訳も付けられた。多くの民衆は東日本大震災当時の台湾の支援に感謝を述べた。
そして記事は、「一般民衆の発言」を映した参加者のユーチューブ動画を併せて掲載した(製作者のmahorobajapanさんによれば、閲覧者数が一気に二千、三千と膨らんだとか)。
集会当日、最高に感動的だったのは、この「一般民衆」の台湾への友情の声だったかもしれない。まさに台湾の人々に見てもらいたい動画を、よくぞ紹介してくれたものだ。
■全国の日本人が台湾支持表明を!
以上のように、今回の集会が台湾へ届けた友情、連帯のメッセージは、台湾ではとても好意的に受け止められたようである。
いや台湾だからこそ素直に喜んで受け止めてくれたと言うべきか。たとえばもし中国であれば、日本からの連帯のメッセージなど、下心ある愚か者による媚びのメッセージと疑い、見下されるところだ。
だから全国の日本人が、声を上げて一斉に台湾支持を叫ぶべきなのだ。震災当時の台湾人の行動を思い起こしながらやればいいことである。
かつての民進党政権時代、日米などが中国と歩調を合わせて台湾を冷遇したことが有権者に孤立感を与え、それもまた国民党の媚中政権の発足に繋がったと指摘されるが、全く愚かなことだった。
二度と日台共通の敵である侵略国家に加担して、善良なる台湾の人々を失望させるようなマネをしてはならない。
【過去の関連記事】
都内で「1・10日台連帯集会」ー台湾総統選を前に中国恐れぬ日本人の意志を!(附:集会案内と台湾チャンネル関連報道動画)
16/01/09
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2731.htm
「1・10頑張れ台湾!日台連帯国民集会」報告―台湾に届いた日本人のアピール (附:関連動画)16/01/11
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2732.html
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台湾チャンネル報道動画
【台湾に自由独立を!】1.10 頑張れ台湾!日台連帯国民集会[桜H28/1/12]
https://youtu.be/3SG48wBCVHU

日台の連帯を訴えた国民集会。台湾メディアはこれをどうとらえたか
一月十六日の台湾で行われる総統選挙で民進党が国民党から政権を奪取する公算が強まっている。
台中は「一つの中国」に属するなどと中国と確認し合うのが中国系を中枢とする国民党だが、それに対して台湾は中国とは別の主権独立国家だとの実際の状況を維持しようとするのが台湾人主導の民進党だ。したがって同党政権が発足すれば台湾は、中国よりも日米など民主主義陣営の側に傾斜し、中国の脅威の前では生命共同体といえる日本との関係深化も期待されるわけだが、しかしそれを歓迎しないのが中国であり、おそらく日本の政界、メディアなどの親中勢力も、それに従属する可能性がある。
たとえば中国が二〇〇〇~〇八年の民進党政権に対して恫喝すら伴う批判宣伝を展開した際、それに呼応したり、見て見ぬふりをしたように…。
しかし中国の脅威がますます強大になる中、最早日本の中国に媚びた台湾軽視の姿勢は許されない。むしろ積極的に台湾との連帯に取り組むべきである。
日本がそれを行うのは容易だ。なぜなら国民党内部の一部中華民族主義者達(馬英九総統を含め)は別としても、一般の台湾国民は日本の対して信頼感と友情を抱いてくれている。
そこで我々「頑張れ日本!全国行動委員会」は十日、日本一歩行者の数が多いと言われる東京渋谷のハチ公前広場で「頑張れ台湾!日台連帯国民集会」を開催した(台湾研究フォーラム、台湾建国応援団などが後援)。
当日の目的は、日台連帯の必要性を日本国内と台湾に向けてアピールすることに尽きるだろう。
■集会開始早々速報を行った「自由時報」
そして日本人に対するアピールは成功したと信じている。なぜなら東日本大震災の際に台湾からの多大な支援が寄せられて以降、一般国民は若い世代をも含め、台湾に対するシンパシーを強くなっているからだ。かつて左翼などによく見られた媚中反台姿勢など今ではすっかり影を潜めている。
では台湾に対するアピールはどうか。今回の集会は台湾国民も見て理解できるよう、弁士に漢語通訳を付け、ユーチューブやニコニコ動画で実況生中継を行ったわけだが、開会早々多くの台湾国民が観賞した模様。
そしてその人々が台湾の掲示板サイトに好意的な感想を書き込み始めると、自由時報も中継が行われているのを確認したらしい。ただちにニュースサイトで「台湾の自由・民主を支持!日本の渋谷に巨大広告が出現」と見出しで報道した。集会開始から一時間も経たないうちでの速報である。

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――― 一月十六日に総統選が近付くにつれ、各政党の選挙活動には力がこもるが、これまで台湾に友好的な日本でも、「台湾頑張れ!台湾は台湾人の国!日本人は台湾の民主・自由・独立を支持する!」と書かれた大きな広告が現れた。
―――ネットユーザーがこの情報を掲示版に載せると、「台日友好!」「すごい!ありがとう日本」との声が上がった。
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ただすこし気になるのは次のようも書かれていたことだ。
―――渋谷駅前では「日台連帯国民集会」が開催され、多くの在日台湾人や一部の日本人が演題で講演を行っている。
この時点で自由時報は、まだ渋谷での状況を呑み込めていなかったようだ。つまり我々の多く在日台湾人と誤解していた訳なのだ。そう勘違いするのはやむを得ないとしても、しかしこれでは、日本人が連帯を求めていることが充分に伝わらない場合もあろう。
まあ、それほど気にする必要はないかもしれないが。
■「民間交流はホット」と伝えた三立テレビ
だがそれから約一時間後、今度は三立テレビのニュースサイトが報道した。

続いて三立テレビのサイトも速報
見出しは「若者よ!自分の国に責任を持て/日本人が渋谷で横断幕を広げて台湾支持」。
幸いなことにこちらは、集会の主体が日本人であることに気が付いたようだ。
―――台湾と日本は国交関係がないが、しかし民間交流には終始ホットなものがある。日本の民衆が台湾人による東日本大震災当時の義捐金に感謝していることは今も聞かれるが、今日はさらに日本人が自発的に東京渋谷の街頭で「台湾の自由、民主、独立を支持」と書いた横断幕を広げた。台湾総統選挙という敏感な時期にぶつかっており、多くのネットユーザーの注目を集めている。
―――横断幕は大勢のネットユーザーを興奮させ、「台日友好」といったコメントも次々に見られた。
―――この活動はネット中継も行われている。ある人は掲示板で支持を表明し、「台湾人は自分の一票で自分の道を選択しよう。特に若者は自分の国に責任を負うべきだ」と書いていた。
我々の集会は「敏感な時期」にたまたまぶつかったのではなく、敢えてぶつけたものだった。つまり我々日本人もまた、台湾の人々とともに台湾の未来のために戦いたがっているということであって、できればそのことも知ってくれればもっと嬉しかった。
■最大手紙が日本人の思いを写真入りで
そして集会が終了して翌十一日、自由時報が今度はニュースサイトと紙面で詳しい報道を行った。
記事のタイトルは「日本人が全力で台湾独立を支持」。現地の状況を十分に把握した上で書かれたもの。ここではニュースサイト版を下に抄訳しよう。

集会翌日、自由時報が再度報道
―――日本の民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の約三百人が十日、東京繁華街の渋谷駅前のハチ公前広場で「頑張れ台湾!日台連帯国民集会」を開催し、会場では「頑張れ台湾!台湾は台湾人の国家!日本人は台湾の民主・自由・独立を支持する!」「台湾魂」「台湾の学生は立ち上がり中国の侵略を阻止した」と書かれた看板を掲げた。
―――主催者の水島総は「台湾人民は長年にわたる国民党政権下で不公正な待遇を受け、それと同時に中国の武力恫喝にも脅かされて来た。そうした内憂外患の中で民主と自由を勝ち取ってきた台湾人に敬意を表する」と語った。また「日本は台湾人が自分たちの国家を打ち立てることを支持し、台湾の自由と民主を支持し、民進党が再び政権を取り、更に台日関係を強化することに期待する」とも強調した。
―――台湾の民主、自由、独立に声援を送ってきた台湾研究フォーラム会長の永山英樹は演説の中で、「台湾は中国ではない」と指摘。「多くの日本人は中国が統一という名目で台湾を併呑するという野心に反対している」とし、「日本は台湾の安全保障に協力せよ」と訴えた。
―――活動中、突然一人の中国女性騒ぎだし、「台湾は中国だ」と叫んだ。ちょうど演説中だった永山は、「舞台に上がって意見表明を」と誘ったが、女性は怒って立ち去った。
―――その他、大勢の弁士が登壇したが、多くは東日本大震災の時の台湾人の義挙に感謝を表明。また大勢の台湾からの観光客や留学生が日本人による台湾支持に感動し、現地にいた日本の民衆の訴えに賛同していた。
なお紙面の記事は、これより少し短め。だが演説風景の写真も掲載するなどでそれなりにインパクトあり。

自由時報の国際面で
発行部数最大の自由時報に載ったことで、日本人が台湾を応援しているということは、何万、何十万人もの台湾の人々に伝わったのではないか。
■「蘋果日報」が動画で紹介した参加者の声
そしてもう一つ、やはり十一日に、今度は 蘋果(リンゴ)日報のニュースサイトが「日本人が町中で台湾を応援/“台湾は中国ではない”と」との記事を載せ、次のように伝えた。
―――あるネットユーザーは東京を旅行中、渋谷駅前で集会に出くわした。それによると日本の議員が「将来台湾は今の香港のようになる可能性がある。台湾人は日本の被災地に義捐金を送り、新しい病院を建ててくれた。二〇二〇年のオリンピックでは『チャイニ―ズタイペイ』ではなく『台湾』の名で参加してもらおう」といった訴えを行っていたという。

蘋果日報も
―――「頑張れ台湾!」運動は「台湾支持」「日台関係強化」「中国の台湾侵略反対」のための運動で、台湾を日本の友邦、生命共同体と看做し、台湾では政権交代が行われれ場中国は台湾併呑の行動を開始する恐れがあるため、日本人は台湾を護り、台湾の自由、民主、独立を中国の脅威に曝させるなと訴えていた。
―――現地では一般民衆にも発言の機会が与えられ、それに中国語通訳も付けられた。多くの民衆は東日本大震災当時の台湾の支援に感謝を述べた。
そして記事は、「一般民衆の発言」を映した参加者のユーチューブ動画を併せて掲載した(製作者のmahorobajapanさんによれば、閲覧者数が一気に二千、三千と膨らんだとか)。
集会当日、最高に感動的だったのは、この「一般民衆」の台湾への友情の声だったかもしれない。まさに台湾の人々に見てもらいたい動画を、よくぞ紹介してくれたものだ。
■全国の日本人が台湾支持表明を!
以上のように、今回の集会が台湾へ届けた友情、連帯のメッセージは、台湾ではとても好意的に受け止められたようである。
いや台湾だからこそ素直に喜んで受け止めてくれたと言うべきか。たとえばもし中国であれば、日本からの連帯のメッセージなど、下心ある愚か者による媚びのメッセージと疑い、見下されるところだ。
だから全国の日本人が、声を上げて一斉に台湾支持を叫ぶべきなのだ。震災当時の台湾人の行動を思い起こしながらやればいいことである。
かつての民進党政権時代、日米などが中国と歩調を合わせて台湾を冷遇したことが有権者に孤立感を与え、それもまた国民党の媚中政権の発足に繋がったと指摘されるが、全く愚かなことだった。
二度と日台共通の敵である侵略国家に加担して、善良なる台湾の人々を失望させるようなマネをしてはならない。
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都内で「1・10日台連帯集会」ー台湾総統選を前に中国恐れぬ日本人の意志を!(附:集会案内と台湾チャンネル関連報道動画)
16/01/09
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2731.htm
「1・10頑張れ台湾!日台連帯国民集会」報告―台湾に届いた日本人のアピール (附:関連動画)16/01/11
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2732.html
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【台湾に自由独立を!】1.10 頑張れ台湾!日台連帯国民集会[桜H28/1/12]
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