「1・10頑張れ台湾!日台連帯国民集会」報告―台湾に届いた日本人のアピール (附:関連動画)
2016/01/11/Mon
台湾で一月十六日に投票が行われる総統選挙と立法委員(国会議員)選挙。おそらく民進党の蔡英文主席が総統に選ばれ、国民党から政権を奪取しる公算が大で、また国会でも民進党が初の単独過半数を取る勢いであるがために、中国が今後緊張を高めるのではないかと警戒されている。
なぜなら民進党は「一つの中国」(台湾は中国の領土)原則なる国共両党のフィクションを受け入れないからだ。「台湾は中国に帰属しない独立国家」との現状と、その現状の変更を望まない民意を強調する民進党の姿勢を中国は許すことができず、「台独分裂勢力」「トラブルメーカー」とのレッテルを張り、武力攻撃の可能性もちらつかせ続けているわけだが、何とそうした構えを侵略主義だとはっきりと批判できないのが、マスコミ各社を含む日本の親中・媚中勢力だ。
これらには今まで、緊張を一方的に高める侵略国・中国より、その被害者である台湾をトラブルメーカーのように扱う傾向が見て取れたが、これでは国民は何が正しいのかが分からなくなってしまう。台湾側にも誤ったメッセージを送ることになりかねない。
中国の脅威の前で日台は生命共同体なのだ。こんな状況がいつまでも続いていい訳がない。
そこで我々「頑張れ日本!全国行動委員会」は十日、つねに大勢の人々が行き交う東京渋谷のハチ公前広場において「頑張れ台湾!日台連帯国民集会」を開催した(後援は台湾研究フォーラム、台湾建国応援団、台湾独立建国聯盟日本本部)。

「台湾は台湾人の国」「日本人は台湾の民主・自由・独立を支持する」と書いた大きな幕を広げ、壇上では弁士が代わる代わる熱弁を振った。

また、その前に結集した百数十名の人々も日章旗と台湾緑旗を林立させ、あるいは様々なプラカードを掲げ、そして一人一人がマイクを握って主張を展開し、国民の覚醒を訴えると同時に、その模様をユーチューブやニコニコ動画のインターネット中継で台湾に送り届け、日本からの友情、激励のメッセージとしたのだった。


これには大勢の通行人も興味を寄せたようだ。
実はそうした反応は予測されたものだった。何しろ東日本大震災で台湾から多大な支援を受けた以降、台湾に好意を寄せる国民はかつてないほど増えている。また感動で涙にくれる台湾人女性や、逆に怒りの叫びを上げる中国人の姿も目撃された。

一方、ネット中継を見た台湾での反響はどうだっただろう。中継の予告はなされていたため、集会開始と同時にネット上で話題になり、自由時報のニュースサイトがその好反応ぶりを速報。中継中のユーチューブ画面までアップした。
それから間もなく三立テレビのニュースサイトもこれを嗅ぎつけ、やはり速報を行った。そして翌十一日には自由時報が再び、今度は紙面でも好意的な詳報を行っている。
実は自由時報は、速報の段階では登壇者を「大勢の在日台湾人と一部の日本人」と誤解していたようだ。しかしそれは仕方ない。外国人である日本人がこれほど台湾の選挙、前途に関心を寄せるはずがないと考えるのが普通だろう。
しかし翌日の報道の見出しは「日本人が台湾独立を全力で応援」。登壇者の多くが日本人であることを理解してくれたのだ。
このようにして、台湾にメッセージを届けたいとの我々の願いは何とかかなえられたようだった。
日台は今両国間にある友情、信頼を基礎にした連帯体制を構築しなければならない。中国や日本国内の媚中勢力がいかに情報操作を行おうと、まずは中国などを恐れない我々国民がそれに向けて立ち上がり、声を上げるべきだろう。
そしてそれはできるのだ、ということを、我々はこの日の活動を通じて確信したのだった。
なお集会には台湾からもメッセージを寄せられた。台湾団結聯盟の周倪安・立法委員、同連盟から立法委員選挙に出馬した陳奕斉・基進側翼総召集人、そして自由台湾党から立委選挙に出馬の蔡丁貴主席といった台湾独立派の錚々たる精鋭の人々(太陽花学生運動でも活躍)からである。


言うまでもなく、この「台湾独立」とは「中国からの独立」ではなく、「台湾国家正常化」つまり「中華民国体制からの台湾人の独立、建国」である。我々は深い敬意を以って、彼らのメッセージに耳を傾けた。
【過去の関連記事】
都内で「1・10日台連帯集会」ー台湾総統選を前に中国恐れぬ日本人の意志を!(附:集会案内と台湾チャンネル関連報道動画)
16/01/09
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2731.html
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1.10 頑張れ台湾!日台連帯国民集会 【一般参加者から台湾応援の一言】2016.1.10
https://youtu.be/nCC0xt71uQA
なぜなら民進党は「一つの中国」(台湾は中国の領土)原則なる国共両党のフィクションを受け入れないからだ。「台湾は中国に帰属しない独立国家」との現状と、その現状の変更を望まない民意を強調する民進党の姿勢を中国は許すことができず、「台独分裂勢力」「トラブルメーカー」とのレッテルを張り、武力攻撃の可能性もちらつかせ続けているわけだが、何とそうした構えを侵略主義だとはっきりと批判できないのが、マスコミ各社を含む日本の親中・媚中勢力だ。
これらには今まで、緊張を一方的に高める侵略国・中国より、その被害者である台湾をトラブルメーカーのように扱う傾向が見て取れたが、これでは国民は何が正しいのかが分からなくなってしまう。台湾側にも誤ったメッセージを送ることになりかねない。
中国の脅威の前で日台は生命共同体なのだ。こんな状況がいつまでも続いていい訳がない。
そこで我々「頑張れ日本!全国行動委員会」は十日、つねに大勢の人々が行き交う東京渋谷のハチ公前広場において「頑張れ台湾!日台連帯国民集会」を開催した(後援は台湾研究フォーラム、台湾建国応援団、台湾独立建国聯盟日本本部)。


「台湾は台湾人の国」「日本人は台湾の民主・自由・独立を支持する」と書いた大きな幕を広げ、壇上では弁士が代わる代わる熱弁を振った。

また、その前に結集した百数十名の人々も日章旗と台湾緑旗を林立させ、あるいは様々なプラカードを掲げ、そして一人一人がマイクを握って主張を展開し、国民の覚醒を訴えると同時に、その模様をユーチューブやニコニコ動画のインターネット中継で台湾に送り届け、日本からの友情、激励のメッセージとしたのだった。




これには大勢の通行人も興味を寄せたようだ。
実はそうした反応は予測されたものだった。何しろ東日本大震災で台湾から多大な支援を受けた以降、台湾に好意を寄せる国民はかつてないほど増えている。また感動で涙にくれる台湾人女性や、逆に怒りの叫びを上げる中国人の姿も目撃された。

一方、ネット中継を見た台湾での反響はどうだっただろう。中継の予告はなされていたため、集会開始と同時にネット上で話題になり、自由時報のニュースサイトがその好反応ぶりを速報。中継中のユーチューブ画面までアップした。
それから間もなく三立テレビのニュースサイトもこれを嗅ぎつけ、やはり速報を行った。そして翌十一日には自由時報が再び、今度は紙面でも好意的な詳報を行っている。
実は自由時報は、速報の段階では登壇者を「大勢の在日台湾人と一部の日本人」と誤解していたようだ。しかしそれは仕方ない。外国人である日本人がこれほど台湾の選挙、前途に関心を寄せるはずがないと考えるのが普通だろう。
しかし翌日の報道の見出しは「日本人が台湾独立を全力で応援」。登壇者の多くが日本人であることを理解してくれたのだ。
このようにして、台湾にメッセージを届けたいとの我々の願いは何とかかなえられたようだった。
日台は今両国間にある友情、信頼を基礎にした連帯体制を構築しなければならない。中国や日本国内の媚中勢力がいかに情報操作を行おうと、まずは中国などを恐れない我々国民がそれに向けて立ち上がり、声を上げるべきだろう。
そしてそれはできるのだ、ということを、我々はこの日の活動を通じて確信したのだった。
なお集会には台湾からもメッセージを寄せられた。台湾団結聯盟の周倪安・立法委員、同連盟から立法委員選挙に出馬した陳奕斉・基進側翼総召集人、そして自由台湾党から立委選挙に出馬の蔡丁貴主席といった台湾独立派の錚々たる精鋭の人々(太陽花学生運動でも活躍)からである。



言うまでもなく、この「台湾独立」とは「中国からの独立」ではなく、「台湾国家正常化」つまり「中華民国体制からの台湾人の独立、建国」である。我々は深い敬意を以って、彼らのメッセージに耳を傾けた。
【過去の関連記事】
都内で「1・10日台連帯集会」ー台湾総統選を前に中国恐れぬ日本人の意志を!(附:集会案内と台湾チャンネル関連報道動画)
16/01/09
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1.10 頑張れ台湾!日台連帯国民集会 【一般参加者から台湾応援の一言】2016.1.10
https://youtu.be/nCC0xt71uQA
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