日韓「慰安婦」合意の台湾への悪影響 (附:12・29緊急抗議行動の参加呼びかけ)
2015/12/29/Tue
十二月二十八日、慰安婦問題で日韓合意。これについて、同じ「問題」を抱える台湾の反応は如何。

韓国とだけ「解決」を図り、台湾の慰安婦を無視する日本政府の態度について、
「それだけは受入れられない」と語った国民党の総統候補、朱立倫主席
合意を速報した中国時報の記事の見出しは「日本が韓国に謝罪と賠償/台湾には?」。
「賠償」と受け取られているのだ。次のように報じている。
「安倍首相は改めて謝罪と反省の意を表明し、韓国政府が設立する慰安婦支援基金に十億円を提供するなどで、双方は問題の終結で同意した。しかし同じように慰安婦の悲劇が発生した台湾に対し、日本側は何も表明していない」
一方台湾政府だが、聯合報はこう報道する。
「総統府は日本政府の行動を肯定し、引き続き日本側と交渉を継続し、被害者を公正に扱ってその尊厳を回復させるよう指示した」
「外交部もすでに日本側に直ちに交渉を早めるよう要求したことを明らかにした」
「総統府報道官は、馬英九総統は二十年前から慰安婦問題に関心を持っている。より多くの人がこの問題に関心を寄せるよう希望すると述べた」
そして各党のコメントも以下のように伝える。
国民党の朱立倫主席:
「日本はいまだ台湾も被害を受けたという史実を直視していない。政府はさらに積極的に、台湾籍慰安婦のお婆さん達の尊厳と権益のために努力してほしい」
親民党の宋楚瑜主席:
「韓国にだけでなく台湾にも謝罪と補償を行うべきだ。我が国は先ず立場を表明し、交渉を継続すべき。たとえば日本政府を訴え、賠償を求めるとか」。
民進党の阮昭雄スポークスマン:
「民進党は政府が積極的に日本政府と交渉し、最も有利で尊厳ある条件を勝ち取ることを支持する」
寝た子を起こした、というべきかどうか。
とにかく今回、安倍政権は謝罪とカネで問題を解決し、日韓関係の「改善」を急いだわけだが、日台関係への影響は考えなかったのだろうか。これまで台湾が韓国などと異なる寛大な親日国家だからという安心感が同国軽視の原因の一つになってきたが、今回もそう言った悪い癖が出たのか。
確かに同国は親日国家だが、しかしこの国でも「慰安婦の強制連行」説は定着し、国民の元慰安婦への同情心も深いものがあるのだ。今回の韓国だけに対する謝罪で、この問題への関心はより大きなものとなり、ここでの日本の台湾軽視の姿勢に不満が広がるかもしれない。
「強制連行はなかった」「官憲、軍の関与はなかった」といった慰安婦の歴史真相をいくら語っても理解しない(理解したくない)のが韓国人、中国人であるなら、誠意を以って話せば理解を示すことができるのが台湾人だろう。しかし政府はそうした努力をしないばかりか、わざわざ誤解を決定的にするようなマネをしてしまった。
そしてそうした状況の中で懸念されるのが、そうした日本への誤解や不満を広げようとの謀略が働くことである。
たとえば前掲の総統府のコメントを見てもわかるように、国民党や同党系のメディアはこれまで、慰安婦などの歴史問題で国内の反日感情(中国人意識)を高揚させようと躍起であり、そうした動きが日台関係の弱体化を狙う中共との提携という暗潮にもなって行くのである。
中共としては、それが楽しみであることだろう。
ちなみに中国外交部の報道官は、「慰安婦の強制連行は日本軍国主義の被害国に対する厳重な反人道行為」と強調した上で、「日韓関係の改善がこの地域の安定と発展、関係国の平和的発展に役立つことを希望する」などと歓迎の意向を表明した。あたかも日本が「強制連行」を認めたかのような印象操作を行うなど、さっそく「合意」を宣伝利用している。
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■12.29 不当「日韓合意」抗議!緊急国民行動
平成27年12月29日(火)
13時00分 第二議員会館前
14時00分 首相官邸前、外務省前
15時00分 終了
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 http://www.ganbare-nippon.net/
ご連絡先 頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222
MAIL info@ganbare-nippon.net
1・3 靖国神社前 「子供に嘘を教えるな!台湾を中国領とする文科省“教科書検定”糾弾!」 街宣・署名活動
日時 平成28年1月3日(日) 10時00分~15時00分
場所 靖国神社 第一鳥居前前 (東京メトロ 九段下駅 1番出口前)
内容 街宣、チラシ配布、署名募集
主催 台湾研究フォーラム
お問合せ TEL 070-6484-2624
1.10 頑張れ台湾!日台連帯国民集会
日時 平成28年1月10日(日) 14時00分~17時00分
場所 渋谷駅ハチ公前広場
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 http://www.ganbare-nippon.net/
ご連絡先 頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222
info@ganbare-nippon.net

韓国とだけ「解決」を図り、台湾の慰安婦を無視する日本政府の態度について、
「それだけは受入れられない」と語った国民党の総統候補、朱立倫主席
合意を速報した中国時報の記事の見出しは「日本が韓国に謝罪と賠償/台湾には?」。
「賠償」と受け取られているのだ。次のように報じている。
「安倍首相は改めて謝罪と反省の意を表明し、韓国政府が設立する慰安婦支援基金に十億円を提供するなどで、双方は問題の終結で同意した。しかし同じように慰安婦の悲劇が発生した台湾に対し、日本側は何も表明していない」
一方台湾政府だが、聯合報はこう報道する。
「総統府は日本政府の行動を肯定し、引き続き日本側と交渉を継続し、被害者を公正に扱ってその尊厳を回復させるよう指示した」
「外交部もすでに日本側に直ちに交渉を早めるよう要求したことを明らかにした」
「総統府報道官は、馬英九総統は二十年前から慰安婦問題に関心を持っている。より多くの人がこの問題に関心を寄せるよう希望すると述べた」
そして各党のコメントも以下のように伝える。
国民党の朱立倫主席:
「日本はいまだ台湾も被害を受けたという史実を直視していない。政府はさらに積極的に、台湾籍慰安婦のお婆さん達の尊厳と権益のために努力してほしい」
親民党の宋楚瑜主席:
「韓国にだけでなく台湾にも謝罪と補償を行うべきだ。我が国は先ず立場を表明し、交渉を継続すべき。たとえば日本政府を訴え、賠償を求めるとか」。
民進党の阮昭雄スポークスマン:
「民進党は政府が積極的に日本政府と交渉し、最も有利で尊厳ある条件を勝ち取ることを支持する」
寝た子を起こした、というべきかどうか。
とにかく今回、安倍政権は謝罪とカネで問題を解決し、日韓関係の「改善」を急いだわけだが、日台関係への影響は考えなかったのだろうか。これまで台湾が韓国などと異なる寛大な親日国家だからという安心感が同国軽視の原因の一つになってきたが、今回もそう言った悪い癖が出たのか。
確かに同国は親日国家だが、しかしこの国でも「慰安婦の強制連行」説は定着し、国民の元慰安婦への同情心も深いものがあるのだ。今回の韓国だけに対する謝罪で、この問題への関心はより大きなものとなり、ここでの日本の台湾軽視の姿勢に不満が広がるかもしれない。
「強制連行はなかった」「官憲、軍の関与はなかった」といった慰安婦の歴史真相をいくら語っても理解しない(理解したくない)のが韓国人、中国人であるなら、誠意を以って話せば理解を示すことができるのが台湾人だろう。しかし政府はそうした努力をしないばかりか、わざわざ誤解を決定的にするようなマネをしてしまった。
そしてそうした状況の中で懸念されるのが、そうした日本への誤解や不満を広げようとの謀略が働くことである。
たとえば前掲の総統府のコメントを見てもわかるように、国民党や同党系のメディアはこれまで、慰安婦などの歴史問題で国内の反日感情(中国人意識)を高揚させようと躍起であり、そうした動きが日台関係の弱体化を狙う中共との提携という暗潮にもなって行くのである。
中共としては、それが楽しみであることだろう。
ちなみに中国外交部の報道官は、「慰安婦の強制連行は日本軍国主義の被害国に対する厳重な反人道行為」と強調した上で、「日韓関係の改善がこの地域の安定と発展、関係国の平和的発展に役立つことを希望する」などと歓迎の意向を表明した。あたかも日本が「強制連行」を認めたかのような印象操作を行うなど、さっそく「合意」を宣伝利用している。
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平成27年12月29日(火)
13時00分 第二議員会館前
14時00分 首相官邸前、外務省前
15時00分 終了
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 http://www.ganbare-nippon.net/
ご連絡先 頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222
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1・3 靖国神社前 「子供に嘘を教えるな!台湾を中国領とする文科省“教科書検定”糾弾!」 街宣・署名活動
日時 平成28年1月3日(日) 10時00分~15時00分
場所 靖国神社 第一鳥居前前 (東京メトロ 九段下駅 1番出口前)
内容 街宣、チラシ配布、署名募集
主催 台湾研究フォーラム
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1.10 頑張れ台湾!日台連帯国民集会
日時 平成28年1月10日(日) 14時00分~17時00分
場所 渋谷駅ハチ公前広場
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 http://www.ganbare-nippon.net/
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