公明党が北京・抗日記念館で媚中パフォーマンス/山口那津男代表の忠誠心は中国に?
2015/10/17/Sat
■悪名高き愛国主義教育基地を訪れた山口代表
公明党は十月十三日から十六日まで山口那津男代表を団長に訪中団を実施。「今回の訪中は日中首脳会談実現に向けての環境整備が目的」(産経)だとされる山口那氏は十六日、人民大会堂で中共ナンバー五の劉雲山政治局常務委員と会談し、習近主席の訪日も要請した模様。

中国の反日洗脳教育施設で頭を下げる公明党訪中団。中国中央テレビが嬉々としてこれを速報
毎日新聞によれば、劉氏はこの日、「山口代表が北京郊外・盧溝橋にある『中国人民抗日戦争記念館』を訪れたことなどを念頭に『国際社会に幅広く注目されている』と評価した」というが、同氏のこの発言で、日本のマスメディアは初めて山口氏が、あの歴史捏造の洗脳教育で悪名高き愛国主義教育基地を参観したと知ったようだ。
産経新聞はこう伝える。
中国滞在中の山口氏は「中国寄りの言動が目立った。(中略)要人との会談では、邦人拘束や『南京大虐殺文書』の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産登録などの日中の懸案を話題に持ち出せずじまい。(中略)さらに、山口氏が北京到着直後、中国人民抗日戦争記念館を視察していたことも最終日の16日に発覚」と。
■参観は「隠密行動」―国内の反撥を恐れ
産経また、その「記念館の視察」についてこう報じるのだ。
―――関係者によると、記念館の視察は公明党側が希望。山口氏は北京に到着した13日に約1時間にわたって館内を視察し、説明を受けたという。
―――山口氏は視察の理由について同行記者団に「今年は戦後70年の節目だ。記念館の展示の内容が(以前と)変わっていると聞き、改めて歴史の問題、日中関係のあり方について認識を新たにしようと訪問した」と説明した。
―――視察日程は同行記者団に知らされておらず、日本国内の反発を警戒しての隠密行動だったが、この日会談した中国共産党の劉雲山政治局常務委員との会談で巧みに公表された。
―――要人との会談では邦人拘束などの懸案には一切言及しなかったにもかかわらず、反日教育の拠点「中国人民抗日戦争記念館」視察を中国側に明らかにされるなど中国側に利用された感はぬぐえない。
―――「南京大虐殺文書」の記憶遺産登録を非難する決議をとりまとめた党国際情報検討委員会の原田義昭委員長は「こういう微妙な時期に、与党の党首がそういう場所に行くのはいかがなものか。国際社会に誤解を与えるようなことになる」と危惧した。
―――山口氏は記念館の署名簿に「歴史を忘れず、平和を誓い、未来を創る」と記したというが、したたかな中国に手玉に取られたようだ。
このように山口氏は、中国側に「手玉に取られ」、「利用された感はぬぐえない」わけだが、しかし忘れてはならないのは、同氏が歴史問題でも尖閣問題でも、何かに付け中国の立場に立ちたがる、あの国の忠臣の如き人物であるということ。実際には、自ら進んで「利用された」のではないだろうか。
■中国と公明党支持者にはしっかりアピール
中国外交部直属である外交学院の日本専門家、周永生氏は香港紙文匯報(中共中央宣伝部の影響下にある御用メディア)に対し、次のように語っている。
「山口氏は記念館で献花し、頭を下げた」
「山口氏が親書を携えて訪中したのは安倍氏と相談した上でのことだろうが、しかし記念館の参観は、公明党代表としての自身の判断だろう。『公明党は自民党より、歴史問題でははるかに深刻に反省している』と言いたいために」
このように山口氏は国内世論の反撥を警戒しながらも、懸命に中国の歓心を買おうとするのだ。もちろんそれが中国に臣従する者の生態というものだが。
また公明党の党員、支持者へも、しっかりとアピールしていた。公明新聞はすでに十四日の段階で次のように、記念館の参観を得意げに報告しているのである。
「一行は到着後、日中戦争の発火点となった盧溝橋の近くにある中国人民抗日戦争記念館を訪問。不戦の誓いを立てるとともに、犠牲になった方々へ哀悼の意を表して献花した」
「館内を見学後、山口代表は記念館の沈強館長と懇談。沈館長は『山口代表は古き友人であり、中日友好に多大な貢献をしている』と一行の来館を歓迎した。その上で沈館長は、『先人をしのび、平和を大切にする未来を開くことが重要だ』と指摘。山口代表は『あらためて戦争の悲惨さを知った。展示の陰にはおびただしい犠牲があったことを忘れてはならない』と強調した」

公明新聞も得意げに山口代表らの記念館訪問を伝えていた
■国を裏切るな!忠誠対象は日本だけにしてほしい
中国に頭を下げ続ける山口氏にとり、このように先方から「古き友人であり、中日友好に多大な貢献をしている」と言われるのは大きな慰め、いや誇りであるに違いない。
もっとも前出の周永生氏は、山口氏の媚中の努力は認めながらも、次のような注文を付けることも忘れない。
「それにしても公明党は、安保法案には賛成票を投じていた。この点に関して山口氏はきちんと説明する必要があるだろう」
いつも中国からは、こんな感じで「日本の国を裏切れ」と要求されているのだろうか。
中国からは安倍政権の所謂「右傾化」のブレーキ役として期待されている公明党だが、おそらく同法の問題を巡っては与党としての利益と、中国との間で板挟みになり、さそや苦労したに違いない。
忠誠の対象たる国家は、祖国日本だけに留めてもらいたいものだ。
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■頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部 設立4周年記念講演会
鈴木 邦子氏(元日本文化チャンネル桜キャスター)
「最近の国際情勢と日本外交~ポスト新安保体制~」
■日時:平成27年11月1日(日)
■会場:さいたま共済会館5F
さいたま市浦和区岸町7-5-14
JR「浦和」駅西口下車 徒歩10分
TEL 048-822-3330
http://www.saitama-ctv-kyosai.net/kyosai_kaikan/
受付:午後2時00分
開演:午後2時30分
懇親会 午後4時半~
■会費:1,000円
懇親会:2,000円
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☆講師プロフィール
(すずき・くにこ)慶應大学法学部政治学科を首席卒業。在学中は、「東南アジア青年の船」に参加。大学院は、欧州にて、トゥルーズ第一大学政治学前期博士号(DEA)及びヨーロピアン大学経営学修士号(MBA)の二つの学位を修める。後期博士課程は、慶應大学の法学研究科で単位取得退学。外務省や国会議員事務所での職務経験を有す(1989-1997)。その後、岡崎研究所や東京大学先端科学技術研究
センター(RCAST)等で研究員、東京大学特任助教授、㈱日本文化チャンネル桜キャスターなどをつとめる。著書に『歴代首相物語』(共著、御厨貴編、新書館、2003年)、『日本の外交政策決定要因』(共著、橋本光平編、PHP研究所、1999年)などがある。
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公明党は十月十三日から十六日まで山口那津男代表を団長に訪中団を実施。「今回の訪中は日中首脳会談実現に向けての環境整備が目的」(産経)だとされる山口那氏は十六日、人民大会堂で中共ナンバー五の劉雲山政治局常務委員と会談し、習近主席の訪日も要請した模様。

中国の反日洗脳教育施設で頭を下げる公明党訪中団。中国中央テレビが嬉々としてこれを速報
毎日新聞によれば、劉氏はこの日、「山口代表が北京郊外・盧溝橋にある『中国人民抗日戦争記念館』を訪れたことなどを念頭に『国際社会に幅広く注目されている』と評価した」というが、同氏のこの発言で、日本のマスメディアは初めて山口氏が、あの歴史捏造の洗脳教育で悪名高き愛国主義教育基地を参観したと知ったようだ。
産経新聞はこう伝える。
中国滞在中の山口氏は「中国寄りの言動が目立った。(中略)要人との会談では、邦人拘束や『南京大虐殺文書』の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産登録などの日中の懸案を話題に持ち出せずじまい。(中略)さらに、山口氏が北京到着直後、中国人民抗日戦争記念館を視察していたことも最終日の16日に発覚」と。
■参観は「隠密行動」―国内の反撥を恐れ
産経また、その「記念館の視察」についてこう報じるのだ。
―――関係者によると、記念館の視察は公明党側が希望。山口氏は北京に到着した13日に約1時間にわたって館内を視察し、説明を受けたという。
―――山口氏は視察の理由について同行記者団に「今年は戦後70年の節目だ。記念館の展示の内容が(以前と)変わっていると聞き、改めて歴史の問題、日中関係のあり方について認識を新たにしようと訪問した」と説明した。
―――視察日程は同行記者団に知らされておらず、日本国内の反発を警戒しての隠密行動だったが、この日会談した中国共産党の劉雲山政治局常務委員との会談で巧みに公表された。
―――要人との会談では邦人拘束などの懸案には一切言及しなかったにもかかわらず、反日教育の拠点「中国人民抗日戦争記念館」視察を中国側に明らかにされるなど中国側に利用された感はぬぐえない。
―――「南京大虐殺文書」の記憶遺産登録を非難する決議をとりまとめた党国際情報検討委員会の原田義昭委員長は「こういう微妙な時期に、与党の党首がそういう場所に行くのはいかがなものか。国際社会に誤解を与えるようなことになる」と危惧した。
―――山口氏は記念館の署名簿に「歴史を忘れず、平和を誓い、未来を創る」と記したというが、したたかな中国に手玉に取られたようだ。
このように山口氏は、中国側に「手玉に取られ」、「利用された感はぬぐえない」わけだが、しかし忘れてはならないのは、同氏が歴史問題でも尖閣問題でも、何かに付け中国の立場に立ちたがる、あの国の忠臣の如き人物であるということ。実際には、自ら進んで「利用された」のではないだろうか。
■中国と公明党支持者にはしっかりアピール
中国外交部直属である外交学院の日本専門家、周永生氏は香港紙文匯報(中共中央宣伝部の影響下にある御用メディア)に対し、次のように語っている。
「山口氏は記念館で献花し、頭を下げた」
「山口氏が親書を携えて訪中したのは安倍氏と相談した上でのことだろうが、しかし記念館の参観は、公明党代表としての自身の判断だろう。『公明党は自民党より、歴史問題でははるかに深刻に反省している』と言いたいために」
このように山口氏は国内世論の反撥を警戒しながらも、懸命に中国の歓心を買おうとするのだ。もちろんそれが中国に臣従する者の生態というものだが。
また公明党の党員、支持者へも、しっかりとアピールしていた。公明新聞はすでに十四日の段階で次のように、記念館の参観を得意げに報告しているのである。
「一行は到着後、日中戦争の発火点となった盧溝橋の近くにある中国人民抗日戦争記念館を訪問。不戦の誓いを立てるとともに、犠牲になった方々へ哀悼の意を表して献花した」
「館内を見学後、山口代表は記念館の沈強館長と懇談。沈館長は『山口代表は古き友人であり、中日友好に多大な貢献をしている』と一行の来館を歓迎した。その上で沈館長は、『先人をしのび、平和を大切にする未来を開くことが重要だ』と指摘。山口代表は『あらためて戦争の悲惨さを知った。展示の陰にはおびただしい犠牲があったことを忘れてはならない』と強調した」

公明新聞も得意げに山口代表らの記念館訪問を伝えていた
■国を裏切るな!忠誠対象は日本だけにしてほしい
中国に頭を下げ続ける山口氏にとり、このように先方から「古き友人であり、中日友好に多大な貢献をしている」と言われるのは大きな慰め、いや誇りであるに違いない。
もっとも前出の周永生氏は、山口氏の媚中の努力は認めながらも、次のような注文を付けることも忘れない。
「それにしても公明党は、安保法案には賛成票を投じていた。この点に関して山口氏はきちんと説明する必要があるだろう」
いつも中国からは、こんな感じで「日本の国を裏切れ」と要求されているのだろうか。
中国からは安倍政権の所謂「右傾化」のブレーキ役として期待されている公明党だが、おそらく同法の問題を巡っては与党としての利益と、中国との間で板挟みになり、さそや苦労したに違いない。
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鈴木 邦子氏(元日本文化チャンネル桜キャスター)
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■日時:平成27年11月1日(日)
■会場:さいたま共済会館5F
さいたま市浦和区岸町7-5-14
JR「浦和」駅西口下車 徒歩10分
TEL 048-822-3330
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受付:午後2時00分
開演:午後2時30分
懇親会 午後4時半~
■会費:1,000円
懇親会:2,000円
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☆講師プロフィール
(すずき・くにこ)慶應大学法学部政治学科を首席卒業。在学中は、「東南アジア青年の船」に参加。大学院は、欧州にて、トゥルーズ第一大学政治学前期博士号(DEA)及びヨーロピアン大学経営学修士号(MBA)の二つの学位を修める。後期博士課程は、慶應大学の法学研究科で単位取得退学。外務省や国会議員事務所での職務経験を有す(1989-1997)。その後、岡崎研究所や東京大学先端科学技術研究
センター(RCAST)等で研究員、東京大学特任助教授、㈱日本文化チャンネル桜キャスターなどをつとめる。著書に『歴代首相物語』(共著、御厨貴編、新書館、2003年)、『日本の外交政策決定要因』(共著、橋本光平編、PHP研究所、1999年)などがある。
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