谷垣幹事長が訪中で位負けー「尖閣侵略を止めろ」と要求すべき
2015/03/24/Tue
自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は、中断している日中与党交流協議会の再開のため、三月二十三日に訪中。この日は中国共産党序列四位の兪正声・人民政治協商会議主席と会談。香港の文匯報は、兪正声が「日本政府には過去の歴史を忘れず、中日関係の政治的基礎を強固にしてほしい」と語ったと強調している。

「過去の歴史を忘れるな」というセリフは中国の対日外交上の常套句だが、この中共の喉舌メディアがそれを強調したのは、そこには日本国民一般が想像する以上に重い意味があるからだ。
この会談について朝日新聞は次のように報じる。
―――兪氏は安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話に関し「歴史を正しく認識することが大切だ。戦後70年が一つのチャンスだ」と述べ、過去の「植民地支配」と「侵略」を謝罪した戦後50年の村山富市首相談話を継承するよう求めた。
このように中国の所謂「過去の歴史を忘れるな」とは、日本は中国への贖罪意識を忘れるな、謝罪し続けよとの要求である。
「死んでも罪を認めない」と言うのが中国の民族性だとよく指摘されるが、それは古来弱肉強食の生存競争の中で生きてきたあの民族には、自身の罪を認めることは相手への屈服を意味するからだ。そのため日本を屈服させたい中国は、「死んでも謝罪せよ」と言わんばかりに、要求を続けるのだ。
朝日によれば、
―――これに対し、谷垣氏は「中国側が心配するようなものにはならないのではないか。懸念は帰国後、首相に伝える」と応じた。
「中国側が心配するようなものにはならない」と述べたのは、歴代内閣の立場を全体として引き継ぐとする安倍政権の立場を説明したものだ。
もちろん中国側は、それに納得しまい。安倍氏が自らの口で謝罪表明し、中国への屈従を制約しない限りは安心できないのである。
したがって日本側は、たとえ謝罪したいと思っても、主権国家である以上、中国にこれ以上謝罪してはならないのだ。
従来の日中関係の「政治的基礎を強固」にするのではなく、新たな「基礎」を構築するところから始めなければならない。日本側がそれを求めれば、中国もそれに応じざるを得なくなる。
そのためには、まずは日本側がもっと毅然としなければならない。だが会談で次のような場面があったのなら、大変残念である。
―――(谷垣氏は)中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺への相次ぐ領海侵入に対しては「控えてほしい」と語った。
「控えてほしい」というのは、随分と謙った要請だ。位負けの感を否めない。
「侵略を止めろ」「謝罪せよ」と要求すべきだろう。
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「過去の歴史を忘れるな」というセリフは中国の対日外交上の常套句だが、この中共の喉舌メディアがそれを強調したのは、そこには日本国民一般が想像する以上に重い意味があるからだ。
この会談について朝日新聞は次のように報じる。
―――兪氏は安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話に関し「歴史を正しく認識することが大切だ。戦後70年が一つのチャンスだ」と述べ、過去の「植民地支配」と「侵略」を謝罪した戦後50年の村山富市首相談話を継承するよう求めた。
このように中国の所謂「過去の歴史を忘れるな」とは、日本は中国への贖罪意識を忘れるな、謝罪し続けよとの要求である。
「死んでも罪を認めない」と言うのが中国の民族性だとよく指摘されるが、それは古来弱肉強食の生存競争の中で生きてきたあの民族には、自身の罪を認めることは相手への屈服を意味するからだ。そのため日本を屈服させたい中国は、「死んでも謝罪せよ」と言わんばかりに、要求を続けるのだ。
朝日によれば、
―――これに対し、谷垣氏は「中国側が心配するようなものにはならないのではないか。懸念は帰国後、首相に伝える」と応じた。
「中国側が心配するようなものにはならない」と述べたのは、歴代内閣の立場を全体として引き継ぐとする安倍政権の立場を説明したものだ。
もちろん中国側は、それに納得しまい。安倍氏が自らの口で謝罪表明し、中国への屈従を制約しない限りは安心できないのである。
したがって日本側は、たとえ謝罪したいと思っても、主権国家である以上、中国にこれ以上謝罪してはならないのだ。
従来の日中関係の「政治的基礎を強固」にするのではなく、新たな「基礎」を構築するところから始めなければならない。日本側がそれを求めれば、中国もそれに応じざるを得なくなる。
そのためには、まずは日本側がもっと毅然としなければならない。だが会談で次のような場面があったのなら、大変残念である。
―――(谷垣氏は)中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺への相次ぐ領海侵入に対しては「控えてほしい」と語った。
「控えてほしい」というのは、随分と謙った要請だ。位負けの感を否めない。
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