日本弱体化―中共自らが論じる「歴史カード」の真目的
2014/11/22/Sat
「中日関係の政治基盤を重大に損ない、中国人民の感情を重大に傷つける」などとし、日本に対して歴史問題を巡る反省と謝罪や、首相による靖国神社の参拝停止を要求してやまない中共。そしてその要求を進んで受け入れようとして来た日本の政府、または政治家、メディアなどの左翼勢力、そして一般庶民。
こうしたものに対して日本の良識派は、「中共の真の目的は不当なる日本の弱体化にある」と警鐘を打ち鳴らして来たが、それが事実であることを、最近中共自らが実証している。

9月3日の抗日戦争勝利六十周年座談会で講話を行う習近平総書記(右6)。
「中華民族の偉大なる復興」を成し遂げるため、日本の孤立化、弱体化、属
国化は不可欠とする中共は断じて「対日歴史カード」を放棄しない
中共機関紙「人民日報」系国際情報紙「環球時報」が「中国人民の抗日戦争勝利と世界の反ファシスト戦争勝利を記念する日」に当たる九月三日に掲げた社説においてである。
この一文の見出しは「中国が勝ったことを日本に認めさせるべきだ」。内容は実に激越だ。下にそれを見てみよう。
―――抗日戦争を我が民族、国家が忘れられないでいるのは、一つは日本が残酷にも数千万人を殺したため、二つは日本が海の向こうの規模の小さな民族の侵略だったため、三つは絶えず戦争の歴史に関して中国や韓国を挑発するなど、“雖敗猶栄”(負けてもなお栄光)とばかりに傲慢でいるためだ。
―――中国と世界反ファシズム陣営は日本を打ち負かしたが、日本人は一貫して中国を真の勝利者と認めていない。彼らは米国やソ連には服したが、中国と韓国には従おうとしない。中韓両国の政府、人民の大戦結果に伴う要求を軽視する態度だ。
―――中国は抗日戦争の勝利を徹底的なものにするため、明治維新以来の日本社会における中国への認識を徹底的に覆し、日本への圧倒的な優勢を確保しなければならない。
―――今日、中日の総合力の形勢には歴史的な逆転が発生し、中国は再びアジア最強の国となった。しかし日本はなおも技術面などで優勢を保っており、中国を前では危機感と優越感を併せ持っている。
―――中国は必ず日本の前で、大国の威厳を復活させなければならない。中国の力が日本をして二度と中国には挑戦できないと確信せしめなければ、半世紀前の抗日戦争のピリオドを打つことはできない。
以上を読めば、「中華民族の偉大なる復興」(アジアにおける中華帝国の再君臨)を国家目標に掲げる中共が、アジアの小国にして敗戦国でありながら、中国の思い通りに従属しない日本に対し、ここまで苛立ち、そして憎悪していることがよくわかる。
―――歴史を見れば明らかだ。強い中国と弱い日本の友好はつねにアジアに平和安寧をもたらして来た。中日二強の併存は一種の特殊状態で、バランスが敗れて競争が激化することは不可避だ。日本が強く中国が弱いことは東亜の悪夢だと実証されている。
中国の伝統的世界観に「一つの山に二匹の虎は容れない」というものがある。つまり「二つの強国が共存すれば必ず争いが起こり、強国が一つだけであれば、その支配によって天下は治まる」というものだが、そうした好戦的で他国不信の民族性が、ここでは剥き出しになっている。
―――我々が求めるのは、日本が理性を以って真の平和国家になること。米国の言いなりとなって中国の戦略的利益を損なうことではない。
このように中共は、日本が期待するような日中の戦略的互恵関係などを求めていないのである。求めているのは対等な二国関係などではなく、宗主国と属国・朝貢国との主従関係なのだ。
そしてその主従関係を打ち立てるため、あの国が切るのが「歴史カード」というものなのである。
それを用いて日本人の贖罪意識を植え付け、中国に頭が上がらないようにし、あるいは米国と日本とを離間させ、日本を孤立させることで、その弱体化を図り、「中華民族の偉大なる復興」の障害物ではなく、翼賛者に仕立て上げようというわけだ。
―――中国には中国の台頭を拒絶する日本の意志を実力で踏み潰す必要がある。そうしない限り中日友好には新たな基礎を築くことはできない。
ここで言う「中国の台頭」が「アジアにおける中華帝国の再君臨」であり、同じく「中日友好の新たな基礎」こそが「日本の対中従属」である。そして日本に盲従をさせるため、日本を「実力」で圧倒しようというわけだ。
来年は「抗日戦争勝利」七十周年。中共の歴史問題に関わる反日プロパガンダ攻勢はこれまでになく強化されることが予想される。
これに対して日本の政府、国民が反撃するのか。それとも無抵抗でいるのか。それは中国への従属要求を拒絶するか、受け入れるかという問題なのだ。
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「頑張れ日本!全国行動委員会」埼玉県本部より
三島由紀夫・森田必勝両烈士四十四年祭

本年は三島由紀夫・森田必勝両烈士等の義挙より四十四年の年であります。内外ともに多難な今日、日本の文化・伝統の護持と民族の覚醒のために自らの命を的に奮闘、思想・精神の戦に殉じた偉人たちに思いを致し、霊前に額づき、皆様と共にその精神継承の誓いを新たにしたく存じます。つきましては下記の如く両烈士の四十四年祭を執り行いますので、ご多用の折とは存じますが、万障お繰り合わせのの上ご参列賜りますよう謹みてご案内申し上げます。
なお本年の記念講演は明星大学戦後教育史研究センターの勝岡寛次先生による「昭和天皇実録に見る大東亜戦争・占領下の昭和天皇」です。
記
【日時】平成26年11月24日(月)
14時00分~18時00分
【場所】さいたま共済会館505号室
埼玉県さいたま市岸町7-5-14
電話048-822-3330
交通:JR浦和駅西口より徒歩10分。
県庁方向へ進み「県庁前(東)」交差点を左折。
駐車場有。
【次第】
14時00分~15時00分 慰霊祭
15時00分~16時30分 記念講演
講師:勝岡寛次氏(明星大学戦後教育史研究センター)
演題:昭和天皇実録に見る大東亜戦争・占領下の昭和天皇
16時30分~18時00分 直会(懇親会)
【会費】 2000円(玉串料)※懇親会費は無料
【主催】 三島・森田精神恢弘実行委員会
【後援】 頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部
【問合せ】070-6484―2624
こうしたものに対して日本の良識派は、「中共の真の目的は不当なる日本の弱体化にある」と警鐘を打ち鳴らして来たが、それが事実であることを、最近中共自らが実証している。

9月3日の抗日戦争勝利六十周年座談会で講話を行う習近平総書記(右6)。
「中華民族の偉大なる復興」を成し遂げるため、日本の孤立化、弱体化、属
国化は不可欠とする中共は断じて「対日歴史カード」を放棄しない
中共機関紙「人民日報」系国際情報紙「環球時報」が「中国人民の抗日戦争勝利と世界の反ファシスト戦争勝利を記念する日」に当たる九月三日に掲げた社説においてである。
この一文の見出しは「中国が勝ったことを日本に認めさせるべきだ」。内容は実に激越だ。下にそれを見てみよう。
―――抗日戦争を我が民族、国家が忘れられないでいるのは、一つは日本が残酷にも数千万人を殺したため、二つは日本が海の向こうの規模の小さな民族の侵略だったため、三つは絶えず戦争の歴史に関して中国や韓国を挑発するなど、“雖敗猶栄”(負けてもなお栄光)とばかりに傲慢でいるためだ。
―――中国と世界反ファシズム陣営は日本を打ち負かしたが、日本人は一貫して中国を真の勝利者と認めていない。彼らは米国やソ連には服したが、中国と韓国には従おうとしない。中韓両国の政府、人民の大戦結果に伴う要求を軽視する態度だ。
―――中国は抗日戦争の勝利を徹底的なものにするため、明治維新以来の日本社会における中国への認識を徹底的に覆し、日本への圧倒的な優勢を確保しなければならない。
―――今日、中日の総合力の形勢には歴史的な逆転が発生し、中国は再びアジア最強の国となった。しかし日本はなおも技術面などで優勢を保っており、中国を前では危機感と優越感を併せ持っている。
―――中国は必ず日本の前で、大国の威厳を復活させなければならない。中国の力が日本をして二度と中国には挑戦できないと確信せしめなければ、半世紀前の抗日戦争のピリオドを打つことはできない。
以上を読めば、「中華民族の偉大なる復興」(アジアにおける中華帝国の再君臨)を国家目標に掲げる中共が、アジアの小国にして敗戦国でありながら、中国の思い通りに従属しない日本に対し、ここまで苛立ち、そして憎悪していることがよくわかる。
―――歴史を見れば明らかだ。強い中国と弱い日本の友好はつねにアジアに平和安寧をもたらして来た。中日二強の併存は一種の特殊状態で、バランスが敗れて競争が激化することは不可避だ。日本が強く中国が弱いことは東亜の悪夢だと実証されている。
中国の伝統的世界観に「一つの山に二匹の虎は容れない」というものがある。つまり「二つの強国が共存すれば必ず争いが起こり、強国が一つだけであれば、その支配によって天下は治まる」というものだが、そうした好戦的で他国不信の民族性が、ここでは剥き出しになっている。
―――我々が求めるのは、日本が理性を以って真の平和国家になること。米国の言いなりとなって中国の戦略的利益を損なうことではない。
このように中共は、日本が期待するような日中の戦略的互恵関係などを求めていないのである。求めているのは対等な二国関係などではなく、宗主国と属国・朝貢国との主従関係なのだ。
そしてその主従関係を打ち立てるため、あの国が切るのが「歴史カード」というものなのである。
それを用いて日本人の贖罪意識を植え付け、中国に頭が上がらないようにし、あるいは米国と日本とを離間させ、日本を孤立させることで、その弱体化を図り、「中華民族の偉大なる復興」の障害物ではなく、翼賛者に仕立て上げようというわけだ。
―――中国には中国の台頭を拒絶する日本の意志を実力で踏み潰す必要がある。そうしない限り中日友好には新たな基礎を築くことはできない。
ここで言う「中国の台頭」が「アジアにおける中華帝国の再君臨」であり、同じく「中日友好の新たな基礎」こそが「日本の対中従属」である。そして日本に盲従をさせるため、日本を「実力」で圧倒しようというわけだ。
来年は「抗日戦争勝利」七十周年。中共の歴史問題に関わる反日プロパガンダ攻勢はこれまでになく強化されることが予想される。
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三島由紀夫・森田必勝両烈士四十四年祭

本年は三島由紀夫・森田必勝両烈士等の義挙より四十四年の年であります。内外ともに多難な今日、日本の文化・伝統の護持と民族の覚醒のために自らの命を的に奮闘、思想・精神の戦に殉じた偉人たちに思いを致し、霊前に額づき、皆様と共にその精神継承の誓いを新たにしたく存じます。つきましては下記の如く両烈士の四十四年祭を執り行いますので、ご多用の折とは存じますが、万障お繰り合わせのの上ご参列賜りますよう謹みてご案内申し上げます。
なお本年の記念講演は明星大学戦後教育史研究センターの勝岡寛次先生による「昭和天皇実録に見る大東亜戦争・占領下の昭和天皇」です。
記
【日時】平成26年11月24日(月)
14時00分~18時00分
【場所】さいたま共済会館505号室
埼玉県さいたま市岸町7-5-14
電話048-822-3330
交通:JR浦和駅西口より徒歩10分。
県庁方向へ進み「県庁前(東)」交差点を左折。
駐車場有。
【次第】
14時00分~15時00分 慰霊祭
15時00分~16時30分 記念講演
講師:勝岡寛次氏(明星大学戦後教育史研究センター)
演題:昭和天皇実録に見る大東亜戦争・占領下の昭和天皇
16時30分~18時00分 直会(懇親会)
【会費】 2000円(玉串料)※懇親会費は無料
【主催】 三島・森田精神恢弘実行委員会
【後援】 頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部
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