「地図の昭文社」の台湾侮辱商品―外務省は「政府見解と違う」
2014/10/17/Fri
来日の際に購入した昭文社発行の『グローバルマップル世界&日本地図帳』で台湾が中国領土として描いているのを発見した米国在住の台湾人、許陽庭さんが先頃、同社に訂正を求めたことは、本ブログの十月四日の記事で伝えた通りだが、その後十六日になり、同社の出版編集部は許さんにメールで回答を寄せた。

台湾と中国を同じ色にしたり、台中間から境界線を省いた
り…。中国のプロパガンダを受け容れた地図大手昭文社
の欠陥商品
曰く「弊社の商品および『GLOBAL MAPPLE 世界&日本』は、全て日本政府の公式見解に基づいて作成しております。何卒ご理解いただきたく存じます」と。
「門前払い」のつもりだろうか。これに許さんは怒りを禁じ得ないようだ。当然だろう。あまりにも台湾を侮辱する回答だからだ。
そこで私は「台湾チャンネル」として電話で取材を申し入れたところ、応対に出た広報担当者は「許さんへの回答の通りだ。それ以上説明することはない」と断られた。
実は私はこれに先立ち、外務省に照会していた。「昭文社の商品は政府見解に基づいているか」と。回答は「否」だった。
そこでそのことを伝えると、担当者の対応が変わった。「こちらでも調べる。待ってほしい」と。
ちなみに外務省から聞いた「日本政府の公式見解」とは次のようなものだった。
「我が国はサンフランシスコ平和条約により台湾に対するすべての権利、権限および請求権を放棄しているので、台湾の法的地位に関して独自認定を行う立場にない」
わかりやすく言えば、「我が国は台湾を放棄した以上、放棄後の帰属先を勝手に決めることはできない」という意味だ。
ところが昭文社は、台湾を中国領土と「独自認定」してしまっているのだから、これでは「日本政府の公式見解に基づいている」とはならない訳だ。
ところで日中共同声明で日本政府は、「(台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する)中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重」すると表明している。これはあくまでも中国政府の「立場」への「理解・尊重」を表明したにすぎないのだが、以前あるテレビ局は「台湾入り中国地図」を映し出し、それを「中国の立場を理解・尊重した地図だ」として正当化したことがあった(その後、非を認めたが)。
もしや昭文社もそのような考えで「日本政府の公式見解に基づいている」と言っているのだろうか。
外務省は「それは公式見解とは違う」と説明していた。「政府の立場はあくまでも『独自認定しない』だ」と。
「中国と台湾を同じ色にするよう指導したこともない」とも付け加えた。
はたして昭文社は商品を修正するのか。それともなおも「公式見解に基づいている」と強弁し続けるのか。
「地図大手」としての良心が問われている。
【過去の関連記事】
台湾人が「昭文社」に怒りの抗議文!/台湾を中国特別行政区とする『グローバルマップル世界&日本地図帳』の捏造を衝く 14/10/04
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2435.html
*******************************************
ブログランキング参加中
よろしければクリックをお願いします。 運動を拡大したいので。
↓ ↓

モバイルはこちら
↓ ↓
http://blog.with2.net/link.php
link.php
10.18 朝日新聞解体! 下町「Tシャツ」ラリー in 秋葉原・上野・アメ横・浅草
平成26年10月18日(土)
日程
12時00分 街頭演説 於・秋葉原駅前広場
13時00分 JR・秋葉原駅にて乗車
13時10分 JR・御徒町駅 下車 → アメ横(3通路)ブラブラ歩き → 上野駅へ
14時00分 上野駅 到着 → 駅前ブラブラ街頭演説
14時45分 銀座線・上野駅にて乗車(2番線ホーム)
15時00分 銀座線・浅草駅 下車 → 仲見世ブラブラ歩き / 浅草寺お参り
16時30分 銀座線・浅草駅にて乗車(1・2番線ホーム)
16時45分 銀座線・上野駅 下車 → 街頭演説 於・丸井前
18時00分 終了予定
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催 頑張れ日本!全国行動委員会
http://www.ganbare-nippon.net/
お問合せ 頑張れ日本!全国行動委員会 TEL 03-5468-9222

台湾と中国を同じ色にしたり、台中間から境界線を省いた
り…。中国のプロパガンダを受け容れた地図大手昭文社
の欠陥商品
曰く「弊社の商品および『GLOBAL MAPPLE 世界&日本』は、全て日本政府の公式見解に基づいて作成しております。何卒ご理解いただきたく存じます」と。
「門前払い」のつもりだろうか。これに許さんは怒りを禁じ得ないようだ。当然だろう。あまりにも台湾を侮辱する回答だからだ。
そこで私は「台湾チャンネル」として電話で取材を申し入れたところ、応対に出た広報担当者は「許さんへの回答の通りだ。それ以上説明することはない」と断られた。
実は私はこれに先立ち、外務省に照会していた。「昭文社の商品は政府見解に基づいているか」と。回答は「否」だった。
そこでそのことを伝えると、担当者の対応が変わった。「こちらでも調べる。待ってほしい」と。
ちなみに外務省から聞いた「日本政府の公式見解」とは次のようなものだった。
「我が国はサンフランシスコ平和条約により台湾に対するすべての権利、権限および請求権を放棄しているので、台湾の法的地位に関して独自認定を行う立場にない」
わかりやすく言えば、「我が国は台湾を放棄した以上、放棄後の帰属先を勝手に決めることはできない」という意味だ。
ところが昭文社は、台湾を中国領土と「独自認定」してしまっているのだから、これでは「日本政府の公式見解に基づいている」とはならない訳だ。
ところで日中共同声明で日本政府は、「(台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する)中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重」すると表明している。これはあくまでも中国政府の「立場」への「理解・尊重」を表明したにすぎないのだが、以前あるテレビ局は「台湾入り中国地図」を映し出し、それを「中国の立場を理解・尊重した地図だ」として正当化したことがあった(その後、非を認めたが)。
もしや昭文社もそのような考えで「日本政府の公式見解に基づいている」と言っているのだろうか。
外務省は「それは公式見解とは違う」と説明していた。「政府の立場はあくまでも『独自認定しない』だ」と。
「中国と台湾を同じ色にするよう指導したこともない」とも付け加えた。
はたして昭文社は商品を修正するのか。それともなおも「公式見解に基づいている」と強弁し続けるのか。
「地図大手」としての良心が問われている。
【過去の関連記事】
台湾人が「昭文社」に怒りの抗議文!/台湾を中国特別行政区とする『グローバルマップル世界&日本地図帳』の捏造を衝く 14/10/04
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2435.html
*******************************************
ブログランキング参加中
よろしければクリックをお願いします。 運動を拡大したいので。
↓ ↓

モバイルはこちら
↓ ↓
http://blog.with2.net/link.php
link.php
10.18 朝日新聞解体! 下町「Tシャツ」ラリー in 秋葉原・上野・アメ横・浅草
平成26年10月18日(土)
日程
12時00分 街頭演説 於・秋葉原駅前広場
13時00分 JR・秋葉原駅にて乗車
13時10分 JR・御徒町駅 下車 → アメ横(3通路)ブラブラ歩き → 上野駅へ
14時00分 上野駅 到着 → 駅前ブラブラ街頭演説
14時45分 銀座線・上野駅にて乗車(2番線ホーム)
15時00分 銀座線・浅草駅 下車 → 仲見世ブラブラ歩き / 浅草寺お参り
16時30分 銀座線・浅草駅にて乗車(1・2番線ホーム)
16時45分 銀座線・上野駅 下車 → 街頭演説 於・丸井前
18時00分 終了予定
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
主催 頑張れ日本!全国行動委員会
http://www.ganbare-nippon.net/
お問合せ 頑張れ日本!全国行動委員会 TEL 03-5468-9222
スポンサーサイト