中国代弁の「朝日」はベトナム・中国の衝突をどう見る
2014/05/08/Thu
米国のオバマ大統領は四月二十四日、安倍晋三首相との首脳会談後の記者会見で日米安保条約が尖閣諸島に適用されると明言。尖閣諸島を巡る危機が高まる中で、米大統領としては初の言明だっただけに、中国に対しては間違いなく大きな抑止効果を生んだはずだ。安倍首相も安堵したことだろう。
ところがその中国を代弁するかの主張を見せたのが、翌二十五日の朝日新聞の社説である。
「閣僚レベルで何度も確認していることでも、大統領の口からはっきり宣言してもらう。これが尖閣周辺海域で緊張を高めている中国への牽制になるというのが日本政府の狙いだ。(中略)だが、オバマ大統領の発言の主眼は、日本側の期待とは少しずれていた」などと水を差そうとするのは、中国への「牽制」に心を砕く安倍首相への「牽制」のためだろう。オバマ発言に励まされ、さらに積極的に安保政策に取り組むのを阻止したいからに違いない。
「私が強調したのは、この問題を平和的に解決することの重要性だ。言葉による挑発を避け、どのように日本と中国がお互いに協力していくことができるかを決めるべきだ」「日本と中国は、信頼醸成措置をとるべきだ」とのオバマ氏の言葉を引っ張り出し、「関係改善に向けてもっと努力すべきだという、日中双方に対するメッセージだろう」と指摘しているのだが、そのようなものを一々強調するには及ばないはずだ。
そもそも安倍政権自身も平和的解決を望んでいるわけだが、しかし朝日はあくまでも安倍氏を日中関係悪化の元凶に仕立て上げようとしたいようだ。この宣伝姿勢が中国政府のそれと完全に軌を一にしていることに留意したい。
社説は次のようにも訴えた。「首相がいくら米国との同盟の絆をうたいあげようと、中国との間に太い一線を引いたままではアジア太平洋地域の安定はあり得ない。日米中の三つの大国がそれぞれ安定した関係を保つことが、周辺諸国が求めるところでもあろう」「米国との関係にひとつの区切りをつけたいま、近隣諸国との関係改善への一歩は、安倍氏から踏み出さねばならない」と。つまり安倍政権は中国の膨張政策(これが日中関係悪化の真の元凶)を許容しろと言っているに等しい。あの国に膨張を停止する気がない以上、当然だ。
ちなみにこの社説のタイトルは「アジアの礎への一歩を」。「中国のアジアにおける覇権の礎作りに協力の一歩を」としか受け取れない。
さて南支那海・パラセル諸島付近のベトナムEEZ内で中国が石油掘削を強行したことに端を発する今回の越中衝突だが、これまで東支那海における中国覇権主義を擁護するかの論調を続けてきた朝日は、これをどう見るのか。

朝日は中国のベトナムに対する侵略的行為をどう見るのか
ベトナム政府の発表によると五月七日、、中国の艦船による故意の衝突と放水を受け、ベトナム船六隻が損壊したという。
中国は現実として「アジア侵略」を進行中なのである。朝日はこれまでの安倍政権批判を上回る強さで中国に対し、「アジア諸国との間に太い一線を引いたままではアジア太平洋地域の安定はあり得ない」と批判するべきだろう。
「近隣諸国との関係改善への一歩は、中国から踏み出さねばならない」とも訴えるべきだ。
日米両国政府に対しても「中国への牽制」を呼び掛けなければならない。もし朝日が真剣に「アジア太平洋地域の安定」を求めているのであれば。
しかし朝日は七日配信の記事で「米国務省のサキ報道官は6日、『争いのある海域で中国が石油採掘を決めたことは挑発的で、地域の平和と安定の維持に役立たない』と中国を批判した。これに対し、中国外務省の華春瑩副報道局長は7日の定例会見で『西沙諸島は中国固有の領土であり、採掘作業は完全に中国の主権の範囲内の出来事だ』と正当性を主張した」などと報じている。
こうした歴史捏造に基づく、そして侵略主義が滲み出る中国の「正当性の主張」を無批判に発信するだけで、あの国の宣伝工作への翼賛になるのである。そのことを朝日が知らないはずはあるまい。
中国の宣伝戦の特徴は籠絡した外国メディアの利用である。そういたあの国の期待に、朝日は早くからしっかりと答えてきた。

中国の主張の垂れ流しは、あの国の宣伝謀略への加担となる
今後の報道を中止し、この媚中売国メディアの本質を見極めたい。
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【沖縄県那覇市】 尖閣有史四百八十周年・尖閣返還四十二周年 公開ビデオ收録

日時 平成26年5月15日(木) 11時00分 (10時30分開場)
場所 日本文化チャンネル桜 沖縄支局(沖縄県那覇市牧志2丁目17-3 プラザ21 3階)
講者 いしゐのぞむ(長崎純心大学准教授)
対論 永山英樹(台湾研究フォーラム会長)
入場料 無料(満席になり次第締め切り)
主催 いしゐ TEL 090-5084-7291
【沖縄県那覇市】 5.15 沖縄復帰記念 頑張れ日本!全国行動委員会 in 沖縄 集会&日の丸大行進

期日 平成26年5月15日(木) ※ 昭和47年5月15日 沖縄本土復帰
内容
15時30分 牧志公園 集合 (集会、日の丸行進ほかの準備)
16時00分 集会
登壇者 … 水島総、三輪和雄、永山英樹、沖縄在住の方々 ほか
17時00分 日の丸大行進 (牧志公園発 ~ 国際通り ~ 沖縄県庁) ※ 約3キロ / 1時間
18時00分 沖縄県庁着 → 県庁前広場にて街宣活動
19時00分 街宣 終了
19時30分 チャンネル桜沖縄支局にてシンポジウム(沖縄県那覇市牧志2丁目17-3 プラザ21 3階)
21時30分 終了
注意事項
・ プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)。
・ 国旗以外の旗類・拡声器の持ち込みはご遠慮ください。
懇親会 シンポジウム終了後 開催
場所:チャンネル桜沖縄支局スタジオ
会費:3,000円(現地徴収)
※ 希望者のみ事前確認
主催 頑張れ日本!全国行動委員会
http://www.ganbare-nippon.net/
TEL 03-5468-9222
ところがその中国を代弁するかの主張を見せたのが、翌二十五日の朝日新聞の社説である。
「閣僚レベルで何度も確認していることでも、大統領の口からはっきり宣言してもらう。これが尖閣周辺海域で緊張を高めている中国への牽制になるというのが日本政府の狙いだ。(中略)だが、オバマ大統領の発言の主眼は、日本側の期待とは少しずれていた」などと水を差そうとするのは、中国への「牽制」に心を砕く安倍首相への「牽制」のためだろう。オバマ発言に励まされ、さらに積極的に安保政策に取り組むのを阻止したいからに違いない。
「私が強調したのは、この問題を平和的に解決することの重要性だ。言葉による挑発を避け、どのように日本と中国がお互いに協力していくことができるかを決めるべきだ」「日本と中国は、信頼醸成措置をとるべきだ」とのオバマ氏の言葉を引っ張り出し、「関係改善に向けてもっと努力すべきだという、日中双方に対するメッセージだろう」と指摘しているのだが、そのようなものを一々強調するには及ばないはずだ。
そもそも安倍政権自身も平和的解決を望んでいるわけだが、しかし朝日はあくまでも安倍氏を日中関係悪化の元凶に仕立て上げようとしたいようだ。この宣伝姿勢が中国政府のそれと完全に軌を一にしていることに留意したい。
社説は次のようにも訴えた。「首相がいくら米国との同盟の絆をうたいあげようと、中国との間に太い一線を引いたままではアジア太平洋地域の安定はあり得ない。日米中の三つの大国がそれぞれ安定した関係を保つことが、周辺諸国が求めるところでもあろう」「米国との関係にひとつの区切りをつけたいま、近隣諸国との関係改善への一歩は、安倍氏から踏み出さねばならない」と。つまり安倍政権は中国の膨張政策(これが日中関係悪化の真の元凶)を許容しろと言っているに等しい。あの国に膨張を停止する気がない以上、当然だ。
ちなみにこの社説のタイトルは「アジアの礎への一歩を」。「中国のアジアにおける覇権の礎作りに協力の一歩を」としか受け取れない。
さて南支那海・パラセル諸島付近のベトナムEEZ内で中国が石油掘削を強行したことに端を発する今回の越中衝突だが、これまで東支那海における中国覇権主義を擁護するかの論調を続けてきた朝日は、これをどう見るのか。

朝日は中国のベトナムに対する侵略的行為をどう見るのか
ベトナム政府の発表によると五月七日、、中国の艦船による故意の衝突と放水を受け、ベトナム船六隻が損壊したという。
中国は現実として「アジア侵略」を進行中なのである。朝日はこれまでの安倍政権批判を上回る強さで中国に対し、「アジア諸国との間に太い一線を引いたままではアジア太平洋地域の安定はあり得ない」と批判するべきだろう。
「近隣諸国との関係改善への一歩は、中国から踏み出さねばならない」とも訴えるべきだ。
日米両国政府に対しても「中国への牽制」を呼び掛けなければならない。もし朝日が真剣に「アジア太平洋地域の安定」を求めているのであれば。
しかし朝日は七日配信の記事で「米国務省のサキ報道官は6日、『争いのある海域で中国が石油採掘を決めたことは挑発的で、地域の平和と安定の維持に役立たない』と中国を批判した。これに対し、中国外務省の華春瑩副報道局長は7日の定例会見で『西沙諸島は中国固有の領土であり、採掘作業は完全に中国の主権の範囲内の出来事だ』と正当性を主張した」などと報じている。
こうした歴史捏造に基づく、そして侵略主義が滲み出る中国の「正当性の主張」を無批判に発信するだけで、あの国の宣伝工作への翼賛になるのである。そのことを朝日が知らないはずはあるまい。
中国の宣伝戦の特徴は籠絡した外国メディアの利用である。そういたあの国の期待に、朝日は早くからしっかりと答えてきた。

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日時 平成26年5月15日(木) 11時00分 (10時30分開場)
場所 日本文化チャンネル桜 沖縄支局(沖縄県那覇市牧志2丁目17-3 プラザ21 3階)
講者 いしゐのぞむ(長崎純心大学准教授)
対論 永山英樹(台湾研究フォーラム会長)
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期日 平成26年5月15日(木) ※ 昭和47年5月15日 沖縄本土復帰
内容
15時30分 牧志公園 集合 (集会、日の丸行進ほかの準備)
16時00分 集会
登壇者 … 水島総、三輪和雄、永山英樹、沖縄在住の方々 ほか
17時00分 日の丸大行進 (牧志公園発 ~ 国際通り ~ 沖縄県庁) ※ 約3キロ / 1時間
18時00分 沖縄県庁着 → 県庁前広場にて街宣活動
19時00分 街宣 終了
19時30分 チャンネル桜沖縄支局にてシンポジウム(沖縄県那覇市牧志2丁目17-3 プラザ21 3階)
21時30分 終了
注意事項
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場所:チャンネル桜沖縄支局スタジオ
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