カメ外来種の増殖に思う「大量移民」受け入れの愚
2014/04/14/Mon
四月十三日の産経新聞によると、「野生のカメは6割以上が外来種ミドリガメ-。日本自然保護協会が昨年、カメの生態を調査した結果、約6400匹のうち64%の約4100匹が、ミドリガメの名で知られるミシシッピアカミミガメだった。2番目に多かった在来種クサガメの約1300匹(20%)を大幅に上回った」という。

増殖する外来のミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)

ミドリガメに駆逐され減少傾向のクサガメ
専門家は「外来種がこれほど増えたのは、ペットのカメを無責任に捨ててしまったからだ。このまま増え続ければ、在来種が絶滅する可能性も出てくる」と警鐘を鳴らしているそうだ。
実際に私の住む埼玉県南部の河川でもそのような状況だ。五十年以上前は在来種のニホンイシガメが一番多く見られたようだが、その後水質汚染に負けて姿を消し、クサガメが残った。しかし八〇年代、九〇年代あたりからだろうか、かつては見られなかったミドリガメが増え始め、特に近年は数でクサガメをはるかに上回るに至っている。
これら在来種と北米産のミドリガメとを比べると、その違いはまるで日本人と米国人の違い、あるいは日本文化と米国文化の違いを思わせるものがある。
たとえば在来種よりもミドリガメは体が大きく、太い(ペットや売っている小さいのは幼体だ)。色彩も前者は質素だが、後者はけばけばしい。
後者は冬眠期間が短い(寒さに強い)などで生命力も優勢にして獰猛。それに比べれば在来種は弱々しいものだ。
実は私もそれぞれを長年飼育しているが、両者を同じ池に入れると、その差は歴然とする。もちろんクサガメにも気性の荒いのがたまにいて、小さな体で大きなミドリガメの群れと激しい餌の取り合いを演じる場合もあるが、それはあくまで例外だ。たいていはミドリガメの前では大人しすぎる。
クサガメに和の精神があるわけではないが、しかし好戦性、貪欲さに欠ける辺りは、やはり“日本的”と言えそうだ(在来種とされるクサガメも厳密に言えば古い時代の外来種なのだが)。
これでは生存競争で勝てるはずもなく、かくして在来種はミドリガメによって駆逐され、その数を激減させているわけである。
さてクサガメが日本人的だとすれば、ミドリガメは中国人的だと見ることもできよう。なぜなら中国人の貪欲さは米国人以上のものがある。
そしてここで考えるべきは「移民」問題である。政府は永住を前提とした大量移民の受け入れを検討しているが、それが将来実施されれば、大量の中国人が我が国に雪崩れ込み、貪欲、好戦的な生命力で日本人を圧倒し、その生存空間を脅かすこと必定である。
現在在来種保護のためにミドリガメの駆除を行う自治体も見られるが、中国人の場合は増殖しすぎたとの理由で駆除することなど不可能だ。
ミドリガメの増加による問答無用の生態系の破壊は「ペットのカメを無責任に捨ててしまった」人々の軽率な行為が惹き起したものだが、経済成長、労働力の確保のためなどと利益のみ求めて弊害を考えない政府の「無責任」な姿勢は、やがて日本人の生存空間に重大な危機を与えかねない。
長年ミドリガメの観察を行ってきた者として、はっきりとそう予測する。
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ミドリガメに駆逐され減少傾向のクサガメ
専門家は「外来種がこれほど増えたのは、ペットのカメを無責任に捨ててしまったからだ。このまま増え続ければ、在来種が絶滅する可能性も出てくる」と警鐘を鳴らしているそうだ。
実際に私の住む埼玉県南部の河川でもそのような状況だ。五十年以上前は在来種のニホンイシガメが一番多く見られたようだが、その後水質汚染に負けて姿を消し、クサガメが残った。しかし八〇年代、九〇年代あたりからだろうか、かつては見られなかったミドリガメが増え始め、特に近年は数でクサガメをはるかに上回るに至っている。
これら在来種と北米産のミドリガメとを比べると、その違いはまるで日本人と米国人の違い、あるいは日本文化と米国文化の違いを思わせるものがある。
たとえば在来種よりもミドリガメは体が大きく、太い(ペットや売っている小さいのは幼体だ)。色彩も前者は質素だが、後者はけばけばしい。
後者は冬眠期間が短い(寒さに強い)などで生命力も優勢にして獰猛。それに比べれば在来種は弱々しいものだ。
実は私もそれぞれを長年飼育しているが、両者を同じ池に入れると、その差は歴然とする。もちろんクサガメにも気性の荒いのがたまにいて、小さな体で大きなミドリガメの群れと激しい餌の取り合いを演じる場合もあるが、それはあくまで例外だ。たいていはミドリガメの前では大人しすぎる。
クサガメに和の精神があるわけではないが、しかし好戦性、貪欲さに欠ける辺りは、やはり“日本的”と言えそうだ(在来種とされるクサガメも厳密に言えば古い時代の外来種なのだが)。
これでは生存競争で勝てるはずもなく、かくして在来種はミドリガメによって駆逐され、その数を激減させているわけである。
さてクサガメが日本人的だとすれば、ミドリガメは中国人的だと見ることもできよう。なぜなら中国人の貪欲さは米国人以上のものがある。
そしてここで考えるべきは「移民」問題である。政府は永住を前提とした大量移民の受け入れを検討しているが、それが将来実施されれば、大量の中国人が我が国に雪崩れ込み、貪欲、好戦的な生命力で日本人を圧倒し、その生存空間を脅かすこと必定である。
現在在来種保護のためにミドリガメの駆除を行う自治体も見られるが、中国人の場合は増殖しすぎたとの理由で駆除することなど不可能だ。
ミドリガメの増加による問答無用の生態系の破壊は「ペットのカメを無責任に捨ててしまった」人々の軽率な行為が惹き起したものだが、経済成長、労働力の確保のためなどと利益のみ求めて弊害を考えない政府の「無責任」な姿勢は、やがて日本人の生存空間に重大な危機を与えかねない。
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