西村眞悟、台湾で咆哮―日台同盟推進訪問団
2007/11/19/Mon
「台日同盟の確立を推進する日本の西村眞悟衆議院議員が百名余の日本人で構成された『日台同盟推進訪問団』を率いて来台した」と大きく報じたのは台湾紙自由時報(十一月十八日)だ。記事のタイトルは「西村眞悟:台湾是一個国家(台湾は一つの国家だ)」。これは西村氏が台北市内での講演で、日本は台湾の国連加盟を支持すべきだと訴えた際に強調した言葉であるが、日本の議員がこのように訴えたことは、国際社会で孤立を深める台湾人には、やはりよほどのインパクトがあったようだ。
西村氏及び日本再生同志の会など全国からの約百二十名の同氏支持者が参加したこの訪問団は、十一月十六〜十八日に実施された。私もお手伝いとして参加させてもらったのだが、驚いたのが参加者の「精鋭さ」である。「台湾は初めて」と言う人も多い中、誰もが志高く、力強い。台湾の問題は日本の問題とはっきり捉え、自分たちがこの問題で何をなすべきかを真剣に考えていることがひしひしと伝わってきた。
西村氏によると「来春の台湾の総統選挙は、台湾が引き続き自由と民主主義の海洋国家として未来を開いていくのか、それとも旧来の大陸の独裁的かつ独善的体制に吸収されていくのかを分ける重大な影響を与え、東アジアの文明の明暗を分ける、まさに二十一世紀初頭の東アジアにおける最重要の選挙」「我々は、台湾との友好関係が我が国の将来にとって死活的に重要であると確信している」とし、こうした「日本人の思いと願いを台湾の地で表明」することがこの訪問団の目的なのだと言うが、この「日本人の思いと願い」に感応したのが前記の新聞記事だったのだろう。
訪問団は台北到着直後の十六日、まず李登輝前総統の講演を聞いた。主題は「東アジアにおける日本の主導権とリーダーシップについて」。指導者とは、リーダーとはいかにあるべきか、そして東アジアのリーダーたるべき日本はいかにあるべきかと言った話に、みな真剣な面持ちで傾聴していた。そして李登輝氏が退場する際には「李登輝閣下万歳」の声を轟かせた。集まっていた記者団は耳をつんざかれて仰天していた。
十七日には「老台北」こと蔡焜燦氏による歓迎会に臨んだ。そこでははじめに蔡氏が講演された。蔡氏は親台派日本人の「精神的指導者」とでも言うべき人物。ユーモアを交えながら、心揺さぶる憂国論(憂日台論)をぶたれた。つづいて黄昭堂台湾独立建国連盟主席が講演。「日台同盟推進など、見たこともないスローガンを引っ下げて百名を超える大部隊がやってきたことは嬉しい」とした上で、「台湾が中国のものになれば、日米を攻撃する最先端基地になる」とし、台湾の問題は「台湾のことは我が国の大事であるとの考えに立て」と力説された。
そして最後に西村氏が講演。冒頭、「台湾に入国したつもりであるが、中華民国に入国したつもりはない」とやったので、早くも満場の大拍手。先ごろ行われた台湾名義での国連加盟申請に触れ、「感動した。いよいよだ。我が日本も(台湾加盟を支持するか否かで)決断を迫られることになる。断固として加盟申請をサポートするべきだ」と述べた。
また、台湾を巡る情勢は第二次大戦前と同じだと指摘。つまりチェンバレンのヒトラー宥和政策(チェコ併合を容認)が大戦を引き起こさせたとした上で、ブッシュも中国に同じことをしようとしていると強調、「日本では政治がなかなか動かない。だから国民が動け。日台の同盟関係の構築は東アジア全体の構築に繋がる」と訴えた。
そして話はいよいよ総統選挙へ。
国民党の候補者である馬英九と昨年会ったときの話を披露。「台湾は独立しません」と言う馬に対し、西村氏が「台湾はどこかの国の殖民地か。支配している国の名を教えてほしい」と聞いたところ、答えは「我々は中華民国である」との一言しかなかったらしい。
つまり「台湾は独立国家ではない」と言ったわけだ。これを西村氏に言わせれば、「選挙と言う民主主義の手続を通じ、台湾は国家ではないと言っている」「台湾のみならず、我が日本の敵」となる。つまり「日台は一衣帯水の隣国であり、一方が弱体化すれば、一方も弱体化する」と言うことだ。
ここまではっきりと主張する日本の議員による講演を、ぜひ台湾国民にも聞かせたいなどと思っていたところ、それを自由時報が詳報した。
台湾で日本人の気概を見せた形だ。これが台湾人への激励になれば素晴らしいことだ。
ところで、気概がなければ語れないのが日台関係のあり方だ。議員、あるいは学者の中で、西村氏ほどこの問題を語れる人物は、そう何人もいないと思う。
西村氏への期待は、ますます高まるばかりだ。今後、多くの国民が呼応することを望みたい。
なお訪問団には、湯澤貞前靖國神社宮司も参加された。台湾人英霊を偲びながら、日台は運命共同体であるとする同氏の言葉に、まったくそのとおりであると強く感じた。
最後に、李登輝氏、蔡焜燦氏、黄昭堂氏、そしてお世話になった訪問団員各位に、心から感謝を申し上げたい。
*********************************************

↑ ↑
よろしければクリックをお願いします。
運動を拡大したいので。
西村氏及び日本再生同志の会など全国からの約百二十名の同氏支持者が参加したこの訪問団は、十一月十六〜十八日に実施された。私もお手伝いとして参加させてもらったのだが、驚いたのが参加者の「精鋭さ」である。「台湾は初めて」と言う人も多い中、誰もが志高く、力強い。台湾の問題は日本の問題とはっきり捉え、自分たちがこの問題で何をなすべきかを真剣に考えていることがひしひしと伝わってきた。
西村氏によると「来春の台湾の総統選挙は、台湾が引き続き自由と民主主義の海洋国家として未来を開いていくのか、それとも旧来の大陸の独裁的かつ独善的体制に吸収されていくのかを分ける重大な影響を与え、東アジアの文明の明暗を分ける、まさに二十一世紀初頭の東アジアにおける最重要の選挙」「我々は、台湾との友好関係が我が国の将来にとって死活的に重要であると確信している」とし、こうした「日本人の思いと願いを台湾の地で表明」することがこの訪問団の目的なのだと言うが、この「日本人の思いと願い」に感応したのが前記の新聞記事だったのだろう。
訪問団は台北到着直後の十六日、まず李登輝前総統の講演を聞いた。主題は「東アジアにおける日本の主導権とリーダーシップについて」。指導者とは、リーダーとはいかにあるべきか、そして東アジアのリーダーたるべき日本はいかにあるべきかと言った話に、みな真剣な面持ちで傾聴していた。そして李登輝氏が退場する際には「李登輝閣下万歳」の声を轟かせた。集まっていた記者団は耳をつんざかれて仰天していた。
十七日には「老台北」こと蔡焜燦氏による歓迎会に臨んだ。そこでははじめに蔡氏が講演された。蔡氏は親台派日本人の「精神的指導者」とでも言うべき人物。ユーモアを交えながら、心揺さぶる憂国論(憂日台論)をぶたれた。つづいて黄昭堂台湾独立建国連盟主席が講演。「日台同盟推進など、見たこともないスローガンを引っ下げて百名を超える大部隊がやってきたことは嬉しい」とした上で、「台湾が中国のものになれば、日米を攻撃する最先端基地になる」とし、台湾の問題は「台湾のことは我が国の大事であるとの考えに立て」と力説された。
そして最後に西村氏が講演。冒頭、「台湾に入国したつもりであるが、中華民国に入国したつもりはない」とやったので、早くも満場の大拍手。先ごろ行われた台湾名義での国連加盟申請に触れ、「感動した。いよいよだ。我が日本も(台湾加盟を支持するか否かで)決断を迫られることになる。断固として加盟申請をサポートするべきだ」と述べた。
また、台湾を巡る情勢は第二次大戦前と同じだと指摘。つまりチェンバレンのヒトラー宥和政策(チェコ併合を容認)が大戦を引き起こさせたとした上で、ブッシュも中国に同じことをしようとしていると強調、「日本では政治がなかなか動かない。だから国民が動け。日台の同盟関係の構築は東アジア全体の構築に繋がる」と訴えた。
そして話はいよいよ総統選挙へ。
国民党の候補者である馬英九と昨年会ったときの話を披露。「台湾は独立しません」と言う馬に対し、西村氏が「台湾はどこかの国の殖民地か。支配している国の名を教えてほしい」と聞いたところ、答えは「我々は中華民国である」との一言しかなかったらしい。
つまり「台湾は独立国家ではない」と言ったわけだ。これを西村氏に言わせれば、「選挙と言う民主主義の手続を通じ、台湾は国家ではないと言っている」「台湾のみならず、我が日本の敵」となる。つまり「日台は一衣帯水の隣国であり、一方が弱体化すれば、一方も弱体化する」と言うことだ。
ここまではっきりと主張する日本の議員による講演を、ぜひ台湾国民にも聞かせたいなどと思っていたところ、それを自由時報が詳報した。
台湾で日本人の気概を見せた形だ。これが台湾人への激励になれば素晴らしいことだ。
ところで、気概がなければ語れないのが日台関係のあり方だ。議員、あるいは学者の中で、西村氏ほどこの問題を語れる人物は、そう何人もいないと思う。
西村氏への期待は、ますます高まるばかりだ。今後、多くの国民が呼応することを望みたい。
なお訪問団には、湯澤貞前靖國神社宮司も参加された。台湾人英霊を偲びながら、日台は運命共同体であるとする同氏の言葉に、まったくそのとおりであると強く感じた。
最後に、李登輝氏、蔡焜燦氏、黄昭堂氏、そしてお世話になった訪問団員各位に、心から感謝を申し上げたい。
*********************************************

↑ ↑
よろしければクリックをお願いします。
運動を拡大したいので。








