ジャッキー・チェンが東日本大震災の被災地を侮辱
2013/10/27/Sun
日本でも香港のアクション俳優、ジャッキー・チェンは根強い人気を誇るが、中国や台湾などでは、その「失言」癖も有名だ。実際には「失言」というより、「中国共産党の宣伝の代弁」と呼んだ方が相応しいかも知れない。

ジャッキーチェンは近年、「中共の代弁者」との感が深まるばかり

台湾紙が掲載する「失言録」。中共のために敢えてした「失言」も少なくない
香港返還後のこの人物を言動からは、スクリーンで受ける善良で正義感溢れるイメージとは程遠い、権力に迎合し、あるいは傲慢な中国中心主義に立つ醜い中国人の顔が垣間見える。
たとえば中国が嫌がるところの台湾、香港の民主主義に対する攻撃がある。
二〇〇四年三月、中国が台湾独立派として憎悪した台湾の陳水扁総統への銃撃事件が発生。その翌日の選挙で陳水扁氏は再選を果たしたが、同氏は事件で同情票を集めたため、政敵から自作自演との非難キャンペーンが拡大したのに呼応し、事件を「途轍もない大きな笑い話」と無神経発言を行った。
「我々(中国)が(台湾を)統一すれば、世界で最強の国家となるだろう」とも付け加え、台湾国民から轟々の非難を浴びている。
そこで〇五年には開き直り、「(民進党政権下の)四年間は台湾へ行かない」と宣言。〇六年九月に台湾で陳水扁打倒運動が拡大するや、「だから私が『大きな笑い話』と言ったのは正しかった。国際規模の笑い話、いや宇宙規模の笑い話だ」と言い放つ。
そして〇八年、民進党から親中の国民党へ政権が移ると、さっそくチャリティーイベントに参加のため渡台。しかし台北空港で抗議の群衆に出迎えられるなど大騒動に。台中市で開かれる映画祭への参加の意向を表明すると、同市議会は主催者にジャッキー・チェンを招かないよう求める決議を採択した。
〇九年、中国政府の全面支援化で行われる国際会議、ボアオ・アジア・フォーラムでは「もし自由すぎると、香港のようにやりたい放題になり、台湾のように乱れることになる。だから中国人は管理された方がいい。特に中国大陸ではそうだ」とも。もちろんこれもまた台湾では自国への侮辱として批判の的になったし、人民統制への支持し姿勢で各国をも驚かせた。
一二年十二月、フェニックステレビの番組で中国の腐敗問題に触れ、「全世界、米国にも腐敗はある。(米国が)世界最大の腐敗国家だ」と叫び、「中国の反米感情と劣等感を反映させた」(米紙ワシントンポスト)。
また「我が中国の強盛ぶりを見て、全ての人が中国を問題にしている。身内まで自国を支持しないが、それでは誰も支持しなくなる。我が国には多くの問題があるが、それは戸を閉めて語ろう。対外的には我が国は好いと言おう」と語り、中国人の愛国心の欠如への不満を露わにした。
このように中華愛国主義に燃えるジャッキー・チェンが中国人民政治協商会議の全国委員会の委員(参議院議員に相当)に就任したのは一三年二月である。三月三日には北京の人民大会堂の会議に姿を現している。
さて、このジャッキー・チェンだが、十月二十三日には主演映画「ライジングドラゴン」の宣伝で訪れた米国のテレビ番組において、今度は日本の東日本大震災に関わる「失言」を行った。

米国のテレビ番組で驚くべき「失言」
米中関係に関する話題の中で、全世界の協力の必要性を説く時、こう述べた。
「言ってはいけないことだが、時々津波や大地震のような災害が起こればいいと本当に思う」「災害が起これば、全世界は直ちにその国を助けようとする。私はそれが嬉しい」「津波がなく、地震がないと、みんなやることがなくなる。そこで政治だ。相手が攻撃してくれば、こちらも反撃する。私はこう言うのを見たくない」

今回の失言を皮肉る写真。中国のネットで見かけた
この発言の問題性が台湾メディアに指摘されると、ジャッキー・チェンは再び台湾や中国で批判の対象に。「日本でもネットユーザーが激怒している」ということも台湾では大きく報じられ、話題だ。

日本でジャッキー・チェンに失望の声や「中共の狗は日本へ来るな」との批判が
聞かれると報じる台湾紙。台湾でもジャッキー憎悪は根深いものがある
本人は「自分の発言は都合よく切り貼りされた」と反論するが、相変わらず自身の非を認めようとしない。発言の映像が残っているのだから、どんな釈明も虚しいのである。
今回の日本の被災者に対する侮辱自体は、中共のプロパガンダへの加担のようには見えないし、中国人特有の反日感情、人種差別の中華思想からの暴言かどうかもわからない。
しかし相変わらずの民主主義「政治」への批判であるのは確かであり、そもそも世界的なスターにしては非常識すぎる。どんなに偉そうに他国の政治の批判はしても、その中身があまりに幼稚なところはいかにも中国人的である。このような薄っぺらな人物だからこそ、中共の宣伝マンを演じさせられてしまうわけだ。
以上、今回の日本への侮辱発言を機に、ジャッキー・チェンの近年の言動を紹介してみた。
何しろ日本にこの人物のファンが大勢いる限り、この人物はいつでも日本人取込みの宣伝工作員になる可能性があるものだから。
【過去の関連記事】
「台湾の敵」と憎まれる俳優ジャッキー・チェンの「黒心」/今度は台北で中国軍歌手を応援か 09/11/03
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-938.html
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11・3頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部街宣・講演会の案内
■頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部・浦和駅前「救国街頭演説会」

日時 平成25年11月3日(日・祝) 11時00分~13時00分
場所 JR浦和駅 西口
弁士
鈴木正人(埼玉県議会議員)
藤田隆司(特定失踪者家族)
竹本光博(救う会埼玉代表)
三輪和雄(頑張れ日本!全国行動委員会常任幹事・日本世論の会会長)
松本得斉(頑張れ日本!全国行動委員会群馬県本部幹事長)
永山英樹(頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部長・台湾研究フォーラム会長)
その他
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
担当:永山英樹 TEL 070-6484-2624
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■頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部 設立二周年記念講演会
「尖閣が映し出す、日本の今」
日時 平成25年11月3日(日・祝)
開場 14時15分 講演会 14時30分~15時30分 懇親会 16時00分~18時30分
場所 さいたま市共済会館 6階第二ホール(TEL:048-822-3330)
さいたま市浦和区岸町7-5-14 JR浦和駅西口、徒歩約10分
講師 葛城奈海
演題 「尖閣が映し出す、日本の今」
参加費 500円(会員:無料)
懇親会 2,000円(閉会後、講師を囲んで開催)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
担当:愛甲 TEL:070-6941-1941

ジャッキーチェンは近年、「中共の代弁者」との感が深まるばかり

台湾紙が掲載する「失言録」。中共のために敢えてした「失言」も少なくない
香港返還後のこの人物を言動からは、スクリーンで受ける善良で正義感溢れるイメージとは程遠い、権力に迎合し、あるいは傲慢な中国中心主義に立つ醜い中国人の顔が垣間見える。
たとえば中国が嫌がるところの台湾、香港の民主主義に対する攻撃がある。
二〇〇四年三月、中国が台湾独立派として憎悪した台湾の陳水扁総統への銃撃事件が発生。その翌日の選挙で陳水扁氏は再選を果たしたが、同氏は事件で同情票を集めたため、政敵から自作自演との非難キャンペーンが拡大したのに呼応し、事件を「途轍もない大きな笑い話」と無神経発言を行った。
「我々(中国)が(台湾を)統一すれば、世界で最強の国家となるだろう」とも付け加え、台湾国民から轟々の非難を浴びている。
そこで〇五年には開き直り、「(民進党政権下の)四年間は台湾へ行かない」と宣言。〇六年九月に台湾で陳水扁打倒運動が拡大するや、「だから私が『大きな笑い話』と言ったのは正しかった。国際規模の笑い話、いや宇宙規模の笑い話だ」と言い放つ。
そして〇八年、民進党から親中の国民党へ政権が移ると、さっそくチャリティーイベントに参加のため渡台。しかし台北空港で抗議の群衆に出迎えられるなど大騒動に。台中市で開かれる映画祭への参加の意向を表明すると、同市議会は主催者にジャッキー・チェンを招かないよう求める決議を採択した。
〇九年、中国政府の全面支援化で行われる国際会議、ボアオ・アジア・フォーラムでは「もし自由すぎると、香港のようにやりたい放題になり、台湾のように乱れることになる。だから中国人は管理された方がいい。特に中国大陸ではそうだ」とも。もちろんこれもまた台湾では自国への侮辱として批判の的になったし、人民統制への支持し姿勢で各国をも驚かせた。
一二年十二月、フェニックステレビの番組で中国の腐敗問題に触れ、「全世界、米国にも腐敗はある。(米国が)世界最大の腐敗国家だ」と叫び、「中国の反米感情と劣等感を反映させた」(米紙ワシントンポスト)。
また「我が中国の強盛ぶりを見て、全ての人が中国を問題にしている。身内まで自国を支持しないが、それでは誰も支持しなくなる。我が国には多くの問題があるが、それは戸を閉めて語ろう。対外的には我が国は好いと言おう」と語り、中国人の愛国心の欠如への不満を露わにした。
このように中華愛国主義に燃えるジャッキー・チェンが中国人民政治協商会議の全国委員会の委員(参議院議員に相当)に就任したのは一三年二月である。三月三日には北京の人民大会堂の会議に姿を現している。
さて、このジャッキー・チェンだが、十月二十三日には主演映画「ライジングドラゴン」の宣伝で訪れた米国のテレビ番組において、今度は日本の東日本大震災に関わる「失言」を行った。

米国のテレビ番組で驚くべき「失言」
米中関係に関する話題の中で、全世界の協力の必要性を説く時、こう述べた。
「言ってはいけないことだが、時々津波や大地震のような災害が起こればいいと本当に思う」「災害が起これば、全世界は直ちにその国を助けようとする。私はそれが嬉しい」「津波がなく、地震がないと、みんなやることがなくなる。そこで政治だ。相手が攻撃してくれば、こちらも反撃する。私はこう言うのを見たくない」

今回の失言を皮肉る写真。中国のネットで見かけた
この発言の問題性が台湾メディアに指摘されると、ジャッキー・チェンは再び台湾や中国で批判の対象に。「日本でもネットユーザーが激怒している」ということも台湾では大きく報じられ、話題だ。

日本でジャッキー・チェンに失望の声や「中共の狗は日本へ来るな」との批判が
聞かれると報じる台湾紙。台湾でもジャッキー憎悪は根深いものがある
本人は「自分の発言は都合よく切り貼りされた」と反論するが、相変わらず自身の非を認めようとしない。発言の映像が残っているのだから、どんな釈明も虚しいのである。
今回の日本の被災者に対する侮辱自体は、中共のプロパガンダへの加担のようには見えないし、中国人特有の反日感情、人種差別の中華思想からの暴言かどうかもわからない。
しかし相変わらずの民主主義「政治」への批判であるのは確かであり、そもそも世界的なスターにしては非常識すぎる。どんなに偉そうに他国の政治の批判はしても、その中身があまりに幼稚なところはいかにも中国人的である。このような薄っぺらな人物だからこそ、中共の宣伝マンを演じさせられてしまうわけだ。
以上、今回の日本への侮辱発言を機に、ジャッキー・チェンの近年の言動を紹介してみた。
何しろ日本にこの人物のファンが大勢いる限り、この人物はいつでも日本人取込みの宣伝工作員になる可能性があるものだから。
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日時 平成25年11月3日(日・祝) 11時00分~13時00分
場所 JR浦和駅 西口
弁士
鈴木正人(埼玉県議会議員)
藤田隆司(特定失踪者家族)
竹本光博(救う会埼玉代表)
三輪和雄(頑張れ日本!全国行動委員会常任幹事・日本世論の会会長)
松本得斉(頑張れ日本!全国行動委員会群馬県本部幹事長)
永山英樹(頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部長・台湾研究フォーラム会長)
その他
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
担当:永山英樹 TEL 070-6484-2624
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■頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部 設立二周年記念講演会
「尖閣が映し出す、日本の今」
日時 平成25年11月3日(日・祝)
開場 14時15分 講演会 14時30分~15時30分 懇親会 16時00分~18時30分
場所 さいたま市共済会館 6階第二ホール(TEL:048-822-3330)
さいたま市浦和区岸町7-5-14 JR浦和駅西口、徒歩約10分
講師 葛城奈海
演題 「尖閣が映し出す、日本の今」
参加費 500円(会員:無料)
懇親会 2,000円(閉会後、講師を囲んで開催)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
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