中国悪質の「旭日旗」批判宣伝にうろたえるな
2013/08/07/Wed
産経新聞は八月六日、次のように報じた。
「韓国内で『軍国主義の象徴』『戦犯旗』と決めつけ、敵視する傾向が強まる旭日旗について、日本政府が『使用は問題ない』との認識を示す見解を作成中であることが5日、分かった。旭日旗は、日の丸(日章旗)と並んで日本を象徴する旗であり、自衛隊も長く使用し、国際的にも広く受け入れられている」
「政府は、旭日旗の意義を内外に改めて示し、韓国内の反日的風潮を牽制する狙いがある」という話なのだが、即日この記事を引用、歪曲し、反日宣伝で利用したのが中国のメディアだ。

韓国に続き、中国の旭日旗誹謗宣伝が始まるか
国営の中国国際放送と中共機関紙人民日報系の環球時報は共に「近く日本政府は旭日旗問題に関して声明を起草する。声明は、旭日旗は現在自衛隊が掲げる国旗であり、国際社会のこの旗への認知度は高いため、日本政府は旭日旗を日章旗と同じく国旗と考え、国際的場面で使用できるとするもの」などと事実を歪めながら報道している。
そしてその上で、前者は「旭日旗は日本の侵略戦争や殖民統治の歴史を連想させるため、こうした声明は中韓などからの批判に曝されるだろう」と付け加えた。
後者は「近年、スポーツ会場で日本人はいつも旭日旗を掲げるが、旭日旗の登場は日本軍国主義の復活と関連している。特に保守主義から極右へと邁進する安倍政権の誕生後、その手の行動は更に露骨になっている」などと強調。
明らかにこれらは日本のイメージ悪化を狙っている。産経新聞は旭日旗が「国際的にも広く受け入れられている」との事実を指摘しているのに、そんなものは無視だ。
言論NPOが八月五日に発表した日中共同世論調査の結果によると、日本人の中国に対する「良くない印象」は昨年八四・三%から九〇・一%へと増加。これに対して中国人の日本に対する「良くない印象」は同じく六四・五%から一気に九二・八%まで高まり、それぞれ過去九回の調査で最悪。
また中国人では、現在の日本を「覇権主義」と見る者が昨年の三五・一1%から四八・九%まで急増。「平和主義」の国と見るのはわずか六・九%のみだそうだが、日本の現状を知らない大変な誤解と言える。
言論NPOによれば両国民の感情の悪化は「尖閣諸島での日中両国の対立がその大きな原因」という。それであるなら、もし中国政府が尖閣諸島の領有権を主張するための反日捏造宣伝を行わなければ、今日のような中国人の日本に対する感情の悪化や誤解はないということになる。
したがって、日中両国民の感情的対立を憂え、関係改善のために領有権問題での対話(中国の要求に従った日本の妥協)を訴える日本の政治家やメディアは、先ず第一に悪意ある宣伝を繰り返す中国政府を批判するべきだろう。
このような国のために領土問題で譲歩すれば、必ず将来に禍根を残す。
旭日旗にしても同様である。今後は韓国に続き中国でも格好の反日宣伝材料になりそうだが、しかしだからと言って、日本人までがそれを批判したり、否定したりしてはならないのである。なぜならそれは国家、軍隊(自衛隊も含む)の尊厳、歴史を汚すことになるからだ。すでに「国際的にも広く受け入れられている」のだから、うろたえてはならない。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓

モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
「韓国内で『軍国主義の象徴』『戦犯旗』と決めつけ、敵視する傾向が強まる旭日旗について、日本政府が『使用は問題ない』との認識を示す見解を作成中であることが5日、分かった。旭日旗は、日の丸(日章旗)と並んで日本を象徴する旗であり、自衛隊も長く使用し、国際的にも広く受け入れられている」
「政府は、旭日旗の意義を内外に改めて示し、韓国内の反日的風潮を牽制する狙いがある」という話なのだが、即日この記事を引用、歪曲し、反日宣伝で利用したのが中国のメディアだ。

韓国に続き、中国の旭日旗誹謗宣伝が始まるか
国営の中国国際放送と中共機関紙人民日報系の環球時報は共に「近く日本政府は旭日旗問題に関して声明を起草する。声明は、旭日旗は現在自衛隊が掲げる国旗であり、国際社会のこの旗への認知度は高いため、日本政府は旭日旗を日章旗と同じく国旗と考え、国際的場面で使用できるとするもの」などと事実を歪めながら報道している。
そしてその上で、前者は「旭日旗は日本の侵略戦争や殖民統治の歴史を連想させるため、こうした声明は中韓などからの批判に曝されるだろう」と付け加えた。
後者は「近年、スポーツ会場で日本人はいつも旭日旗を掲げるが、旭日旗の登場は日本軍国主義の復活と関連している。特に保守主義から極右へと邁進する安倍政権の誕生後、その手の行動は更に露骨になっている」などと強調。
明らかにこれらは日本のイメージ悪化を狙っている。産経新聞は旭日旗が「国際的にも広く受け入れられている」との事実を指摘しているのに、そんなものは無視だ。
言論NPOが八月五日に発表した日中共同世論調査の結果によると、日本人の中国に対する「良くない印象」は昨年八四・三%から九〇・一%へと増加。これに対して中国人の日本に対する「良くない印象」は同じく六四・五%から一気に九二・八%まで高まり、それぞれ過去九回の調査で最悪。
また中国人では、現在の日本を「覇権主義」と見る者が昨年の三五・一1%から四八・九%まで急増。「平和主義」の国と見るのはわずか六・九%のみだそうだが、日本の現状を知らない大変な誤解と言える。
言論NPOによれば両国民の感情の悪化は「尖閣諸島での日中両国の対立がその大きな原因」という。それであるなら、もし中国政府が尖閣諸島の領有権を主張するための反日捏造宣伝を行わなければ、今日のような中国人の日本に対する感情の悪化や誤解はないということになる。
したがって、日中両国民の感情的対立を憂え、関係改善のために領有権問題での対話(中国の要求に従った日本の妥協)を訴える日本の政治家やメディアは、先ず第一に悪意ある宣伝を繰り返す中国政府を批判するべきだろう。
このような国のために領土問題で譲歩すれば、必ず将来に禍根を残す。
旭日旗にしても同様である。今後は韓国に続き中国でも格好の反日宣伝材料になりそうだが、しかしだからと言って、日本人までがそれを批判したり、否定したりしてはならないのである。なぜならそれは国家、軍隊(自衛隊も含む)の尊厳、歴史を汚すことになるからだ。すでに「国際的にも広く受け入れられている」のだから、うろたえてはならない。
*******************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。
↓↓

モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php
link.php
スポンサーサイト