鳩山由紀夫が「国賊」の本性を露わー香港誌とのインタビューで
2013/04/04/Thu
■蘇る「売国ルーピー」―落ちぶれても拾う神あり
「売国ルーピー」ぶりを遺憾なく発揮し、国民にソッポを向かれた鳩山由紀夫元首相。昨年政界を引退し、このまま落ちぶれるとも見られてきたが、「売国」だからこそ「拾う神(敵)あり」だ。今や「元首相」の肩書に目を付けた中国にエネルギーを注入され、ゾンビの如く蘇りつつある。
たとえば一月十五日、中日友好協会の招きで訪中し、人民大会堂での賈慶林全国政協主席や楊潔篪外交部長らとの会見で「尖閣諸島が係争地であると互いに認めることが大事だ」と述べた。これは中国側と歩調を合わせ、自国政府の「解決すべき領有権の問題はそもそも存在しない」とする主張を崩そうと狙ったものだった。さらに南京大虐殺記念館をも訪れて謝罪を行い、中国が主張(宣伝)する「虐殺」を事実と認めた。

南京記念館で「犠牲者」に手を合わせ続けた鳩山由紀夫。元首相として「虐殺」
を事実と認め、謝罪した
時期的にはちょうど安倍晋三首相が対中包囲網形成を念頭に置いた東南アジア歴訪と重なっており、中国がこの「元首相」を、安倍首相牽制の駒として宣伝利用したのは明らかだった。
もちろん鳩山自身も、こうした中国を後ろ盾に意気軒高である。香港誌「アジアウィーク(亜洲週刊)」四月三日号掲載のインタビュー記事を読めば、その「売国ルーピー」の意気込みが、嫌というほど伝わってくる。
■虚構宣伝を虚構と知って受け入れる国賊
そこで鳩山は「友愛」精神(日本の一方的な対外譲歩)の真骨頂を発揮している。

香港誌とのインタビューで売国発言を連発
―――私は一月、一種の緊迫感を持って北京と南京を訪れ、両国間の緊張と対立を緩和させようと試みた。
―――尖閣諸島の問題では、両国民は更に歴史を学んで結論を出すべきだ。日本の多くの国民はポツダム宣言とカイロ宣言を十分に理解していない。しかし日本政府はこの二つの文書を遵守しなければならない。だから領土争議は存在しないとする言い方は、問題解決を更に困難にするだけだ。
―――最近私が学んだ中国の言葉に「退一歩海闊天空」(一歩譲れば、わだかまりはなくなる)がある。領土問題で各国は簡単には譲歩しないが、もし知恵のある譲歩ができなければ進歩もない。
いったいいかなる中国人から「退一歩海闊天空」などと吹き込まれたのか。
そもそも中国が尖閣諸島の領有権の根拠として持ち出すカイロ宣言、ポツダム宣言は、実際には領有権とは一切関係はないが、この国際法の常識を首相まで務めた鳩山が知らないはずがない。
明らかに中国の虚構宣伝を虚構と知りながら、敢えてそれを受け容れ、断じてあってはならない「譲歩」を日本の官民に呼び掛けているのだ。
「係争地」発言で小野寺五典防衛相から「国賊」と称された鳩山氏だが、まさしくその通りなのである。
■「鳩」は平和の使徒―中国を後ろ盾に英雄気取り
―――南京記念館はずっと行きたかった場所だ。今回ついに念願がかない、日本がかつて犯した罪を謝罪した。現地では植樹と揮毫を行い、日中の平和友好を祈った。
―――記念館を訪れ謝罪したことで、日本のメディアから攻撃され、一部の政治家から非難されるなど、確かに大きな圧力を受けた。しかし知行合一だ。日中が緊張し、対立するほど、私は立ち上がって両国の友好をアピールしなければならないのだ。
これは「ルーピー」ゆえの開き直りか、あるいは国内で不遇を託ってきたがゆえに、中国の称賛を浴びて有頂天なのか。いずれにせよ、すっかり英雄気分に浸っているかに見える。

南京記念館では「友愛和平」と揮毫。「由紀夫」を「友紀夫」と書き換え、国内で
は見向きもされない「友愛」理念のアピール、つまり自己宣伝に余念がなかった
―――今年は日中平和友好条約の調印から三十五周年に当たるが、日中関係は目下、滅茶苦茶な状態。こうした中、責任ある政治家としては圧力や困難を恐れず、両国の関係と国民感情の改善に最大の努力を払わなければならない。
―――もしかしたら私の天命なのかも知れない。「鳩山」の「鳩」は平和の使者だ。私は友愛新世紀国際交流協会を設立し、中日友好協会、中国対外友好協会などをカウンターパートとして、以民促官(民間の力で政府を動かす)の日中民間交流を推進する計画だ。
中国とタッグを組み、自国政府に圧力をかけようとやる気満々ではないか。「売国ルーピー」の暴走は、最早誰も止められないかに見える。
■習近平特例拝謁事件―皇室冒瀆に一切反省なし
最早誰の目からも明らかなように、鳩山氏は完全なる中国の傀儡だ。だからもちろんあの国の新指導者らを持ち上げることも忘れない。
―――習近平氏と李克強氏が指導者になったことを心からお祝いしたい。
―――二人とは何度も会っているが、習主席は大器、穏健な人という印象が強い。李総理も非常に実務的で敏鋭、感情豊かという印象で、昨年五月にお会いした時、私の言葉を一言も聞きもらすまいとする真面目な姿勢に大変感動した。
そして話は二〇〇九年の副主席当時の習近平の宮中参内に及ぶ。言うまでもなく、かの所謂「特例会見」事件のことである。
その年十一月下旬、中国側が翌月中旬に訪日予定だった習近平の宮中参内を申し入れたところ、宮内庁は「一カ月ルール」(申し入れは一カ月前までに行うと規定)を理由に「不可能」と伝達。鳩山首相(当時)も実現不可能との認識でいたところ、小沢一郎民主党幹事長(同)に「ごちゃごちゃいうな」と無理強いされ、宮内庁に拝謁を許させたのだった。
中国側の面子のために皇室の尊厳を踏み躙った小沢の、こうした逆賊的な振る舞いは、国内で猛批判を受けたわけだが、鳩山はそれに加担したことを悔やまないばかりか、逆に誇りとしているのである。
中国の忠臣の如く、次のように言ってのけるのだ。
■「ルーピー」と侮るなー中国には格好の取込みターゲット
―――私は慣例を破り、習氏と天皇と会見をセッティングした。
―――私は習氏が将来中国という十三億人の大国の最高指導者になることを考え、規則よりも重要なのは日中関係だと判断し、首相の立場で会見のセッティングを決めるべくして決めた。
―――そのため宮内庁とは激しく争った。しかしその結果、天皇陛下も大変喜ばれ、習氏も私に感謝した。
―――日本の一部メディアは私を批判した。鳩山は宮内庁の規則を破ることも厭わず、親中路線を進み、米国との距離を開け、中国に近づこうとしたと。しかし私は今日に至るまで、日中関係発展の重要性に鑑みれば、当時の政治判断は正確だったと思っている。
「天皇陛下も大変喜ばれた」とのことだが、おそらくその通りだろうと拝察する。そもそも聖上とはそのように世俗政治を超越された御存在であり、国民の一人として畏れかしこむばかりである。
ところが鳩山はそれを以って、自らの叛逆を正当化しているではないか。

09年、訪日した習近平副主席を迎えた鳩山首相。皇室ではなく中国に忠誠を尽
くし、今日でもそれを誇りにしている
これ以上の売国奴は存在しえ得ないとすら思える。万死に値するとはこのことだ。
そもそもこの人物は日本人としての誇りも真心もなければ、国家、国民に対する良識も責任感も喪失している。だからこそ中国から見れば、これほど取込みやすいターゲットはない。
鳩山は今後ますます、中国のための売国言動を活発化させ、国内、中国、そして国際社会に向け、日本の誤ったメッセージを発信し、中国の膨張に必死に抵抗する政府の足を引っ張り続けることだろう。
鳩山を「ルーピー」だなどと侮るなかれ。たとえばメディアをはじめとする国内の中国迎合勢力もまた、中国のためにこの傀儡を強力に後押しするはずだからだ。
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「売国ルーピー」ぶりを遺憾なく発揮し、国民にソッポを向かれた鳩山由紀夫元首相。昨年政界を引退し、このまま落ちぶれるとも見られてきたが、「売国」だからこそ「拾う神(敵)あり」だ。今や「元首相」の肩書に目を付けた中国にエネルギーを注入され、ゾンビの如く蘇りつつある。
たとえば一月十五日、中日友好協会の招きで訪中し、人民大会堂での賈慶林全国政協主席や楊潔篪外交部長らとの会見で「尖閣諸島が係争地であると互いに認めることが大事だ」と述べた。これは中国側と歩調を合わせ、自国政府の「解決すべき領有権の問題はそもそも存在しない」とする主張を崩そうと狙ったものだった。さらに南京大虐殺記念館をも訪れて謝罪を行い、中国が主張(宣伝)する「虐殺」を事実と認めた。

南京記念館で「犠牲者」に手を合わせ続けた鳩山由紀夫。元首相として「虐殺」
を事実と認め、謝罪した
時期的にはちょうど安倍晋三首相が対中包囲網形成を念頭に置いた東南アジア歴訪と重なっており、中国がこの「元首相」を、安倍首相牽制の駒として宣伝利用したのは明らかだった。
もちろん鳩山自身も、こうした中国を後ろ盾に意気軒高である。香港誌「アジアウィーク(亜洲週刊)」四月三日号掲載のインタビュー記事を読めば、その「売国ルーピー」の意気込みが、嫌というほど伝わってくる。
■虚構宣伝を虚構と知って受け入れる国賊
そこで鳩山は「友愛」精神(日本の一方的な対外譲歩)の真骨頂を発揮している。

香港誌とのインタビューで売国発言を連発
―――私は一月、一種の緊迫感を持って北京と南京を訪れ、両国間の緊張と対立を緩和させようと試みた。
―――尖閣諸島の問題では、両国民は更に歴史を学んで結論を出すべきだ。日本の多くの国民はポツダム宣言とカイロ宣言を十分に理解していない。しかし日本政府はこの二つの文書を遵守しなければならない。だから領土争議は存在しないとする言い方は、問題解決を更に困難にするだけだ。
―――最近私が学んだ中国の言葉に「退一歩海闊天空」(一歩譲れば、わだかまりはなくなる)がある。領土問題で各国は簡単には譲歩しないが、もし知恵のある譲歩ができなければ進歩もない。
いったいいかなる中国人から「退一歩海闊天空」などと吹き込まれたのか。
そもそも中国が尖閣諸島の領有権の根拠として持ち出すカイロ宣言、ポツダム宣言は、実際には領有権とは一切関係はないが、この国際法の常識を首相まで務めた鳩山が知らないはずがない。
明らかに中国の虚構宣伝を虚構と知りながら、敢えてそれを受け容れ、断じてあってはならない「譲歩」を日本の官民に呼び掛けているのだ。
「係争地」発言で小野寺五典防衛相から「国賊」と称された鳩山氏だが、まさしくその通りなのである。
■「鳩」は平和の使徒―中国を後ろ盾に英雄気取り
―――南京記念館はずっと行きたかった場所だ。今回ついに念願がかない、日本がかつて犯した罪を謝罪した。現地では植樹と揮毫を行い、日中の平和友好を祈った。
―――記念館を訪れ謝罪したことで、日本のメディアから攻撃され、一部の政治家から非難されるなど、確かに大きな圧力を受けた。しかし知行合一だ。日中が緊張し、対立するほど、私は立ち上がって両国の友好をアピールしなければならないのだ。
これは「ルーピー」ゆえの開き直りか、あるいは国内で不遇を託ってきたがゆえに、中国の称賛を浴びて有頂天なのか。いずれにせよ、すっかり英雄気分に浸っているかに見える。

南京記念館では「友愛和平」と揮毫。「由紀夫」を「友紀夫」と書き換え、国内で
は見向きもされない「友愛」理念のアピール、つまり自己宣伝に余念がなかった
―――今年は日中平和友好条約の調印から三十五周年に当たるが、日中関係は目下、滅茶苦茶な状態。こうした中、責任ある政治家としては圧力や困難を恐れず、両国の関係と国民感情の改善に最大の努力を払わなければならない。
―――もしかしたら私の天命なのかも知れない。「鳩山」の「鳩」は平和の使者だ。私は友愛新世紀国際交流協会を設立し、中日友好協会、中国対外友好協会などをカウンターパートとして、以民促官(民間の力で政府を動かす)の日中民間交流を推進する計画だ。
中国とタッグを組み、自国政府に圧力をかけようとやる気満々ではないか。「売国ルーピー」の暴走は、最早誰も止められないかに見える。
■習近平特例拝謁事件―皇室冒瀆に一切反省なし
最早誰の目からも明らかなように、鳩山氏は完全なる中国の傀儡だ。だからもちろんあの国の新指導者らを持ち上げることも忘れない。
―――習近平氏と李克強氏が指導者になったことを心からお祝いしたい。
―――二人とは何度も会っているが、習主席は大器、穏健な人という印象が強い。李総理も非常に実務的で敏鋭、感情豊かという印象で、昨年五月にお会いした時、私の言葉を一言も聞きもらすまいとする真面目な姿勢に大変感動した。
そして話は二〇〇九年の副主席当時の習近平の宮中参内に及ぶ。言うまでもなく、かの所謂「特例会見」事件のことである。
その年十一月下旬、中国側が翌月中旬に訪日予定だった習近平の宮中参内を申し入れたところ、宮内庁は「一カ月ルール」(申し入れは一カ月前までに行うと規定)を理由に「不可能」と伝達。鳩山首相(当時)も実現不可能との認識でいたところ、小沢一郎民主党幹事長(同)に「ごちゃごちゃいうな」と無理強いされ、宮内庁に拝謁を許させたのだった。
中国側の面子のために皇室の尊厳を踏み躙った小沢の、こうした逆賊的な振る舞いは、国内で猛批判を受けたわけだが、鳩山はそれに加担したことを悔やまないばかりか、逆に誇りとしているのである。
中国の忠臣の如く、次のように言ってのけるのだ。
■「ルーピー」と侮るなー中国には格好の取込みターゲット
―――私は慣例を破り、習氏と天皇と会見をセッティングした。
―――私は習氏が将来中国という十三億人の大国の最高指導者になることを考え、規則よりも重要なのは日中関係だと判断し、首相の立場で会見のセッティングを決めるべくして決めた。
―――そのため宮内庁とは激しく争った。しかしその結果、天皇陛下も大変喜ばれ、習氏も私に感謝した。
―――日本の一部メディアは私を批判した。鳩山は宮内庁の規則を破ることも厭わず、親中路線を進み、米国との距離を開け、中国に近づこうとしたと。しかし私は今日に至るまで、日中関係発展の重要性に鑑みれば、当時の政治判断は正確だったと思っている。
「天皇陛下も大変喜ばれた」とのことだが、おそらくその通りだろうと拝察する。そもそも聖上とはそのように世俗政治を超越された御存在であり、国民の一人として畏れかしこむばかりである。
ところが鳩山はそれを以って、自らの叛逆を正当化しているではないか。

09年、訪日した習近平副主席を迎えた鳩山首相。皇室ではなく中国に忠誠を尽
くし、今日でもそれを誇りにしている
これ以上の売国奴は存在しえ得ないとすら思える。万死に値するとはこのことだ。
そもそもこの人物は日本人としての誇りも真心もなければ、国家、国民に対する良識も責任感も喪失している。だからこそ中国から見れば、これほど取込みやすいターゲットはない。
鳩山は今後ますます、中国のための売国言動を活発化させ、国内、中国、そして国際社会に向け、日本の誤ったメッセージを発信し、中国の膨張に必死に抵抗する政府の足を引っ張り続けることだろう。
鳩山を「ルーピー」だなどと侮るなかれ。たとえばメディアをはじめとする国内の中国迎合勢力もまた、中国のためにこの傀儡を強力に後押しするはずだからだ。
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