河野洋平、公明党など媚中勢力―「尖閣買上げ」問題で中国に呼応
2012/04/26/Thu
■警戒すべき「日中関係の大局」なるセリフ
中国拡張主義の動きに日本側がささやかながらにも「抵抗」に出ようとするたびに、中国側が決まって吐くセリフが「中日関係の大局を大切に」である。
今回、向こうの尖閣諸島奪取の攻勢に対し、石原都知事が都での島の買い上げ計画を明らかにするや、案の定外交部の劉為民報道官は「日本の一部の政治家の無責任な言動は、中国の主権だけでなく、中日関係の大局も損ねている」と非難している。
それでは中国が訴える「日中関係の大局を大切に」との訴えは、いったいどのようなものなのか。
言うまでもなく「大局」とは、「全体的な状況」という意味である。
したがってこれは「これから中国は増強されつつある国力を基盤に、東支那海、そして太平洋へと勢力を伸張することになる。そうした現実を日本側は受け入れ、良好な両国関係を維持しなければならない。日本は尖閣諸島領有の主張で、こうした大勢に逆らうべきではないのだ」との呼びかけであると解釈する以外にない。
「さすがは覇権主義国家だ。これほど身勝手な呼びかけはない」と、心ある国民なら均しく憤るはずである。
■習近平の前での河野洋平の売国的な誓い
しかしその一方で、ちっとも憤らないばかりか、逆にそれに呼応してしまう者もいるのだ。つまり中国に取り込まれている輩たちである。
たとえばその象徴的人物である河野洋平・前衆議院議長。
日中友好七団体の一つ、日本国際貿易促進協会の会長として訪中した河野氏は四月二十四日、人民大会堂で会見した習近平副主席から「相手(中国)の核心的な問題を適切に処理し、制御できないようになってはならない」と言われるや、尖閣問題を中国の「核心的問題」と指摘されたことに反論しなかったばかりか、「ご心配の問題は私も気掛かりだ」と応じ、「(日中間には)これまでもさまざまな問題があったが大局観を持って解決してきた。日本は間違いのない方向に行くことができると確信している」と述べているではないか。

習近平氏(右)に「謁見」した河野洋平氏。中国の主張に反論しないばかりか…
つまり「大局を大切に」との呼び掛けに、「日本はこれまでもそうしてきた。ご安心を」と応えたのである。
「日本は間違いのない方向に行くことができると確信している」と言うのは、「日本側は石原氏に代表される反中勢力を抑え込むことに自信がある」と誓約したに等しく、まるで宗主国に対する藩属国の使節の如しだ。
■「日中友好」貫く公明党をたたえた唐家璇
このように日本が中国の「ご不興」を買うとき、決まって蠢くのがこれら「中華の外臣」どもなのである。
そもそも中国はそのようなときに備え、さまざまな利益誘導を通じ、日本国内で忠良なる「外臣」を培養してきたのだ。日本国内を分断させ、この国を弱体化させ、中国に歯向かわないようにするためである。
二十二日からは唐家璇前国務委員が中日友好協会会長の就任のお披露目を兼ねて来日し、それを迎えようと群がる政財界の「外臣」たちに、反中勢力を牽制するよう檄を飛ばしている。
二十五日に都内で日中友好七団体主催の歓迎会では「両国が大局を見極め、障害や妨害を退けて新しい事業に取り組もう」とスピーチした。「大局」との言葉にうなづく参加者らの姿が目に浮かぶ。

日本の「外臣」たちの歓迎を「嘉納」する唐家璇氏(左)。隣は程永華駐日大使
唐家璇氏はの日、衆議員会館内で会見した公明党の山口那津男代表、井上義久幹事長らにも、「日本の中で、ある人が中日関係を悪化させることが目的のような発言をしている。両国で安定的な関係を築き、こうした問題も未然に解決すべきだ」と伝えるや、山口氏は「友好を掻き乱す動きに惑わされず、両国関係をより発展させたい」と「連携」を約束。「公明党はぶれずに日中友好をこれからも貫く」と語るや、唐家璇氏から「公明党に対しては非常に信頼している」との言葉を頂戴した。
国家主権の主張を抑え、中国に歩調を合わせることが「日中友好」だということを教えてくれるエピソードだ。
約束している。

唐家璇氏を囲む山口那津男代表(右4)ら公明党幹部たち
■取り込まれた政界、メディアを許さない世論強化を
さらに言えば、メディア各社も「外臣」に成り下がっているらしい。
中国の宣伝部門(メディア統制)の責任者である李長春・中共政治局常務委員は〇九年三月に来日した折、主要メディア十四社の首脳を集め、「両国関係の大局に立ち、両国の協力強化にプラスとなるニュースを多く報道するように」と諭しているが、実際に各社は言われたとおりに「大局」に立ち、中国を怒らせる石原氏の動きを非難している。
たとえば「無用な摩擦は互いの国益を害する。日中両国には、大局を見すえた行動を強く望んでおきたい」(毎日新聞、社説)といったような。
このようにあの国の覇権主義の脅威が迫りつつあるというのに、国民の上に君臨する政界、メディアは、ここまで取り込まれてしまっているのである。
そこでこうした危機的情勢を打開するには、「友好を掻き乱す動きに惑わされるな」ではなく、「友好を強調する動きにこそ惑わされるな」を合言葉に、国民が立ち上がることが必要となる。
「大局が大切」なる美辞麗句で、自らの対中従属を正当化する「通敵」の裏切り者たちが今、国家主権の防衛を訴える石原氏の力強いインパクトを受け、まるで炙り出されたかのように国民の前に姿を現しているのである。
こうした勢力がいかなる存在であるかを見定め、それを断じて許容しない憂国の世論の拡大、強化を急ぐべきだ。
【関連記事】
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中共に利用された「朝日」社説の石原批判 04/19/Thu
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参加を! 4・27頑張れ、石原都知事!守るぞ、尖閣!緊急国民行動
4月27日(金)
12時00分~13時00分 東京都庁前 (第一庁舎と第二庁舎の間の道)
13時30分~15時00分 「新宿」駅西口
※プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
※国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい
主催 頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会、チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
問い合わせ 頑張れ日本!全国行動委員会 事務局
http://www.ganbare-nippon.net/ TEL 03-5468-9222 MAIL info@ganbare-nippon.net
台湾に恩返し! ネット署名の協力しよう!
国際社会に大きな影響を及ぼしながら、自身はすっかり中国の影響下にあるISO(国際標準化機構、本部・ジュネーヴ)。これが台湾の標準国名として規定する“TAIWAN,province of china”(中国の一省・台湾)を、“TAIWAN”(台湾)へと是正するよう求めるネット署名が、台湾で呼び掛けられている。
日本人も協力しよう!被災地を支援してくれた台湾に対する恩返しだ!
http://www.change.org/petitions/iso-change-the-country-name-for-taiwan-province-of-china-into-simply-taiwan
台湾研究フォーラム主催/黄文雄氏・3時間特別セミナー
「中華文明は劣っている―アジア諸民族の前で“野蛮化”する中国」

進化論に従えば、人は文明化へと向かう存在でありながら、二十一世紀においてもなお野蛮化へと進むのが中国だ。侵略と恐怖政治で南モンゴル、チベット、ウイグルを制圧したのち、いまや台湾だけでなく、日本を含むアジア・太平洋へと向け、拡張主義の矛先を向けているが、それが「中華の禍」というものである。あの民族の野蛮性の本質を文明史の観点から探求し、それに対する日本の対処の在り方を考えるため、この問題の第一人者である評論家の黄文雄氏を講師にお招きし、三時間にわたる特別セミナーを開催する。
【日時】5月4日(祝/金)午後1時~4時半
【場所】文京区民センター2A会議室 (文京区本郷4-15-14 TEL 03-3814-6731)
交通:都営三田線・大江戸線「春日駅」下車、徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」下車、徒歩5分
JR「水道橋駅」徒歩15分
【会費】会員500円、一般1000円
【懇親会】閉会後、付近の居酒屋で。会費3000円
【主催】台湾研究フォーラム
【問合せ・参加申込み】090-4138-6397 mamoretaiwan@gmail.com
中国拡張主義の動きに日本側がささやかながらにも「抵抗」に出ようとするたびに、中国側が決まって吐くセリフが「中日関係の大局を大切に」である。
今回、向こうの尖閣諸島奪取の攻勢に対し、石原都知事が都での島の買い上げ計画を明らかにするや、案の定外交部の劉為民報道官は「日本の一部の政治家の無責任な言動は、中国の主権だけでなく、中日関係の大局も損ねている」と非難している。
それでは中国が訴える「日中関係の大局を大切に」との訴えは、いったいどのようなものなのか。
言うまでもなく「大局」とは、「全体的な状況」という意味である。
したがってこれは「これから中国は増強されつつある国力を基盤に、東支那海、そして太平洋へと勢力を伸張することになる。そうした現実を日本側は受け入れ、良好な両国関係を維持しなければならない。日本は尖閣諸島領有の主張で、こうした大勢に逆らうべきではないのだ」との呼びかけであると解釈する以外にない。
「さすがは覇権主義国家だ。これほど身勝手な呼びかけはない」と、心ある国民なら均しく憤るはずである。
■習近平の前での河野洋平の売国的な誓い
しかしその一方で、ちっとも憤らないばかりか、逆にそれに呼応してしまう者もいるのだ。つまり中国に取り込まれている輩たちである。
たとえばその象徴的人物である河野洋平・前衆議院議長。
日中友好七団体の一つ、日本国際貿易促進協会の会長として訪中した河野氏は四月二十四日、人民大会堂で会見した習近平副主席から「相手(中国)の核心的な問題を適切に処理し、制御できないようになってはならない」と言われるや、尖閣問題を中国の「核心的問題」と指摘されたことに反論しなかったばかりか、「ご心配の問題は私も気掛かりだ」と応じ、「(日中間には)これまでもさまざまな問題があったが大局観を持って解決してきた。日本は間違いのない方向に行くことができると確信している」と述べているではないか。

習近平氏(右)に「謁見」した河野洋平氏。中国の主張に反論しないばかりか…
つまり「大局を大切に」との呼び掛けに、「日本はこれまでもそうしてきた。ご安心を」と応えたのである。
「日本は間違いのない方向に行くことができると確信している」と言うのは、「日本側は石原氏に代表される反中勢力を抑え込むことに自信がある」と誓約したに等しく、まるで宗主国に対する藩属国の使節の如しだ。
■「日中友好」貫く公明党をたたえた唐家璇
このように日本が中国の「ご不興」を買うとき、決まって蠢くのがこれら「中華の外臣」どもなのである。
そもそも中国はそのようなときに備え、さまざまな利益誘導を通じ、日本国内で忠良なる「外臣」を培養してきたのだ。日本国内を分断させ、この国を弱体化させ、中国に歯向かわないようにするためである。
二十二日からは唐家璇前国務委員が中日友好協会会長の就任のお披露目を兼ねて来日し、それを迎えようと群がる政財界の「外臣」たちに、反中勢力を牽制するよう檄を飛ばしている。
二十五日に都内で日中友好七団体主催の歓迎会では「両国が大局を見極め、障害や妨害を退けて新しい事業に取り組もう」とスピーチした。「大局」との言葉にうなづく参加者らの姿が目に浮かぶ。

日本の「外臣」たちの歓迎を「嘉納」する唐家璇氏(左)。隣は程永華駐日大使
唐家璇氏はの日、衆議員会館内で会見した公明党の山口那津男代表、井上義久幹事長らにも、「日本の中で、ある人が中日関係を悪化させることが目的のような発言をしている。両国で安定的な関係を築き、こうした問題も未然に解決すべきだ」と伝えるや、山口氏は「友好を掻き乱す動きに惑わされず、両国関係をより発展させたい」と「連携」を約束。「公明党はぶれずに日中友好をこれからも貫く」と語るや、唐家璇氏から「公明党に対しては非常に信頼している」との言葉を頂戴した。
国家主権の主張を抑え、中国に歩調を合わせることが「日中友好」だということを教えてくれるエピソードだ。
約束している。

唐家璇氏を囲む山口那津男代表(右4)ら公明党幹部たち
■取り込まれた政界、メディアを許さない世論強化を
さらに言えば、メディア各社も「外臣」に成り下がっているらしい。
中国の宣伝部門(メディア統制)の責任者である李長春・中共政治局常務委員は〇九年三月に来日した折、主要メディア十四社の首脳を集め、「両国関係の大局に立ち、両国の協力強化にプラスとなるニュースを多く報道するように」と諭しているが、実際に各社は言われたとおりに「大局」に立ち、中国を怒らせる石原氏の動きを非難している。
たとえば「無用な摩擦は互いの国益を害する。日中両国には、大局を見すえた行動を強く望んでおきたい」(毎日新聞、社説)といったような。
このようにあの国の覇権主義の脅威が迫りつつあるというのに、国民の上に君臨する政界、メディアは、ここまで取り込まれてしまっているのである。
そこでこうした危機的情勢を打開するには、「友好を掻き乱す動きに惑わされるな」ではなく、「友好を強調する動きにこそ惑わされるな」を合言葉に、国民が立ち上がることが必要となる。
「大局が大切」なる美辞麗句で、自らの対中従属を正当化する「通敵」の裏切り者たちが今、国家主権の防衛を訴える石原氏の力強いインパクトを受け、まるで炙り出されたかのように国民の前に姿を現しているのである。
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4月27日(金)
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進化論に従えば、人は文明化へと向かう存在でありながら、二十一世紀においてもなお野蛮化へと進むのが中国だ。侵略と恐怖政治で南モンゴル、チベット、ウイグルを制圧したのち、いまや台湾だけでなく、日本を含むアジア・太平洋へと向け、拡張主義の矛先を向けているが、それが「中華の禍」というものである。あの民族の野蛮性の本質を文明史の観点から探求し、それに対する日本の対処の在り方を考えるため、この問題の第一人者である評論家の黄文雄氏を講師にお招きし、三時間にわたる特別セミナーを開催する。
【日時】5月4日(祝/金)午後1時~4時半
【場所】文京区民センター2A会議室 (文京区本郷4-15-14 TEL 03-3814-6731)
交通:都営三田線・大江戸線「春日駅」下車、徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」下車、徒歩5分
JR「水道橋駅」徒歩15分
【会費】会員500円、一般1000円
【懇親会】閉会後、付近の居酒屋で。会費3000円
【主催】台湾研究フォーラム
【問合せ・参加申込み】090-4138-6397 mamoretaiwan@gmail.com
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