インチキ「日台交流」は「中国」の臭いー震災支援には感謝するが…
2012/04/09/Mon
東京の池袋西口公園では四月七、八日、「第一回日台文化交流」というイベントが開かれた。私も都内に出た序でに立ち寄ったが、桜の花咲く会場は、舞台ショーや台湾料理などのブースが立ち並ぶ華やかさだった。

イベントのサブタイトルは「東日本大震災復興支援」。主催者である台湾の仏教団体、仏光山はこれまでも被災地支援のため、多大な支援をしてくれており、本当に頭が下がる思いだ。
ただ、会場で配られていた台湾の国民党政権発行の「中華民国のしおり」を見て、驚かざるを得なかった。
台湾の政治、経済、歴史などの概要を国外向けに紹介するパンフレットであるが、その歴史紹介の中の一九四年の項目で、国民党の台湾人大虐殺事件である二・二八事件を次のように説明していたのだ。
「大陸から急派された中華民国軍が、二二八事件に端を発する台湾住民の大規模な反乱を鎮圧」
これでは台湾住民が被害者であるか、加害者であるかかがわからない。
国民党の不条理極まりない苛斂誅求で追いつめられた台湾住民が怒りを爆発させた全土的な反抗への報復のため、すでに紛争を収拾させ、平和的な姿勢を示していた住民側に対し、無差別逮捕、虐殺を加えたという同党の悪辣非道ぶりは、ここからは一切伝わってこない。
これを読んだら台湾の人々は怒るはずだ。日本人もこんなウソを教えられたら、台湾理解を大きく妨げられることになる。
国民党にとっての「日台交流」とは、同党のプロパガンダを日本人に押し付けることを意味しているとは、前々から感じているところだ。相手を騙すことを「交流」とするあたりは、さすがに在台中国人が主導する政権の手口だと思う。
そう言えば台湾政府の馮寄台駐日代表(駐日大使):は、この日も相変わらず「国民党の駐日代表」を演じ、同党政権の宣伝に余念がなかった。たとえばいつものことながら、「馬英九政権発足後のこの四年間、日台関係は最高の状態」などと…。
たしかに今の両国関係は良好だ。何しろ日本国民は台湾からの震災支援に感激し、今までになく台湾への友情を高めている。しかしあの台湾民間における感動的な「支援フィーバー」と馬政権の発足とに、いったいどのような関係があるというのか。
むしろ日本国民は台湾国民には感謝しても、反日親中の馬政権にはこれまでにない不信感を抱いている。それでいて「最高の状態」などと言い続ける馮寄台代表。いつの間にか「日台交流」は、嘘をつかなければ成り立たないようになってしまったようだ。
さて舞台の司会者は、その中国語のイントネーションを聞く限り、台湾人ではなく中華人民共和国出身の人と思われた。
仏光山の開祖である星雲大師は国民党中央常務委員にして、「政治和尚」の異名を持つ中国統一推進派の中国人。
「私が相手を愛し、相手も私を愛し、台湾と大陸との区別がなくなれば、それが統一というものだ」などと、ちっともありがたくもない説教をするような人物だが、この日のイベントは、まさかそのような「教え」に従い、台中の「区別」を敢えてなくして見せたか。
もしそのような「台湾売却」思想でやる「日台交流」なら、ぜひこれ以上広げないでほしい。そんなことを続けられたら、日本人は台湾を中国の一部と誤解し、中国の台湾侵略を支持しかねなくなり、それに喜ぶのは中国だからだ。
ちなみに都内には私と親しい在日台湾人も少なくないが、この日は誰一人見かけなかった。みな台湾人意識が強いので、こんなインチキ臭い「交流」には関心がないのだろう。
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■世界ウイグル会議開催へのカンパを日本ウイグル協会へ!
【振込口座】
(ゆうちょ銀行から振込みの場合)
ゆうちょ銀行 記号10230 番号21164361
トクテイヒエイリカツドウホウジン ニホンウイグルキョウカイ
(他行から振込みの場合)
ゆうちょ銀行 店番(店名)028(ゼロニハチ) 番号2116436
トクテイヒエイリカツドウホウジン ニホンウイグルキョウカイ
■参加を!
4.14「世界ウイグル会議」日本大会開催支援 アジアに自由と独立を!中国のアジア侵略糾弾!ウイグル・チベット・南モンゴル「虐殺・弾圧」糾弾!講演&支援パーティー
平成24年4月14日(土)
【支援街頭演説会】
15時00分 池袋西口前
【講演&支援パーティー】
開場 18時00分
開会 18時30分(~21時00分)
登壇予定(順不同)
イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会代表・世界ウイグル会議日本代表)
黄 文雄(作家・評論家)
ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授)
オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)
ほか
会場 文京区民センター2A会議室 (文京区本郷4-15-14 TEL 03-3814-6731)
都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分、東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、JR水道橋駅東口徒歩15分
支援会費 3,000円 ※ウイグル料理多数あり
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 草莽全国地方議員の会 チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
連絡先 頑張れ日本!全国行動委員会 TEL 03-5468-9222 http://www.ganbare-nippon.net/

イベントのサブタイトルは「東日本大震災復興支援」。主催者である台湾の仏教団体、仏光山はこれまでも被災地支援のため、多大な支援をしてくれており、本当に頭が下がる思いだ。
ただ、会場で配られていた台湾の国民党政権発行の「中華民国のしおり」を見て、驚かざるを得なかった。
台湾の政治、経済、歴史などの概要を国外向けに紹介するパンフレットであるが、その歴史紹介の中の一九四年の項目で、国民党の台湾人大虐殺事件である二・二八事件を次のように説明していたのだ。
「大陸から急派された中華民国軍が、二二八事件に端を発する台湾住民の大規模な反乱を鎮圧」


これでは台湾住民が被害者であるか、加害者であるかかがわからない。
国民党の不条理極まりない苛斂誅求で追いつめられた台湾住民が怒りを爆発させた全土的な反抗への報復のため、すでに紛争を収拾させ、平和的な姿勢を示していた住民側に対し、無差別逮捕、虐殺を加えたという同党の悪辣非道ぶりは、ここからは一切伝わってこない。
これを読んだら台湾の人々は怒るはずだ。日本人もこんなウソを教えられたら、台湾理解を大きく妨げられることになる。
国民党にとっての「日台交流」とは、同党のプロパガンダを日本人に押し付けることを意味しているとは、前々から感じているところだ。相手を騙すことを「交流」とするあたりは、さすがに在台中国人が主導する政権の手口だと思う。
そう言えば台湾政府の馮寄台駐日代表(駐日大使):は、この日も相変わらず「国民党の駐日代表」を演じ、同党政権の宣伝に余念がなかった。たとえばいつものことながら、「馬英九政権発足後のこの四年間、日台関係は最高の状態」などと…。
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むしろ日本国民は台湾国民には感謝しても、反日親中の馬政権にはこれまでにない不信感を抱いている。それでいて「最高の状態」などと言い続ける馮寄台代表。いつの間にか「日台交流」は、嘘をつかなければ成り立たないようになってしまったようだ。
さて舞台の司会者は、その中国語のイントネーションを聞く限り、台湾人ではなく中華人民共和国出身の人と思われた。
仏光山の開祖である星雲大師は国民党中央常務委員にして、「政治和尚」の異名を持つ中国統一推進派の中国人。
「私が相手を愛し、相手も私を愛し、台湾と大陸との区別がなくなれば、それが統一というものだ」などと、ちっともありがたくもない説教をするような人物だが、この日のイベントは、まさかそのような「教え」に従い、台中の「区別」を敢えてなくして見せたか。
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平成24年4月14日(土)
【支援街頭演説会】
15時00分 池袋西口前
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開場 18時00分
開会 18時30分(~21時00分)
登壇予定(順不同)
イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会代表・世界ウイグル会議日本代表)
黄 文雄(作家・評論家)
ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授)
オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)
ほか
会場 文京区民センター2A会議室 (文京区本郷4-15-14 TEL 03-3814-6731)
都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分、東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、JR水道橋駅東口徒歩15分
支援会費 3,000円 ※ウイグル料理多数あり
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 草莽全国地方議員の会 チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
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