小国パラオの中国漁船への銃撃に思う
2012/04/06/Fri
中国メディアによる四月六日までの報道によれば、南太平洋の島国パラオの海上警察は三月三十日、同国のEEZ内で違法操業を行っていた中国漁船に銃撃したという。これにより漁船に乗っていた一人を射殺(船体を狙った誤射)し、五人を逮捕。残された二十人は船に放火し、海に飛び込んだ後、全員逮捕されている。
一方パラオ側は、海上警察とともに出動していた航空機が故障のため燃料切れとなって墜落し、乗員三名が全員行方不明となったらしい。
漁船は警告発砲も無視して操業を続けたという。激しい衝突が発生したと伝えられており、漁船が取り締まりに抵抗し、攻撃を仕掛けたと見られる。

中国は台湾と国交を結ぶパラオと外交関係がない。そのため駐ミクロネシアの中国大使館職員がパラオへ向かった。
パラオにある中国商工会によれば、逮捕された二十五名はパラオ当局から「良好な待遇」を受けている。すでに不法侵入の罪で起訴されたという。
こうした報道を受け、日本国民が想起するのが、一昨年の尖閣諸島周辺での中国漁船事件に対する日本政府の弱腰対応だろう。
今後の中国、そしてパラオの対応が注目されるが、さすがの中国も尖閣事件の時のような強圧的な姿勢には出ないだろう。
なぜなら、それはもちろん今回の一件に領土問題が絡んでいないからだ。
また、対米戦略上、南太平洋諸国に対する影響力を拡張しなければならない中国にとり、日米台に大きく依存し、自国に靡かぬパラオは、今後何としてでも取り込みを図りたい国。関係をいたずらに悪化させることはしないのではないか。
他方、パラオが強硬な姿勢に出ることができた背景には、国交を持たない中国とは政治的に深い利害関係になく、その恫喝、圧力を必ずしも恐れないというのもあるかも知れない。
そこで「中国の影響力」から自由な国だからこそ、銃弾を放つことができたのではないかなどと思うわけだが、あくまでこれらは想像の域内での話。事件の詳細は、いまだ不明である。
ただここでは、「人口二万人にすぎない小国パラオの毅然とした対応に学ぶべき」とだけ書きたく。
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一方パラオ側は、海上警察とともに出動していた航空機が故障のため燃料切れとなって墜落し、乗員三名が全員行方不明となったらしい。
漁船は警告発砲も無視して操業を続けたという。激しい衝突が発生したと伝えられており、漁船が取り締まりに抵抗し、攻撃を仕掛けたと見られる。

中国は台湾と国交を結ぶパラオと外交関係がない。そのため駐ミクロネシアの中国大使館職員がパラオへ向かった。
パラオにある中国商工会によれば、逮捕された二十五名はパラオ当局から「良好な待遇」を受けている。すでに不法侵入の罪で起訴されたという。
こうした報道を受け、日本国民が想起するのが、一昨年の尖閣諸島周辺での中国漁船事件に対する日本政府の弱腰対応だろう。
今後の中国、そしてパラオの対応が注目されるが、さすがの中国も尖閣事件の時のような強圧的な姿勢には出ないだろう。
なぜなら、それはもちろん今回の一件に領土問題が絡んでいないからだ。
また、対米戦略上、南太平洋諸国に対する影響力を拡張しなければならない中国にとり、日米台に大きく依存し、自国に靡かぬパラオは、今後何としてでも取り込みを図りたい国。関係をいたずらに悪化させることはしないのではないか。
他方、パラオが強硬な姿勢に出ることができた背景には、国交を持たない中国とは政治的に深い利害関係になく、その恫喝、圧力を必ずしも恐れないというのもあるかも知れない。
そこで「中国の影響力」から自由な国だからこそ、銃弾を放つことができたのではないかなどと思うわけだが、あくまでこれらは想像の域内での話。事件の詳細は、いまだ不明である。
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