14日、台湾は中国属領への道を転げ落ちるか(付:1・14 頑張れ!民主台湾(加油!民主台湾)・東京集会の参加呼びかけ)
2012/01/12/Thu
中国による侵略・併呑の脅威にさらされる台湾だが、この国の弱点は何と言っても国際社会から国家と認められていないこと。
各国は「台湾は中国の一部」との中国の宣伝を鵜呑みにし、あるいは鵜呑みする振りをしており、中国に対し、「侵略の準備をやめろ」と制止することもできないでいる。
そこで台湾は民進党政権のとき、国連への加盟申請を行った。そのとき国連の潘基文事務総長は、高々事務総長の身分でありながら、「国連の立場は『一つ中国』」などと作り話を行い、それを突返した。かくして国連もすでに中国の影響下にあることが明らかになったのだった。
台湾は国連からは門前払いを受けたが、あきらめなかった。今度は国連加盟の賛否を問う住民投票を行うことにした。
しかしそれはそれでよかったのである。
主権国家しか加盟できない国連への加盟申請の動きを見て、国際社会は台湾を主権国家であるとの事実を目の当たりにせざるを得なくなった。

かつて国連加盟の動きは国民運動ともなった
だからこそ中国は慌てたのだ。この国は台湾の国連加盟申請が、台湾の世界に対する独立宣言に等しいことを知っていた。そこで米国をはじめとする数百の国に対し、台湾の国連加盟に対する反対表明、あるいは不支持表明を強要した。
しかし日本は当時、安倍政権だったため、中国の要求を受け入れなかった。さらに国連事務総長の事実捏造行為への批判もしている。この政権は明らかに、日本の安全保障上における台湾の重要性を理解していた。
ところがそれが福田政権に変わると、福田首相は訪問先の北京での記者会見で、「台湾の公民投票が緊張を高めるものであるなら支持しない」と発言してしまった。
そして緊張を一方的に高めている中国に対しては、「台湾に照準を合わせるミサイル配備を支持しない」とは言わなかった。
このように台湾を世界で孤立させる中国の妨害攻勢に付き従い、止めを刺してきたのが、何と台湾の当時の野党国民党だ。国民にボイコットを呼びかけ、二〇〇八年三月二十日、総統選挙と同時に行われた住民投票は、投票率が約三五%と、法定の五〇%に達せず、不成立に終わってしまったのだ。
これは国際社会に対し、台湾住民は、「台湾は中国の一部であり、国家ではない」ことを認めていると伝えるメッセージとなってしまった。
そしてこの日の総統選挙の結果、政権を握ったのが国民党だ。馬英九総統は「一つの中国」を掲げ、中国とは外交上争わないとの「外交休兵」政策を掲げ、国連加盟申請の動きをも停止し、台湾の国家主権を、事実上自ら否定してしまったのである。
さて、そうした中でも台湾の民間では、国連加盟を推進する団体が活動を続けている。「台湾聯合国協進会」がそれである。同会は昨年十月二十四日、蒋介石政権が国連を脱退して四十年となるのを記念し、台北市内で大会を開いた。
そこでは民進党政権当時、駐日代表(大使に相当)だった許世楷氏も登壇した。

台湾聯合国協進会の大会で講演する許世楷前駐日代表
「台湾が生存していくには、最終的には国連に加盟しなければならない」と語った許氏。在任中は日本政府に対し、国連加盟申請を支持するよう訴えていたことを明らかにした(そしてその結果、日本政府は結果的には、申請に「支持はしな」とは表明したが、「反対する」とは言わなかったわけだ)。
それから日本はサンフランシスコ講和条約でも、日華平和条約でも、日中共同声明でも、台湾を中国領土と認めたことはないため、そこで「台湾の主権を守ることと、日本の主張とは対立していない」ということを強調してきたそうだ。また「中国の台湾併呑を支持しないことは、日本の安全にも繋がる」ということもだ。
そして次のように提言した。
「地理上からも、歴史上からも台湾と日本の人々の間には親近感があるが、このことも台日関係促進の重要な資源だ。今回の大震災で台湾が集めた義捐金は世界一だった。そのため日本人は台湾人に会うたび、お礼を言う。首相ですら国会で感謝の意を表明した。台日間には共通の利益は多いのだ。対日関係の増進は国益に適う。政府も民間も日本との交渉を積み重ねるべきである。」と。
そしてこう言うのだ。
「日本人を説得して国連加盟を支持してもらうこと。それこそ政府にしても民間にしても、大切な外交課題なのだ」
このように聞かされ、日本人である私は、「台湾の国連加盟を支持することこそ、日本の外交的課題」だと思った。そして逆に台湾人に対し、「国連加盟の努力を放棄するな」とエールを送りたくなった。
そもそも日本にとっても台湾という「国家」との関係増進こそ国益に適っている。それであるにかかわらず、台湾の国連加盟を支持せず、あたかも台湾の国家主権を否定するような真似をするなど、台湾を中国などに献上するつもりだろうか。自分で自分の首を絞めているようなものではないか。
しかし中国からの圧力の前で、日本政府は自分の首を絞め続ける状況。さらには一月十四日の総統選挙で、もし馬英九総統が再選されれば、国連加盟の道はさらにいっそう遠退くだろう。いや、加盟の道は閉ざされるというべきか。なぜならそのとき台湾は、中国の属領の道を転げ落ちていくことになるからだ。
たとえ民進党が政権を奪還できたとしても、中国の台湾、そして各国への政治的、軍事的圧力が増す一方である中、国連加盟を目指すことはかつてより困難となるかもしれない。
しかしこのように困難、苦難の時代が到来したときこそ、日本人も台湾人も、従来になく手を携え、立ち上がるべきではないだろうか。
このことは十四日の運命の日を前に、日本人にも台湾人にも強調しておきたい。
その日、「頑張れ日本!全国行動委員会」が行う「1・14 頑張れ!民主台湾(加油!民主台湾)・東京集会」などは、まさにそうした日台団結を両国に訴える催しとなりそうだ。
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■1・14 頑張れ!民主台湾(加油!民主台湾)・東京集会
●台湾有権者にも向ける実況中継
USTREAM http://www.ch-sakura.jp/1428.html
ニコニコ動画 http://ch.nicovideo.jp/channel/ch132
台灣對日本來說, 不僅是心靈鄉相通的最重要友邦, 更是生命的共同體。 因此我們聚集了來自日本各界憂心台灣可能被中國併吞的知識人士, 於台灣總統選舉當天召開集會, 除了提醒台灣人要作出正確的判斷之外, 不論選舉的結果如何, 也要全力阻擋來自中國日漸擴張的威脅, 強化台日關係。 當天的活動全程, 將與台灣連線, 透過網路進行實況轉播。 主辦單位 「加油日本!全國行動委員會」。
台湾は日本にとって、心が通い合う最も大切な友邦であり、生命共同体である。そこでこの台湾が中国に併呑されることを懸念する日本の識者たちが、総統選挙当日に集会を開き、台湾人に良識ある判断を求めると同時に、選挙結果がどうあれ、今後ますます拡大する中国の脅威の前における日台関係の強化を訴える。そしてその模様を台湾に向け、インターネットで実況生放送を行う。主催は「頑張れ日本!全国行動委員会」
日時・内容:平成24年1月14日(土)
台湾時間11時~11時30分(日本時間12時~12時30分)
12時00分 渋谷駅ハチ公前広場 「街頭演説」(~12時30分)
13時00分 代々木公園「野外ステージ」開場
台湾時間12時~15時(日本時間13時~16時)
13時30分 「東京集会」開会 (~16時00分)
※プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
※国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい
主催: 頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会、チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
連絡先:頑張れ日本!全国行動委員会(TEL:03-5468-9222、http://www.ganbare-nippon.net/)
【案内】1月18日、台湾研究フォーラム第149回定例会
黄文雄氏「台湾総統選挙がもたらす日・台・中ー東アジアの激動」
台湾で1月14日に実施の総統選挙で勝利するのは中国傾斜を強める国民党の馬英九か、それとも日米陣営との関係強化を求める民進党の蔡英文か。いずれにしてもその結果が、日本を含む東アジアの情勢に大きな変動を与えることは間違いない。そこで選挙の直後、現地視察から帰った評論家の黄文雄氏に、今後いかなる局面を迎え、これに日本はいかなる対応を取るべきかを語っていただく。
【日時】1月18日(水)午後6時半~8時半
【場所】文京区民会議室4階ホール
(東京都文京区春日1-16-21文京シビックセンター内 )
【交通】東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」直結
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」直結
JR中央・総武線「水道橋駅」徒歩約10分
【参加費】会員500円 一般1000円
【懇親会】閉会後に会場付近の居酒屋で実施。会費3000円
【主催】台湾研究フォーラム
電話:090-4138-6397 mamoretaiwan@gmail.com
<台湾研究フォーラムにご入会ください!>
日本の得がたい友邦にして生命共同体である台湾との関係強化と、中国への対抗を訴える民間運動を展開中。ともに立ち上がりましょう!
お名前、ご連絡先(住所・電話・メールアドレス)をお書き添えの上、年会費2000円を下記へお振込みください。(毎月の定例会会場でも受け付けます)
(郵便振替口座) 口座記号番号 00100-2-708342 加入者名 台湾研究フォーラム
各国は「台湾は中国の一部」との中国の宣伝を鵜呑みにし、あるいは鵜呑みする振りをしており、中国に対し、「侵略の準備をやめろ」と制止することもできないでいる。
そこで台湾は民進党政権のとき、国連への加盟申請を行った。そのとき国連の潘基文事務総長は、高々事務総長の身分でありながら、「国連の立場は『一つ中国』」などと作り話を行い、それを突返した。かくして国連もすでに中国の影響下にあることが明らかになったのだった。
台湾は国連からは門前払いを受けたが、あきらめなかった。今度は国連加盟の賛否を問う住民投票を行うことにした。
しかしそれはそれでよかったのである。
主権国家しか加盟できない国連への加盟申請の動きを見て、国際社会は台湾を主権国家であるとの事実を目の当たりにせざるを得なくなった。

かつて国連加盟の動きは国民運動ともなった
だからこそ中国は慌てたのだ。この国は台湾の国連加盟申請が、台湾の世界に対する独立宣言に等しいことを知っていた。そこで米国をはじめとする数百の国に対し、台湾の国連加盟に対する反対表明、あるいは不支持表明を強要した。
しかし日本は当時、安倍政権だったため、中国の要求を受け入れなかった。さらに国連事務総長の事実捏造行為への批判もしている。この政権は明らかに、日本の安全保障上における台湾の重要性を理解していた。
ところがそれが福田政権に変わると、福田首相は訪問先の北京での記者会見で、「台湾の公民投票が緊張を高めるものであるなら支持しない」と発言してしまった。
そして緊張を一方的に高めている中国に対しては、「台湾に照準を合わせるミサイル配備を支持しない」とは言わなかった。
このように台湾を世界で孤立させる中国の妨害攻勢に付き従い、止めを刺してきたのが、何と台湾の当時の野党国民党だ。国民にボイコットを呼びかけ、二〇〇八年三月二十日、総統選挙と同時に行われた住民投票は、投票率が約三五%と、法定の五〇%に達せず、不成立に終わってしまったのだ。
これは国際社会に対し、台湾住民は、「台湾は中国の一部であり、国家ではない」ことを認めていると伝えるメッセージとなってしまった。
そしてこの日の総統選挙の結果、政権を握ったのが国民党だ。馬英九総統は「一つの中国」を掲げ、中国とは外交上争わないとの「外交休兵」政策を掲げ、国連加盟申請の動きをも停止し、台湾の国家主権を、事実上自ら否定してしまったのである。
さて、そうした中でも台湾の民間では、国連加盟を推進する団体が活動を続けている。「台湾聯合国協進会」がそれである。同会は昨年十月二十四日、蒋介石政権が国連を脱退して四十年となるのを記念し、台北市内で大会を開いた。
そこでは民進党政権当時、駐日代表(大使に相当)だった許世楷氏も登壇した。

台湾聯合国協進会の大会で講演する許世楷前駐日代表
「台湾が生存していくには、最終的には国連に加盟しなければならない」と語った許氏。在任中は日本政府に対し、国連加盟申請を支持するよう訴えていたことを明らかにした(そしてその結果、日本政府は結果的には、申請に「支持はしな」とは表明したが、「反対する」とは言わなかったわけだ)。
それから日本はサンフランシスコ講和条約でも、日華平和条約でも、日中共同声明でも、台湾を中国領土と認めたことはないため、そこで「台湾の主権を守ることと、日本の主張とは対立していない」ということを強調してきたそうだ。また「中国の台湾併呑を支持しないことは、日本の安全にも繋がる」ということもだ。
そして次のように提言した。
「地理上からも、歴史上からも台湾と日本の人々の間には親近感があるが、このことも台日関係促進の重要な資源だ。今回の大震災で台湾が集めた義捐金は世界一だった。そのため日本人は台湾人に会うたび、お礼を言う。首相ですら国会で感謝の意を表明した。台日間には共通の利益は多いのだ。対日関係の増進は国益に適う。政府も民間も日本との交渉を積み重ねるべきである。」と。
そしてこう言うのだ。
「日本人を説得して国連加盟を支持してもらうこと。それこそ政府にしても民間にしても、大切な外交課題なのだ」
このように聞かされ、日本人である私は、「台湾の国連加盟を支持することこそ、日本の外交的課題」だと思った。そして逆に台湾人に対し、「国連加盟の努力を放棄するな」とエールを送りたくなった。
そもそも日本にとっても台湾という「国家」との関係増進こそ国益に適っている。それであるにかかわらず、台湾の国連加盟を支持せず、あたかも台湾の国家主権を否定するような真似をするなど、台湾を中国などに献上するつもりだろうか。自分で自分の首を絞めているようなものではないか。
しかし中国からの圧力の前で、日本政府は自分の首を絞め続ける状況。さらには一月十四日の総統選挙で、もし馬英九総統が再選されれば、国連加盟の道はさらにいっそう遠退くだろう。いや、加盟の道は閉ざされるというべきか。なぜならそのとき台湾は、中国の属領の道を転げ落ちていくことになるからだ。
たとえ民進党が政権を奪還できたとしても、中国の台湾、そして各国への政治的、軍事的圧力が増す一方である中、国連加盟を目指すことはかつてより困難となるかもしれない。
しかしこのように困難、苦難の時代が到来したときこそ、日本人も台湾人も、従来になく手を携え、立ち上がるべきではないだろうか。
このことは十四日の運命の日を前に、日本人にも台湾人にも強調しておきたい。
その日、「頑張れ日本!全国行動委員会」が行う「1・14 頑張れ!民主台湾(加油!民主台湾)・東京集会」などは、まさにそうした日台団結を両国に訴える催しとなりそうだ。
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台湾は日本にとって、心が通い合う最も大切な友邦であり、生命共同体である。そこでこの台湾が中国に併呑されることを懸念する日本の識者たちが、総統選挙当日に集会を開き、台湾人に良識ある判断を求めると同時に、選挙結果がどうあれ、今後ますます拡大する中国の脅威の前における日台関係の強化を訴える。そしてその模様を台湾に向け、インターネットで実況生放送を行う。主催は「頑張れ日本!全国行動委員会」
日時・内容:平成24年1月14日(土)
台湾時間11時~11時30分(日本時間12時~12時30分)
12時00分 渋谷駅ハチ公前広場 「街頭演説」(~12時30分)
13時00分 代々木公園「野外ステージ」開場
台湾時間12時~15時(日本時間13時~16時)
13時30分 「東京集会」開会 (~16時00分)
※プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
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主催: 頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会、チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
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黄文雄氏「台湾総統選挙がもたらす日・台・中ー東アジアの激動」
台湾で1月14日に実施の総統選挙で勝利するのは中国傾斜を強める国民党の馬英九か、それとも日米陣営との関係強化を求める民進党の蔡英文か。いずれにしてもその結果が、日本を含む東アジアの情勢に大きな変動を与えることは間違いない。そこで選挙の直後、現地視察から帰った評論家の黄文雄氏に、今後いかなる局面を迎え、これに日本はいかなる対応を取るべきかを語っていただく。
【日時】1月18日(水)午後6時半~8時半
【場所】文京区民会議室4階ホール
(東京都文京区春日1-16-21文京シビックセンター内 )
【交通】東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」直結
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」直結
JR中央・総武線「水道橋駅」徒歩約10分
【参加費】会員500円 一般1000円
【懇親会】閉会後に会場付近の居酒屋で実施。会費3000円
【主催】台湾研究フォーラム
電話:090-4138-6397 mamoretaiwan@gmail.com
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