この動画を台湾へ!台湾独立応援で国民党政権に入国拒否された日本人の証言
2011/12/15/Thu
隣国台湾では在台中国人主導の国民党政権が台湾併呑を目指す中共と提携し(中共に従属し)、台湾人勢力の台頭を抑え込もうとしている。要するに民主も何もないわけだ。
もし来年一月十四日の総統選挙で国民党が再び勝てば、ますます民主主義は後退し、そのまま国も国民も、中共に売り飛ばされるかも知れない、といった危機的状況にある。
もしそうなれば中国海軍の東亜への膨張を食い止めて来た台湾という名の不沈空母が、中国のものになるわけで、日本などはひとたまりもないのだが、日本人一般は必ずしもそれを理解していない。
そうしたなか、一人でも多くに見てほしいのが、下に掲げる動画である(音声は日本語/中国語字幕)。
民主後退! 國民黨拒絕日本友台人士進入台灣! (日本語音声/漢語字幕) http://youtu.be/GSWRq0iXll8
タイトルは漢語だが、日本語にすると「民主主義の後退!日本の親台派の入国拒否した国民党」。
要するに国民党の反民主、反台湾、反日本の本質を目撃した、日本人の証言映像なのだ。
そしてこれを台湾の友人、知人にも見せてほしい。できれば総統選挙前に向うへ紹介してくれたらなおありがたい。民主化時代を経ても、国民党の反民主体質は変わっていないということ、有権者に理解してもらいたいからだ。
さて、動画を見てもらえばだいたいわかることだが、この物語の主人公は大阪在住の田邊憲司氏。
台湾建国応援団の副団長として、大好きな台湾のため、中国などとは無関係である「台湾人の台湾」の建国に、これまで声援を送り続けてきた。
昨年五月には台湾の最高峰、新高山(玉山)の山頂で、台湾の仲間たちと「日本は台湾建国を支持する」と書かれた横断幕を広げた。この模様は現地紙でも写真入りで好意的に報じられている。

「日本青年が玉山に登り、台湾建国に声援」と、田邊氏の友情を好意的に
伝える自由時報
その後下山し、麓の嘉義市内で再び仲間たちとそれを広げ、市民にアピールを行った。現地警察この街頭活動に日本人が含まれていることに注目したが、その行動自体に問題なしと判断し、合法的な活動地点を指示してくれるなどした。
ところがその年の九月のことだ。再び台湾へ旅立った田邊氏は台北国際空港(桃園空港)で、当局から入国を拒否されたのである。空港内で一晩軟禁され、翌日日本へ強制的に送還された。
犯罪歴もない田邊氏がこのような目に遭ったのはなぜなのか。
当局から理由は告げられなかったが、この話を聞いた台湾の人々はみな、田邊氏が「台湾建国」を応援したため、「中国統一」を目指す国民党政権に睨まれたと思った。そして「これはひどすぎる」との声が上がり、現地紙には田邊氏擁護の文章も掲載された。
その後田邊氏は、入国禁止の理由を聞くため、台湾の駐大阪弁事処(総領事館に相当)を訪れた。応対した職員は同氏の旅券を見ながら、首を横に振り、何も言わない。つまり「あなたは入国できない。ただ理由は分からない」という意味らしい。
民主化前の国民党一党独裁時代、台湾当局は国内の台湾独立運動を弾圧する一方で、ブラックリストを設け、海外で運動に従事する台湾人青年たちの帰国を禁じたわけだが、今の国民党政権はブラックリストを復活させたということか。
それが事実だと確認されたのは今年五月、田邊氏がはるばる上京し、台湾の駐日代表処(大使館に相当)へ赴き、問い合わせを行ったときだ。
私もそれに同行したが、現地で確認されたのは「ブラックリスト」が存在しているということ。そしてそこに田邊氏の名が載っていることだった。
しかし入国禁止の「理由」については「わからない」との返答だった。なぜならそれを書く項目は空白だからだ。応対した職員は「観光目的で入国したでかかわらず、目的外の政権批判運動に加わったからだろう。それしか考えられない」と語っていた。
もっとも「こうしたケースは二〇〇〇年以降なかったのではないか」とも言っていた。二〇〇〇年とは政権が国民党から民進党に移った年だ。やはり国民党が〇八年に政権を奪還した後、時代が逆行し始めたらしい。
入国禁止の理由が書かれていないのは不自然のように見えて不自然ではない。だいたいその程度のことで海外からの観光客を「犯罪者」扱いにしたなど、人権問題にも関わる反民主的行為だ。だから当局としては記載したくないはずである。
リストでは田邊氏は「四年間の入国禁止」となっているそうだが、これが解除されるは「二〇一六年六月十日」というから、実際には六年間のはずである。いずれにせよ、長い。
それでは国民党政権は、何の罪もない日本人に対し、なぜこのような乱暴な措置に出たのだろうか。
考えられる一つの狙いは、民進党を支援する在日台湾人への恫喝だ。
世界各国に在住する台湾人には独立建国を夢見る者は多く、民主化運動を推進し、総統選挙などでも民進党支援で大きな力を発揮してきた。ことに在日台湾人による支援も盛んだ。そしてその台湾人の中には、日本に帰化した者もいる。
そうした台湾出身日本人に対し、「日本人が台湾の政権批判を行えば、台湾には入れないぞ(故郷には帰れないぞ)」と言えば、どうなるか。
独裁時代に白色テロで脅えた経験から、今でも国民党の政治的迫害を警戒する在日台湾人はとても多いが、こうした人々にはとても効果ある警告、恫喝となることだろう。
日本人に対しても恫喝効果は大きい。台湾の建国を応援する親台派が、田邊氏の話を聞いた時の表情を見れば、よくわかる。
台湾旅行ができなくなることを喜ぶ親台派などいない。向うへ遊びに行って軟禁されるなど、想像もしたくないことだ。
かくて大勢の在日台湾人、日本人は「今後は台湾の政治問題に関わるのは止めよう」と思うことだろう。
一方、台湾建国を応援する人々を快く思わない国民党支持層は勢いづくはずだ。「台湾の政治問題に首を突っ込むの者はトラブルメーカーだ」と、嬉々として宣伝するのではないか。
日本は元々台湾建国運動の策源地であり、今日でも政治家、メディア関係者、識者を含め、多くの日本人が、そうした運動を支持する言論を発し続けている。だから国民党政権も、対日宣伝工作には相当力を入れているところだ。
たとえば日本のメディアを通じて「中国との緊張を高める民進党政権はトラブルメーカーだったが、国民党政権なら中国との関係を改善できる」といった宣伝を盛んに流し、国民党およびその対中国宥和政策への支持を求めているわけだが、今回の田邊氏への入国拒否が「恫喝」なら、日本人の民進党離れを促すこうした工作と符合することになる。
実は我々は当初、この映像を公表していいのかどうかで悩んだ。なぜなら、これを見た独立建国派の在日台湾人や日本人が縮み上がり、活動の勢いが殺がれでもしたら、国民党の思惑通りになってしまうからだ。
しかしだからといって、この警鐘映像を、このままお蔵入りとするわけにもいかない。
国民党が総統選挙で勝利すれば、人民恫喝の政策にはますます拍車がかかることだろう。そうした先の状況をも見据えながら、親台湾派の日本人に対してすら、不条理な「人権侵害」で応じる国民党の実態を、大勢の人々に伝えることとなった次第である。
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もし来年一月十四日の総統選挙で国民党が再び勝てば、ますます民主主義は後退し、そのまま国も国民も、中共に売り飛ばされるかも知れない、といった危機的状況にある。
もしそうなれば中国海軍の東亜への膨張を食い止めて来た台湾という名の不沈空母が、中国のものになるわけで、日本などはひとたまりもないのだが、日本人一般は必ずしもそれを理解していない。
そうしたなか、一人でも多くに見てほしいのが、下に掲げる動画である(音声は日本語/中国語字幕)。
民主後退! 國民黨拒絕日本友台人士進入台灣! (日本語音声/漢語字幕) http://youtu.be/GSWRq0iXll8
タイトルは漢語だが、日本語にすると「民主主義の後退!日本の親台派の入国拒否した国民党」。
要するに国民党の反民主、反台湾、反日本の本質を目撃した、日本人の証言映像なのだ。
そしてこれを台湾の友人、知人にも見せてほしい。できれば総統選挙前に向うへ紹介してくれたらなおありがたい。民主化時代を経ても、国民党の反民主体質は変わっていないということ、有権者に理解してもらいたいからだ。
さて、動画を見てもらえばだいたいわかることだが、この物語の主人公は大阪在住の田邊憲司氏。
台湾建国応援団の副団長として、大好きな台湾のため、中国などとは無関係である「台湾人の台湾」の建国に、これまで声援を送り続けてきた。
昨年五月には台湾の最高峰、新高山(玉山)の山頂で、台湾の仲間たちと「日本は台湾建国を支持する」と書かれた横断幕を広げた。この模様は現地紙でも写真入りで好意的に報じられている。

「日本青年が玉山に登り、台湾建国に声援」と、田邊氏の友情を好意的に
伝える自由時報
その後下山し、麓の嘉義市内で再び仲間たちとそれを広げ、市民にアピールを行った。現地警察この街頭活動に日本人が含まれていることに注目したが、その行動自体に問題なしと判断し、合法的な活動地点を指示してくれるなどした。
ところがその年の九月のことだ。再び台湾へ旅立った田邊氏は台北国際空港(桃園空港)で、当局から入国を拒否されたのである。空港内で一晩軟禁され、翌日日本へ強制的に送還された。
犯罪歴もない田邊氏がこのような目に遭ったのはなぜなのか。
当局から理由は告げられなかったが、この話を聞いた台湾の人々はみな、田邊氏が「台湾建国」を応援したため、「中国統一」を目指す国民党政権に睨まれたと思った。そして「これはひどすぎる」との声が上がり、現地紙には田邊氏擁護の文章も掲載された。
その後田邊氏は、入国禁止の理由を聞くため、台湾の駐大阪弁事処(総領事館に相当)を訪れた。応対した職員は同氏の旅券を見ながら、首を横に振り、何も言わない。つまり「あなたは入国できない。ただ理由は分からない」という意味らしい。
民主化前の国民党一党独裁時代、台湾当局は国内の台湾独立運動を弾圧する一方で、ブラックリストを設け、海外で運動に従事する台湾人青年たちの帰国を禁じたわけだが、今の国民党政権はブラックリストを復活させたということか。
それが事実だと確認されたのは今年五月、田邊氏がはるばる上京し、台湾の駐日代表処(大使館に相当)へ赴き、問い合わせを行ったときだ。
私もそれに同行したが、現地で確認されたのは「ブラックリスト」が存在しているということ。そしてそこに田邊氏の名が載っていることだった。
しかし入国禁止の「理由」については「わからない」との返答だった。なぜならそれを書く項目は空白だからだ。応対した職員は「観光目的で入国したでかかわらず、目的外の政権批判運動に加わったからだろう。それしか考えられない」と語っていた。
もっとも「こうしたケースは二〇〇〇年以降なかったのではないか」とも言っていた。二〇〇〇年とは政権が国民党から民進党に移った年だ。やはり国民党が〇八年に政権を奪還した後、時代が逆行し始めたらしい。
入国禁止の理由が書かれていないのは不自然のように見えて不自然ではない。だいたいその程度のことで海外からの観光客を「犯罪者」扱いにしたなど、人権問題にも関わる反民主的行為だ。だから当局としては記載したくないはずである。
リストでは田邊氏は「四年間の入国禁止」となっているそうだが、これが解除されるは「二〇一六年六月十日」というから、実際には六年間のはずである。いずれにせよ、長い。
それでは国民党政権は、何の罪もない日本人に対し、なぜこのような乱暴な措置に出たのだろうか。
考えられる一つの狙いは、民進党を支援する在日台湾人への恫喝だ。
世界各国に在住する台湾人には独立建国を夢見る者は多く、民主化運動を推進し、総統選挙などでも民進党支援で大きな力を発揮してきた。ことに在日台湾人による支援も盛んだ。そしてその台湾人の中には、日本に帰化した者もいる。
そうした台湾出身日本人に対し、「日本人が台湾の政権批判を行えば、台湾には入れないぞ(故郷には帰れないぞ)」と言えば、どうなるか。
独裁時代に白色テロで脅えた経験から、今でも国民党の政治的迫害を警戒する在日台湾人はとても多いが、こうした人々にはとても効果ある警告、恫喝となることだろう。
日本人に対しても恫喝効果は大きい。台湾の建国を応援する親台派が、田邊氏の話を聞いた時の表情を見れば、よくわかる。
台湾旅行ができなくなることを喜ぶ親台派などいない。向うへ遊びに行って軟禁されるなど、想像もしたくないことだ。
かくて大勢の在日台湾人、日本人は「今後は台湾の政治問題に関わるのは止めよう」と思うことだろう。
一方、台湾建国を応援する人々を快く思わない国民党支持層は勢いづくはずだ。「台湾の政治問題に首を突っ込むの者はトラブルメーカーだ」と、嬉々として宣伝するのではないか。
日本は元々台湾建国運動の策源地であり、今日でも政治家、メディア関係者、識者を含め、多くの日本人が、そうした運動を支持する言論を発し続けている。だから国民党政権も、対日宣伝工作には相当力を入れているところだ。
たとえば日本のメディアを通じて「中国との緊張を高める民進党政権はトラブルメーカーだったが、国民党政権なら中国との関係を改善できる」といった宣伝を盛んに流し、国民党およびその対中国宥和政策への支持を求めているわけだが、今回の田邊氏への入国拒否が「恫喝」なら、日本人の民進党離れを促すこうした工作と符合することになる。
実は我々は当初、この映像を公表していいのかどうかで悩んだ。なぜなら、これを見た独立建国派の在日台湾人や日本人が縮み上がり、活動の勢いが殺がれでもしたら、国民党の思惑通りになってしまうからだ。
しかしだからといって、この警鐘映像を、このままお蔵入りとするわけにもいかない。
国民党が総統選挙で勝利すれば、人民恫喝の政策にはますます拍車がかかることだろう。そうした先の状況をも見据えながら、親台湾派の日本人に対してすら、不条理な「人権侵害」で応じる国民党の実態を、大勢の人々に伝えることとなった次第である。
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