「台湾建国」支援のサムライー馬英九政権の入国拒否も物とせず
2011/11/15/Tue
台湾建国応援団の田邊憲司副団長(大阪府在住)は、ハンサムで爽やかな好青年。だから台湾でも大勢の女性ファンがいるらしいのだが、しかし今、彼女たちと会うことは田邊氏にはできない。
なぜなら台湾政府から入国を拒否されているからだ。

大阪市内で台湾支持の活動を展開する田邊氏(左)
昨年のことだ。登山を趣味とする田邊氏は、台湾の最高峰である新高山(玉山)の頂に立ち、台湾人の仲間たちと「日本は台湾独立建国を支持する」と書かいた横断幕を広げた。
これは「日本青年玉山に登り台湾建国に声援送る」との見出しで現地紙に好意的に取り上げられた。

新高山山頂で横断幕を掲ぐ。現地紙でも大きく取り上げられた
その後下山し、麓の嘉義市内でも同じように横断幕を広げた。そのとき、警官から事情を聞かれたそうだ。もっとも不法行為でもなく、むしろ台湾への友情表明である。だから警官の対応も好意的だった。
しかしこの新聞報道、あるいは事情聴取により、田邊氏の存在は国民党政権の知るところとなった。
「台独」勢力を潰すためなら中共と提携するほどの在台中国人政党が国民党である。しかも思考も、民主化以前の独裁時代と何も変わっていない。わずかこれだけのことで田邊氏をブラックリストに載せたのだ。

台湾嘉義市内で横断幕を広げる田邊氏(右)。こうした善意の行動が国民党を怒
らせた
かくしてそれから数ヵ月後、ふたたび台湾を訪れた同氏は、桃園空港で入国を拒まれ、翌日強制送還されてしまった。台湾の民主主義はここまで後退してしまったのだ。
後日台湾当局を通じ、ブラックリストに田邊氏の項目が載るのを確認した。そこには入国禁止の理由を書く欄があるのだが、空白だった。田邊氏は法に触れていないのだから、当然だろう。
「観光」目的で入国しながら横断幕を広げたからとしか考えられない、というのが当局の説明。しかし、もし「日本は中国統一を支持する」との横断幕だったら、絶対に問題視されることはなかっただろう。
入国禁止期間は実に五年間。おそらく、田邊氏にこうした仕打ちを加えることで、台湾での民進党応援、国民党批判の活動に参加する在日台湾人や日本人への見せしめとしたのではないか。
実際に田邊氏の話を聞き、「次は俺か」と心配する独立支持派や、「台独を応援するからいけないんだ」と田邊氏を批判するノンポリ(国民党支持?)の人々など、親台日本人の間でもさまざまな反応が見られ、国民党の措置のインパクトの大きさを感じた。
さて当の田邊氏だが、もちろん入国拒否などに挫けていない。最近は「総統選挙まであと二ヶ月だ」として、FACEBOOKに「停止売台」(台湾を売るのはやめろ)、「他馬的」(馬英九め)と書いたシャツを着た自分の写真を公開し、台湾人激励の作戦に出ている。
実は入国拒否の一件は、台湾の新聞でも取り上げられ、田邊氏は大勢の人々から尊敬されている。だから今回の写真を見ても大喜びだ。そして多くの人は「民進党が再び政権をとればきっと入国できるはず」と口を揃える。

日本人として兄弟国台湾の人々を激励する活動を続けている
いずれにせよ、田邊氏の台湾応援活動は続く。国民党は彼を脅したつもりだろうが、逆にその反民主主義的体質は、これから田邊氏によって、台湾の有権者たちに広く伝えられることになるはず。
サムライを甘く見たのが中国人のミスとなった。
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青森李登輝友の会・特別講演会
「忘れてはならない台湾の友情/今後あるべき日本・台湾・中国の関係」
日本李登輝友の会は、台湾の李登輝元総統が唱える「日台運命共同体」理念に呼応し、日台関係を強化するために様々な親善交流活動を行っておりますが、その青森県支部である私たち青森李登輝友の会も設立から5年目に入り、さらに活動を充実させているところです。
そこで来る11月23日(水)、講演会と懇親会を開催し、日台交流にご関心のある県下および近県の方々と懇親を深めたく存じます。当日はどなたでもご参加いただけますので、是非お誘いあわせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
支部長 大見光男
記
特別講演会:「忘れてはならない台湾の友情 今後あるべき日本・台湾・中国の関係」
講師:永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長、日本李登輝友の会理事)
講師略歴:昭和36年、埼玉県生まれ。法政大学法学部法律学科卒。中国・山西大学漢語班修了。台湾はわが国の生命線、運命共同体であるとの見地から、日台関係の強化と正常化、台湾報道の正常化、台湾独立建国の支援、台湾国連加盟の支援等を訴える言論活動を展開している。著書に『日本の命運は台湾にあり』、共著書に『台湾と日本・交流秘話』、共訳書に『台湾国民中学歴史教科書―台湾を知る』などがある。現在、台湾研究フォーラム会長、日本李登輝友の会理事。
【日 時】 平成23年11月23日(水)(13時半開場)
【場 所】 青森市男女共同参画プラザ(アウガ5階)研修室
青森市新町1丁目3-7(JR青森駅より徒歩3分)
Tel.017-776-8800
【講 演 会】 14時~15時半
【懇 親 会】 15時半~17時
【参 加 費】 講演会&懇親会込みで1、000円 (当日徴収)
【主 催】 青森李登輝友の会 (日本李登輝友の会青森支部)
【共 催】 青森日台交流会
【申し込み】 FAXまたはメールにて、
1.氏名 2.電話番号 3.懇親会へのご出欠をお書き添えの上、
11月22日(火)までに下記へご連絡お願い致します。
【連 絡 先】 TEL:070-6619-4001 FAX:0172-62-6936
E-Mail:shukuei@sea.plala.or.jp 出町まで
なぜなら台湾政府から入国を拒否されているからだ。

大阪市内で台湾支持の活動を展開する田邊氏(左)
昨年のことだ。登山を趣味とする田邊氏は、台湾の最高峰である新高山(玉山)の頂に立ち、台湾人の仲間たちと「日本は台湾独立建国を支持する」と書かいた横断幕を広げた。
これは「日本青年玉山に登り台湾建国に声援送る」との見出しで現地紙に好意的に取り上げられた。


新高山山頂で横断幕を掲ぐ。現地紙でも大きく取り上げられた
その後下山し、麓の嘉義市内でも同じように横断幕を広げた。そのとき、警官から事情を聞かれたそうだ。もっとも不法行為でもなく、むしろ台湾への友情表明である。だから警官の対応も好意的だった。
しかしこの新聞報道、あるいは事情聴取により、田邊氏の存在は国民党政権の知るところとなった。
「台独」勢力を潰すためなら中共と提携するほどの在台中国人政党が国民党である。しかも思考も、民主化以前の独裁時代と何も変わっていない。わずかこれだけのことで田邊氏をブラックリストに載せたのだ。

台湾嘉義市内で横断幕を広げる田邊氏(右)。こうした善意の行動が国民党を怒
らせた
かくしてそれから数ヵ月後、ふたたび台湾を訪れた同氏は、桃園空港で入国を拒まれ、翌日強制送還されてしまった。台湾の民主主義はここまで後退してしまったのだ。
後日台湾当局を通じ、ブラックリストに田邊氏の項目が載るのを確認した。そこには入国禁止の理由を書く欄があるのだが、空白だった。田邊氏は法に触れていないのだから、当然だろう。
「観光」目的で入国しながら横断幕を広げたからとしか考えられない、というのが当局の説明。しかし、もし「日本は中国統一を支持する」との横断幕だったら、絶対に問題視されることはなかっただろう。
入国禁止期間は実に五年間。おそらく、田邊氏にこうした仕打ちを加えることで、台湾での民進党応援、国民党批判の活動に参加する在日台湾人や日本人への見せしめとしたのではないか。
実際に田邊氏の話を聞き、「次は俺か」と心配する独立支持派や、「台独を応援するからいけないんだ」と田邊氏を批判するノンポリ(国民党支持?)の人々など、親台日本人の間でもさまざまな反応が見られ、国民党の措置のインパクトの大きさを感じた。
さて当の田邊氏だが、もちろん入国拒否などに挫けていない。最近は「総統選挙まであと二ヶ月だ」として、FACEBOOKに「停止売台」(台湾を売るのはやめろ)、「他馬的」(馬英九め)と書いたシャツを着た自分の写真を公開し、台湾人激励の作戦に出ている。
実は入国拒否の一件は、台湾の新聞でも取り上げられ、田邊氏は大勢の人々から尊敬されている。だから今回の写真を見ても大喜びだ。そして多くの人は「民進党が再び政権をとればきっと入国できるはず」と口を揃える。

日本人として兄弟国台湾の人々を激励する活動を続けている
いずれにせよ、田邊氏の台湾応援活動は続く。国民党は彼を脅したつもりだろうが、逆にその反民主主義的体質は、これから田邊氏によって、台湾の有権者たちに広く伝えられることになるはず。
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「忘れてはならない台湾の友情/今後あるべき日本・台湾・中国の関係」
日本李登輝友の会は、台湾の李登輝元総統が唱える「日台運命共同体」理念に呼応し、日台関係を強化するために様々な親善交流活動を行っておりますが、その青森県支部である私たち青森李登輝友の会も設立から5年目に入り、さらに活動を充実させているところです。
そこで来る11月23日(水)、講演会と懇親会を開催し、日台交流にご関心のある県下および近県の方々と懇親を深めたく存じます。当日はどなたでもご参加いただけますので、是非お誘いあわせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
支部長 大見光男
記
特別講演会:「忘れてはならない台湾の友情 今後あるべき日本・台湾・中国の関係」
講師:永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長、日本李登輝友の会理事)
講師略歴:昭和36年、埼玉県生まれ。法政大学法学部法律学科卒。中国・山西大学漢語班修了。台湾はわが国の生命線、運命共同体であるとの見地から、日台関係の強化と正常化、台湾報道の正常化、台湾独立建国の支援、台湾国連加盟の支援等を訴える言論活動を展開している。著書に『日本の命運は台湾にあり』、共著書に『台湾と日本・交流秘話』、共訳書に『台湾国民中学歴史教科書―台湾を知る』などがある。現在、台湾研究フォーラム会長、日本李登輝友の会理事。
【日 時】 平成23年11月23日(水)(13時半開場)
【場 所】 青森市男女共同参画プラザ(アウガ5階)研修室
青森市新町1丁目3-7(JR青森駅より徒歩3分)
Tel.017-776-8800
【講 演 会】 14時~15時半
【懇 親 会】 15時半~17時
【参 加 費】 講演会&懇親会込みで1、000円 (当日徴収)
【主 催】 青森李登輝友の会 (日本李登輝友の会青森支部)
【共 催】 青森日台交流会
【申し込み】 FAXまたはメールにて、
1.氏名 2.電話番号 3.懇親会へのご出欠をお書き添えの上、
11月22日(火)までに下記へご連絡お願い致します。
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