日本人として台湾の新聞で国民党の宣伝に対抗す/「日本は馬英九を信用できない」を寄稿
2011/11/05/Sat
来年一月の台湾総統選挙に向け、現職で中国傾斜を強める馬英九国民党主席と、日米との関係強化を求める蔡英文民進党主席という二候補の戦いが、日本をも舞台に展開されている。
十月三日には蔡氏が、そして十九日には馬氏の側近である金溥聡前秘書長(幹事長)が来日し、それぞれ日本の政界との接触、交流を展開し、日本との関係の密接さ(日本からの信頼度の高さ)を、本国の有権者にアピールしている。
さて、その金氏だが、日本滞在中は産経新聞の取材を受け、もし民進党が政権をとった場合は、「両岸(中台)関係へのリスクは増大する。海外および大陸(中国)からの投資が停滞し雇用も減少する」などと、国民党常套の反民進党宣伝(民進党政権の成立=台中関係の悪化)を行った。

日本で反民進党宣伝を繰り返し、国民党の中国傾斜政策への支持を日本側
に求めた金溥聡氏
さらに二十三日の帰国前の記者会見では、「馬総統は可愛い(親しみにくい)が信頼でき、蔡主席は可愛いが信頼できない」との」との「大阪の日本人学者」の言葉を披露したのだが、台湾本国ではこの発言が問題となった。
あたかも日本で国民党に期待する声が高まっているかのような印象操作の疑いが持たれ、これを巡って大きな論争が巻き起こった。
だいたい日本人ならわかるはずだ。日本国内では、中国に迎合する一部の人々は別としても、中国脅威論が高まる中で、中国の拡張政策への抵抗を放棄するかのような国民党政権の姿勢に大きな不安が広がっているのが実際のところだ。
そこで私は日本人として、台湾で最大の発行部数を誇る自由時報に投稿し、国民党の虚構宣伝に騙されるなと、台湾の有権者に訴えた。
以下は二十九日に同紙に掲載されたその一文である(下に日本語訳)。
日本難信馬英九 ◎永山英樹
日前,金溥聰曾引用一位日本學者對於蔡英文、馬英九人格特質的評論:「蔡英文可愛,但不可信;而馬英九雖然不可愛,但可信。」筆者長期關心台灣發展,想就此議題發表一些淺見。
其實,這位日本學者的評論應該是不理解台灣吧!因為只要稍具常識的日本人,都知道馬英九是不可信的。二○○六年,時任台北市長的馬英九便曾以「和平使者」之姿訪問日本。為了凸顯他的重要性,竟謊稱與後來擔任日本首相的安倍晉三會晤。此事後來被《產經新聞》揭露為造假,當時讓許多日本人對其誠信產生了很大的疑問。
不過,真讓人覺得不可信的,還是他一面倒傾中的外交政策與對日關係的忽視吧。馬政府上台後,對外關係完全傾中,到如今所謂的「和平協議」,是否就是為中國併吞台灣的最後準備工作?日本對此十分關切。而他所任命的駐日本代表,平日專門向日本媒體投書攻擊台灣反對黨,現在大概也只會解釋這是反對黨抹對手的一貫伎倆吧。
可愛並不代表不可信,不可愛也不意味著可信。從最近台灣朝野勢力先後到日本訪問的情況看起來,日本民眾對於蔡英文的印象或許不只是可愛,也認為她是個可以信的領導人。(作者為台灣研究論壇會長)
(日本語訳)
日本は馬英九を信頼しがたい◎永山英樹
先日、金溥聡氏は「蔡英文は可愛いが信頼できない。馬英九は可愛くないが信頼できる」との日本の学者の両氏の人格に関する論評を紹介した。筆者は長年にわたって台湾に関心を抱いてきたが、これに関して若干の意見を述べたい。
この日本の学者は台湾を理解していないのではないか。少しでも常識ある日本人なら、馬英九氏が信頼できないことなど知っている。〇六年、台北市長だった馬英九氏は「平和の使者」のような顔をして日本を訪問したが、その際に自身が重要人物として遇されたことを強調するため、その後首相となる安倍晋三氏と会見したなどとウソをついた。この事実は後日、産経新聞で暴かれ、多くの日本人がその誠意を疑った。
しかし、信頼されない本当の理由は、その一方的に中国へ傾斜する外交政策と対日関係の軽視だ。
馬政権は発足後、対外関係では完全に中国に傾斜し、今では「平和協定」まで取り沙汰にしているが、これは中国の台湾併呑の最終的な準備工作ではないのかと、日本はとても心配している。そして馬氏が派遣した駐日代表は、日頃はもっぱら日本のメディアに投書して、台湾の野党への攻撃ばかりをやっている。これは競争相手に対するいつものネガティブキャンペーンの手口としか思えない。
「可愛い」は「信頼できない」を意味しないし、「可愛くない」も「信頼できる」を意味しない。近頃は台湾の朝野勢力が前後して日本を訪問しているが、それぞれの状況を比較すると、日本の民衆にとっては蔡英文氏の方が、「可愛い」というだけではなく、「信頼できるリーダー」との印象が持たれているのではないか。
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11.6 中国政府への抗議活動 世界各国のモンゴル人へ 中国政府に対する抵抗活動の
呼びかけ
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日本での抗議行動の時間及び集合場所
集合時間:2011年11月6日 12:00集合、12:30から中国大使館前の抗議行動
集合場所:東京・麻布税務署前
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南モンゴルの牧民であるゾリゲト(Zorigt)氏が殺害された問題に対し、海外在住のモンゴル人は中国政府に対して強烈な抵抗運動を行う。
2011年10月20日、南モンゴルのイェケジョー・アイマッグ(現在のオルドス市)ウーシン・ホショーの牧民であるゾリゲト氏は自らの牧場を守るため、漢人の運送トラックへの抗議活動を行ったところ、残酷にも轢き殺された。
今年の5月に、南モンゴルのシリンゴル盟でも同様の事件が発生したのは記憶に新しいところである。牧民メルゲン氏が草原の生態保護、牧場の保護のために活動していたところ、漢人の鉱物運送トラックにより故意に轢き殺されたのだ。この事件によってモンゴル人社会全体に政府に対する不満の声が高まり、各地域で抵抗運動が起こり、それは海外在住のモンゴル人社会にも広がった。
漢人の中国政府は陰謀的な同化政策の下、南モンゴルの言語や文化をはじめ、モンゴル人の生存環境まで破壊してきた。また南モンゴルにおけるあらゆる資源を公然と奪い取り、モンゴル人の命をも故意に奪うようになっている。今年の5月、中国政府は漢人に惨殺されたメルゲン氏の事件に公正な対処を行い、モンゴル人の生存環境を良くしていくことを承諾したはずだ。だが、10月20日に再び同様の事件が起きたことで、その承諾は嘘ばかりであることが完全に明らかになった。
中国政府に支配された六十年間で、南モンゴルではモンゴル人の生存環境が著しく破壊され、モンゴル文化も漢人文化と同化されてしまった。政府はモンゴル人に対し、政治的に弾圧し、経済的に掠奪し、モンゴル人の人権を奪い、抵抗活動は徹底的に鎮圧してきた。2001年から開始した「環境保護」という名目の政策によって、残されていた僅かな草原も奪い取り、古くからその土地に住んでいたモンゴル人を強制的に追い出した。中国政府は南モンゴルにおけるあらゆる資源を奪い、それによって沿海部の地域を発展させてきた。モンゴル人はいわゆる「社会主義新牧区・新農村」の奴隷となったのだ。今日、中国政府の「禁牧」という政策によって、牧民たちは放牧している家畜を夜の間閉じ込めておくことになっている。これは草原の生態に反し、自然の法則にも反している手法だ。これら政府の非人道的な政策に抵抗したモンゴル人に対し、政府は逮捕や拘留、投獄など残酷な処置を行っている。
モンゴル人の思想的リーダーであったハダ氏は、中国政府によって非合法に15年間も刑務所に入れられた。さらに政府は、氏の家族をも強制的に巻き添えにした。そして「15年間の刑期」が終わった後、ハダ氏は「失踪」状態となった。政府によってなお拘束されていると推測されている。ハダ氏のようなケースは典型的であり、他にもかなりの例が存在している。たとえば、南モンゴルの人権代表であり、作家でもあるフーチンフ氏は、法律に犯したことが何ひとつなかったのに一年あまりの「失踪」状態である。彼女はどこか秘密の場所に閉じ込められ、拷問や酷い刑を受けている。またモンゴル国で、国連難民申請中であったバト・ジャンガー氏も中国の法律に違反していなかったにも拘わらず、オルドス市に連行され、三年間の酷刑を受けている。これ以外にも、モンゴル・アイデンティティーが強い青年、青年作家、真実を語る者、政府と異なる政治的意見を持つ者など、モンゴル人士に対して、中国政府は不法な拘留をしたり、脅迫したり、圧力を掛けている。作家たちの自由な出版権を奪い、最近はモンゴル人社会を対象とするインターネットのWebサイトをも閉鎖し、民衆における言論の自由を奪っている。
中国政府のこのような無茶で非人道的な、仁義にもとるやり方に対して、われわれモンゴル人は絶対に沈黙してはいけない。いま我らの同胞は、殺されたり、土地を奪われたり、草原を荒らされたり、生存権をも奪われる切迫した事態に追い込まれている。中国政府に対して厳しく抵抗し、恐怖統治に歯止めを掛け、自分たちの故郷を保護しようと、我々は海外にいるモンゴル人諸氏に呼び掛けている。
こうした事態を受け、2011年11月6日12時に、海外に在住するモンゴル人全体が在住国にある中国大使館や領事館の前に集合して、抵抗運動を行うことが決定した。皆さん、貴方がどこの国に住んでいるのであれ、どこの市に住んでいるのであれ、我らにとっては団結することが必要だ。力を合わせることも必要だ。皆一緒に我らの故郷を守り、土地を守り、子や兄弟を守っていこう。これは、我らモンゴル人としての責任であり、義務であり、歴史的な責任でもある。また同時に、それぞれが在住している国々の国会議員や地方議員へ、中国政府のこのような非人道的統治を訴える手紙を送るよう願う。
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注意事項
場所:在住国家における中国大使館、あるいは領事館
時間:在住国においての2011年11月6日12時
スローガン:
南モンゴル人の殺害をやめろ
遊牧民の殺害をやめろ
牧民の人権を保護しろ
南モンゴルの自由を返せ
われわれの尊厳を返せ、我らの自由を返せ
南モンゴルの尊厳を返せ
草原を返せ
南モンゴルの人権を保護しろ
ハダ氏を釈放しろ
ハダ氏の家族を釈放しろ
フーチンフ氏を釈放しろ
ゾリゲト氏事件に公正を
メルゲン氏事件に公正を
中国人は南モンゴルから出ていけ
中国人たちは万里の長城の内側へ出ていけ
旗:各自の属する組織の旗を用意する
「2011年11月6日世界モンゴル人多国間集中抵抗実行委員会」
【群馬県高崎市】 頑張れ日本!全国行動委員会・群馬 チラシ配布&講演会
平成23年11月6日(日)
《チラシ配布》
11時00分 集合 / 11時15分 スタート
於・JR「高崎」駅西口 西交番前付近
《講演会》
14時30分 (14時00開場)
於・高崎市中央公民館 第二集会室 http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/kouminkan/chuou.htm
講師:永山英樹(頑張れ日本!全国行動委員会 常任幹事・台湾研究フォーラム会長)
演題:「中国の脅威と民主党の迎合政策を許すな」「国を守る国民運動のあり方」
※ 「高崎」駅から中央公民館までは徒歩約20分。チラシ配布後、移動用の車を乗合でご利用になれます。
主催 頑張れ日本!全国行動委員会 群馬支部設立準備委員会
ご連絡先 TEL 080-6686-2352 (寺林)
十月三日には蔡氏が、そして十九日には馬氏の側近である金溥聡前秘書長(幹事長)が来日し、それぞれ日本の政界との接触、交流を展開し、日本との関係の密接さ(日本からの信頼度の高さ)を、本国の有権者にアピールしている。
さて、その金氏だが、日本滞在中は産経新聞の取材を受け、もし民進党が政権をとった場合は、「両岸(中台)関係へのリスクは増大する。海外および大陸(中国)からの投資が停滞し雇用も減少する」などと、国民党常套の反民進党宣伝(民進党政権の成立=台中関係の悪化)を行った。

日本で反民進党宣伝を繰り返し、国民党の中国傾斜政策への支持を日本側
に求めた金溥聡氏
さらに二十三日の帰国前の記者会見では、「馬総統は可愛い(親しみにくい)が信頼でき、蔡主席は可愛いが信頼できない」との」との「大阪の日本人学者」の言葉を披露したのだが、台湾本国ではこの発言が問題となった。
あたかも日本で国民党に期待する声が高まっているかのような印象操作の疑いが持たれ、これを巡って大きな論争が巻き起こった。
だいたい日本人ならわかるはずだ。日本国内では、中国に迎合する一部の人々は別としても、中国脅威論が高まる中で、中国の拡張政策への抵抗を放棄するかのような国民党政権の姿勢に大きな不安が広がっているのが実際のところだ。
そこで私は日本人として、台湾で最大の発行部数を誇る自由時報に投稿し、国民党の虚構宣伝に騙されるなと、台湾の有権者に訴えた。
以下は二十九日に同紙に掲載されたその一文である(下に日本語訳)。
日本難信馬英九 ◎永山英樹
日前,金溥聰曾引用一位日本學者對於蔡英文、馬英九人格特質的評論:「蔡英文可愛,但不可信;而馬英九雖然不可愛,但可信。」筆者長期關心台灣發展,想就此議題發表一些淺見。
其實,這位日本學者的評論應該是不理解台灣吧!因為只要稍具常識的日本人,都知道馬英九是不可信的。二○○六年,時任台北市長的馬英九便曾以「和平使者」之姿訪問日本。為了凸顯他的重要性,竟謊稱與後來擔任日本首相的安倍晉三會晤。此事後來被《產經新聞》揭露為造假,當時讓許多日本人對其誠信產生了很大的疑問。
不過,真讓人覺得不可信的,還是他一面倒傾中的外交政策與對日關係的忽視吧。馬政府上台後,對外關係完全傾中,到如今所謂的「和平協議」,是否就是為中國併吞台灣的最後準備工作?日本對此十分關切。而他所任命的駐日本代表,平日專門向日本媒體投書攻擊台灣反對黨,現在大概也只會解釋這是反對黨抹對手的一貫伎倆吧。
可愛並不代表不可信,不可愛也不意味著可信。從最近台灣朝野勢力先後到日本訪問的情況看起來,日本民眾對於蔡英文的印象或許不只是可愛,也認為她是個可以信的領導人。(作者為台灣研究論壇會長)
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日本は馬英九を信頼しがたい◎永山英樹
先日、金溥聡氏は「蔡英文は可愛いが信頼できない。馬英九は可愛くないが信頼できる」との日本の学者の両氏の人格に関する論評を紹介した。筆者は長年にわたって台湾に関心を抱いてきたが、これに関して若干の意見を述べたい。
この日本の学者は台湾を理解していないのではないか。少しでも常識ある日本人なら、馬英九氏が信頼できないことなど知っている。〇六年、台北市長だった馬英九氏は「平和の使者」のような顔をして日本を訪問したが、その際に自身が重要人物として遇されたことを強調するため、その後首相となる安倍晋三氏と会見したなどとウソをついた。この事実は後日、産経新聞で暴かれ、多くの日本人がその誠意を疑った。
しかし、信頼されない本当の理由は、その一方的に中国へ傾斜する外交政策と対日関係の軽視だ。
馬政権は発足後、対外関係では完全に中国に傾斜し、今では「平和協定」まで取り沙汰にしているが、これは中国の台湾併呑の最終的な準備工作ではないのかと、日本はとても心配している。そして馬氏が派遣した駐日代表は、日頃はもっぱら日本のメディアに投書して、台湾の野党への攻撃ばかりをやっている。これは競争相手に対するいつものネガティブキャンペーンの手口としか思えない。
「可愛い」は「信頼できない」を意味しないし、「可愛くない」も「信頼できる」を意味しない。近頃は台湾の朝野勢力が前後して日本を訪問しているが、それぞれの状況を比較すると、日本の民衆にとっては蔡英文氏の方が、「可愛い」というだけではなく、「信頼できるリーダー」との印象が持たれているのではないか。
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集合時間:2011年11月6日 12:00集合、12:30から中国大使館前の抗議行動
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南モンゴルの牧民であるゾリゲト(Zorigt)氏が殺害された問題に対し、海外在住のモンゴル人は中国政府に対して強烈な抵抗運動を行う。
2011年10月20日、南モンゴルのイェケジョー・アイマッグ(現在のオルドス市)ウーシン・ホショーの牧民であるゾリゲト氏は自らの牧場を守るため、漢人の運送トラックへの抗議活動を行ったところ、残酷にも轢き殺された。
今年の5月に、南モンゴルのシリンゴル盟でも同様の事件が発生したのは記憶に新しいところである。牧民メルゲン氏が草原の生態保護、牧場の保護のために活動していたところ、漢人の鉱物運送トラックにより故意に轢き殺されたのだ。この事件によってモンゴル人社会全体に政府に対する不満の声が高まり、各地域で抵抗運動が起こり、それは海外在住のモンゴル人社会にも広がった。
漢人の中国政府は陰謀的な同化政策の下、南モンゴルの言語や文化をはじめ、モンゴル人の生存環境まで破壊してきた。また南モンゴルにおけるあらゆる資源を公然と奪い取り、モンゴル人の命をも故意に奪うようになっている。今年の5月、中国政府は漢人に惨殺されたメルゲン氏の事件に公正な対処を行い、モンゴル人の生存環境を良くしていくことを承諾したはずだ。だが、10月20日に再び同様の事件が起きたことで、その承諾は嘘ばかりであることが完全に明らかになった。
中国政府に支配された六十年間で、南モンゴルではモンゴル人の生存環境が著しく破壊され、モンゴル文化も漢人文化と同化されてしまった。政府はモンゴル人に対し、政治的に弾圧し、経済的に掠奪し、モンゴル人の人権を奪い、抵抗活動は徹底的に鎮圧してきた。2001年から開始した「環境保護」という名目の政策によって、残されていた僅かな草原も奪い取り、古くからその土地に住んでいたモンゴル人を強制的に追い出した。中国政府は南モンゴルにおけるあらゆる資源を奪い、それによって沿海部の地域を発展させてきた。モンゴル人はいわゆる「社会主義新牧区・新農村」の奴隷となったのだ。今日、中国政府の「禁牧」という政策によって、牧民たちは放牧している家畜を夜の間閉じ込めておくことになっている。これは草原の生態に反し、自然の法則にも反している手法だ。これら政府の非人道的な政策に抵抗したモンゴル人に対し、政府は逮捕や拘留、投獄など残酷な処置を行っている。
モンゴル人の思想的リーダーであったハダ氏は、中国政府によって非合法に15年間も刑務所に入れられた。さらに政府は、氏の家族をも強制的に巻き添えにした。そして「15年間の刑期」が終わった後、ハダ氏は「失踪」状態となった。政府によってなお拘束されていると推測されている。ハダ氏のようなケースは典型的であり、他にもかなりの例が存在している。たとえば、南モンゴルの人権代表であり、作家でもあるフーチンフ氏は、法律に犯したことが何ひとつなかったのに一年あまりの「失踪」状態である。彼女はどこか秘密の場所に閉じ込められ、拷問や酷い刑を受けている。またモンゴル国で、国連難民申請中であったバト・ジャンガー氏も中国の法律に違反していなかったにも拘わらず、オルドス市に連行され、三年間の酷刑を受けている。これ以外にも、モンゴル・アイデンティティーが強い青年、青年作家、真実を語る者、政府と異なる政治的意見を持つ者など、モンゴル人士に対して、中国政府は不法な拘留をしたり、脅迫したり、圧力を掛けている。作家たちの自由な出版権を奪い、最近はモンゴル人社会を対象とするインターネットのWebサイトをも閉鎖し、民衆における言論の自由を奪っている。
中国政府のこのような無茶で非人道的な、仁義にもとるやり方に対して、われわれモンゴル人は絶対に沈黙してはいけない。いま我らの同胞は、殺されたり、土地を奪われたり、草原を荒らされたり、生存権をも奪われる切迫した事態に追い込まれている。中国政府に対して厳しく抵抗し、恐怖統治に歯止めを掛け、自分たちの故郷を保護しようと、我々は海外にいるモンゴル人諸氏に呼び掛けている。
こうした事態を受け、2011年11月6日12時に、海外に在住するモンゴル人全体が在住国にある中国大使館や領事館の前に集合して、抵抗運動を行うことが決定した。皆さん、貴方がどこの国に住んでいるのであれ、どこの市に住んでいるのであれ、我らにとっては団結することが必要だ。力を合わせることも必要だ。皆一緒に我らの故郷を守り、土地を守り、子や兄弟を守っていこう。これは、我らモンゴル人としての責任であり、義務であり、歴史的な責任でもある。また同時に、それぞれが在住している国々の国会議員や地方議員へ、中国政府のこのような非人道的統治を訴える手紙を送るよう願う。
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注意事項
場所:在住国家における中国大使館、あるいは領事館
時間:在住国においての2011年11月6日12時
スローガン:
南モンゴル人の殺害をやめろ
遊牧民の殺害をやめろ
牧民の人権を保護しろ
南モンゴルの自由を返せ
われわれの尊厳を返せ、我らの自由を返せ
南モンゴルの尊厳を返せ
草原を返せ
南モンゴルの人権を保護しろ
ハダ氏を釈放しろ
ハダ氏の家族を釈放しろ
フーチンフ氏を釈放しろ
ゾリゲト氏事件に公正を
メルゲン氏事件に公正を
中国人は南モンゴルから出ていけ
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《チラシ配布》
11時00分 集合 / 11時15分 スタート
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《講演会》
14時30分 (14時00開場)
於・高崎市中央公民館 第二集会室 http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/kouminkan/chuou.htm
講師:永山英樹(頑張れ日本!全国行動委員会 常任幹事・台湾研究フォーラム会長)
演題:「中国の脅威と民主党の迎合政策を許すな」「国を守る国民運動のあり方」
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