日本に密かに入国していた高金素梅
2011/03/04/Fri
反靖国神社のパフォーマンスで知られ、〇九年八月には境内で狼藉を働き、日本国民から刑事告発されている台湾の高金素梅・立法委員(国会議員)が今年二月、密かに日本に入国していたことがわかった。
表立った行動には出なかった模様だから「密かに」と書くのだが、目的は不明。警察など日本側の反応を見ようとしたのか。
それとも本当は日本が好きだからか。そのようなことはないとも思うが、ただ今回は温泉に行った模様だ。
そういえば〇五年に靖国神社に抗議のため滞日したときの彼女のスケジュール表を見たが、東京や大阪での政治パフォーマンスを除いては、たしか箱根見物だとか愛知万博見学だとか、単なる観光旅行にしか見えなかった。
このような薄っぺらなパフォーマンスを繰り返す高金素梅を、台湾国民の多くは嘲笑し、日本人もそこまで警戒する必要はないと考えるかも知れないが、しかしあまり侮らない方がいいし、放置しない方がいい。それは彼女がいつの間にか中共の走狗となり、台湾自身の国益をも傷つけているからだ。
中共の高金素梅への評価は高い。つまり中共にとり、彼女の利用価値は高いのだ。
なぜなら日本人の聖地ともいえる靖国神社を平然と土足で踏み込むことのできる高金素梅には、日本人の反台感情を煽る力があまりに強い。
だから中共にとり、台湾統一の大きな障害である良好な日台関係に楔を打ち込む工作上、「反日台湾」のイメージを散布し続ける彼女は、「親日台湾」のなかではとても貴重な存在であり、有用なコマなのである。
中国では毎年、「婦女時代」誌が「婦女時代人物」を選ぶが、〇五年には初めて「台湾省」から二人が選ばれた。一人は国共内戦後初めて両党首脳会談を行い、将来の中国統一に大きな道筋をつけた連戦国民党主席の妻である連方瑀。そしてもう一人が高金素梅だ。
選ばれた理由は「〇二年八月以来、訪日しては小泉首相の靖国神社参拝に抗議し、同神社に台湾原住民の霊位を撤去しろと要求し、首相と神社を訴えた」というものだった。
〇五年の狼藉事件直後には訪中して胡錦濤主席と会見し、「台湾少数民族(※高金素梅は父親が中国人で母親は少数民族=原住民)同胞は中華民族大家庭の重要なメンバー。長期間にわたって外来侵略に抵抗し、民族の尊厳を守り、不撓不屈の闘争を進めてきた」とまで称えられたわけだから、もはや高金素梅としては、自らに栄光しかもたらさない反日パフォーマンスを止めることはできないだろう。
そしてその彼女は現在、尖閣問題にも首を突っ込み始めている。
昨年十月には「釣魚台は中華民国に帰属するが、行政管理権は日本にある」(楊進添外交部長)として、立法委員の尖閣諸島周辺への視察を認めたがらない政府に反発し、海巡署艦艇で視察に行くことを宣言するなどのパフォーマンスを展開したが、これも日台離間を望む中共に呼応するかのような動きである。

尖閣問題での反日にも乗り出した高金素梅
********************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。

モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php?486253
喜安幸夫氏『日中海上決戦―尖閣・沖縄侵攻を阻止せ よ』出版記念講演会
(台湾研究フォーラム第144回定例会)
演題:日中対立―日本がとるべき道
中国の尖閣を狙う動きは序幕に過ぎない。あの国の目標は沖縄全体であり、そしてその次が日本全体。したがって日本の選択肢は中国の属国になるか、それともそれを跳ね返すかの二つのみ。そのいずれをとるべきかを、このたび近未来日中戦争シュミレーションシリーズ最新作『日 中海上決戦―尖閣・沖縄侵攻を阻止せよ』を上梓した喜安幸夫氏に語っていただく。
■講師略歴(きやす・ゆきお)昭和19年中国天津市生まれ。昭和44~47年に台湾大学政治研究所に留学。平成4~17年まで『台湾週 報』編集長を務める。平成10年、『台湾の歴史』で第七回日本文芸家クラブ大賞ノンフィクション賞受賞。平成13年、第三十回池内祥三文 学奨励賞受賞。主な著作は、評論・研究部門では『台湾島抗日秘史』『アジアの反逆』など多数。小説では『日本中国開戦-激震襲う台湾海峡』『新日中戦争-尖閣諸 島を奪回せよ!!』『日中激戦2010-東シナ海艦隊決戦』のほか、時代小説も多数。日本文藝家協会、日本文芸家クラブ会員。日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム会員。
【日 時】3月19日(土)、午後6時15分~8時15分
【場 所】 文京シビックセンター4階 区民会議室 (ホール) ※3階会議室ではありません。
(交 通)営団丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分(直接連絡)/都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩2分(直接連絡)/JR総武線「水道橋 駅」徒歩10分。
【参加費】会員500円/一般1000円
会場では『日中海上決戦―尖閣・沖縄侵攻を阻止せよ』(学研バブリッシング刊・990円―税込) の販売とサイン会も行います。
【懇親会】閉会後、会場付近で。会費3000円(学生1000円)
【申し込み】E-mail:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp FAX: 03-3868-2101
【問合せ】090-4138-6397
● 会場では23年度会費を受け付けます。新会員も募集しま す。年会費2000円 会員は毎 月の定例会参加費(1000円)が500円にな ります。
―――――――――――――――――――――――――――――
氏 名
(講 演会) 出席 欠席 (懇親会) 出席 欠席
メルマガ版「台湾は日本の生命線!」
反中華覇権主義運動のさまざまな関連情報を配信中。
登録先・バックナンバー http://mailto:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
表立った行動には出なかった模様だから「密かに」と書くのだが、目的は不明。警察など日本側の反応を見ようとしたのか。
それとも本当は日本が好きだからか。そのようなことはないとも思うが、ただ今回は温泉に行った模様だ。
そういえば〇五年に靖国神社に抗議のため滞日したときの彼女のスケジュール表を見たが、東京や大阪での政治パフォーマンスを除いては、たしか箱根見物だとか愛知万博見学だとか、単なる観光旅行にしか見えなかった。
このような薄っぺらなパフォーマンスを繰り返す高金素梅を、台湾国民の多くは嘲笑し、日本人もそこまで警戒する必要はないと考えるかも知れないが、しかしあまり侮らない方がいいし、放置しない方がいい。それは彼女がいつの間にか中共の走狗となり、台湾自身の国益をも傷つけているからだ。
中共の高金素梅への評価は高い。つまり中共にとり、彼女の利用価値は高いのだ。
なぜなら日本人の聖地ともいえる靖国神社を平然と土足で踏み込むことのできる高金素梅には、日本人の反台感情を煽る力があまりに強い。
だから中共にとり、台湾統一の大きな障害である良好な日台関係に楔を打ち込む工作上、「反日台湾」のイメージを散布し続ける彼女は、「親日台湾」のなかではとても貴重な存在であり、有用なコマなのである。
中国では毎年、「婦女時代」誌が「婦女時代人物」を選ぶが、〇五年には初めて「台湾省」から二人が選ばれた。一人は国共内戦後初めて両党首脳会談を行い、将来の中国統一に大きな道筋をつけた連戦国民党主席の妻である連方瑀。そしてもう一人が高金素梅だ。
選ばれた理由は「〇二年八月以来、訪日しては小泉首相の靖国神社参拝に抗議し、同神社に台湾原住民の霊位を撤去しろと要求し、首相と神社を訴えた」というものだった。
〇五年の狼藉事件直後には訪中して胡錦濤主席と会見し、「台湾少数民族(※高金素梅は父親が中国人で母親は少数民族=原住民)同胞は中華民族大家庭の重要なメンバー。長期間にわたって外来侵略に抵抗し、民族の尊厳を守り、不撓不屈の闘争を進めてきた」とまで称えられたわけだから、もはや高金素梅としては、自らに栄光しかもたらさない反日パフォーマンスを止めることはできないだろう。
そしてその彼女は現在、尖閣問題にも首を突っ込み始めている。
昨年十月には「釣魚台は中華民国に帰属するが、行政管理権は日本にある」(楊進添外交部長)として、立法委員の尖閣諸島周辺への視察を認めたがらない政府に反発し、海巡署艦艇で視察に行くことを宣言するなどのパフォーマンスを展開したが、これも日台離間を望む中共に呼応するかのような動きである。

尖閣問題での反日にも乗り出した高金素梅
********************************************
ブログランキング参加中
運動を拡大したいので、
よろしければクリックをお願いします。

モバイルはこちら → http://blog.with2.net/link.php?486253
喜安幸夫氏『日中海上決戦―尖閣・沖縄侵攻を阻止せ よ』出版記念講演会
(台湾研究フォーラム第144回定例会)
演題:日中対立―日本がとるべき道
中国の尖閣を狙う動きは序幕に過ぎない。あの国の目標は沖縄全体であり、そしてその次が日本全体。したがって日本の選択肢は中国の属国になるか、それともそれを跳ね返すかの二つのみ。そのいずれをとるべきかを、このたび近未来日中戦争シュミレーションシリーズ最新作『日 中海上決戦―尖閣・沖縄侵攻を阻止せよ』を上梓した喜安幸夫氏に語っていただく。
■講師略歴(きやす・ゆきお)昭和19年中国天津市生まれ。昭和44~47年に台湾大学政治研究所に留学。平成4~17年まで『台湾週 報』編集長を務める。平成10年、『台湾の歴史』で第七回日本文芸家クラブ大賞ノンフィクション賞受賞。平成13年、第三十回池内祥三文 学奨励賞受賞。主な著作は、評論・研究部門では『台湾島抗日秘史』『アジアの反逆』など多数。小説では『日本中国開戦-激震襲う台湾海峡』『新日中戦争-尖閣諸 島を奪回せよ!!』『日中激戦2010-東シナ海艦隊決戦』のほか、時代小説も多数。日本文藝家協会、日本文芸家クラブ会員。日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム会員。
【日 時】3月19日(土)、午後6時15分~8時15分
【場 所】 文京シビックセンター4階 区民会議室 (ホール) ※3階会議室ではありません。
(交 通)営団丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分(直接連絡)/都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩2分(直接連絡)/JR総武線「水道橋 駅」徒歩10分。
【参加費】会員500円/一般1000円
会場では『日中海上決戦―尖閣・沖縄侵攻を阻止せよ』(学研バブリッシング刊・990円―税込) の販売とサイン会も行います。
【懇親会】閉会後、会場付近で。会費3000円(学生1000円)
【申し込み】E-mail:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp FAX: 03-3868-2101
【問合せ】090-4138-6397
● 会場では23年度会費を受け付けます。新会員も募集しま す。年会費2000円 会員は毎 月の定例会参加費(1000円)が500円にな ります。
―――――――――――――――――――――――――――――
氏 名
(講 演会) 出席 欠席 (懇親会) 出席 欠席
メルマガ版「台湾は日本の生命線!」
反中華覇権主義運動のさまざまな関連情報を配信中。
登録先・バックナンバー http://mailto:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
スポンサーサイト