ウイグル人が語る「中国の日本占領」後の暗黒 (付:イリハム・マハムティ氏の講演動画)
2011/02/01/Tue
法輪功の学習者だけではないらしい。ウイグル人もまた、たとえば事故で亡くなった場合、遺体が調査のために警察に持っていかれると、それが戻ってきたときには臓器がすっかり取り除かれていることがあるらしい。もちろん臓器は売り飛ばされるのだ。研究に供されることもあっても、売られることに代わりはない。
一昨年の7・5ウイグル事件のとき、少なくとも四千人もの若者たちが行方不明になっている。共産主義国家では、民間人が財産を奪われたり、行方不明になることはよくあることだが、この場合は、こうした臓器ビジネスのための犠牲になった可能性は高いという。
以上のような話をするのは、日本ウイグル協会のイリハム・マハムティ会長だ。台湾研究フォーラム主催の講演会で、すでに中共の侵略を受けているウイグル人として、これから侵略を受ける恐れがある日本と台湾の人々に対し、警鐘を鳴らしたのだ。

イリハム・マハムティ氏
今日、日本人は中国へ行って臓器移植を受けているが、もし将来、中国が日本や台湾を治め、今度は日本人や台湾人が臓器を提供させられることはあり得ないだろうか、と。
日本で活動を展開し、常に日本に警告を発し続けるイリハム氏だが、今後は台湾にも行って台湾人の考え方も聞いて見たいとも言っていた。
果たして日台も暗黒の時代を迎えることとなるのか。これらの国の人々の中共に対する警戒心の希薄さは、ウイグル人にとっては理解に苦しむところかもしれない。
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動画
台湾研究フォーラム第142回定例会
講 師 イリハム・マハムティ氏(日本ウイグル協会会長)
演 題 中共包囲戦略―求められるウイグル民族と日本・台湾との提携
日 時:1月30日(日)午後6時~8時 場 所:文京シビックホール3F 第1会議室
質疑応答1 http://www.youtube.com/watch?v=6UibuEFvdiw&feature=related
質疑応答2 http://www.youtube.com/watch?v=V3awFSTAv_0&feature=related
以下はイリハム氏による台湾への連帯メッセージ(漢語/後半は日本語)
第三回グルジャ事件追悼行事のお知らせ
2011年2月5日(土)18:30開始文京シビックセンター 5階 会議室A・B
かつて東トルキスタン共和国(1944~1949)の首都であったグルジャ。ここで、1997年2月5日に虐殺事件がありました。無実の罪で逮捕された青年の釈放を要求する、平和的なデモから始まりました。しかし中国政府は公安警察、武装警察によって激しく鎮圧し、多くのデモ参加者を逮捕し、一箇所に集めました。そして気温マイナス20度の屋外で彼らに対し放水し、多くの人々を凍死させました。その後も不当逮捕は続き、多くのウイグル人が拘束され亡くなっていったのです。虐殺事件から14年を経た今でも、監獄で不当に拘留されている者がいます。今年もグルジャ事件の追悼の行事を行います。今回はナショナリズム理論研究者の原百年氏をお招きし、東トルキスタンの地域で起きている民族問題の実情についてお話頂きます。ご参加の程、何卒よろしくお願い致します。
【場所】文京シビックセンター 5階 会議室A・B(東京都文京区春日1丁目16-21)
アクセス:東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分 JR総武線水道橋駅徒歩8分
【日時】平成23年2月5日(土) 18:30開始
【講演】原 百年氏(山梨学院大学 法学部政治行政学科 教授)
【演題】「東トルキスタンにおける紛争の源」
【資料代】1000円(会員500円)
【主催】日本ウイグル協会
Mail: info@uyghur-j.or.jp URL: http://uyghur-j.org
◆原 百年(はら ももとし)氏 山梨学院大学法学部政治行政学科・教授。ナショナリズム、エスニシティなどの政治学研究者。ウイグルに深い関心を抱き「清朝と中華人民共和国においての新疆の研究:民族関係の視点から(2000)」、「新疆における民族紛争の源(2001)」などの論文の他、歴史研究を行っている。
グルジャ事件について グルジャ事件はマシュラップの禁止に対する抗議デモから起きました。マシュラップとはウイグル人の地域コミュニティで行なわれる集まりのことです。ある年齢に達してマシュラップに参加するようになったときに、地域社会への参加も意味することになります。青少年がアルコールや麻薬などに走ってしまうことを防ぐ役割も果たしていました。1997年当時、グルジャ周辺では青年らのマシュラップの指導者たちがサッカーリーグを組織し、トーナメント戦による試合を行っていました。しかし、ウイグル人の団結を恐れた公安当局はマシュラップを禁止し、強制的に解散させ、指導者を不当に逮捕したのです。当局の弾圧に対してウイグル人の若者たち1000人が、1997年の2月5日に抗議のためにデモに参加し、横断幕を掲げ、宗教的なスローガンを叫び行進しました。公安警察、武装警察はデモ隊に対して発砲し鎮圧しました。そしてデモ参加者をスタジアムに追いやり、厳冬下で零下20度の状況で放水をして多くのウイグル人を凍死させました。当時、拘束者があまりにも多いためイリ地区の留置所はすべて一杯になったといいます。グルジャ事件の後も、イリ地区では事件に関与した疑いがあるとして数万人が逮捕され、刑務所内での拷問により多くのウイグル人が亡くなりました。虐殺事件から14年を経た今でも、監獄で不当に拘留されている人がいます。2009年7月のウルムチの事件は外国人の撮った映像があるため、中国政府の公式発表が事実でないことが分かりましたが、グルジャ事件については実像がなかなか表に出てきませんでした。しかしこの多数の犠牲者を出したグルジャ事件は記憶され、中国政府に対する抗議行動が、在外ウイグル人組織によって毎年行われてきました。
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一昨年の7・5ウイグル事件のとき、少なくとも四千人もの若者たちが行方不明になっている。共産主義国家では、民間人が財産を奪われたり、行方不明になることはよくあることだが、この場合は、こうした臓器ビジネスのための犠牲になった可能性は高いという。
以上のような話をするのは、日本ウイグル協会のイリハム・マハムティ会長だ。台湾研究フォーラム主催の講演会で、すでに中共の侵略を受けているウイグル人として、これから侵略を受ける恐れがある日本と台湾の人々に対し、警鐘を鳴らしたのだ。

イリハム・マハムティ氏
今日、日本人は中国へ行って臓器移植を受けているが、もし将来、中国が日本や台湾を治め、今度は日本人や台湾人が臓器を提供させられることはあり得ないだろうか、と。
日本で活動を展開し、常に日本に警告を発し続けるイリハム氏だが、今後は台湾にも行って台湾人の考え方も聞いて見たいとも言っていた。
果たして日台も暗黒の時代を迎えることとなるのか。これらの国の人々の中共に対する警戒心の希薄さは、ウイグル人にとっては理解に苦しむところかもしれない。
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台湾研究フォーラム第142回定例会
講 師 イリハム・マハムティ氏(日本ウイグル協会会長)
演 題 中共包囲戦略―求められるウイグル民族と日本・台湾との提携
日 時:1月30日(日)午後6時~8時 場 所:文京シビックホール3F 第1会議室
質疑応答1 http://www.youtube.com/watch?v=6UibuEFvdiw&feature=related
質疑応答2 http://www.youtube.com/watch?v=V3awFSTAv_0&feature=related
以下はイリハム氏による台湾への連帯メッセージ(漢語/後半は日本語)
第三回グルジャ事件追悼行事のお知らせ
2011年2月5日(土)18:30開始文京シビックセンター 5階 会議室A・B
かつて東トルキスタン共和国(1944~1949)の首都であったグルジャ。ここで、1997年2月5日に虐殺事件がありました。無実の罪で逮捕された青年の釈放を要求する、平和的なデモから始まりました。しかし中国政府は公安警察、武装警察によって激しく鎮圧し、多くのデモ参加者を逮捕し、一箇所に集めました。そして気温マイナス20度の屋外で彼らに対し放水し、多くの人々を凍死させました。その後も不当逮捕は続き、多くのウイグル人が拘束され亡くなっていったのです。虐殺事件から14年を経た今でも、監獄で不当に拘留されている者がいます。今年もグルジャ事件の追悼の行事を行います。今回はナショナリズム理論研究者の原百年氏をお招きし、東トルキスタンの地域で起きている民族問題の実情についてお話頂きます。ご参加の程、何卒よろしくお願い致します。
【場所】文京シビックセンター 5階 会議室A・B(東京都文京区春日1丁目16-21)
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【日時】平成23年2月5日(土) 18:30開始
【講演】原 百年氏(山梨学院大学 法学部政治行政学科 教授)
【演題】「東トルキスタンにおける紛争の源」
【資料代】1000円(会員500円)
【主催】日本ウイグル協会
Mail: info@uyghur-j.or.jp URL: http://uyghur-j.org
◆原 百年(はら ももとし)氏 山梨学院大学法学部政治行政学科・教授。ナショナリズム、エスニシティなどの政治学研究者。ウイグルに深い関心を抱き「清朝と中華人民共和国においての新疆の研究:民族関係の視点から(2000)」、「新疆における民族紛争の源(2001)」などの論文の他、歴史研究を行っている。
グルジャ事件について グルジャ事件はマシュラップの禁止に対する抗議デモから起きました。マシュラップとはウイグル人の地域コミュニティで行なわれる集まりのことです。ある年齢に達してマシュラップに参加するようになったときに、地域社会への参加も意味することになります。青少年がアルコールや麻薬などに走ってしまうことを防ぐ役割も果たしていました。1997年当時、グルジャ周辺では青年らのマシュラップの指導者たちがサッカーリーグを組織し、トーナメント戦による試合を行っていました。しかし、ウイグル人の団結を恐れた公安当局はマシュラップを禁止し、強制的に解散させ、指導者を不当に逮捕したのです。当局の弾圧に対してウイグル人の若者たち1000人が、1997年の2月5日に抗議のためにデモに参加し、横断幕を掲げ、宗教的なスローガンを叫び行進しました。公安警察、武装警察はデモ隊に対して発砲し鎮圧しました。そしてデモ参加者をスタジアムに追いやり、厳冬下で零下20度の状況で放水をして多くのウイグル人を凍死させました。当時、拘束者があまりにも多いためイリ地区の留置所はすべて一杯になったといいます。グルジャ事件の後も、イリ地区では事件に関与した疑いがあるとして数万人が逮捕され、刑務所内での拷問により多くのウイグル人が亡くなりました。虐殺事件から14年を経た今でも、監獄で不当に拘留されている人がいます。2009年7月のウルムチの事件は外国人の撮った映像があるため、中国政府の公式発表が事実でないことが分かりましたが、グルジャ事件については実像がなかなか表に出てきませんでした。しかしこの多数の犠牲者を出したグルジャ事件は記憶され、中国政府に対する抗議行動が、在外ウイグル人組織によって毎年行われてきました。
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