「尖閣」「東京映画祭」問題―日本と台湾の反中感情は対中国抑止力になる
2010/10/29/Fri
十月二十三日から開催中の東京国際映画祭の開幕直前、ビビアン・スーら台湾代表団の名称を「中国台湾」「中華台北」に変更するよう要求し、台湾代表団をグリーンカーペットで歩かせなかった中国代表団の江平団長(チベット侵略を正当化する国策映画「チベット恋物語」の監督)に台湾国民の怒りが集中している。
FACEBOOKでは二十六日から、「強烈抗議」の百万人署名の募集が始まり、二日間で早くも五万五千人に達していた。
※強烈抗議東京影展中國影團打壓台灣藝人 國人站出來!!聯署1,000,000人!!
http://www.facebook.com/?ref=home#!/event.php?eid=164823563546986
これまでもこうした「中国代表団」による「台湾代表団」への妨害、圧力掛けは世界各地において何度も見られて来たものだ。
つまり中国による「一つの中国」宣伝の常套手段であるわけだが、今回台湾朝野の怒りを見て取った中国政府は、反中感情は平和統一の策略上不利だと悟ったのであろう。「東京映画祭事件は双方(台中両代表団)の意志の疎通が不足していたのが原因ではないか。こうした状況は見たくない」(国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官)とコメントし、今回の騒動は江平の個人的な行為として扱った。
そのためか江平から東京で見せた迫力、元気が消えた。二十九日、米中映画祭に参加のためロサンゼルスに現れた江平は、台湾人記者たちの前で「東京事件については語らない」と言って逃げた。

米国に到着した江平。待ち構える台湾メディアの前では低ト
ーン
だが記者たちも食いつく。「これからも台湾映画に圧力を掛けるのか」「あれはあなたの個人的な行為か。それとも中国広電総局の立場からのものか」「台湾に謝罪する気はあるか」と質問をぶつけるのだが、江平の回答は「過去のことは忘れよう。前のことだけを見ようではないか」。
そして「台湾海峡両岸は同根同族、兄弟手足、骨肉同胞」「台湾は我々の骨肉兄弟」などと煙に巻いた。
さらには台湾代表団に浴びせた「お前たちは映画を中国市場に売りたくないのか」との脅し文句についても、「まったく言っていない。私がどうしてそのようなことを言おうか」と弁解しているそうだから、台湾国民の怒りが収まることはない。
ただ今回、台湾世論が中国に反撥したことで、中国膨張主義への一つの抑止力を形成したことはたしかである。
しかし、せっかくの抑止力も中国傾斜を強める国民党政権によって大きく殺がれるのだ。
呉敦義行政院長(首相)は、台湾国民の反中感情を宥めに出た中国に呼応するかのように、「江平がその後映画祭に姿を見せなくなったのは、大陸側が彼の発言を検討しているからだ」とし、「大陸は善意を維持している。個人的発言で両岸関係に影響が出ないようにしよう」とアピールするのだ。
尖閣事件に起因する日本の反中感情が高まりも、中国政府をして官製反日デモという諸刃之剣を抜かしめるという威力を発揮したが、やはり中国傾斜の民主党政権は反中感情の抑止に必死で、事件の証拠となる海保のビデオを隠そうとしたり、2時間以上もの映像を六分間にカットしたりしている。
中国による尖閣奪取の野望も、台湾奪取の野望も、ともに第一列島線(日本・台湾)奪取戦略の一環である。
だから今後は日台提携による反中華膨張主義の運動がどうしても重要となるのだ。
反中華膨張主義をいかに拡大していくべきか。たとえば「チベット恋物語」の如き中国国策映画が日本で公開されるなら、それを全国民が問題視するような状況を生み出さなければならない。
「台湾」を「中国台北」にせよと強要する「中国代表団」が日本国内で跳梁を見せれば、ただちに国外追放を求める声が上がるような。
「台湾問題は台湾と中国だけの問題であり、日本は関係ない」と思ったら、それは「台湾問題は中国の内政問題。日本は関与してはならない」と強調する中国政府の宣伝の影響を受けているからかも知れない。
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11.6 アジアに自由と平和を! 尖閣諸島侵略糾弾!
中国(胡錦濤)のアジア軍事覇権糾弾!「ノーベル平和賞」劉暁波氏の釈放を!
「自由と人権 アジア連帯集会」 & デモ
平成22年11月6日(土)
場所 日比谷野外音楽堂 (東京都千代田区日比谷公園1-3)
12時00分 開場
13時00分 開会
15時30分 デモ隊列準備
15時45分 デモ出発 「日比谷野音」~到着「常盤橋公園」(千代田区 大手町
2-7-2)
17時30分 街宣活動 有楽町「交通会館前」(~19時)
主催
頑張れ日本!全国行動委員会
草莽全国地方議員の会
日本李登輝友の会
台湾研究フォーラム
お問い合わせ
頑張れ日本!全国行動委員会 http://www.ganbare-nippon.net/ TEL
03-5468-9222
※ チラシ(PDF版)は こちら →
http://www.ch-sakura.jp/sakura/solidarityofasia1106_flyer.pdf
10.30 中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 大阪 台風のため中止です!
中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 名古屋 第2弾
平成22年10月31日(日) ※ 雨天決行
集合場所 若宮大通公園 ミニスポーツ広場 (中土木事務所前)
地下鉄「矢場町」駅 徒歩5分
13時30分 集会 於・若宮大通公園
14時00分 デモ行進 出発
ミニスポーツ広場 → 若宮大通 → 矢場久屋西南交差点右折 → 久屋西線 → 錦通
→ 大津通り → 若宮大通 → ミニスポーツ広場
※ 終了後、現地にて集会 → 有志により中国領事館にて抗議文を手渡し もしくは 投函予定。
《登壇予定》水島総(頑張れ日本!全国行動委員会幹事長)、三輪和雄(日本世論の会会長) ほか
主催 頑張れ日本!全国行動委員会愛知県本部 http://ganbarenihonaichi.blog24.fc2.com/
共催 チャンネル桜を支援する会愛知県支部、日本世論の会愛知県支部
ご連絡先 TEL 080-1629-8080 MAIL ganbare.aichi@gmail.com
*チラシ(pdf版)はこちら→http://www.ch-sakura.jp/sakura/nagoyademo_20101031.pdf
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そのためか江平から東京で見せた迫力、元気が消えた。二十九日、米中映画祭に参加のためロサンゼルスに現れた江平は、台湾人記者たちの前で「東京事件については語らない」と言って逃げた。

米国に到着した江平。待ち構える台湾メディアの前では低ト
ーン
だが記者たちも食いつく。「これからも台湾映画に圧力を掛けるのか」「あれはあなたの個人的な行為か。それとも中国広電総局の立場からのものか」「台湾に謝罪する気はあるか」と質問をぶつけるのだが、江平の回答は「過去のことは忘れよう。前のことだけを見ようではないか」。
そして「台湾海峡両岸は同根同族、兄弟手足、骨肉同胞」「台湾は我々の骨肉兄弟」などと煙に巻いた。
さらには台湾代表団に浴びせた「お前たちは映画を中国市場に売りたくないのか」との脅し文句についても、「まったく言っていない。私がどうしてそのようなことを言おうか」と弁解しているそうだから、台湾国民の怒りが収まることはない。
ただ今回、台湾世論が中国に反撥したことで、中国膨張主義への一つの抑止力を形成したことはたしかである。
しかし、せっかくの抑止力も中国傾斜を強める国民党政権によって大きく殺がれるのだ。
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中国による尖閣奪取の野望も、台湾奪取の野望も、ともに第一列島線(日本・台湾)奪取戦略の一環である。
だから今後は日台提携による反中華膨張主義の運動がどうしても重要となるのだ。
反中華膨張主義をいかに拡大していくべきか。たとえば「チベット恋物語」の如き中国国策映画が日本で公開されるなら、それを全国民が問題視するような状況を生み出さなければならない。
「台湾」を「中国台北」にせよと強要する「中国代表団」が日本国内で跳梁を見せれば、ただちに国外追放を求める声が上がるような。
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13時00分 開会
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15時45分 デモ出発 「日比谷野音」~到着「常盤橋公園」(千代田区 大手町
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17時30分 街宣活動 有楽町「交通会館前」(~19時)
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平成22年10月31日(日) ※ 雨天決行
集合場所 若宮大通公園 ミニスポーツ広場 (中土木事務所前)
地下鉄「矢場町」駅 徒歩5分
13時30分 集会 於・若宮大通公園
14時00分 デモ行進 出発
ミニスポーツ広場 → 若宮大通 → 矢場久屋西南交差点右折 → 久屋西線 → 錦通
→ 大津通り → 若宮大通 → ミニスポーツ広場
※ 終了後、現地にて集会 → 有志により中国領事館にて抗議文を手渡し もしくは 投函予定。
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