これが中共の「致命的弱点」!―劉暁波氏のノーベル平和賞受賞でさらす
2010/10/10/Sun
■劉暁波氏の受賞への激怒は危機感の表れ
昨年、オバマ米大統領が同賞を受賞した際、「心からの歓迎と祝意」を表明した潘基文国連事務総長だが、今年十月八日の中国の民主活動家、劉暁波氏の受賞については「人権状況の世界各地での改善を望む国際的な合意が形成されつつあることの表れだ」などと慎重な表現にとどめたのはいうまでもなく、中共がこの問題で激怒しており、そうせざるを得なかったからだ。

劉暁波氏。民主改革を訴えたため、現在は遼寧省の錦
州監獄で懲役11年の刑に服している
現在中共が今回の平和賞授与を西側からの対中攻撃と捉え、大きな危機感を抱いていることは、中共機関紙「人民日報」系の国際情報紙「環球時報」が九日に掲載した社説を読めば明らかだ。
■平和賞授与を政権転覆の策動と見る中共
それによると、
―――ノーベル平和賞とは「ノーベル」のブランドを借り、西側イデオロギーを世界に押し付けるもの。
―――前世紀にはソ連に反対する多くの人々に授与された。ソ連を直接崩壊させたゴルバチョフにもだ。
―――西側にとっての劉暁波問題とは、司法に関する問題ではなく、いかに中国を政治面で多元化させ、西側のように変えるかの問題なのだ。
六・四天安門虐殺事件を見てもわかるように、中共が最も恐れるのは「和平演変」、すなわち西側から流入してくる民主主義情報などによって、ソ連の如く社会主義政権が転覆する事態であるが、今回の授与を中共は、ノルウェー・ノーベル賞委員会による露骨な和平演変の策動と見ているのである。
■犯罪がばれて狼狽する犯罪者の如き反応
そしてこれは決して中共の過剰反応などではない。悪辣な「暴力」統治を加えながら、その悪辣さを隠蔽、粉飾する「宣伝」を行い、辛うじて十五億人民の上で政権を維持しているのが中共だ。ところがノーベル賞委員会はその「宣伝」を打ち破り、「暴力」の悪辣さを、国際社会に向けてありのままに暴いてしまったのだから、まさに武器を用いない中共政権転覆を目論む陰謀、攻撃と映るわけである。

受賞のニュースが流れると、劉氏の妻が住む北京の自宅に海外メディアが殺到
だから以下などは犯罪行為が暴かれて狼狽する犯罪者の反論というべきか。社説が同委員会に見せる批判は、実に激越ではあるが説得力が感じられない。
―――ノーベル賞委員会が劉暁波の服役期間を選んで彼に授与したのは、彼個人への激励というより、中国の司法制度への軽視と挑戦というべきだろう。
―――賞の授与を通じて偏執狂のように現代中国を否定している。中国はこれまで二人が受賞している。ダライ(ダライ・ラマ法王)と劉暁波だ。前者は中国の民族分離主義の代表的人物で、後者は西側の政治制度を中国に持ち込み、現行の法律をボイコットするよう訴えている人間。
―――西側がどう見ようと、二人が中国の平和と発展に対する建設的な力になっていないことは明らかだ。平和賞を彼らに与えることは、大多数の中国人を尊重することなく、西側イデオロギーを傲慢に見せ付けることなのだ。
■中共に配慮しては犠牲者拡大は防げない
ここまで書けば、多くの人は気が付くのではないだろうか。今回の平和賞授与は、明らかに中共政権のアキレス腱を付くものであったということを。そして中共の暴力統治、そしてその延長線上にある対外膨張を阻止するには、その致命的弱点を攻撃し、中共を弱体化し、解体へと追いやるべきであることを。
要するにあの政権の「宣伝」に惑わされず、あるいは配慮することなく、「暴力は止めろ」と非難すればいいのだ。
潘基文事務総長が今回、「祝意」はっきりと表明できなかったのは、まだ中共の暴力隠蔽の「宣伝」に配慮しているからに他ならない。しかしこのような姿勢で、中共の「暴力」からいかに犠牲者たちを解放するのか。また今後の犠牲拡大をいかに防止できるのか。
■世界最大の反中国世論を巻き起こせ
菅直人首相にしても同様だ。記者団から「中国の人権状況にどのような変化を期待するか」と聞かれても、「普遍的価値である人権について、ノルウェーのノーベル賞委員会がそういう評価をし、メッセージを込めて賞を出した。そのことをしっかりと受け止めておきたい」としかいわなかった。
人権を尊重せよとの「メッセージ」を、嫌がる中共に代わって自分が受け止めたかのようなコメントだが、いったいそれは何のためなのか。
劉暁波氏の受賞を機に、中共の人権弾圧、平和攪乱からアジアを守れとの気運が高まろうとしている今、このような中共の傀儡の如き政権は何としても邪魔である。
いずれにせよアジア最大の民主主義国家、日本に今求められるのは、中国、あるいは国際社会に向け、中共の人権弾圧、人命蹂躙に断固反対する声を上げることだ。
目指すは邪悪なる中共の解体だ。政府がダメならまずは世論から。世界最大の反中世論国家を目指すのだ。
劉暁波氏に関しては、もちろん即時釈放を求めるべきだ。平和賞受賞ををなぜ牢獄に閉じ込め続けなければならないのか。
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10.16 中国大使館包囲!尖閣侵略糾弾!国民大行動
10月16日(土)
14時00分 集会 ※ 集合場所は地下鉄「乃木坂」駅近辺の公園を予定 (調整中)
15時30分 デモ行進 出発 → 終了後、中国大使館前にて抗議行動
主催 頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会
ご連絡先 頑張れ日本!全国行動委員会 http://www.ganbare-nippon.net/ TEL 03-5468-9222
※ チラシ(PDF版)は こちら → http://www.ch-sakura.jp/sakura/protest-aggressionsenkaku1016_flyer.pdf
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昨年、オバマ米大統領が同賞を受賞した際、「心からの歓迎と祝意」を表明した潘基文国連事務総長だが、今年十月八日の中国の民主活動家、劉暁波氏の受賞については「人権状況の世界各地での改善を望む国際的な合意が形成されつつあることの表れだ」などと慎重な表現にとどめたのはいうまでもなく、中共がこの問題で激怒しており、そうせざるを得なかったからだ。

劉暁波氏。民主改革を訴えたため、現在は遼寧省の錦
州監獄で懲役11年の刑に服している
現在中共が今回の平和賞授与を西側からの対中攻撃と捉え、大きな危機感を抱いていることは、中共機関紙「人民日報」系の国際情報紙「環球時報」が九日に掲載した社説を読めば明らかだ。
■平和賞授与を政権転覆の策動と見る中共
それによると、
―――ノーベル平和賞とは「ノーベル」のブランドを借り、西側イデオロギーを世界に押し付けるもの。
―――前世紀にはソ連に反対する多くの人々に授与された。ソ連を直接崩壊させたゴルバチョフにもだ。
―――西側にとっての劉暁波問題とは、司法に関する問題ではなく、いかに中国を政治面で多元化させ、西側のように変えるかの問題なのだ。
六・四天安門虐殺事件を見てもわかるように、中共が最も恐れるのは「和平演変」、すなわち西側から流入してくる民主主義情報などによって、ソ連の如く社会主義政権が転覆する事態であるが、今回の授与を中共は、ノルウェー・ノーベル賞委員会による露骨な和平演変の策動と見ているのである。
■犯罪がばれて狼狽する犯罪者の如き反応
そしてこれは決して中共の過剰反応などではない。悪辣な「暴力」統治を加えながら、その悪辣さを隠蔽、粉飾する「宣伝」を行い、辛うじて十五億人民の上で政権を維持しているのが中共だ。ところがノーベル賞委員会はその「宣伝」を打ち破り、「暴力」の悪辣さを、国際社会に向けてありのままに暴いてしまったのだから、まさに武器を用いない中共政権転覆を目論む陰謀、攻撃と映るわけである。

受賞のニュースが流れると、劉氏の妻が住む北京の自宅に海外メディアが殺到
だから以下などは犯罪行為が暴かれて狼狽する犯罪者の反論というべきか。社説が同委員会に見せる批判は、実に激越ではあるが説得力が感じられない。
―――ノーベル賞委員会が劉暁波の服役期間を選んで彼に授与したのは、彼個人への激励というより、中国の司法制度への軽視と挑戦というべきだろう。
―――賞の授与を通じて偏執狂のように現代中国を否定している。中国はこれまで二人が受賞している。ダライ(ダライ・ラマ法王)と劉暁波だ。前者は中国の民族分離主義の代表的人物で、後者は西側の政治制度を中国に持ち込み、現行の法律をボイコットするよう訴えている人間。
―――西側がどう見ようと、二人が中国の平和と発展に対する建設的な力になっていないことは明らかだ。平和賞を彼らに与えることは、大多数の中国人を尊重することなく、西側イデオロギーを傲慢に見せ付けることなのだ。
■中共に配慮しては犠牲者拡大は防げない
ここまで書けば、多くの人は気が付くのではないだろうか。今回の平和賞授与は、明らかに中共政権のアキレス腱を付くものであったということを。そして中共の暴力統治、そしてその延長線上にある対外膨張を阻止するには、その致命的弱点を攻撃し、中共を弱体化し、解体へと追いやるべきであることを。
要するにあの政権の「宣伝」に惑わされず、あるいは配慮することなく、「暴力は止めろ」と非難すればいいのだ。
潘基文事務総長が今回、「祝意」はっきりと表明できなかったのは、まだ中共の暴力隠蔽の「宣伝」に配慮しているからに他ならない。しかしこのような姿勢で、中共の「暴力」からいかに犠牲者たちを解放するのか。また今後の犠牲拡大をいかに防止できるのか。
■世界最大の反中国世論を巻き起こせ
菅直人首相にしても同様だ。記者団から「中国の人権状況にどのような変化を期待するか」と聞かれても、「普遍的価値である人権について、ノルウェーのノーベル賞委員会がそういう評価をし、メッセージを込めて賞を出した。そのことをしっかりと受け止めておきたい」としかいわなかった。
人権を尊重せよとの「メッセージ」を、嫌がる中共に代わって自分が受け止めたかのようなコメントだが、いったいそれは何のためなのか。
劉暁波氏の受賞を機に、中共の人権弾圧、平和攪乱からアジアを守れとの気運が高まろうとしている今、このような中共の傀儡の如き政権は何としても邪魔である。
いずれにせよアジア最大の民主主義国家、日本に今求められるのは、中国、あるいは国際社会に向け、中共の人権弾圧、人命蹂躙に断固反対する声を上げることだ。
目指すは邪悪なる中共の解体だ。政府がダメならまずは世論から。世界最大の反中世論国家を目指すのだ。
劉暁波氏に関しては、もちろん即時釈放を求めるべきだ。平和賞受賞ををなぜ牢獄に閉じ込め続けなければならないのか。
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10月16日(土)
14時00分 集会 ※ 集合場所は地下鉄「乃木坂」駅近辺の公園を予定 (調整中)
15時30分 デモ行進 出発 → 終了後、中国大使館前にて抗議行動
主催 頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会
ご連絡先 頑張れ日本!全国行動委員会 http://www.ganbare-nippon.net/ TEL 03-5468-9222
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