与那国上空「防空識別圏」変更を台湾に拒否させる中国
2010/06/25/Fri
■「台湾は認める」と期待していた政府
防衛省は六月二十五日、日本最西端の与那国島の真上を通る東経百二十三度に設定されていた日台の「防空識別圏」(ADIZ)の境界線(東側三分の一が日本、西側三分の二が台湾)を、台湾寄りの島の西側の領空外に変更した。
従来の日本の防空識別圏
ADIZは各国が領空侵犯に備えるため、領空の外側に設ける空域だ。そこに通報なく侵入した場合、迎撃戦闘機のスクランブルの対象となるわけだが、これまで領空の内側にADIZがあるという不自然な事態にあった。
沖縄復帰前に米軍が設定していたものだが、その後も日本側が中国への配慮や、国交を持たない台湾側と交渉を進めにくかったなどの理由で、長く放置してきた。
しかし「夜間の急患輸送や民間機に遅れが出たときにスクランブルにならないか」(外間守吉・与那国町長)などの懸念から、島からは変更を求める声が上がっていた。
そこで五月二十三日、鳩山由紀夫首相(当時)が仲井真弘多沖縄県知事と会談した際、これを変更する意向を伝えた。政府も二十六日、この方針を正式に決めた。その際、「台湾側は認めてくれるだろう」との見方も示していた。
■外交部は「日台関係優先」の立場だったが…
ところが意外にも台湾の外交部は同月二十九日、「日本側が事前に我々と十分な連絡をとらなかったのは遺憾だ。この問題は我が国の主権と空域の保全にかかわり、日本の決定を受け入れようがない」と反発を見せたのだ。
台湾での報道によると、実は当初外交部は理性的な対応を考えていた。日本のこの措置を尊重するつもりだったのだ。
これが日本の主権拡張の動きではなく、台湾側も一貫して「台湾のADIZと言う名の日本の領空」を侵犯しないよう努めてきた。そこで対日関係優先の立場で、受け入れる方針だったのだが、ここで無意味な横槍が入った。
国家安全部門や一部の軍幹部、議員から強い反対の声が上がったのだ。

今後は識別圏の主張が日台間で異なることになる

日本の措置を受け入れられないと表明する馬英九総統
かくして外交部は主張を変えざるを得なくなった。そして日本側の発表から三日後に声明を出したわけだが、それでも「遅い。日本に軟弱だ」との批判をぶつけられた。
ただ注意を要するべきことは、こうした台湾のヒステリックな反日言論の多くは、たいてい中国側には有利なものであると言うことだ。
■中国の介入で台中分断vs日台分断の構図
そこで中国側の見方を見てみよう。
香港の大公報(電子版)は五月二十八日、日本の措置には「今日新たな歴史の起点に立ち、不断に融合を進めている台湾海峡両岸の関係に対する挑戦だ」と論評した。
そして三月に北沢俊美防衛相が与那国島を視察した際、「台湾までわずか百十一キロのこの地点は、防衛上重要な位置を占める」と述べるなど、同島に陸自部隊を派遣しようとする日本の動きに触れ、「日本の与那国島への駐兵は国家防衛のためだけではない。日台関係をレベルアップさせようと思っているのだ」と指摘、「事実上、日本は防空識別圏を台湾に面した海上に拡大することは、中日軍事摩擦の可能性を大きく高めるものである。春へと向かう両国関係は再び厳冬へと戻るかも知れない」と日本側に警告を発している。
実に傲慢と言うしかないわけだが、どうも日本が「台中分断」の策略に出ていると言いたいらしい。
台湾でも五月二十七日の国会国防委員会で、これと同じような主張が見られた。国民党の張顕耀議員が「日本の今回の要求は与那国島で軍を駐留させ、中国に対抗するためのものだ。日本の防空安全のため、台湾を犠牲にするのか」「これを受け入れれば釣魚島の主権は日本にあると承認するに等しい」として「日本の要求を断固拒否せよ」と国防部に訴えたのだ。これは明らかに「日台分断」を目論むものだろう。
与那国島への陸自部隊派遣は、台湾有事への備えとも言うことができる。中国は台湾を攻略する際、この島の周辺海域で日米海軍の接近を阻止するものと見られている。あるいは台湾東部での上陸作戦の拠点として、この島を占領する可能性すら高いのだ。

台湾東海岸での上陸作戦では、与那国島が中国軍の拠点になる恐れが
だからこの議員の訴えは、どう見て中国の側に加担する利敵のものとしか思えない。台湾の「反日」政治家は、「親中」「売台」がほとんど。
もっとも日本でも「親中」はおおよそ「反日」「売日」だが。
■なお中国に対抗の意志ある民主党政権
ADIZが変更された六月二十五日、台湾の外交部はあらためて「遺憾」の意を表し、「受け入れられない」と声明した。
これについて英BBCは同日、「日本での分析によれば、今回の決定は台湾に対するものではなく、中国の軍事力拡大を懸念した南西諸島の防衛強化の一措置だ」とした上で、次のように論評する。
―――台湾は冷戦時代、日米からは共産国家包囲網の一環と看做され、冷戦後は李登輝、陳水扁と言う二人の民選総統が日米などとの関係を強化し、共同で中国の軍事圧力に対処しようと主張していた。
―――ところが現総統の馬英九は、北京に対抗する政策は台湾を国際社会でのトラブルメーカーとするものと語っている。その親北京の政策は日米の一部の人々の台湾の戦略的地位に関する思考を切り替えさせている。
在台中国人である馬英九は、なぜ台湾人のためなどに祖国「中国」に対抗しなければならないのかと考えているようだ。従って「中国の嫌がることはしない」。
中国の影響下に沈みつつある台湾の馬英九政権の姿をここにおいて見る思いだ。台湾及び台湾国民はこの政権により、知らず知らずのうちに日米陣営から切り離されようとしている。
それに比べて日本はなお、中国に対抗する意志があるらしい。同じく「媚中」と称される民主党政権もここで中国に屈すれば、西南諸島の防衛体制がどれほどに危機に瀕するかが想像できよう。
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台湾研究フォーラム 第136回定例会

■講師 永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長)
■演題 東アジア安保から見た菅直人政権―「第一列島線」上に出現した危機的存在
いずれの勢力下に置くかの戦略上、米中が争う第一列島線。その線上に位置する日本で発足した菅直人政権。日米同盟重視の現実主義路線を掲げながらも、その一方で中国に屈従する思想、情念を包み隠せずにいる。国民はこれからも民主党政権の外交、安保政策上の迷走に売りまわされ続けるか。
講師略歴:(ながやま・ひでき)昭和36年、埼玉県生まれ。法政大学法学部法律学科卒。台湾は我が国の生命線、運命共同体であるとの見地から、日台関係の強化と正常化、台湾報道の正常化、台湾独立建国の支援、台湾国連加盟の支援等を訴える活動を展開している。著書に『日本の命運は台湾にあり』(まどか出版)。共著書に『台湾と日本交流秘話』(展転社)、『国士内田良平-その思想と行動』(展転社)、『シナ人とは何か』(展転社)。共訳書に『台湾国民中学歴史教科書・台湾を知る』(雄山閣)がある。台湾研究フォーラム会長、日本李登輝友の会理事、「頑張れ日本!全国行動委員会」常任幹事。
【日 時】 平成22年7月3日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京シビックセンター 3F会議室 (※文京区民センターではありません)
JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩2分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,000円、学生1,000円)
【申込み】 7月2日まで右記へ。E-mail:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
【問合せ】 090-4138-6397
■会員募集中―台湾は日本の生命線です。台湾建国、日台共栄の運動にぜひ参与を。年会費は2000円。定例会会場で受け付けます。
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7月4日「7・5ウルムチ虐殺一周年抗議デモ」案内

http://uyghur-j.org/news_20100704.html
今回のデモ行進は、2009年7月5日、中国ウイグル地域のウルムチで発生した「ウルムチ事件」から一年を迎えるにあたり、世界各国のウイグル人組織を統括する「世界ウイグル会議」が呼びかける「世界同時抗議」の一環としてのデモ行進です。
武装警察がウイグル人の平和的なデモ行進を武力鎮圧し、多くのウイグル人を殺害・逮捕、拘禁した「ウルムチ事件」から一年。これまでの間に、「容疑者」として逮捕・拘束されたウイグル人ら9人に死刑が執行されるという衝撃的な出来事が起こりました。そして、未だに多くのウイグル人が逮捕・拘禁の身となっているなど、「ウルムチ事件」は一年を経過した今も続いており、終わってはいません。
私達、日本ウイグル協会は、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努める国際社会において、その名誉ある地位を占めたいと憲法で宣誓している日本国に居を構えております。
故に、日本ウイグル協会はその理念を遵守し、今回のデモ行進を通じ、中国政府や多くの方に以下のことを訴えて参ります。
・民族浄化政策下に置かれているウイグル人の境遇の改善
・容疑者として、現在も囚われの身になっているウイグル人の即時解放
・政治的中立な調査団の受け入れによる、事件の真相究明
さらには、中国政府に対し、中国国内で発生している人権問題を全面的に解決させ、ウイグル人や抑圧を受ける多くの人々に多様な自由が与えられない限り、 未来における中国の発展は断じて無いことを訴え、強い警告を発して参ります。
皆様のご賛同を頂ければ幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。
[集合場所] 常盤橋公園
※地下鉄半蔵門線三越前駅から徒歩2分、大手町駅から徒歩4分、
銀座線三越前駅から徒歩5分、JR東京駅から徒歩6分
[日時] 平成22年7月4日(日) 集合開始 15:30
出発 16:00 解散 17:00
[コース予定] 常盤橋公園→八重洲中央口前→数寄屋橋→日航ホテル前右→日比谷公園解散
[主催] 特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 イリハム・マハムティ
※お問合わせ HP:http://uyghur-j.org E-MAIL:info@uyghur-j.org
[協賛団体] チベット問題を考える会、モンゴル自由連盟党、内モンゴル人民党、台湾研究フォーラム、在日台湾人アジア人権問題研究会
※東トルキスタンの旗をイメージした水色の服やタオルなどを身に着けての参加を歓迎します。
※デモ行進で揚げる旗については、7・5ウルムチ事件に対して中国政府に抗議する立場であれば、どの民族支援の旗も、どの団体組織の旗でもご自由にお持ちください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※マスコミなどに撮影されると個人的に問題がある方はマスクなどで顔を隠してご参加ください。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。
[禁止事項]
平和的な抗議行動です。ウイグル人のために過激な行動は起こさないようお願いいたします。
※警察やマスコミへの挑発行為。
※沿道の見学者や中国人観光客などへの挑発行為。
※拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール。
※日本の政党や政治家、または候補者に関するプラカードの持参やシュプレヒコール。
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防衛省は六月二十五日、日本最西端の与那国島の真上を通る東経百二十三度に設定されていた日台の「防空識別圏」(ADIZ)の境界線(東側三分の一が日本、西側三分の二が台湾)を、台湾寄りの島の西側の領空外に変更した。

従来の日本の防空識別圏
ADIZは各国が領空侵犯に備えるため、領空の外側に設ける空域だ。そこに通報なく侵入した場合、迎撃戦闘機のスクランブルの対象となるわけだが、これまで領空の内側にADIZがあるという不自然な事態にあった。
沖縄復帰前に米軍が設定していたものだが、その後も日本側が中国への配慮や、国交を持たない台湾側と交渉を進めにくかったなどの理由で、長く放置してきた。
しかし「夜間の急患輸送や民間機に遅れが出たときにスクランブルにならないか」(外間守吉・与那国町長)などの懸念から、島からは変更を求める声が上がっていた。
そこで五月二十三日、鳩山由紀夫首相(当時)が仲井真弘多沖縄県知事と会談した際、これを変更する意向を伝えた。政府も二十六日、この方針を正式に決めた。その際、「台湾側は認めてくれるだろう」との見方も示していた。
■外交部は「日台関係優先」の立場だったが…
ところが意外にも台湾の外交部は同月二十九日、「日本側が事前に我々と十分な連絡をとらなかったのは遺憾だ。この問題は我が国の主権と空域の保全にかかわり、日本の決定を受け入れようがない」と反発を見せたのだ。
台湾での報道によると、実は当初外交部は理性的な対応を考えていた。日本のこの措置を尊重するつもりだったのだ。
これが日本の主権拡張の動きではなく、台湾側も一貫して「台湾のADIZと言う名の日本の領空」を侵犯しないよう努めてきた。そこで対日関係優先の立場で、受け入れる方針だったのだが、ここで無意味な横槍が入った。
国家安全部門や一部の軍幹部、議員から強い反対の声が上がったのだ。

今後は識別圏の主張が日台間で異なることになる

日本の措置を受け入れられないと表明する馬英九総統
かくして外交部は主張を変えざるを得なくなった。そして日本側の発表から三日後に声明を出したわけだが、それでも「遅い。日本に軟弱だ」との批判をぶつけられた。
ただ注意を要するべきことは、こうした台湾のヒステリックな反日言論の多くは、たいてい中国側には有利なものであると言うことだ。
■中国の介入で台中分断vs日台分断の構図
そこで中国側の見方を見てみよう。
香港の大公報(電子版)は五月二十八日、日本の措置には「今日新たな歴史の起点に立ち、不断に融合を進めている台湾海峡両岸の関係に対する挑戦だ」と論評した。
そして三月に北沢俊美防衛相が与那国島を視察した際、「台湾までわずか百十一キロのこの地点は、防衛上重要な位置を占める」と述べるなど、同島に陸自部隊を派遣しようとする日本の動きに触れ、「日本の与那国島への駐兵は国家防衛のためだけではない。日台関係をレベルアップさせようと思っているのだ」と指摘、「事実上、日本は防空識別圏を台湾に面した海上に拡大することは、中日軍事摩擦の可能性を大きく高めるものである。春へと向かう両国関係は再び厳冬へと戻るかも知れない」と日本側に警告を発している。
実に傲慢と言うしかないわけだが、どうも日本が「台中分断」の策略に出ていると言いたいらしい。
台湾でも五月二十七日の国会国防委員会で、これと同じような主張が見られた。国民党の張顕耀議員が「日本の今回の要求は与那国島で軍を駐留させ、中国に対抗するためのものだ。日本の防空安全のため、台湾を犠牲にするのか」「これを受け入れれば釣魚島の主権は日本にあると承認するに等しい」として「日本の要求を断固拒否せよ」と国防部に訴えたのだ。これは明らかに「日台分断」を目論むものだろう。
与那国島への陸自部隊派遣は、台湾有事への備えとも言うことができる。中国は台湾を攻略する際、この島の周辺海域で日米海軍の接近を阻止するものと見られている。あるいは台湾東部での上陸作戦の拠点として、この島を占領する可能性すら高いのだ。

台湾東海岸での上陸作戦では、与那国島が中国軍の拠点になる恐れが
だからこの議員の訴えは、どう見て中国の側に加担する利敵のものとしか思えない。台湾の「反日」政治家は、「親中」「売台」がほとんど。
もっとも日本でも「親中」はおおよそ「反日」「売日」だが。
■なお中国に対抗の意志ある民主党政権
ADIZが変更された六月二十五日、台湾の外交部はあらためて「遺憾」の意を表し、「受け入れられない」と声明した。
これについて英BBCは同日、「日本での分析によれば、今回の決定は台湾に対するものではなく、中国の軍事力拡大を懸念した南西諸島の防衛強化の一措置だ」とした上で、次のように論評する。
―――台湾は冷戦時代、日米からは共産国家包囲網の一環と看做され、冷戦後は李登輝、陳水扁と言う二人の民選総統が日米などとの関係を強化し、共同で中国の軍事圧力に対処しようと主張していた。
―――ところが現総統の馬英九は、北京に対抗する政策は台湾を国際社会でのトラブルメーカーとするものと語っている。その親北京の政策は日米の一部の人々の台湾の戦略的地位に関する思考を切り替えさせている。
在台中国人である馬英九は、なぜ台湾人のためなどに祖国「中国」に対抗しなければならないのかと考えているようだ。従って「中国の嫌がることはしない」。
中国の影響下に沈みつつある台湾の馬英九政権の姿をここにおいて見る思いだ。台湾及び台湾国民はこの政権により、知らず知らずのうちに日米陣営から切り離されようとしている。
それに比べて日本はなお、中国に対抗する意志があるらしい。同じく「媚中」と称される民主党政権もここで中国に屈すれば、西南諸島の防衛体制がどれほどに危機に瀕するかが想像できよう。
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台湾研究フォーラム 第136回定例会

■講師 永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長)
■演題 東アジア安保から見た菅直人政権―「第一列島線」上に出現した危機的存在
いずれの勢力下に置くかの戦略上、米中が争う第一列島線。その線上に位置する日本で発足した菅直人政権。日米同盟重視の現実主義路線を掲げながらも、その一方で中国に屈従する思想、情念を包み隠せずにいる。国民はこれからも民主党政権の外交、安保政策上の迷走に売りまわされ続けるか。
講師略歴:(ながやま・ひでき)昭和36年、埼玉県生まれ。法政大学法学部法律学科卒。台湾は我が国の生命線、運命共同体であるとの見地から、日台関係の強化と正常化、台湾報道の正常化、台湾独立建国の支援、台湾国連加盟の支援等を訴える活動を展開している。著書に『日本の命運は台湾にあり』(まどか出版)。共著書に『台湾と日本交流秘話』(展転社)、『国士内田良平-その思想と行動』(展転社)、『シナ人とは何か』(展転社)。共訳書に『台湾国民中学歴史教科書・台湾を知る』(雄山閣)がある。台湾研究フォーラム会長、日本李登輝友の会理事、「頑張れ日本!全国行動委員会」常任幹事。
【日 時】 平成22年7月3日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京シビックセンター 3F会議室 (※文京区民センターではありません)
JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩2分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,000円、学生1,000円)
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今回のデモ行進は、2009年7月5日、中国ウイグル地域のウルムチで発生した「ウルムチ事件」から一年を迎えるにあたり、世界各国のウイグル人組織を統括する「世界ウイグル会議」が呼びかける「世界同時抗議」の一環としてのデモ行進です。
武装警察がウイグル人の平和的なデモ行進を武力鎮圧し、多くのウイグル人を殺害・逮捕、拘禁した「ウルムチ事件」から一年。これまでの間に、「容疑者」として逮捕・拘束されたウイグル人ら9人に死刑が執行されるという衝撃的な出来事が起こりました。そして、未だに多くのウイグル人が逮捕・拘禁の身となっているなど、「ウルムチ事件」は一年を経過した今も続いており、終わってはいません。
私達、日本ウイグル協会は、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努める国際社会において、その名誉ある地位を占めたいと憲法で宣誓している日本国に居を構えております。
故に、日本ウイグル協会はその理念を遵守し、今回のデモ行進を通じ、中国政府や多くの方に以下のことを訴えて参ります。
・民族浄化政策下に置かれているウイグル人の境遇の改善
・容疑者として、現在も囚われの身になっているウイグル人の即時解放
・政治的中立な調査団の受け入れによる、事件の真相究明
さらには、中国政府に対し、中国国内で発生している人権問題を全面的に解決させ、ウイグル人や抑圧を受ける多くの人々に多様な自由が与えられない限り、 未来における中国の発展は断じて無いことを訴え、強い警告を発して参ります。
皆様のご賛同を頂ければ幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。
[集合場所] 常盤橋公園
※地下鉄半蔵門線三越前駅から徒歩2分、大手町駅から徒歩4分、
銀座線三越前駅から徒歩5分、JR東京駅から徒歩6分
[日時] 平成22年7月4日(日) 集合開始 15:30
出発 16:00 解散 17:00
[コース予定] 常盤橋公園→八重洲中央口前→数寄屋橋→日航ホテル前右→日比谷公園解散
[主催] 特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 イリハム・マハムティ
※お問合わせ HP:http://uyghur-j.org E-MAIL:info@uyghur-j.org
[協賛団体] チベット問題を考える会、モンゴル自由連盟党、内モンゴル人民党、台湾研究フォーラム、在日台湾人アジア人権問題研究会
※東トルキスタンの旗をイメージした水色の服やタオルなどを身に着けての参加を歓迎します。
※デモ行進で揚げる旗については、7・5ウルムチ事件に対して中国政府に抗議する立場であれば、どの民族支援の旗も、どの団体組織の旗でもご自由にお持ちください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※マスコミなどに撮影されると個人的に問題がある方はマスクなどで顔を隠してご参加ください。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。
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※警察やマスコミへの挑発行為。
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