「台湾」を名乗る中国人に騙されない方法
2015/10/04/Sun
最近、台湾の自由貿易港を経由して欧州へ向かう中国製のソーラ製品、ねじ、自転車等が「Made in TIAWAN」と表示されていることが発覚し、EUが警戒中。台湾の鄧振中経済部長(経済相)は、「不良業者が質の悪い製品を台湾製と表示している。台湾のほとんどのメーカーはルールに従っていることをEU側に伝えなければ」と頭を抱えているという。

この偽装表示の目的は、EUの相殺関税を免れるのが目的のようだ。
騙せる者はとことん騙せ、と言うのが中国人の人生訓のようなものなのだが、その中国はこれまで日本に対しては、「Made in China」を敬遠しがちな消費者を騙そうと、「Made in PRC」(PRCは中華人民共和国の英語表記の略。日本人にはあまり馴染みがない)を用いるなどしてきた。
それでは、それと同じ目的で、「Made in Tiawan」との生産地偽装もしているのだろうか。それについては定かではないが、ただ少なくとも、在日中国人による「台湾」との「偽称」「詐称」はたくさん見られる。
たとえば最近では、中国人がやっている「台湾料理店」が増えているが、実際は看板だけで、中身はただの中国料理店という例が多い。つまりメニューの多くは、どこにでもある中国料理なのだ(特に中国北方料理が多い気がする)。ただ台湾でも中国料理は一般的で、北方料理でも何でもあるため、必ずしも「台湾料理ではない」とは言いきれないところもあるが、しかし台湾独自の味を期待してきた消費者を騙すことには変わりないだろう。
親台感情が広がりつつある日本において、まだまだ珍しい「台湾料理」の看板を掲げて客を呼び込むという策略は、大したものといえる。
ちなみにメニューに「台湾ラーメン」がある「台湾料理店」は、すべてではないけれども、「偽台湾」の可能性が高い。なぜならその料理は日本生まれ(名古屋の特産)で、台湾では見られないものだからだ。
それから「偽台湾」の例としては、「女」というのもある。たとえばJR赤羽駅付近で夜になると中国人女性が大量に出現し、道行く男性に声をかけるが、彼女たちに出身国を聞くと、みな「台湾」と答える。そこで台湾の国歌が歌えるかどうかをテストすると、誰一人歌えない。
これもまた、台湾人女性なら中国人よりも安心だと思いがちな男の心理に付け込んだ詐欺といえる。在日アフリカ人が米国人と詐称し、日本人女性に近づこうとするのと同じ手口だ。
さて、尖閣問題で日本人の反中感情が高まり、中国人がそれに脅えて日本観光を躊躇した数年前の話だ。台湾では「日本人は台湾人になら親切だ。我々なら日本へ行っても安全だ」との声があるのに対し、「東京で中国語を喋ったら中国人と誤解され、嫌われるのでは」と心配する人たちもいた。
私は前者の考え方には同意するが、しかし後者のようなケースは少なくないと見ている。なぜなら日本人の多くは、台湾人と中国人との見分けが必ずしもつかない。
私は長年台湾と交流してきたので、両者の違いは見抜ける方だ。比較のポイントは言葉、顔の表情、服装、雰囲気といったところか。近年の中国人の若者は随分垢抜けし、台湾人に似てきているので見分けが付かない時もあるが、慣れてくれば何となく違いはわかってくるものだ。料理にしても経験と知識があれば違いはすぐにわかる。
要するにもっと台湾と交流すればいいのである。それから大事なのは、「台湾人も中国人だ」との先入観を先ずは捨てることだ。
日本人が最も親しみを抱く国が台湾で、最も抱かないのが中国であるのなら、それぞれの人の違いくらいは把握できるようになりたいものだ。
【過去の関連記事】
日本で台湾人と中国人を見分ける方法/「真の友人」を大切に 12/07/04
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1894.html
台湾人はなぜ善良か―中国人との異なりを考える 15/04/16
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2554.html
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この偽装表示の目的は、EUの相殺関税を免れるのが目的のようだ。
騙せる者はとことん騙せ、と言うのが中国人の人生訓のようなものなのだが、その中国はこれまで日本に対しては、「Made in China」を敬遠しがちな消費者を騙そうと、「Made in PRC」(PRCは中華人民共和国の英語表記の略。日本人にはあまり馴染みがない)を用いるなどしてきた。
それでは、それと同じ目的で、「Made in Tiawan」との生産地偽装もしているのだろうか。それについては定かではないが、ただ少なくとも、在日中国人による「台湾」との「偽称」「詐称」はたくさん見られる。
たとえば最近では、中国人がやっている「台湾料理店」が増えているが、実際は看板だけで、中身はただの中国料理店という例が多い。つまりメニューの多くは、どこにでもある中国料理なのだ(特に中国北方料理が多い気がする)。ただ台湾でも中国料理は一般的で、北方料理でも何でもあるため、必ずしも「台湾料理ではない」とは言いきれないところもあるが、しかし台湾独自の味を期待してきた消費者を騙すことには変わりないだろう。
親台感情が広がりつつある日本において、まだまだ珍しい「台湾料理」の看板を掲げて客を呼び込むという策略は、大したものといえる。
ちなみにメニューに「台湾ラーメン」がある「台湾料理店」は、すべてではないけれども、「偽台湾」の可能性が高い。なぜならその料理は日本生まれ(名古屋の特産)で、台湾では見られないものだからだ。
それから「偽台湾」の例としては、「女」というのもある。たとえばJR赤羽駅付近で夜になると中国人女性が大量に出現し、道行く男性に声をかけるが、彼女たちに出身国を聞くと、みな「台湾」と答える。そこで台湾の国歌が歌えるかどうかをテストすると、誰一人歌えない。
これもまた、台湾人女性なら中国人よりも安心だと思いがちな男の心理に付け込んだ詐欺といえる。在日アフリカ人が米国人と詐称し、日本人女性に近づこうとするのと同じ手口だ。
さて、尖閣問題で日本人の反中感情が高まり、中国人がそれに脅えて日本観光を躊躇した数年前の話だ。台湾では「日本人は台湾人になら親切だ。我々なら日本へ行っても安全だ」との声があるのに対し、「東京で中国語を喋ったら中国人と誤解され、嫌われるのでは」と心配する人たちもいた。
私は前者の考え方には同意するが、しかし後者のようなケースは少なくないと見ている。なぜなら日本人の多くは、台湾人と中国人との見分けが必ずしもつかない。
私は長年台湾と交流してきたので、両者の違いは見抜ける方だ。比較のポイントは言葉、顔の表情、服装、雰囲気といったところか。近年の中国人の若者は随分垢抜けし、台湾人に似てきているので見分けが付かない時もあるが、慣れてくれば何となく違いはわかってくるものだ。料理にしても経験と知識があれば違いはすぐにわかる。
要するにもっと台湾と交流すればいいのである。それから大事なのは、「台湾人も中国人だ」との先入観を先ずは捨てることだ。
日本人が最も親しみを抱く国が台湾で、最も抱かないのが中国であるのなら、それぞれの人の違いくらいは把握できるようになりたいものだ。
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日本で台湾人と中国人を見分ける方法/「真の友人」を大切に 12/07/04
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