中国の侵略体質を批判できない日本の識者たち/「北京―東京フォーラム」は日中関係の縮図だ
2009/11/07/Sat
日中の有識者による「第5回北京―東京フォーラム」(言論NPO、チャイナ・デーリー主催)が十一月二日と三日、中国の大連で開催された。
同フォーラムは05年に中国各地で起きた反日暴動をきっかけに、そうした政治レベルでの関係悪化を「民」の力で解決しようと発足したもの。

開会に当たっては鳩山由紀夫首相のメッセージも披露され、全体会議のほか、経済対話、メディア対話、安全保障対話などの分科会が持たれた。
そのうち、二日に行われた安全保障対話だが、議題は「日中協力体制とアジアの安全」。前半の日本側パネリストは明石康氏(元国連事務次長)、白石隆氏(政策研究大学院大学客員教授)、山口昇氏(防衛大学校総合安全保障研究科教授、元陸上自衛隊陸将)。
中国側は林麗韞氏(中華全国帰国華僑聯合会元副主席)、李秀石氏(上海国際問題研究所日本研究室主任)、王錦思氏(北京大学・中日コミュニケーションセンター常務理事)。基調報告は藤田幸久氏(参議院議員、民主党国際局長)、呉江浩氏(中国外交部アジア司副司長)。
後半部の日本側パネリストは、高原明生氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)、明石氏。
中国側からは胡飛躍氏(中国医学科学院衛生政策・管理研究室)。基調報告は山口氏と呉傑明氏(中国人民解放軍国防大学軍隊建設・政治活動部副主任)。
そして司会は前、後半を通じて若宮啓文氏(朝日新聞社コラムニスト)と劉江永氏(清華大学国際問題研究所教授)が務めたわけだが、ここでは双方が日中の協力に関して議論を進める中、中国側に見られた日本への「不満と要求」の発言を紹介したい。
それは自国が及ぼす脅威を否定したり、日米同盟にケチをつけたり、歴史・領土問題で屈服を求めたりとさまざまだが、ここでおそらく日本人にとって意外なのは、多くが台湾問題に触れていることだろう。
日本人一般は自国の安保問題としては捉えていないが、中国にとっては日米安保体制こそが台湾併合の国家目標を阻害していると重大視しているのである。
しかし台湾併呑とは対外領土拡張と言う侵略行為であるはずだ。「台湾問題は内政問題」と主張する中国だが、それは侵略行為を正当化するための宣伝に過ぎないのだ。
以下はフォーラム公式サイトの速報記事からの引用だ。二十一世紀のナチスドイツとも言うべき侵略主義的発言が次から次へと飛び出しているのがわかる。
なお、それに対する日本側の反応については後述したい。
■林麗韞氏
―――台湾問題は中国の内政問題ですから、世界は中国の立場を考えなければなりません。我々の努力にもかかわらず、一部の台湾出身の人に台湾独立の立場が見られます。これは平和発展に抵抗するものであるにもかかわらず、海外で支持している人までいます。これは内政問題なので侵害すべきではありません。
―――チベットの問題も地元の人は平和を望んでいますが、一部の人がそれを阻止しています。
―――日米同盟に特に反対はしませんが、防衛システム、つまり中国の内政問題をその中に入れることについては懸念しています。ここが明確にならないと中日関係はよくならないのではないでしょうか。
―――福田元首相が訪中したときに彼は台湾の独立に反対すると言い、これには感激しました。
―――鳩山総理も外交面において新しい傾向を持つことを期待します。望みとしては中日双方が今までの出来た4つの共同宣言に基づいて、内政問題に介入することに反対していただきたい。
■李秀石氏
―――日本はアジアの多国間安保の架け橋になるかもしれませんが、その一方で「友愛」とはずれのある報告がされています。報告ではMDなどにも触れていますが、防衛システムについては中日双方の利益も考えてほしい。
―――東アジア・環太平洋の協力については非常に間接的なことだと思いますが、ここで非建設的な主導権の奪い合いは望ましくなく、一つでも要素が欠ければ東アジア共同体の構築は不可能です。これは戦略的な交流になるべきでしょう。
■王錦思氏
―――まず軍国主義についての話がありましたが、これは日中関係だけでなく台湾問題にも関係があります。
―――確かに靖国参拝問題など、歴史問題は直視すべきです。しかし日本を軍国主義だと考えているのはごく一部の中国人であり、私もそれを知っています。中国政府の認識としては軍国主義ではないと考えていますが、民間人はそうではありません。
―――中国は日本の立場を尊重していますが、日本の常任理事国入りについて言うと、日本は非常任理事国になった回数が最も多い。新しく常任理事国に入るとすれば日本だという考えはありましたが、歴史や領土問題について懸念している人が少なくありません。
■呉傑明氏
―――台湾問題は問題中の問題です。これはもっとも現実的で大きな問題であり、国際社会もそれに対して最低限の理解を示して欲しいと思います。
―――経済発展が最も大事ですが、それに伴う軍事力の発展も不可欠です。中国もイージス艦をいずれ持つでしょうが、軍事力向上の目的は世界の平和と人道的なものであって、それを客観的に見て欲しいと思います。もし軍事力向上を脅威に感じるのであれば、こちらも困ります。
―――歴史と現在の問題ですが、歴史問題は現代の人間にも影響を与えます。靖国や慰安婦の問題で中国人は傷ついているため、民間の敵対感情が強まっています。鳩山総理は中日関係の改善に努めているとはっきり感じられますが、歴史問題の解決なしに良好な関係はありません。
■胡飛躍氏
―――まず軍事力の拡張は覇権主義ではなく、他国の脅威にはなりません。覇権主義だと言うのは思いこみでしょう。学生のアンケートは、一般国民もそうかというと分かりません。ガス田などは高いレベルで話すべきであり、きちんと話せば思いこみは生じません。
―――中国は平和理念を堅持しており、軍事政策においては覇権主義になることを外部環境が許さないと思います。これは歴史を見ても分かることで、まず核を使用しないと言ったのは中国だけです。武力行使はあり得ません。
―――軍拡への心配は理解できますが、同時に我々の立場も理解して欲しいと思います。一般市民にも理解できるように宣伝してください。
―――チベットのテロリスト問題ですが、チベットや台湾問題、テロリストに対しても武器は必要です。先進的な武器を持たないと守れませんから、最低限の武器を保有しているのです。
このように、台湾(あるいはチベット)への侵略的意図を剥き出しにした発言がここまで連発されたのだが、居合わせた日本人たちはそれにどう対応したかと言えば、これが何も言わないのだ。
平和憲法を誇りにする者もいれば、歴史問題で反省する者もいよう。みな他の問題では中国側に臆することなく堂々と意見を述べているかにも見えるが、なぜかここでは沈黙を守る。
たとえば中国側司会の劉江永氏はこう発言した。
―――もう一つ台湾の話です。中台関係と日本は言いますが、気持ちが悪い。これは政治的な立場の問題となります。互いに漢字を使っている国ですから、両岸関係と言ってください。それから東シナ海ではなく東中国海と言ってください。シナと聞くと気持ちが悪い。
つまり「台湾は中国の一部。中国と台湾を並列にする『中台』と言わずに『台湾海峡両岸』と呼べ。中国人民の感情を傷つけるな(気持ちが悪い)」と、この侵略国家の御用学者は日本人を責めているのだ。そこで日本側からは高原明生氏が次のように反論するのだが・・・。
―――日本が「東シナ海」というとき、中国を軽蔑する気持ちは一切ありません。日本人には中立的な言葉です。
と、このように、東支那海の話はしても、台湾のことは避けて語らない。「中国と台湾は別々の国。『中台』に一切の問題はない」とは言えばいいものを、そうは言わない。
それは「台湾併呑の動きは止るべきだ」「台湾は台湾人の国だ」「我が国の安全保障上、台湾占領は座視できない」などと口にすれば、対話どころではなくなってしまうことを知っているからだ。
侵略国家と仲良くするなら、良識、良心を捨ててでも言ってはならないことがあるというわけである。
かくして三日、フォーラムでは閉幕に当たり、大連宣言なるものが採択され、「忌憚のない、真剣な議論を繰り広げ、交流を通じて相互理解を深めた」「両国の関係を如何に促進していくべきかに関して、少なからずの鋭い見解が出された」などと、会議の成功が宣言されるに至ったのである。
まさに日本側が中国の侵略主義的体質を見て見ぬふりをすることを前提に成り立つ、日中「友好関係」なり「戦略的互恵関係」なりの縮図そのものではないか。
そうした日中関係を覆さないかぎり、やがて日本は中国から侵略されるか、侵略を幇助する属国になるしか道はなくなるだろう。
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運動を拡大したいので。
大阪(8日)、東京(14日)でウイグル支援行事
現在の中国・新疆ウイグル自治区の地にはウイグル人の国家である東トルキスタン共和国が存在していました。
1933年の「11月12日」に建国されましたが、中華民国の軍閥に滅ぼされ、再び1944年の「11月12日」に再建国されましたが、今度は中華人民共和国に滅ぼされました。
そこでこの「11月12日」の建国記念日に合わせ、8日には大阪でデモが、そして14日には東京で記念行事と講演会が開催されます。
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■11・8 大阪
第6回 東トルキスタンデモ in 大阪(独立記念)
【ゲスト】イリハム・マハムティ氏 『日本ウイグル協会会長』『世界ウイグル会議日本全権代表』
【決行日時】11月8日(日)
【集合場所】愛染公園(あいぜんこうえん)
【所在地地図】http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34.65338111&lon=135.51222111&p=%B0%A6%C0%F7%B8%F8%B1%E0
【最寄り駅】地下鉄堺筋線:『恵美須町駅』1A出口を東に徒歩五分
【集会開始】14:20〜【デモ出発】15:00〜【ゴール】16:00〜16:30頃予定
【デモ行進コース】堺筋を北上⇒千日前通り左折⇒難波(元町中公園付近解散)
【歩行距離:所要時間】2.7km:約1時間
【主 催】東トルキスタン・デモ実行委員会
【参加団体】日本シルクロード科学クラブ
【連絡先】 080-5707-7078 (kina)
※集合場所の「愛染公園」は場所がやや判りづらいかもしれませんので、
お早目の御参集を頂ければ幸いです。
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■11・14 東京
第二回東トルキスタン独立記念行事
1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。
現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的見て、この地域は中国ではなく中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、草原では遊牧民族・騎馬民族が勇躍し、そして東西を結ぶシルクロードの舞台でもありました。
この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、日本ウイグル協会主催の記念行事を開きたいと思います。
今回は2人の専門家をお呼びして講演を行います。
関岡英之氏からは戦前、日本やアフガニスタンに亡命したウィグル人に協力し、東トルキスタン独立運動を支援した日本人についてお話をいただきます。
中島隆晴氏からはウイグル自治区と国境を接する中央アジア各国とトルコがウイグルにおける虐殺事件から得た影響と今後の対応を国際政治関係の中からお話をいただきます。
皆様のご参加とご協力、よろしくお願い致します。
日本ウイグル協会会長
世界ウイグル会議日本全権代表 イリハム・マハムティ
【日時】
11月14日(土) 18:30-21:00
【場所】
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 池袋あうるすぽっと 会議室B
【講演者】
関岡 英之 拓殖大学 日本文化研究所 客員教授
中島 隆晴 拓殖大学 海外事情研究所 助教授
【内容】
独立記念行事 18:30〜19:00
記念講演 19:00〜21:00
関岡 英之 教授 「東トルキスタン独立運動を支援した戦前の日本人」
中島 隆晴 助教授「トルコ世界とウイグル」
【会費】 1000円
【主催者】 日本ウイグル協会
TEL: 080-3248-3463
Mail: info@uyghur-j.or.jp
URL: http://uyghur-j.org
http://uyghur-j.org/news_20091114.html
同フォーラムは05年に中国各地で起きた反日暴動をきっかけに、そうした政治レベルでの関係悪化を「民」の力で解決しようと発足したもの。

開会に当たっては鳩山由紀夫首相のメッセージも披露され、全体会議のほか、経済対話、メディア対話、安全保障対話などの分科会が持たれた。
そのうち、二日に行われた安全保障対話だが、議題は「日中協力体制とアジアの安全」。前半の日本側パネリストは明石康氏(元国連事務次長)、白石隆氏(政策研究大学院大学客員教授)、山口昇氏(防衛大学校総合安全保障研究科教授、元陸上自衛隊陸将)。
中国側は林麗韞氏(中華全国帰国華僑聯合会元副主席)、李秀石氏(上海国際問題研究所日本研究室主任)、王錦思氏(北京大学・中日コミュニケーションセンター常務理事)。基調報告は藤田幸久氏(参議院議員、民主党国際局長)、呉江浩氏(中国外交部アジア司副司長)。
後半部の日本側パネリストは、高原明生氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)、明石氏。
中国側からは胡飛躍氏(中国医学科学院衛生政策・管理研究室)。基調報告は山口氏と呉傑明氏(中国人民解放軍国防大学軍隊建設・政治活動部副主任)。
そして司会は前、後半を通じて若宮啓文氏(朝日新聞社コラムニスト)と劉江永氏(清華大学国際問題研究所教授)が務めたわけだが、ここでは双方が日中の協力に関して議論を進める中、中国側に見られた日本への「不満と要求」の発言を紹介したい。
それは自国が及ぼす脅威を否定したり、日米同盟にケチをつけたり、歴史・領土問題で屈服を求めたりとさまざまだが、ここでおそらく日本人にとって意外なのは、多くが台湾問題に触れていることだろう。
日本人一般は自国の安保問題としては捉えていないが、中国にとっては日米安保体制こそが台湾併合の国家目標を阻害していると重大視しているのである。
しかし台湾併呑とは対外領土拡張と言う侵略行為であるはずだ。「台湾問題は内政問題」と主張する中国だが、それは侵略行為を正当化するための宣伝に過ぎないのだ。
以下はフォーラム公式サイトの速報記事からの引用だ。二十一世紀のナチスドイツとも言うべき侵略主義的発言が次から次へと飛び出しているのがわかる。
なお、それに対する日本側の反応については後述したい。
■林麗韞氏
―――台湾問題は中国の内政問題ですから、世界は中国の立場を考えなければなりません。我々の努力にもかかわらず、一部の台湾出身の人に台湾独立の立場が見られます。これは平和発展に抵抗するものであるにもかかわらず、海外で支持している人までいます。これは内政問題なので侵害すべきではありません。
―――チベットの問題も地元の人は平和を望んでいますが、一部の人がそれを阻止しています。
―――日米同盟に特に反対はしませんが、防衛システム、つまり中国の内政問題をその中に入れることについては懸念しています。ここが明確にならないと中日関係はよくならないのではないでしょうか。
―――福田元首相が訪中したときに彼は台湾の独立に反対すると言い、これには感激しました。
―――鳩山総理も外交面において新しい傾向を持つことを期待します。望みとしては中日双方が今までの出来た4つの共同宣言に基づいて、内政問題に介入することに反対していただきたい。
■李秀石氏
―――日本はアジアの多国間安保の架け橋になるかもしれませんが、その一方で「友愛」とはずれのある報告がされています。報告ではMDなどにも触れていますが、防衛システムについては中日双方の利益も考えてほしい。
―――東アジア・環太平洋の協力については非常に間接的なことだと思いますが、ここで非建設的な主導権の奪い合いは望ましくなく、一つでも要素が欠ければ東アジア共同体の構築は不可能です。これは戦略的な交流になるべきでしょう。
■王錦思氏
―――まず軍国主義についての話がありましたが、これは日中関係だけでなく台湾問題にも関係があります。
―――確かに靖国参拝問題など、歴史問題は直視すべきです。しかし日本を軍国主義だと考えているのはごく一部の中国人であり、私もそれを知っています。中国政府の認識としては軍国主義ではないと考えていますが、民間人はそうではありません。
―――中国は日本の立場を尊重していますが、日本の常任理事国入りについて言うと、日本は非常任理事国になった回数が最も多い。新しく常任理事国に入るとすれば日本だという考えはありましたが、歴史や領土問題について懸念している人が少なくありません。
■呉傑明氏
―――台湾問題は問題中の問題です。これはもっとも現実的で大きな問題であり、国際社会もそれに対して最低限の理解を示して欲しいと思います。
―――経済発展が最も大事ですが、それに伴う軍事力の発展も不可欠です。中国もイージス艦をいずれ持つでしょうが、軍事力向上の目的は世界の平和と人道的なものであって、それを客観的に見て欲しいと思います。もし軍事力向上を脅威に感じるのであれば、こちらも困ります。
―――歴史と現在の問題ですが、歴史問題は現代の人間にも影響を与えます。靖国や慰安婦の問題で中国人は傷ついているため、民間の敵対感情が強まっています。鳩山総理は中日関係の改善に努めているとはっきり感じられますが、歴史問題の解決なしに良好な関係はありません。
■胡飛躍氏
―――まず軍事力の拡張は覇権主義ではなく、他国の脅威にはなりません。覇権主義だと言うのは思いこみでしょう。学生のアンケートは、一般国民もそうかというと分かりません。ガス田などは高いレベルで話すべきであり、きちんと話せば思いこみは生じません。
―――中国は平和理念を堅持しており、軍事政策においては覇権主義になることを外部環境が許さないと思います。これは歴史を見ても分かることで、まず核を使用しないと言ったのは中国だけです。武力行使はあり得ません。
―――軍拡への心配は理解できますが、同時に我々の立場も理解して欲しいと思います。一般市民にも理解できるように宣伝してください。
―――チベットのテロリスト問題ですが、チベットや台湾問題、テロリストに対しても武器は必要です。先進的な武器を持たないと守れませんから、最低限の武器を保有しているのです。
このように、台湾(あるいはチベット)への侵略的意図を剥き出しにした発言がここまで連発されたのだが、居合わせた日本人たちはそれにどう対応したかと言えば、これが何も言わないのだ。
平和憲法を誇りにする者もいれば、歴史問題で反省する者もいよう。みな他の問題では中国側に臆することなく堂々と意見を述べているかにも見えるが、なぜかここでは沈黙を守る。
たとえば中国側司会の劉江永氏はこう発言した。
―――もう一つ台湾の話です。中台関係と日本は言いますが、気持ちが悪い。これは政治的な立場の問題となります。互いに漢字を使っている国ですから、両岸関係と言ってください。それから東シナ海ではなく東中国海と言ってください。シナと聞くと気持ちが悪い。
つまり「台湾は中国の一部。中国と台湾を並列にする『中台』と言わずに『台湾海峡両岸』と呼べ。中国人民の感情を傷つけるな(気持ちが悪い)」と、この侵略国家の御用学者は日本人を責めているのだ。そこで日本側からは高原明生氏が次のように反論するのだが・・・。
―――日本が「東シナ海」というとき、中国を軽蔑する気持ちは一切ありません。日本人には中立的な言葉です。
と、このように、東支那海の話はしても、台湾のことは避けて語らない。「中国と台湾は別々の国。『中台』に一切の問題はない」とは言えばいいものを、そうは言わない。
それは「台湾併呑の動きは止るべきだ」「台湾は台湾人の国だ」「我が国の安全保障上、台湾占領は座視できない」などと口にすれば、対話どころではなくなってしまうことを知っているからだ。
侵略国家と仲良くするなら、良識、良心を捨ててでも言ってはならないことがあるというわけである。
かくして三日、フォーラムでは閉幕に当たり、大連宣言なるものが採択され、「忌憚のない、真剣な議論を繰り広げ、交流を通じて相互理解を深めた」「両国の関係を如何に促進していくべきかに関して、少なからずの鋭い見解が出された」などと、会議の成功が宣言されるに至ったのである。
まさに日本側が中国の侵略主義的体質を見て見ぬふりをすることを前提に成り立つ、日中「友好関係」なり「戦略的互恵関係」なりの縮図そのものではないか。
そうした日中関係を覆さないかぎり、やがて日本は中国から侵略されるか、侵略を幇助する属国になるしか道はなくなるだろう。
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運動を拡大したいので。
大阪(8日)、東京(14日)でウイグル支援行事
現在の中国・新疆ウイグル自治区の地にはウイグル人の国家である東トルキスタン共和国が存在していました。
1933年の「11月12日」に建国されましたが、中華民国の軍閥に滅ぼされ、再び1944年の「11月12日」に再建国されましたが、今度は中華人民共和国に滅ぼされました。
そこでこの「11月12日」の建国記念日に合わせ、8日には大阪でデモが、そして14日には東京で記念行事と講演会が開催されます。
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第6回 東トルキスタンデモ in 大阪(独立記念)
【ゲスト】イリハム・マハムティ氏 『日本ウイグル協会会長』『世界ウイグル会議日本全権代表』
【決行日時】11月8日(日)
【集合場所】愛染公園(あいぜんこうえん)
【所在地地図】http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34.65338111&lon=135.51222111&p=%B0%A6%C0%F7%B8%F8%B1%E0
【最寄り駅】地下鉄堺筋線:『恵美須町駅』1A出口を東に徒歩五分
【集会開始】14:20〜【デモ出発】15:00〜【ゴール】16:00〜16:30頃予定
【デモ行進コース】堺筋を北上⇒千日前通り左折⇒難波(元町中公園付近解散)
【歩行距離:所要時間】2.7km:約1時間
【主 催】東トルキスタン・デモ実行委員会
【参加団体】日本シルクロード科学クラブ
【連絡先】 080-5707-7078 (kina)
※集合場所の「愛染公園」は場所がやや判りづらいかもしれませんので、
お早目の御参集を頂ければ幸いです。
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■11・14 東京
第二回東トルキスタン独立記念行事
1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。
現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的見て、この地域は中国ではなく中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、草原では遊牧民族・騎馬民族が勇躍し、そして東西を結ぶシルクロードの舞台でもありました。
この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、日本ウイグル協会主催の記念行事を開きたいと思います。
今回は2人の専門家をお呼びして講演を行います。
関岡英之氏からは戦前、日本やアフガニスタンに亡命したウィグル人に協力し、東トルキスタン独立運動を支援した日本人についてお話をいただきます。
中島隆晴氏からはウイグル自治区と国境を接する中央アジア各国とトルコがウイグルにおける虐殺事件から得た影響と今後の対応を国際政治関係の中からお話をいただきます。
皆様のご参加とご協力、よろしくお願い致します。
日本ウイグル協会会長
世界ウイグル会議日本全権代表 イリハム・マハムティ
【日時】
11月14日(土) 18:30-21:00
【場所】
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 池袋あうるすぽっと 会議室B
【講演者】
関岡 英之 拓殖大学 日本文化研究所 客員教授
中島 隆晴 拓殖大学 海外事情研究所 助教授
【内容】
独立記念行事 18:30〜19:00
記念講演 19:00〜21:00
関岡 英之 教授 「東トルキスタン独立運動を支援した戦前の日本人」
中島 隆晴 助教授「トルコ世界とウイグル」
【会費】 1000円
【主催者】 日本ウイグル協会
TEL: 080-3248-3463
Mail: info@uyghur-j.or.jp
URL: http://uyghur-j.org
http://uyghur-j.org/news_20091114.html





























